これぞ完全ワイヤレス!Qi充電対応Bluetoothイヤホン「AUKEY Key Series EP-T10」レビュー!
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でた。完全ワイヤレスBluetoothイヤホン。
様々なデジタルガジェットをリリースするAUKEYの最新Bluetoothイヤホン「Key Series EP-T10」。通常価格11,110円の中級クラスとなる本機は、なんと、イヤホンが完全独立なだけでなく”充電ケース”もワイヤレス充電に対応。そう、本当にケーブルが一切不要な完全ワイヤレスなBluetoothイヤホンなんです。
ガルマックスに「Key Series EP-T10」のサンプル機が届いたので完全ワイヤレスBluetoothイヤホンの使い勝手なども含めて実機レビューをお届け致します!
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- パッケージから漂う高級感。24ヶ月の長期保証が魅力
- Key Series EP-T10のイヤホンは”どんぐり型”
- イヤーピースは汎用品付けたらポロッと取れた
- ケースからイヤホンを取り出す時は転がす感じが取り出しやすい
- ちゃんと技適取得しているので安心して使える!
- 接続時にトラブった。R側から音が出ない時の対処法
- フィット感がよく少々激しい運動しても取れない
- 水没はメーカーNGだけど壊れなかった。でも、みなさんは注意事項を守って使ってね!
- 接続性は良好!途切れにくい!
- 音質は3000円〜5000クラスと比較した場合は圧倒的に良い
- コーデックはSBC以外にAACに対応
- ワイヤレスで充電出来て凄くスマート
- Key Series EP-T10まとめ – 割引価格なら狙い目
パッケージから漂う高級感。24ヶ月の長期保証が魅力
▼到着したKey Series EP-T10。パッケージは丁寧に作り込まれており、高級機にも匹敵する化粧箱。ご立派なこと!↓
▼パカリと蓋をあけると美しく詰め込まれたKey Series EP-T10がドドーンと目に飛び込んできます。↓
▼箱の中は2段式。下部にはアクセサリーや取説などが詰め込まれてました。↓
▼付属品は以下の通り。本体以外に充電ケース、充電ケーブル、イヤーピースとフックが3種(Mサイズは本体装着済み)、クイックガイドにユーザーズマニュアル、保証カードが入ってます。↓
▼Key Series EP-T10もちろん有線でも充電できるんですけど、付属していたケーブルを見ると裏表関係なく挿すことができるUSB Type-Cケーブルじゃん!Bluetoothイヤホンだと珍しいね!↓
▼取説は簡易的なクイックガイドは日本語の記載がなかったんですが、詳しいほうの取扱説明書はちゃんと日本語も含まれてたんで一安心!↓
▼Key Series EP-T10は24ヶ月の長期保証付きとなってまして、長期的に安心して利用できるのは嬉しいポイント!ちなみに保証はAmazon公式ページに記載されているようにAUKEY JAPAN(メーカー直営店)から購入した製品のみ保証が提供となるので、購入は安心なメーカー直営店でどうぞ!↓
Key Series EP-T10のイヤホンは”どんぐり型”
▼Key Series EP-T10の本体は丸みを帯びた”どんぐり型”でございます。ロゴ部分はキラリと周囲が輝くメタル素材。ボタンが無いなぁって弄ってたら・・・ロゴ部分はタッチセンサー式のボタンだった!↓
▼重量は公式で”イヤホン単体”4.5gとしてますが、イヤーピースやフック(M)を装着した状態では片方6gほどです。↓
▼これまでにも様々なBluetoothイヤホンをレビューしてきましたが、完全独立型イヤホンとしてはサイズ感や重量は標準的。↓
▼但し、有線イヤホンと比較した場合、Key Series EP-T10はバッテリーやボタンがイヤホン部分に埋め込まれているので、初めて有線イヤホンから買い換える方は”大きい”と感じるかも。↓
イヤーピースは汎用品付けたらポロッと取れた
▼Key Series EP-T10のイヤーピースを取り外してみました。少々先っぽが短く汎用のイヤーピースがうまく装着出来ません。付属しているイヤーピースで僕は満足してるんで全く問題ないんですが、ピースにこだわりある方は注意が必要です。↓
ケースからイヤホンを取り出す時は転がす感じが取り出しやすい
さて、ケースをチェックしてみましょう。
▼Key Series EP-T10のイヤホンを収納するケースはこれ。このケースにもバッテリーが入ってまして、ケースにイヤホンを入れるとケースに充電したバッテリーをイヤホンのバッテリーに流し込んで充電を行います。ケースの色合いは落ち着いたマッドな仕上げ。油脂の付着は少々目立ちます。↓
▼充電ケースのサイズはこんなもん。最近はスリムなケースも増えてきたので”やや大きい”と感じるサイズ感。ケースはメタル素材ではないので重量はイヤホン含まずで51gと軽量。ケース自体が大きいので持った感覚は”軽い!”って感じでございます。↓
▼充電ケースには有線で充電するためのUSB Type-C端子や4段階のバッテリーインジケータも備わっております。↓
▼蓋は上部を回転することで開閉するみたい。左右どちらに回してもOK。↓
▼どんぐり型のイヤホン形状なのであることに加え、僕の指が太くて上手く摘むことができないのか、取り出すときにコロンと滑って取り出せません。こんな感じで”手前に転がす”と取り出しやすくなるので覚えておきましょう!↓
ちゃんと技適取得しているので安心して使える!
