Windows Insider Program配信ビルドで待望の復活となる表示位置変更を含むタスクバーの機能強化をテスト中

Windows Insider ProgramのExperimentalチャンネル、Betaチャンネル配信ビルドでタスクバーの移動や画面サイズが小さいデバイスにおける最適化などを含む新機能のテストが実施されています。
このうちタスクバーの移動については初めて機能が実装されたWindows 95から2015年のWindows 10まで長らくサポートしていたものの、2021年にリリースされたWindows 11からはなぜか削除されてしまったため、「待望の」復活となります。
利用可能なビルドについて
現在タスクバーの機能強化はWindows 11 Insider Previewで配信されている以下のビルドで利用可能となっています
- Windows 11 Insider Beta Preview Build 26220.8925以降(2025 Update Version 25H2ベース)
- Windows 11 Insider Beta Preview Build 28020.2623以降(Version 26H1ベース)
- Windows 11 Insider Experimental Build 26300.8758以降(Version 26H2先行開発ビルド)
- Windows 11 Insider Experimental Build 28120.2315以降(Version 26H1ベース)
※2026年8月10日の時点ではWindows 11 Insider Experimental (Future Platform)ビルドのみタスクバーの機能強化がまだ未実装となっています。
また、Betaチャンネルで配信されている内容は正式版で実装する予定の機能の先行テスト環境となっているため、特に問題が無ければ早ければ数ヶ月以内にWindows Insider Programに参加していない一般・企業ユーザーにも正式に展開が開始されるものと思われます。
実際の動作について

Windows 95〜Windows 10時代とは異なり、タスクバーをドラッグしての配置変更には現状対応しておらず、少し面倒ですが設定アプリの「個人用設定→タスクバー」より設定を行う必要があります。

従来通りタスクバーの位置は「画面下(デフォルト)」「画面左」「画面右」「画面上」を選択可能となっています。macOS環境から乗り換えた方であれば「画面上」にタスクバーを配置すると挙動は異なるものの違和感なく操作できる・・・かもしれません。
またタスクバー上に表示されているアイコンを統合せず、アイコン名(アプリ名)を表示するオプションも新たに追加されています。
ただし、タスクバーの位置をデフォルトの「下」から別の場所に移動した場合、タスクバーの自動非表示・タブレットPC向けの最適化モードも現時点では利用できなくなります。

そのほかタスクバーの設定項目に「タスクバーのサイズ調整」というオプションも追加されていて、有効化するとタスクバーのサイズがデフォルトよりコンパクトなサイズに変更されます。
まとめ
タスクバーの機能強化は今年の3月にMicrosoftがアナウンスしていたWindows 11の品質向上に向けての取り組みの一つとなっていて、前述の通り今後実装する予定の新機能をテストするための環境である「Experimental」チャンネル配信ビルドだけでなく、近い将来正式リリースされる予定となっている「Beta」チャンネル配信ビルドでも実装されているため、早ければ数ヶ月以内にはWindows Insider Programを登録していない一般ユーザー・企業ユーザーへの展開が開始されるものと思われます。
タスクバーの移動に関してはそれこそWindows 11がリリースされた頃から国内外で復活を希望する意見がフィードバックアプリなどで寄せられていたのですが、当初「タスクバーの移動は優先されるべき事象ではない」というコメントを公式ブログなどで掲載していたので正直今更感は感じられてしまうのですが・・・
個人的には以前のようにタスクバーを直接ドラッグして位置を変更できるようにしてほしいとは感じているものの、機能自体が復活したのは喜ばしいことだと思っています。