AQUOS R3のレビュー。スペックに不満なし。滑らかな動きにやみつき
ドコモ、au、ソフトバンクからリリースとなったSHARP最新モデルの「AQUOS R3」。ガルマックスはソフトバンクモデルをゲット。実機を暫く使ってみたので実機レビューをお届けしますよ!
スーパーハイエンドなパーツ構成に加え、炎天下でも見やすくスーパー滑らかな120Hz駆動のPro IGZOディスプレイでの滑らかな操作感はやみつき。是非、最後まで実機レビューをお楽しみ下さい!
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AQUOS R3の詳細なスペック表
製品情報 | |
---|---|
端末名 | AQUOS R3 |
発売年 | 2019年夏 |
発売地域 | 日本 ソフトバンク au ドコモ |
メーカー・ブランド | SHARP |
備考 | 日本語対応 Googleサービス対応 |
対応バンド・周波数・ネットワーク | |
3G | ↓ドコモ版↓ ドコモバンドフル対応 ↓ソフトバンク版↓ ソフトバンクバンドフル対応 ↓au版↓ auは3G電波を利用していません |
4G LTE | ↓ドコモ版↓ ドコモバンドフル対応 ↓ソフトバンク版↓ ソフトバンクバンドフル対応 ↓au版↓ auバンドフル対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
SIMサイズ・スロット | Nano-SIM |
本体仕様 | |
ディスプレイ | 6.2インチ/Pro IGZOディスプレイ/120Hz |
解像度 | 3120×1440/19.5:9 |
画素密度 | 554ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
サイズ | 高さ:156mm 横幅:74mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 185g |
本体色 | プレミアムブラック、プレミアムホワイト、エレガントグリーン、ピンクアメジスト、ラグジュアリーレッド |
システム仕様 | |
OS | Android 9.0 |
CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 855 |
AnTuTuベンチマーク | AnTuTu(実機):総合スコア約340535点、GPUスコア約156468点 |
メモリ/保存容量 | |
組み合わせ | メモリ6GB+容量128GB |
ストレージカード | MicroSD対応 |
カメラ | |
背面カメラ | 12.2MP(写真用)+20.1MP(動画用)/2カメラ仕様 ↓写真用カメラ↓ F値1.7(広角78°焦点距離26mm) ハイスピードAF(全面位相差) 光学式手ブレ補正 新画質エンジンProPix2(被写体ブレ補正) ↓動画用カメラ↓ F値2.4(超広角125°焦点距離18㎜) ディープフォーカス 電子式手ブレ補正 AIライブシャッター AIライブストーリー |
インカメラ | 16.3MP/1カメラ仕様 F値2.0(広角80°焦点距離25mm) AQUOS beauty |
カメラ備考 | 最大画素数/4K、最大FPS/-FPS |
機能仕様 | |
GPS | 未公開 |
生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
センサー | 加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス |
防水/防塵・タフネス等級 | 対応 |
イヤホンジャック | あり |
バッテリー | |
バッテリー容量 | 3200mAh |
充電 | 有線充電:対応 ワイヤレス充電:11W |
ポート | USB Type-C |
スペック表のソース |
AQUOS R3の購入先
AQUOS R3はドコモ、au、ソフトバンクの主要3キャリアで取扱。
割引前の定価は以下の通り
- docomo:89,424円
- ソフトバンク:113,760円
- au:99,360円
長期契約で端末負担を減らす半額サポート系の施策があり、契約形態により最終的な負担額は契約者それぞれで異なるので、オンラインショップなどでチェックをどうぞ。
AQUOS R3の開封と付属品のレビュー!
