スティックとボタンが入れ替えられる携帯ゲームPC「AYANEO 3」発表!モンハンワイルズも試してきた!
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モンハンポータブルの青春時代を思い出させる令和最新版PSPが爆誕。
柳生です。新たに日本向けに発売が決定したAYANEO 3の実機レポをお届けしますよ!スティック&ボタンの入れ替えが出来るのと、UMPC向けとしてはハイパワーなRyzen AI 9 HX 370を搭載しておりモンハンワイルズも遊べるスペックが魅力!
■AYANEO 3■
初出時価格→168,000円(8840U版)
初出時価格→223,000円から(HX 370版)
▼先行予約受付中で割引中!3月17日までの先行予約でジョイスティックキャップと専用ガラスフィルムがもらえる!2025年6月中旬発送予定です!以下のページでモデルを選んで下さい!専用コントローラーモジュール等も以下から予約出来ます!↓
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AYANEO 3が発表されたので触ってきた!
コンパクト、そしてゲーム向けに最適化された形状が特色のゲーミングUMPCですが、その中でも特にゲーム向け!といえる1台が登場。それがAYANEO 3です。
このモデルはAYANEOのCEOを務めるArthur氏いわく「非常に完成度が高いモデル」とのこと。後述しますがスペックも機能性も筐体質感もかなり良さげで、UMPCでもゲーミングにこだわる方であればこれはぜひとも触ってほしいものと感じました。
丸みを帯びて持ちやすいデザイン。カラーは3色
AYANEO 3のカラーはブラック、ホワイト、そしてレトロの3色!レトロカラーはAYANEOらしいカラバリですね(`・ω・´)。
▼重さは690g。両手持ちすると丸みを帯びた本体となかなかなサイズで、さながらヤマザキパンのカスタードクリームのあれを2個持っているような感覚でした。かなりボリューミー!↓
▼上部に端子類と排気口が集中。トリガーの内側に独自キーが配置されています。電源キーには指紋センサーのオマケ付き!↓
▼背面も注目です。握り手部分にも独自キーがあるほか、トリガーの押し心地を切り替えるスライダーも搭載されていますよ!↓
このスライダーを動かすと「深みのあるタイプ」と「カチっと浅く押せる」とで切り替えできるという仕組み!FPSやレースゲーム、エミュレーターなど、そのときにに応じて切り替えがきく柔軟さも備えています。
▼外付けGPUでデスクトップPC並のハイパワーで遊びたい!という方にも応えてくれるOCulink端子、イヤホンジャック、MicroSDスロットも完備、加えてUSB-C 4.0端子も2発あり、1つを給電、もう1つでなんかのデバイスをつなぐってことも出来ますよ!↓
スティックとボタンの入れ替えができて超楽しい
▼なんといっても本機の特色は「スティックとボタン部分の入れ替えができる」ということ。左右のスティックとボタンの部分が取り外せるんです。↓
▼別売りのマジックモジュールっちゅうパーツを買うことで「タッチパッドタイプ」「8方向キータイプ」だったり「格ゲー向けの6ボタンタイプ」といった多彩な組み合わせに対応。その組み合わせ数は50を超えます。圧巻のカスタマイズ性!↓
▼タッチパッドタイプを付けたものがこちら↓
▼入れ替えだけでなく上下にひっくり返して装着も可能。PSPスタイルだったりセガサターンスタイルだったりXboxスタイルだったりと、お好みの組み合わせを自在に試せる。マジでこれ楽しい。↓
▼ボタンの印字が逆じゃん!なんて心配も無用。なんとABXY部分のボタンの入れ替えも対応しています。スイッチのプロコンのように右側にAボタンを据えるとか、Xboxのように下側にAボタンを配置、といった柔軟な対応もできますよ!↓
Ryzen 7 8840U / Ryzen AI 9 HX 370を採用
▼CPUは2種類あって、ベースグレード(いわゆる下位版)はRyzen 7 8840U、上位版はRyzen AI 9 HX370を採用。↓
Ryzen 7 8840UはUMPCとしては中々といったところで、エミュレーターでレトロゲームをあそんだりテラリアとか2D系のPCゲームを遊んだりといったものであれば快適です。
ただしエルデンリングとか流行りまくりのモンハンワイルズとか重ための3Dゲームにはやや不得手で画質を下げないと厳し目といったもの。
▼一方でRyzen AI 9 HX 370はそれ以上のパワーを誇ります。モンハンワイルズも遊べるレベル。↓
▼あんだけ重てえモンハンワイルズもこんな小型デバイスで遊べる‥ってのが素晴らしいです。見てくれこの動画!マジで遊べてる。戦えてる。↓
AYANEO 3(Ryzen AI 9 HX370)
モンハンワイルズもまともに遊べるのすごくね??
集落でも戦闘でも平均FPS40ほどで下限でもFPS30切らないし、この後オレも遊んだが全然戦えるわ pic.twitter.com/u9TeEnt0h3— 柳生剣之介 (@yagyu_kennosuke) March 5, 2025
フレームレート(FPS)は平均40ほどなので滑らかさには欠けるんですが、小さめ画面だしあんま気にならん。なんかマジでPSPのそれを思い出す映像です。
このあと筆者も実際にプレイしてバーラハーラ(ワームみたいなモンスター)と戦ったんだけど、ガンランスの竜撃砲エフェクトの連続にもバッチリ耐えてくれます。そこそこ長時間遊んでてファンの冷却音もなかなか鳴っているとはいえ、熱ダレによる性能低下もみられません。ってか熱さすらほとんど感じない。放熱性も凄いぞ!