これ大事。Key Series EP-T10はBluetoothイヤホンなんで電波を利用するんですが、日本で安心して利用できる技適を取得しております。
▼化粧箱だけでなく、ケースの底面にも技適マークが付いてました。↓
接続時にトラブった。R側から音が出ない時の対処法
それでは早速接続してみましょう。
▼接続自体は超簡単。ケースからKey Series EP-T10を取り出すと自動的にLとRがペアリングするんで、その間にスマホのBluetoothをオンに。表示された「AUKEY EP-T10」をタップするだけ。接続だけなら完全独立じゃないイヤホンと遜色ないくらい簡単っす。↓
で、接続後に音楽流すとL側しか音が出ない・・・もしや壊した?と色々触ってたらR側は音が出ないんだけど音量調整などの操作は出来る!生きてる!
いろいろ振り返ると、使う前に水に沈めてみたり、理由もないのにタッチセンサーを長押ししてみたり、無意味にケースから出したり入れたりしたから「コイツ!うぜぇぇぇええ!」ってKey Series EP-T10ちゃん、怒っちゃったのかな?
とはいいましても音がでないのは困る。って事で以下の手順を試すとアッサリとR側から音が出ました。めでたし、めでたし。
- ケースにL/Rイヤホンを戻す
- R側のランプが3回点滅するまで長押しを行い、L/Rのペアリング解除
- スマホのペアリングも解除
- R側だけ取り出してスマホと接続
- ケースにRを戻す
- ケースからLとRを取り出しLRペアリング
- 復活
こんな感じ。Key Series EP-T10はリセットボタンみたいなのが無いんで、完全にペアリングを解除してから再度ペアリングする方法で復活しました!
LとRが完全に分離しているBluetoothイヤホンは、LとRのイヤホン同士もワイヤレスでペアリングするので上手く動いてくれないってトラブルがたま~にあります。こんな時は焦らずリセットしてやりましょう。大体は完全にペアリング解除して再ペアリングすると元にもどります!
フィット感がよく少々激しい運動しても取れない
左右のイヤホンが完全に分離しているイヤホンは、落下してしまうと紛失する可能性大。僕も過去に耳に合わないイヤーピースを試していて、ポロッと外れて落下、しかも落下したイヤホンを取ろうとしたら足で蹴ってどっかに転がっていきました。
さようなら、僕のイヤホン。
・・・ってことは二度とゴメンなので、まずはガッツリ食い込むくらいの装着感を得られるようにイヤーピースとフックの組み合わせを色々試してみます。
▼Key Series EP-T10はS/M/Lのイヤーピースとフックが付属。Mサイズは本体装着済み。僕は色々試してみてピースがM、フックがMで落ち着きました。↓
装着感がバッチリなら落下の心配する必要なし。僕なんて付属のピースとフックが相性良かったみたいで、もう耳から取れねぇんじゃねぇかなぁってくらいガッツリ耳にはまりこんでます。
▼どれくらいピッタリハマっているかと言いますと、耳から外した時にフックが外れるくらいガッツリと耳にフィットしてます。一応、フックにはストッパーが付いてるんですけど、結構外れます。↓
皆さんもピッタリの装着感を得られる組み合わせを探しましょう。じゃないと横着した僕みたいに無くしちゃうよ!
水没はメーカーNGだけど壊れなかった。でも、みなさんは注意事項を守って使ってね!
いやー、水没実験したあとにメーカーの端末紹介文に「※完全な防水の仕様ではありませんので、水没や豪雨などの状況には使用しないでください。」って書いてあってビックリした。やっちまったーって。でも、壊れてないから良しとしよう。
▼ちなみにKey Series EP-T10はIPX5の防水規格品なので運動時の汗や雨なら全く問題ないっす。Key Series EP-T10は装着感もGoodなので運動のお供にもオススメ!↓
接続性は良好!途切れにくい!
Key Series EP-T10はBluetooth 5.0接続!
いつも通り木造扉1枚、ガラス扉1枚を含む10mテストを行いました。電波強度の弱い製品だと途切れが発生することもあるメーカーさんにも嫌がられそうな検証です!
どれどれとKey Series EP-T10で検証してみたら・・・途切れない!ちなみにオフィスでギリギリ測定できる14mの距離でも途切れず繋がってました。
これらの検証は環境に左右されるので保証するもんではないんですが、Key Series EP-T10はガルマックスでいつも検証している方法で「接続性は良好」という評価です!