それでは早速開封して中身を取り出してみましょう。
▼これがAQUOS R3の付属品一覧。※ソフトバンク版です。↓
付属品はAQUOS R3本体以外にクイックガイドや注意事項の記載されている書類、SIMピン、テレビ視聴用のケーブルが付属。
ガルマックスは海外スマートフォンを多く取り扱っているのですが、海外スマートフォンと比較して日本の大手キャリアモデルはとっても付属品が少ないです。あとから色々と購入すしなければならないので、割高感は否めないなぁ。
AQUOS R3購入者にオススメのアイテム
AQUOS R3の保護ケースは種類豊富なAmazonがオススメ
保護ケースはショップで購入するよりAmazonなどのネットショップがオススメ。理由は種類が桁違いに多いから。iPhone用ってケースも豊富なんですが、Android用ってどうしても種類が少なくなってくるので、ネットショップで気に入ったものを購入しましょう。
AQUOS R3保護フィルムはPDA工房製がオススメ
決して安い買い物ではないので大切に扱いたいものですが、残念ながらAQUOS R3の付属品に保護フィルムは含まれていません。
▼という訳で、ガルマックス推奨のPDA工房製フィルムがおすすめ。↓
▼僕の手元にあるAQUOS R3の実機で測定しているので寸法もバッチリでございます。↓
▼また、PDA工房では1機種につき様々なフィルムタイプを用意しているので、お気に入りの1枚をどうぞ。僕は保護ガラスと同等の硬さなのに割れないハイブリッドフィルムの「9Hシリーズ」が気に入ってます。↓
各社のフィルムがリリース済みなので是非どうぞ!
ワイヤレス充電器
AQUOS R3はワイヤレス充電に対応。案外、ワイヤレス充電って使い始めると便利なんですよね。特に車に乗る方はワイヤレス充電対応のカーホルダーはとっても便利。
▼様々なタイプがリリースされているので、是非検討してみてくださいね!↓
AQUOS R3のデザイン・外観のレビュー
ガルマックスで入手したAQUOS R3はプレミアムブラックで、ドコモ、au、ソフトバンクのいずれも取扱しているカラー。その他ホワイトも各社で取り扱ってます。ドコモではレッド、auではピンク、ソフトバンクではグリーンがキャリア独自カラーとして用意されてるみたい。
ブラックは・・・もはや鏡!
▼入手したAQUOS R3のブラックカラーは、WEB上では一見落ち着いた黒色に見えますが、実機の印象は鏡!こんな感じにテッカテカの磨き上げられた美しい鏡ばりの反射が楽しめます。↓
手に取り感じたのは・・・指紋がめっちゃ付着する!多分、僕の手が油で満たされすぎているので、原因は僕にあると思うんですが、それでも指紋の付着は目立つので注意。ホワイトなんかの明るいカラーなら指紋の付着も目立ちにくいはず!
ダブルノッチのディスプレイはベゼル太め
▼AQUOS R3の特徴的な部分と言えばディスプレイ形状でしょう。画面占有率を高める為に本体の上部と下部にノッチを採用してます。↓
▼が、ベゼルは結構太め。個人的にダブルノッチは使いにくいし要らないんじゃないかと・・・・SHARPさんすみません。なんでもないです。↓
▼あと、ディスプレイ仕様的にインカメラ周囲の黒いベゼルも分厚い。↓
デザイン的にはダブルノッチという個性も有るんですが、やや野暮ったさを感じるのは否めません。
片手持ちは出来るが片手操作は厳しかった
▼AQUOS R3は6.2型の大型ディスプレイを搭載しており、筐体もやや大きめ。片手で持つことは問題ないけれど、片手操作は厳しい。この辺りは人それぞれ手の大きさが異なるのでサイズ感が気になるならショップで実機を触ってみましょう。↓
▼ホールド感ですが、サイドフレームの中心が盛り上がりエッジのあるデザインとなっているので引っかかりが良くホールド感はGood↓
▼ちなみに重量は184g。同等クラスのスマートフォンと比較してやや重量は重かった。↓
思ってたよりカメラ出っ張ってる。分厚い
▼カメラはですね、出っ張ってます。それも結構出っ張ってます。ケース無しで卓上に置くと操作時にガタガタしますんで、ケースは付けたほうが良いんじゃないかな。↓
▼あと、以前Twitterでも発信した通り、AQUOS R3は分厚い。最近のスマートフォンは超薄型タイプが多いんですが、ある程度厚みのあるスマホが好きな方は気にいるかも。↓
シャッターにも利用できるサイドボタン
▼AQUOS R3は本体の右側面に独自のサイドボタン”アシスタントキー”を搭載してました。デフォルトではシャッター代わりに利用できたり、Googleアシスタントを呼び出したり出来るみたい。↓
AQUOS R3をパシャパシャ撮影してみました
AQUOS R3はディスプレイの上下にノッチを搭載したダブルノッチスマホ。本体の右側面にボリュームキーなどのボタン類が並び、本体下部には裏表関係なく挿すことの出来るUSB Type-Cやスピーカー、イヤホンジャックなどを搭載。
AQUOS R3の性能・パフォーマンスレビュー!
