ALLDOCUBEの売れ筋タブレットであるiPlay 60からProの名前を冠した上位モデル「ALLDOCUBE iPlay 60 Pro」が登場したので特徴や詳細スペック、対応バンドをチェックしていきます!
ALLDOCUBE iPlay 60 Proの特徴
ALLDOCUBE iPlay 60 Proの特徴は以下の通り!
ALLDOCUBE iPlay 60 Proのハイライト
- ミドルレンジ中位クラスのスペック
- iPlay 60と同じ筐体を採用
- 10.95インチWUXGA+ディスプレイ搭載。リフレッシュレートは最大90Hz
- クアッドスピーカー搭載
- リアカメラはクアッド構成
- 7,000mAhのバッテリー搭載。最大33Wの超急速充電にも対応
ALLDOCUBE iPlay 60 Proの詳細スペックと対応バンド
詳細スペックを表示
製品情報 |
端末名 |
iPlay 60 Pro |
発売年 |
2024年4月 |
発売地域 |
海外:SIMフリー |
メーカー・ブランド |
ALLDOCUBE |
対応バンド・周波数・ネットワーク |
3G |
W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 8 |
4G LTE |
FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 20 / 28AB / 66
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
5G NR |
非対応 |
Wi-Fi |
802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth |
バージョン:5.2
コーデック:非公表 |
SIMサイズ・スロット |
デュアルスロット(Nano SIM×2) |
本体仕様 |
ディスプレイ |
サイズ:10.95インチ
材質:液晶
画面占有率:非公表
形状:ノッチなし
最大リフレッシュレート:90Hz
最大タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 |
2,000×1,200 |
画素密度 |
213ppi/ドットの粗さが気になるかも |
サイズ |
長辺:259.1mm
短辺:163.7mm
厚さ:7.95mm |
重さ |
非公表 |
本体色 |
グレー系 |
システム仕様 |
OS |
ALLDOCUBE OS 2.0
Android 13ベース |
CPU(SoC) |
MediaTek Helio G99 |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア:約400,000
GPUスコア:約78,000
(AnTuTu v10参考値)
|
メモリ/保存容量 |
組み合わせ |
メモリ8GB+容量256GB |
ストレージカード |
MicroSDカード対応(最大1TB)
※片方のSIMスロットと共用 ※専用スロットあり
非公表 非対応 |
カメラ |
背面カメラ |
トリプルカメラ
①1,600万画素(メイン)
②800万画素(超広角)
③200万画素(マクロ)
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表 |
インカメラ |
ベゼル内蔵式インカメラ
画素数:500万画素(メイン)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表 |
機能仕様 |
GPS |
GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:非公表
顔認証:非公表 |
センサー |
赤外線センサー:非公表
加速度センサー:対応
近接センサー:非公表
ジャイロセンサー:非公表
電子コンパス:非公表
光センサー:対応
その他:- |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:非公表
耐衝撃:非公表 |
イヤホンジャック |
なし |
NFC |
非公表 |
その他機能 |
クアッドスピーカー搭載 |
バッテリー |
バッテリー容量 |
7,000mAh |
充電 |
有線充電:33W
ワイヤレス充電:非公表
逆充電:非公表 |
ポート |
USB Type-C |
スペック表のソース |
参照元 |
【公式サイト】ALLDOCUBE iPlay 60 Pro
|
スペック表に関する免責事項
対応バンド早見表を表示
ALLDOCUBE iPlay 60 Proの海外版は技適を取得しているか不明です。技適のない製品を日本で実験的に利用する場合、技適未取得機器を用いた実験等の特例制度で申請する必要があります。また技適未取得機器を用いた実験等の特例制度で申請を行ってもモバイル通信は許可されていません。
以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。
▼docomo回線の電波バンド対応状況↓
ALLDOCUBE iPlay 60 Proはドコモ回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、地下や郊外の繋がりやすさを左右するバンド19に対応していないので電波強度が弱くなる場合があります。
ドコモの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
✕ |
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n1(5G NR Sub6/2.0GHz) |
– |
n28(転用5G NR/700MHz) |
– |
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要 |
– |
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要 |
– |
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz) |
– |
▼Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況↓
ALLDOCUBE iPlay 60 Proはソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。
ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要 |
○ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要 |
– |
n28(転用5G NR/700MHz) |
– |
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要 |
– |
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz) |
– |
▼au回線の電波バンド対応状況↓
ALLDOCUBE iPlay 60 Proはau回線の4Gで重要なバンドのうちバンド1・3に対応していますが、全国区をカバーするバンド18(26)に非対応なので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。