音質は3000円〜5000クラスと比較した場合は圧倒的に良い
意味深な見出し。
Key Series EP-T10の通常価格は冒頭で紹介した通り、11,110円。他社製品でいえば同等価格帯となる「Zolo Liberty+」あたりがライバルになる中級機クラスで音質的には同等クラス製品としっかり張り合える音質となってます。
音質は中域から低音に向かい太くなる傾向で、やや低音はボヤけも見え隠れするんですが総合的に音質は上手くチューニングされてます。音量を上げる続けると高音が一気に爆発するピーキーさもあるんですが、普段使いでは概ね満足出来る音質バランスで万人向きチューニングといるでしょう。
こんな感じで中級機らしい音質を楽しめるので3000円〜5,000円クラスと比較した場合は圧倒的に音質が良いんです。
一方で、Zolo Liberty+などの同価格帯製品と比較した場合、音質チューニング幅が少々狭い感じ。中級機クラスを購入される方は音質にこだわりを持っている方も多く、音質をイコライザーで好みにチューニングする割合も増えるんですが、秘めたポテンシャルとでもいいましょうか、Key Series EP-T10は少々伸びしろが短いんです。
それらを踏まえると、1万円を超える中級機としては及第点。
Amazonみるとね、Key Series EP-T10が割引価格になってまして8,999円なんですよ。しかも、1000円オフのクーポンもある。つまり、7,999円で手に入る。
もし、7,999円でKey Series EP-T10が手に入るなら・・・これはもう、めっちゃコスパ良いです。8,000円前後なら性能は長けてる、11,110円なら及第点。安い時に手に入れて下さい。それが1番旨いです。
コーデックはSBC以外にAACに対応
Bluetoothイヤホンやスピーカーはワイヤレスで接続するので、音の遅延が発生しやすい製品なんです。なので、接続する方法(Bluetoothコーデック)で音の遅延や飛ばせる音質が変わってきます。
Bluetoothコーデックの一般的な種類はこんな感じ
- SBC:ベースとなるコーデック。全てのBluetooth接続サウンド機器が対応。遅延が非常に大きい
- AACまたはapt-X:ミドルレンジ帯のコーデック。CD音源まで飛ばせて音の遅延も小さい
- apt-X HDまたはLDAC:ハイエンド帯のコーデック。ハイレゾ音源まで飛ばせる。遅延は最も小さい
Key Series EP-T10ですが、ミドルレンジ帯のAACに対応しております。
今回はAndroid端末にGalaxy S10+、それとiPhone XSに接続してみました。結果、iPhoneとは相性が悪そう。
Galaxy S10は開発者オプションでAAC固定を確認。YouTube動画でも音の遅延が気にならず快適に視聴出来ます。
一方、iPhone XSでは同じ動画でも明らかに遅延。iPhone XSはAACに対応してるんですが、僕が聞く限りSBCでの接続のような遅延具合。iPhoneは接続するコーデックがAndroidのように確認できないので、感覚的なことで判断するしかないんですが、iPhone XSでは無視できないほどに遅延を感じます。
ってことで、音楽を聴くことが主な目的なら良いんですが、動画やゲームでの利用を考えているならAAC対応のAndroidスマホが相性よさげ。
ワイヤレスで充電出来て凄くスマート
Key Series EP-T10のウリであるQi充電。最近のスマホはQi充電に対応しているモデルも多くなりまして、ワイヤレスでの充電も一般的になってきました。僕もiPhone XSやGalaxy S10+はワイヤレスで充電することが圧倒的に多いです。
理由は楽だから。だって、ワイヤレス充電台に乗せるだけで良いんだもん!
Key Series EP-T10は充電ケースQiワイヤレス充電に対応しているんで、ワイヤレス充電台にポーンと置くだけで充電できちゃいます。
▼僕のワイヤレス充電台はスタンド型なので、ワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーを使ってみました。ワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーって珍しいよね!レビュー記事も書いてるんで見ていってね!って事でKey Series EP-T10を置くと充電始まった!楽だね〜!↓
▼ってことで、スマホもワイヤレス充電に対応しているなら、2台同時充電対応のワイヤレス充電台がオススメ!これならスマホとイヤホンをポーンと置くだけで充電できちゃう!スマート!↓
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Key Series EP-T10まとめ – 割引価格なら狙い目
11,110円なら中級機クラスだと及第点で他の製品に目移りしそうな感じなんですが、割引価格で手に入るなら超狙い目。特に3,000円前後のBluetoothイヤホンを利用している方で、もう少し質の良い音を楽しみたいって考えているならオススメ出来る仕上がりです。。
ワイヤレス充電機能は”使えば分かる便利さ”を持っているので、是非、Key Series EP-T10を手に入れるならワイヤレス充電台も合わせて検討してみて下さい!特に、スマホがワイヤレス充電に対応しているけどワイヤレス充電台を持っていない!って方は2台同時充電可能なワイヤレス充電台でスマホもイヤホンもワイヤレス充電しちゃって下さい!
イヤホンも左右が完全独立型となっているのでケーブルの煩わしさを感じる事なく快適!夏のシーズンは首から汗が滴ることもありケーブル付きは結構不快に感じることも多いんですが、完全独立型の快適性はビックリするくらい快適度が高いので、初めての完全独立型Bluetoothイヤホンとしてもどうぞ!
Key Series EP-T10のレビューが検討されている方の参考になれば幸い!以上、ガルマックスレビューでした!
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