世界最高峰のパフォーマンスを誇るSnapdragon 855搭載
AQUOS R3は執筆時点で世界最高峰のパフォーマンスを誇るSnapdragon 855という凄いパーツが使われているんです。難しい話はおいといて、現時点で同社で一番良いやつなんです。
パフォーマンスが心配?AQUOS R3の動作で満足出来なければ、世の中の99%以上のスマートフォンで満足出来ないでしょう。
心配要りません。AQUOS R3は現在世界最高峰レベルのパフォーマンスです。超ヌルヌル快適すぎる!
PUBG mobileも超快適!ゲームを沢山遊ぶ方にもオススメ!
▼PUBG mobileも超快適。Pro IGZOの恩恵もあり、めちゃくちゃ滑らかに動いてくれるんで、同等クラスのスマートフォンと比べてもワンランク高い操作性で楽しめます。↓
メモリは大容量な6GB搭載
Android OSを快適に動かすためのメモリ搭載量目安が4GBとなっていますが、AQUOS R3は大容量なメモリ6GB。スマートフォンをハードに使いこなすヘビーユーザーも安心な搭載量です。
▼ストレージ速度ですが、Readが399.96MB/s、Writeが205.33MB/s。これだけの速度であればまず困ることは無いんですが、他社フラッグシップモデルと比較した場合、ストレージ速度はやや劣るようです。↓
保存容量も100GB以上は自由に利用できる
▼初回起動後に各種アップデートを行った直後のストレージ容量。100GB以上は自由に利用できるので早々困ることはなさそう↓
コアユーザーさん、ベンチマークをどうぞ!
端末の性能を数値化するベンチマーク。僕のようにベンチマークスコアを見るだけで楽しめるような方は是非御覧ください。
実機AnTuTuスコア
▼AQUOS R3の実機AnTuTuスコアは総合スコアが340535点、GPUスコアが156468点!↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の平均スコアです。新しい世代に切り替わるとリストのスコアも切り替えるので、現時点でAQUOS R3の性能がどのランクに相当するかいつでも確認が出来ます!↓
AnTuTu 7 | ハイエンド | ミドルレンジ 最上位 | ミドルレンジ 上位 | ミドルレンジ | エントリー |
---|---|---|---|---|---|
スコア | 総合 約36.2万点 GPU 約15.7万点 | 総合 約16.5万点 GPU 約4.7万点 | 総合 約13.5万点 GPU 約2.9万点 | 総合 約8.6万点 GPU 約1.8万点 | 総合 約7.1万点 GPU 約1.2万点 |
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]
実機Geekbench 4スコア
▼AQUOS R3の実機Geekbench 4スコアはシングルコアが3514点、マルチコアが10888点!↓
実機PCMark for Androidスコア
▼AQUOS R3の実機PCMark for Androidスコアは8597点!↓
実機3DMarkスコア
▼AQUOS R3の実機3DMarkスコアはOpenGL ES 3.1が3514点、Vulkanが10888点!↓
AQUOS R3の機能・仕様レビュー!
スマートフォンには”メーカー独自”の機能が搭載されてる場合が多く、AQUOS R3もまたAQUOS伝統?の機能がいっぱい。AQUOS R3ではこんな事ができちゃう!だとか、こんな使い方は出来なかった!といった情報をお届けします!