auの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要 |
○ |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要 |
✕ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
✕ |
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz) |
✕ |
Band28(4G FDD LTE/700MHz) |
○ |
Band41(4G TD LTE/2.5GHz) |
○ |
Band42(4G TD LTE/3.5GHz) |
✕ |
n28(転用5G NR/700MHz) |
– |
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要 |
– |
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要 |
– |
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz) |
– |
▼楽天モバイル回線の電波バンド対応状況↓
ALLDOCUBE iPlay 60 Proは楽天モバイル回線の4Gで重要なバンドのうちバンド3のみ対応していますが、楽天モバイルのパートナー回線(au回線)であるバンド18に対応していないので多くのエリアで電波の強度が弱くなる場合があります。
楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) |
バンド対応 |
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要 |
○ |
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要 |
✕ |
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要 |
✕ |
Band28A(4G FDD LTE/700MHzz)Band28は28Aを内包 重要 |
◯ |
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要 |
– |
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz) |
– |
ALLDOCUBE iPlay 60 Proのサイズ・重量・カラー
- 長辺:259.1mm
- 短辺:163.7mm
- 厚さ:7.95mm
- 重量:非公表
カラーはグレー系の1色展開です。
ALLDOCUBE iPlay 60 Proは兄弟モデルであるiPlay 60の筐体を継続採用。個人的には本機自体がiPlay 60の系列なのでその決定は賢明だったと感じましたね。まぁデザインが好みだったってことも多分にあるんですけど。
ALLDOCUBE iPlay 60 ProのSoCはHelio G99
- SoC:Helio G99
- メモリ:8GB
- ストレージ:256GB
SoCにはミドルレンジタブレットでは定番となっているHelio G99が採用。WEB閲覧や動画視聴等といったライトな用途なら不満なくこなせるはずです。
メモリ/ストレージは8GB/256GBとちょっとしたハイエンドクラス並みまで確保されているので、メディアもたっぷり保存できそうですね!
▼Helio G99がどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓
Helio G99のCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ
ALLDOCUBE iPlay 60 Pro(Helio G99)のAnTuTuスコア
AnTuTuスコアは性能の指標です。まだALLDOCUBE iPlay 60 Proの実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでHelio G99の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。
※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。
- 総合スコア(CPU):約400,000
- ゲーム性能(GPU):約78,000
▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
ALLDOCUBE iPlay 60 Proのディスプレイ
- サイズ:10.95インチ
- 解像度:WUXGA+(2,000×1,200)
- 材質:液晶
- 画面形状:ノッチなし
- リフレッシュレート:最大90Hz
- タッチサンプリングレート:非公表
ディスプレイサイズは10.95インチとタブレットのボリュームラインである11インチのものを搭載。解像度もWUXGA+とFHD相当なのもGOOD。リフレッシュレートも最大で90Hzとライバルよりも滑らか表示が可能なのも見逃せないポイントです!
ただし、Widevine L1に関しては公表されていないのが気になるところ。最近のタブレットでは大きなセールスポイントとなるだけに、対応の可否は超がつくほど気になる点にはなっちゃいますね〜。
ALLDOCUBE iPlay 60 Proのサウンド関連
スピーカーはクアッド構成とミドルレンジに相応しい搭載数となっています。とはいえ、音質に関しては実機での検証を待ってから判断した方がいいでしょうけどね。
ALLDOCUBE iPlay 60 Proのカメラ
▼アウトカメラ↓
- メインカメラ:1,600万画素
- 超広角カメラ:800万画素
- マクロカメラ:200万画素
▼インカメラ↓
ALLDOCUBE iPlay 60 Proの最大の特徴がリアカメラ。というのも、背面側のカメラがタブレットではかなり貴重なトリプルカメラ構成なんですよね。
ALLDOCUBE iPlay 60 Proのバッテリー・充電仕様
- 容量:7,000mAh
- 有線充電:最大33W
- ワイヤレス充電:非公表
- 逆充電:非公表
バッテリー容量は7,000mAhと11インチクラスのタブレットでは標準的なサイズですが、充電能力が最大33Wと超急速充電に対応しているのはナイスな点です。
ALLDOCUBE iPlay 60 Proの発売日・価格
ALLDOCUBE iPlay 60 Proの記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ8GB+容量256GB:999元(約2.1万円)
ALLDOCUBE iPlay 60 Proはトリプルカメラや超急速充電をサポートしていたりと、Helio G99を搭載したタブレットの中でもかなりリッチな仕様を盛り込んだ「Pro」に相応しいモデルと言えるでしょう。
価格は2万円前後と中国の直販ということを考慮しても激安。この内容で2万円ちょっとは本当に安いですよ。
日本で販売される際はどのくらいの値段になるかは不明ですが、3万円以下で扱われるなら購入する価値は十分あると思いますよ!