▼グラフィック設定は以下の通り。特に1枚目のアップスケーリング(AMD FSR 3)とフレーム生成(ON)が結構要となる部分です。テクスチャ品質や毛皮描画が高くてもしっかり動くから、きれいな画面で遊べるってのはマジで凄いと思う。↓
LCD、OLEDの2種類のディスプレイ
ディスプレイは2種類あって、液晶のLCD、有機ELことOLEDの2種類が用意されています。どちらも7インチでタッチ操作に対応。解像度は1920×1080のFHDで、馴染みのある16:9アスペクト比となっています。
ただしリフレッシュレートの設定は異なり、有機ELは60Hz、90Hz、120Hz、144Hz。対して液晶タイプは60Hz、120Hzのみとなっています。
▼最大輝度も異なり、有機ELは最大800ニト、液晶は500ニトとなっています。最大輝度で並べれば一目瞭然。明るさは全然違いますね(`・ω・´)。↓
▼ちなみに本体のベゼル幅も若干異なります。画面下部にAYANEOロゴのあるほうが液晶タイプです。なので有機ELがほしい!ってなった場合はAYANEOのロゴのないほうを選ぶと間違いないぞ!↓
スピーカー、冷却性能、バイパス充電もこだわり入ってる!
▼スピーカーは正面に配置されたことでダイナミックさを感じやすくなっています。最大音量も結構でかめで、小部屋1つぐらいまで届いてくれるほどの大きさでした(`・ω・´)。↓
▼冷却性能は上でも若干触れたんだけどパーツをふんだんに配置しており、また本体も大きめなので放熱性がかなり高められていました。実際ワイルズを数十分動かしたままでも、背面や持ち手部分に負荷熱はほとんど感じないほど。↓
ファンの音はやはりそこそこなので静粛性はないんだけど、そもそもゲーミングデバイスに静粛性を求めるのは物理的に無理だと思うんで個人的には仕方ないと思えます。
それとは別に、直接給電ことバイパス充電も対応。バッテリーではなく本体に直接電力を送ることで高負荷な状況でもバッテリーの負担を押さえ、最大容量の低下を防ぐというもの。数年使えるような安心できる機能があるのもGood。
AYASpace3.0内蔵!ゲームの強制一時停止が可能になってる
ソフトウェアはWindows 11ですが、ゲーミング向けのソフトウェアが内蔵されております。それがAYASpaceっちゅうソフト。スマホでいうゲームモードで、各種ボタンのカスタマイズだったり操作感度の調節だったり、そういったゲーム向けの機能をカスタマイズすることができます。
個人的に興味深いのが強制一時停止機能!ソフト側でゲームを強制的にフリーズ、一時停止させるので急な来客、電車内で降りなきゃいけない駅に着いたときといったシーンにも対応可能。オフラインだけどポーズができないソウルシリーズとかで重宝できそう!
また本機はWindowdパソコンですがマウスとキーボードは存在しません。基本操作はどうやんだよ!って方もいるとは思いますが、スティックとボタンで操作ができるのでご安心を。スティックでポインタを動かしAボタンでクリック、というタイプです。
▼ゲームをする場合はこんな感じでコントローラーモードに切り替えればOK。本体底面のボタンで切り替えが出来る仕組み。ちなみに上述したボタンを入れ替えるためパージもここから行えます(5秒長押し)。↓
AYANEO 3まとめ。これはマジで買いと思える高クオリティモデル
軽く触った程度ながらもこのAYANEO 3、UMPCでもガチでゲームをしたい!という方にとっていい選択肢になり得ると感じました。
CPU性能、ディスプレイ、冷却性能、そして持ち心地、操作フィールの良さに加え、ボタンのカスタマイズという独自性も備えており非常に楽しいぞ!
発売時期は6月中旬予定。価格は以下の通り。カッコ内価格は3月17日までの早期予約価格です。
- 8840U、32GB+1TB、OLED:168,000円(159,600円)※黒のみ
- HX 370、32GB+1TB、OLED:223,000円(211,850円)※黒のみ
- HX 370、64GB+2TB、OLED:278,000円(264,100円)※黒、白のみ
- HX 370、64GB+4TB、OLED:318,000円(302,100円)※レトロのみ
- HX 370、64GB+2TB、LCD:288,000円(273,600円)※レトロのみ
加えて先行予約特典にはジョイスティックキャップとガラスフィルムが付属とのこと。
いっちゃん安いのは8840Uですが、個人的にはLCDながらHX370で容量も余裕がある一番下のレトロのやつが良いなって思った。液晶って焼き付かないし。価格も抑えめだしカラーも特別だし‥。
▼入れ替え用のボタンは1万円引きでかなりお買い得!合わせて購入がオススメです(`・ω・´)。↓
- MagicModule取り替え式コントローラーモジュール:19,800円(9,800円)
- AYANEO 3用ハードケース:4,300円(3,870円)
AYANEO 3の購入先
▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で必ず確認して下さい!↓
■AYANEO 3■
初出時価格→168,000円(8840U版)
初出時価格→223,000円から(HX 370版)
▼先行予約受付中で割引中!3月17日までの先行予約でジョイスティックキャップと専用ガラスフィルムがもらえる!2025年6月中旬発送予定です!以下のページでモデルを選んで下さい!専用コントローラーモジュール等も以下から予約出来ます!↓
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