AQUOS R3は日本のキャリアからリリースされるモデルなので「TV」「おサイフケータイ」「防水防塵」は標準的に対応してます!
▼ホーム画面はこんな感じ↓
▼プリインストールアプリはキャリアモデル(本記事で紹介しているAQUOS R3はソフトバンク版)だけ有り色んなアプリがいっぱい入ってます。↓
MicroSDを内部ストレージ化・・・出来ない!
保存容量は128GBとタップリあるんで早々困ることはなさそうなんですが、試しにMicroSDをぶっ挿してみたところ、残念ながら内部ストレージ化出来ず。という訳で、AQUOS R3ではMicroSDを利用する場合、アプリ以外の写真や動画など個人ファイルを保存するための外部ストレージとして利用可能です!
AQUOSシリーズの便利機能が・・・便利!
▼AQUOSシリーズでは様々な便利機能を搭載しているのですが、これがなかなか痒いところに手が届く機能でして、とっても便利に活用してます。AQUOS R3を購入すると以下のような便利機能を利用可能ですよ!↓
▼個人的に気に入っているのがスクロールオート。これ、長い記事とか読んでる時に自動でスクロールしてくれる機能なんですけど、細かくスクロール速度を調整可能で(お行儀悪いけど)飯食いながらの記事チェックにめっちゃ重宝してます。↓
標準の操作性・・・悪くない?
初期状態で操作している時に気がついたのが、ナビゲーションキー(戻るとかホームとかのボタン)などの操作性の悪さ。
▼初期設定だとホームボタンが細長いボタン表示されてるんですが・・・キーボードの「わ」をスワイプアップして「ん」を入力する時にホームボタンに触れる事があり、「ホームボタンを上にスワイプアップするとGoogleアシスタントが発動する操作」が誤爆。何度も「ん」を入力する時に誤爆しまくって危うく放り投げるとこでした。↓
▼また、指紋認証ユニットを利用してホームボタン代わりに利用出来るんですが、このチューニングが超微妙。ホームボタン代わりのタップは問題ないですが、右または左になぞる事でアプリ履歴や戻る操作が全く使い物になりません。↓
▼という訳で、最終的に落ち着いた設定は指紋認証をナビゲーションキー代わりに利用せず、また、「ん」で誤爆入力しないように「システム」→「操作」→「ホームボタンを上にスワイプ」をオフにすることで解決。↓
結構、「AQUOS R3の操作性微妙だわ」って意見も多く挙がってるので、操作感にイラッときたらお試しあれ。
独自のカスタマイズボタンはアプリ起動も出来る
AQUOS R3の本体右側面に備わっている独自ボタン”アシスタントキー”は設定→システム→操作→アシスタントキーから動作の変更が可能。
▼短押し、長押し、2回押しでそれぞれ異なる動作を設定でき、アシスタント機能以外にアプリの起動設定もOK。カスタマイズ出来るんで便利に使ってます。↓
AQUOS R3のカメラをレビュー!
