ワイモバイル、縛りなし分離プランを10月1日より提供開始
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今後は通信キャリア間を移動しやすくなります。
ワイモバイルは公式ホームページにて、2019年10月から適用される携帯電話向け料金プランを発表しました。2年契約による違約金縛りが無くなり、MNP転出手数料も条件が良くなり、料金プランもより安くなると魅力的な条件になっています。
※本記事内で掲載している価格はすべて消費税別となるのでご注意ください。
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ワイモバイルが契約期間の縛りがないプランを発表
今まではいわゆる「2年縛り」のおかげで特定の月以外でMNP転出すると違約金が約1万円かかっていました。今回ワイモバイルが発表したプランは2年縛りがないので、気兼ねなくMNP転出できますね!
ただしMNP転出料は必要なので、まったくタダで他社回線に移動することはできません。それでも違約金がなくなるのは嬉しいですけどね。
新プランの料金について
違約金が無くなるのみならず、料金プランも安くなっています。
▼まずはみんな気になるスマホの料金プラン。通信量について補足しておくと「プランSは2GB」「プランMは6GB」「プランLは14GB」です。プランLは10月1日以降の新規申し込みをせず、代わりに「スマホベーシックプランR」が新設されます。↓
▼新設される「スマホベーシックプランR」は月々13GBまで高速通信が可能。プランLよりも通信量が1GB減りますが、料金が1,000円も下がるのは魅力的ですね。↓
▼タブレットやポケットWi-Fi向けプランの変更点は下図の通り。月々の利用料金がかなり浮きそうですね。
通信量は「データプランSは1GB/月」「データプランLは7GB/月」「Pocket WiFiプラン2(ベーシック)は7GB/月」です。↓
最後に捕捉すると、2年契約プランは10月1日以降の新規受付を停止します。
MNP転出料も改定。短期間でMNPする人はお得な内容に?
上記でも少し触れましたが、2年縛りは無くなりましたがMNP転出料はあいかわらず取られます。転出料も1,000円にしてほしいですよね。
▼ただし半年未満でMNP転出する人には有利な料金改定がされています。半年以内でMNP転出する場合、手数料が6,000円→3,000円に引き下げられたのポイントですね。↓
最近は見なくなりましたが、お得なセールを打ち出している店舗を狙ってMNP転出を繰り返す人もいましたよね。今回のプラン改定は政府が進めている「通信と端末代金の分離」の一環なので、端末価格は今後どうなるのでしょうか?
個人的な予想ですが、店舗レベルだと売れ残りスマホの一掃セールなどは残るのではないかと思います。スマホの本体価格セールを狙ってMNPすれば、条件次第では良いスマホを安く入手できるかもしれませんね。
【既存ユーザー向け】違約金を払わずベーシックプランに変更する方法
「お得だから新プランに乗り換えたいけど、いま契約している2年縛りプランを解約すると違約金が取られるのか」と悩んでいる方もいるかと思います。
結論を述べると、下記のいずれかの条件に当てはまる人は違約金を払わずにプラン変更可能です。
- ワイモバイルを継続して2年以上契約している
- 機種変更と同時に「スマホベーシックプラン S/M/R」あるいは「ケータイベーシックプランSS」を契約する
つまりワイモバイルの長期ユーザーもしくはワイモバイルでスマホを買いたい人は違約金を払わずに新料金プランを契約できます。
【端末割引代わり?】端末代金の「36回払い」を導入予定
「通信料金は安くなったけど、その分スマホの本体割引が無くなったんでしょ?」と捉えている人へ、その見方は半分正解です。
今回の発表でワイモバイルは「端末価格の見直し」および「スマホ購入時の36回払い」導入を予定していることを明らかにしました。たしかに本体割引はなくなるかもですが、その代わりに店頭販売価格が安くなり、36回の分割支払いが可能となればいままでと変わらないお求めやすさとなりそうですね。