実機レポ!超小型3.5インチのAndroidゲーム機「AYANEO POCKET MICRO」が発表されたぞ~!
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AYANEOの「良さ」が詰まったくっそおもしれぇ1台だわ!
3.5型のAndroidハンドヘルドデバイス「AYANEO POCKET MICRO」が国内向けに発表されました!非常に小さくスマホと同等のコンパクトさに特化した秀逸なモデルっすよ!発表会で実機を触ってきたんで所感のレポ記事をお届けします。
AYANEO POCKET MICROが登場
この手のハンドヘルドデバイスは数多くあれど、今回のモデルは色々と異質で楽しい1台と言えそう。ってか言いたい。
▼まず一番の特徴なのがサイズ!高さ156mm×横幅63mm×厚み18mmと、縦横に関してはほぼスマホと変わらんレベル。↓
▼平均的サイズであるAndroidスマホのGalaxy A25くんを持ってきました。並べたらこんな感じ!サイズがほぼ一緒でした。厚みはスマホ約2台分で重さは233gと結構ありますが、ハンドヘルド機としてはとんでもなくコンパクト。↓
▼少し前に登場したAYANEO Pocket Sや昔のゲーム機と並べたらこんな感じ!違和感無さ過ぎる。↓
▼OSはWindowsではなくAndroidでバージョンは13となります。自動回転も対応。当然タッチ操作もできるんで、こういうスマホライクな使い方もできちゃいます。縦画面でパズルとかミニゲームしたりとか。↓
▼デザインもレトロチックってのがたまらん!カラーはレッド、グレー、ブラックの3色展開です。↓
▼側面はこんな感じ!フラット形状となっておりレトロ感ありますねぇ。↓
▼ディスプレイまでレトロにこだわっており、なんと画面比率が3:2という昔の主流タイプ!やべえ、懐かしすぎるこの感じ。↓
▼ディスプレイはIPS液晶で視野角が広く色の表現もきれい。解像度は960×640と数値としては低く見えますが、画面サイズがたったの3.5インチという黎明期のスマホなみの小ささゆえにドットの粗はまったく感じません(画素密度は330ppi)。↓
▼気になるSoC、なんとMediaTek Helio G99でした。こちらはRedmi Padなど様々なデバイスで採用されている、コスパのいいことで知られるミドルレンジ6nmチップでございます。↓
スマホにおいてHelio G99は普段使いとしてなら快適に動かせるけど3Dゲームは画質を落としても快適に動かせるか分からんといえる性能帯。なので他のハンドヘルドPCなどと比較するとやはりガチゲームには向かないのはネック。
しかしこのAYANEO POCKET MICROは手頃にどこでも遊べるモデル、お子さん向け、エミュレーターでレトロゲームを遊ぶという用途に絞って開発されており、サイズを考えれば悪くはないのかもしれん。
▼実際に試遊したんだけど、Minecraftとか2D系ゲームとかはサクサク動く。マイクラは軽く遊んだ程度ですが60FPS張り付いてますし、外出先で手軽に遊んだりとかお子さんに触らせるってのに良さそうだ!↓
ただMinecraftの場合は村とか暗黒界(ネザー)とかトラップタワーとか状況に応じて重くなる可能性はあるので、完全に快適に遊べるかはまだ分からんところ。
▼原神はやはり厳し目。最低画質で30FPSほどで時折FPSの落ち込みも発生するのでこだわりのあるプレイングを求めるには酷。デイリーをこなしたいって人向けかな?↓
▼一方、エミュレーターで遊ぶデバイスとして申し分なしといえます。画面比率もちょうどいいし性能も十分でサクサク動いてた。これは刺さる人には刺さりそう!↓
▼ボタンとスティックの操作感は結構個人的には好き!ボタンは昔のコントローラーみたくゴムとかグミのようなブニブニって感じながら押し心地はしっかりしている手応え。スティックの高さはやや低めでしたが許容範囲。↓
▼下部にはスタート・セレクトにあたる小型ボタンが埋め込まれていました。高さもあって押しやすい!ちなみにAYANEOのCEOであるアーサー氏が一番こだわった部分らしい。↓
▼ただしL2/R2トリガーがL1/R1より内側に配置されているので慣れはいるっす。筆者は数分で慣れたけど気にする方はここ注意!↓
▼OSはAndroidですがAYANEOのゲーム用ソフトウェアも内蔵されており、インストールされているアプリが開きやすくなってたり、ゲーム時のセッティングも組めるようになっています。↓
本日より予約開始!価格もかなり手頃だぞ!
AYANEO POCKET MICROの発売予定月は11月。構成と通常価格は以下の通り!カッコ内は9月19日までの予約で早期割引価格となります。予約は本日から受付開始だぞ!
- メモリ6GB+容量128GB:39,800円(35,820円)
- メモリ8GB+容量256GB:44,800円(40,320円)
ちなみにカラーと構成は完全に分けられており、廉価にあたる128GB版はブラックのみで、256GB版はグレー、レッドのみとなっとります。
この手のハンドヘルドゲーム機としては異例なほどに小さく、非常に手頃な価格!性能はミドル級ながら携行性に特化しており、スマホといっしょに持ち運びたくなる1台ですね。レトロゲームをエミュで遊びたいって人にぶっ刺さりそう。
ぶっちゃけ、筆者もかなりそそられました。こういう突き詰めまくったおもちゃってのがたまらんですよ。久々にガジェットを触る楽しさってのを思い起こさせてくれた、そういう1台です。