AQUOS R3のカメラは一般的なスマートフォンとは少々異なり、写真撮影用と動画撮影用のカメラをそれぞれ搭載したデュアルカメラ仕様。動画を撮影しながら写真をバンバン撮影できるみたい。それでは色々触ってみましょう。
撮影モードや設定
撮影モードはビデオ、写真、スロービデオ、タイムラプスに対応。
▼写真モードではAIオートやマニュアル撮影のほか、ポートレートや様々な撮影モードを搭載。↓
▼特に美しい構図をサポートしてくれる”ガイドライン”が充実しまます。↓
動画撮影モードでは最大4K解像度での撮影に対応。強力な手ぶれ補正、HDR撮影、風切り音低減など動画撮影機能も充実。
動画撮影で写真はAIに任せてたけど、結局自分でシャッター切るほうが多かった
これまで動画撮影中に写真を残すってことを僕はあまり利用してこなかったんですが、AQUOS R3は動画撮影中に自動でAIが写真を残してくれます。が、気がついたらガッシガシ自分でシャッター切ってた(笑)
というのも、確かにAIがシャッター切ってくれるんですが、結構「???」となるタイミングで写真撮影するんですよね。撮影者って(定点でほったらかしにして撮影する以外)動画を撮影している映像をリアルタイムで見てることが多いんで、ベストなショットって自分で撮影したほうが間違いないんですよね。
結局、動画撮影時にマニュアルでシャッター切りまくっていたんですが、動画用と写真用のカメラが別れているだけあり、動画撮影時は16:9、写真は4:3みたいな感じに動画でベストなサイズ、写真でベストなサイズを同時に撮影出来るのは超便利。
動画をAIが自動的に編集。これは中々良い
AQUOS R3はAIライブストーリーって機能が備わってまして、動画の良いところをピックアップして音楽付きでショートムービーに仕上げてくれます。
これ、なかなか良いんじゃない!
▼適当に歩いて撮影した動画もミュージック付きとカット編集を行いダイジェスト的な動画に仕上げてくれるので、SNSにアップする際にとっても便利!↓
撮影後に構図を補正した写真を保存してくれる
▼AQUOS R3は撮影した写真をGoogleフォトで確認するようになってるんですが、なにやら写真の下にアイコンが並んでます。通常は「オリジナル画像」。↓
▼右側のアイコンをタップすると・・・「おすすめ画像」に切り替わりました。なんだか構図が変わってます。↓
▼上部の「おすすめ画像」をタップすると・・・なにやら「構図を調整したぜ!」的なポップアップ。なるほど。撮影した後に自動的に構図を調整してくれる機能だ。ちょっと斜めに撮影してしまった写真も”水平調整”を行ってくれていたので、結構ありがたい機能です。↓
AQUOS R3実機で撮影した写真の画質に満足
AQUOS R3の最終的な画質・・・悪くないです。個人的には十分満足度の高い写真を撮影出来ました。ちなみにAQUOS R3はAIに対応しているので、AIが被写体を認識すると自動的に画質チューニングを行い綺麗な写真に仕上げてくれます。
光を多く取り込めるシーン
光を多く取り込めるカメラにとって好都合なシーンでの撮影。パリッとした写真を撮影出来ました。
▼あいにくの曇りでしたが、見た目よりも明るく撮影できたので満足。↓
▼色合いや精細さも特に文句なし。とっても綺麗に撮影出来てます。↓
▼動いている被写体の撮影をリクエスト頂いていたので、水流しながら撮影してみました!昼間ではシャッタースピードが早いので結構瞬間的な切り取り撮影が出来ますが、夜間はシャッタースピードが開き気味になるので、車などのテールランプがなが~くなることがあります。↓
接写も綺麗
▼出来るだけ被写体に近づいて撮影。これだけ近くでも精細に捉えることが出来てます。Good。↓
料理の撮影
スマホカメラで撮影することの多い料理撮影。AQUOS R3なら問題なし。お料理を綺麗に撮影出来るガイドラインの表示も出来るので、僕みたいな素人でも美しい構図で撮影が可能でした。あと、料理に関してはAIの認識率もかなり高い印象です!
▼うまそう。また食いたい。↓
夜景の撮影。強い
びっくりしたのが夜景撮影。強力な手ぶれ補正もありかっちりと綺麗に撮影できます。
▼流石にシャッタースピードが昼間よりも長時間開くので走行中の車なんかは伸びますが、かなり綺麗に夜景を撮影出来ます。満足。↓
インカメラは複数人での撮影は画角が狭くて撮影しにくい
最近のスマートフォンは超広角カメラ(モノが小さく写るカメラ)を搭載していることも多く、インカメラに超広角カメラを搭載しているモデルも多いです。Xperiaも確かインカメラが超広角ですもんね。
▼一方、AQUOS R3は腕を伸ばした状態でこの画角。複数人での自撮り撮影は少々狭い印象を受けました。↓
▼あ、そうそう。AQUOS R3の側面に備わっているサイドボタンは自撮りする時にも人差し指で押しやすい位置なんで撮影自体は楽ちんでした↓
強力な手ブレ補正で歩き動画撮影もOK
▼僕の素人みたいな撮影で気がついたのは、「ゆっくり横振りすると映像は手ブレが少ない綺麗な動画を撮影できる」ということ。あまり左右の振りが早すぎると以下の動画みたいにカクッとなることがあるので、この点さえ気をつけると綺麗な動画を撮影出来ます。音質もGood。↓
おまけ
▼ジョコ編集長、今日もずば抜けて可愛いでちゅねぇぇぇええええ!!!!編集長の瞳にうつる僕はアナタの視線欲しさに凄い格好で一生懸命撮影!その姿を冷ややかに見つめるその視線、いただきましたぁぁぁぁぁあああああ!もう最高!ジョコ編集長万歳!!!!!(夜間の室内という写真撮影には向かないシーンでもしっかり精細さを保ちながら撮影出来てます。)↓
AQUOS R3のディスプレイをレビュー!
AQUOS R3といえばやっぱりディスプレイ品質が気になるポイント。Pro IGZOを搭載することで非常に気になっていたのでじっくりチェックしてみて下さい。
白色が白い
これ、とっても大事。ってか、手元にあるGalaxy S10+って、若干ディスプレイが黄ばんでたことに気が付きました。
▼左がAQUOS R3、右がGalaxy S10+。写真ではとっても分かりにくいのですが、肉眼ではGalaxy S10+のディスプレイが黄ばんでます。↓
発色や黒の沈みかたは有機ELパネルにはやっぱ敵わない
AQUOS R3のPro IGZOは液晶なので、バックライトで照らして光ります。この様なバックライトで照らして光らせる仕組みは、どうしても発色が飛んでしまったり、黒色が灰色っぽくなったりするんで、純粋な映像美だけを考えると有機ELディスプレイには敵わないなって印象です。
▼有機ELディスプレイと液晶の違いがよく分かる写真。上がAQUOS R3で下が有機ELディスプレイを搭載するGalaxy S10+。AQUOS R3はバックライトで照らしているので、黒色が灰色っぽくなります。↓
有機ELはドット自体が自発光するので、黒色=消灯状態となるんでバックライトで照らす液晶は永遠に黒色の深さは追いつけないかも。という訳で、AQUOS R3のディスプレイは非常に美しいのですが、有機ELには敵わないという結果でした。
直射日光下での視野性がとても良い
AQUOS R3はバックライトで照らすんで、輝度の強さはAQUOS R3は非常に長けてます。従来のIGZO液晶よりもPro IGZOは最大輝度が2倍となり、めちゃくちゃ明るい表示が出来るんです。寝室の真っ暗な部屋で最大輝度にエイヤ!と上げたら目が痛いくらいに凄い輝度だったので、炎天下でディスプレイが見づらい時に調整するようにしたほうが良さげ。
のぞき見ブロックは真横だとブロック。背後は当然見える
便利機能のリッチカラーテクノロジーに格納されている「のぞき見ブロック」機能。試しににアシスタントに背後から見てもらうと・・・「確かに少し見にくいけど・・・見える!」とのことです。立ち位置が背後だったので真横でのぞき見してもらうと・・・「文字は何書いているかは分からない!」とのこと。
確かに真後ろってAQUOS R3を操作している人と同じ方向からみているわけで、そりゃ見えるわな。のぞき見ブロックは左右からの”のぞき見”に強い機能であることを知っときましょう!
120Hz駆動。やみつき
もうね、このヌルヌル感を体感してしまったら・・・もう60Hzには戻れない!そう感じさせてくれるほど滑らかな動きにやみつきです!
▼60Hzと120Hzは違いが分かる?そう疑問に思うなら店頭で試して欲しい!設定画面でもスクロールした時の”文字の流れ方”が超滑らかで残像が少なくてヌルヌルなんです!↓
特にFPSゲームとかではめちゃくちゃ滑らかな動きになるので違いがはっきり分かるはず!ちなみにAQUOS Zeroは独自のタッチ技術を搭載しているんですが、何故か遅延。謎。一方、AQUOS R3はAQUOS Zeroみたいな遅延も感じられず、ゲームでもとっても快適。これは宜しい。
ぶっちゃけ、ダブルノッチ要らなくない?
ダブルノッチを無くすとAQUOS Rシリーズらしさがなくなる。でも、ダブルノッチ、正直個人的には要らない。。。かも(笑)
▼ゲームではノッチ部分まで映像が表示されず、スパッと表示されるので快適に感じたが・・・でも、やっぱりダブルノッチじゃなくても良くない?↓
AQUOS R3のサウンド関連をレビュー
デュアルスピーカーを搭載。音質はそこそこ
▼AQUOS R3はハイエンドらしいデュアルスピーカーを搭載。音はここから飛び出します。↓
早速、いつものテスト動画を再生・・・・ん、音が少し小さい。そして音の広がりも甘い。気になったんで手元のGalaxy S10+で同じ動画を再生すると音質の違いがはっきり分かりました。
AQUOS R3はデュアルスピーカーを搭載していので音の偏りは気になりませんが、音量は少し小さめ。また、低音がスカスカなので音の質量が足りないと感じます。特にiPhone XSやGalaxy S10+とスピーカー音質を比較した場合、AQUOS R3の音質は「そこそこ」。角な期待は禁物です。
イヤホンなしでDolbyAtmos対応コンテンツを楽しめる
素の音質はそこそこなんですが、デュアルスピーカーを搭載したことでDolbyAtmos対応コンテンツをイヤホン無しで楽しめるように。実際にAQUOS R3でDolbyAtmos対応コンテンツを再生してみましたが、音に奥行きが出て演者の声が聞き取りやすくなりGood。
▼設定→音→詳細設定→からDolbyAtmosの詳細設定が可能なんですが、「ダイナミック」や「映画」などイコライザーが0dB設定となっているため、より変化を楽しめるように予めプリセットを設定してくれていたほうが良かったなと。完全に自分好みに調整できるので、色々いじってみましょう。↓
対応するBluetoothコーデックを調べてみた
Bluetoothイヤホンやヘッドホン。ワイヤレスで利用できて便利ですよね。でも、購入時は注意が必要です。
ワイヤレスで音を飛ばすので接続する方法(接続するBluetoothコーデック)により音の遅延が発生するんです。
- SBC:ベースのコーデック。音の遅延が気になる
- AACまたはapt-X:CD音源まで飛ばせて音の遅延が少なく、安い。オススメ
- apt-X HDまたはLDAC:ハイレゾ音源まで飛ばせるハイエンド帯。高い。音の遅延はもちろん気にならない
AmazonとかでBluetoothイヤホンを購入する時によく見て下さい。AAC対応とかapt-X対応とか書いてるはずです。
▼以下の製品名に「AAC&apt-X」って入っているのが分かると思います。↓
売り上げランキング: 18,104
じゃ、遅延しないレベルのAACやapt-X以上の製品を選べばよいのか?答えはNO。
実は、このBluetoothコーデック、面倒くさいことに”双方が対応していないと使えない”のです。という訳で、AQUOS R3が対応しているBluetoothコーデックをAAC、apt-X、apt-X HD、LDACに対応する機器に実際接続して、どのコーデックが対応しているか調べてます。
▼検証の結果、Bluetooth画面でコーデック名が表示され接続を実機で確認できたのはAAC、apt-X、apt-X HD。LDACに対応しているSONY WH-H800で接続したのですがLDACは残念ながら接続を確認できず、AQUOS R3が対応するapt-X HDでの接続となりました。※ONY WH-H800は複数のコーデックに対応してます。↓
この検証結果から、Bluetoothイヤホンやヘッドホンを購入するなら実機で接続を確認できたAACまたはapt-X、音質重視ならapt-X HDをオススメします!
AQUOS R3のバッテリーをレビュー
120Hz駆動だと、バッテリーもりもり減るぞ!
バッテリー持ちを優先するか、滑らかな動作を優先するか。悩む。
もうね、120Hz駆動が堪らなくて何でもかんでも120Hz駆動に設定したわけですよ。イヤッホー!120Hz最高!って。
で、暫く操作していると・・・・めっちゃ電池減ってる!何故だ何故だと調べていると、偉い人が「120Hz駆動滑らかだけど電池持ち悪くなる諸刃の剣」って言ってるじゃないですか!ま、よくよく考えれば通常の2倍滑らかに動かしているんで、そりゃバッテリー消費するわな。ってなりました。
120Hz駆動ですが、前述通りアプリ毎にオン・オフが出来るので、不必要なものはオフっときましょう。
ワイヤレス充電便利だけどスタンド型充電器は相性悪い
AQUOS R3は便利な便利なワイヤレス充電に対応。最近は車載ホルダーにもワイヤレス充電機能を備えているモデルも多いので、ポーンと奥だけで充電できてとっても便利なのですが、AQUOS R3はワイヤレス充電ユニットの位置的にスタンド型とは相性悪いみたい。
▼僕の愛用しているスタンド型ワイヤレス充電台。縦に置くと・・・・充電されない!↓
▼もしやと思い横置きすると・・・ワイヤレス充電できた!↓
という訳で、卓上で利用するワイヤレス充電台はスタンド型だと相性が有るので、平べったい据え置き型がオススメ。
バッテリー持ちは120Hz駆動じゃなければ持ちが良い
バッテリー持ちの検証では通常操作に近い「WEBページ表示・スクロール・リロード」を自動的に行なってくれるLAB501アプリを利用して輝度50%で測定。ちなみに120Hz駆動はオフです。
▼連続駆動時間は1065分(17時間45分)。そこそこ長時間動いてくれました。Pro IGZOは省電力性能が高いので120Hz駆動でなければバッテリー持ちは秀才ですね。↓
バッテリーの充電時間は遅い
バッテリーの充電時間の検証ではバッテリーが空の状態から満充電までの時間を測定。端末を起動して測定アプリを起動するので数%の誤差はご了承下さい。今回、AQUOS R3には充電器が付属していなかったので、QC3.0に対応する超急速充電器で充電してます。
▼測定開始は2%時点の11時56分。満充電が14時35分で充電時間は2時間39分でした。↓
なにやら充電時間が長いぞ・・・と調べてみたら、AQUOS R3はクイックチャージに対応していないみたい。という訳で、充電にはそこそこ時間が必要なので寝る前に充電を忘れないようにしましょう。
AQUOS R3のレビューを終えての所感
AQUOS R3。個人的には期待値の高いスマートフォン。実際に触ってみてPro IGZOディスプレイの仕上がりも良く、トータル的な満足度は高いです。
一方で、他社ハイエンドと比較した場合、音質であったり、メモリの内部パーツであったり、ちらほら「コストカット対象になったのかな」と感じる部分も。あと操作性はデフォルトだと使いにくい。設定でなんとかなったので良しとしたけど、デフォルト状態は使いにくい。
とは言いましてもそれらが大きな不満にはならなかったので、サイズ感やデザインが気に入れば有りな選択です。
圧倒的な輝度による直射日光下での視野性がずば抜けて良いので、外でスマートフォンを触ることの多い方にもオススメ。
また、案外頑張っていたのはカメラ。実は僕の妻がSHARPスマートフォンばかり使っていたのですが、個人的には様々なスマートフォンを四六時中触ってカメラもいじくり倒してるんで「SHARPのカメラはイマイチ」に感じていましたが、AQUOS R3のカメラは良く煮詰められているなという印象を受けました。これなら十分撮影も楽しめます。
総合的な仕上がりは良かったので、AQUOS R3が気になる方は良い相棒になると思いますよ!