AYANEO Pocket S2のスペックまとめ!Snapdragon G3 Gen 3搭載のAndroid内蔵ゲーミング機
AYANEOの新型ハンドヘルドのAYANEO Pocket S2が登場!AndroidOSを内蔵したゲーミングデバイス。Android向けのゲームを存分に味わい尽くせる高性能なSnapdragon G3 Gen 3も搭載しており非常にパワフルですよ!実機も触ってきたのでレポートいたします。
■AYANEO Pocket S2■
初出時価格
・メモリ12GB+容量256GB:88,000円
・メモリ16GB+容量512GB:108,000円
・メモリ16GB+容量1TB:118,000円
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AYANEO Pocket S2の詳細スペック
SoC | Snapdragon G3 Gen 3 |
CPU | Kyuo GPU @3.3GHz |
GPU | Adreno A33 @1.05GHz |
メモリ | 12GB/16GB LPDDR5X |
容量 | 256GB/512GB/1TB UFS4.0 (廉価版のみUFS3.1) |
ディスプレイ | 6.3インチ、2,560×1,440、液晶、60Hz、タッチ操作対応 |
インターフェース | USB Type-C×1 MicroSDスロット 3.5mmイヤホンジャック端子 |
電源 | 最大20W |
バッテリー | Pro版:10,000mAh(60W) 廉価版:8000mAh(40W) |
サイズ | 228.8mm×91mm×15.9mm |
重量 | 440g |
OS | Android 14 |
備考 | リニアホールトリガー 6軸ジャイロスコープ X軸リニアモーター |
カラーは3色!コンパクトでシンプルなデザイン
▼AYANEO Pocket S2のカラーはブラック、ホワイト、特別色のレトロの3ラインナップとなります。レトロカラーがあるのは日本のゲームハードにリスペクトしているAYANEOならではですね。実に渋くて可愛くていい感じ!↓
▼実機はこんな感じでした。ホワイトは透き通ったみたいなきれいなデザイン‥女性が特に似合う印象でふつくしい。↓
▼レトロはまさにレトロ(クソ語彙力)。ボタンがベリーのようなピンクだったり、スティックが黒かったりといった塗り分けがされててコレクター心をそそる味付けがなされています。↓
▼ブラックはシンプルな印象。ガジェット感が薄れているため目立ちにくい、という意味ではどこでも目を気にせず使いやすいともいえます。個人的にはPSPぽい懐かしさを感じられる。↓
▼先代モデルになるAYANEO Pocket Sと比較するとサイズが若干大きくなりました。他にもABXYボタンが非光沢になったり、スティックが小さくなったり。↓
若干とはいえサイズがデカくなったことで賛否は分かれそうです。
先代モデルはコンパクトで持ち運びやすさがウリでもあったため、この僅かな差でもポケットへのおさまりだとかカバンの占有率とか変わってくるので選ぶ際はサイズを良く見ておいたほうが吉。
▼実際に触った印象としては、ほどほどデカく、ギリ持ち運びに許容できるサイズ感と重さに感じました。ケースがあればノートPC用のバッグにもすっぽり収まりそう。重さも440gと見た目通りって感じ。悪くないです。↓
▼上部は電源キー(指紋センサー)、音量キー、排気口そしてトリガー。トリガー両端それぞれの内側には独自カスタマイズ可能なボタン付き!↓
▼下部にデュアルスピーカー、MicroSDスロット、イヤホンジャック端子、Type-C端子。イヤホンジャック端子は先代モデルにはなかったので採用されたのは実に嬉しい(`・ω・´)。↓
▼トリガー部分は深みのあるタイプ。レースゲーム向けとなります。FPSのような機敏な押し込みは不得手。まぁこの手のハンドヘルドでガチなFPSをやる人は中々いないので、ほとんど気になる人はいないと思う。押し込みの感触もしっかりしてたし。↓
SoCはSnapdragon G3 Gen 3を搭載
SoCはSnapdragon G3 Gen 3とハイエンドに位置づけられるチップセット。このGシリーズ、スマホ向けのSoCとは異なり、AndroidOSを内蔵したポータブルゲーミングデバイス向けのチップセットとなっています。
先代モデルのSoC(G3x Gen 2)と比べ全体的なパフォーマンスは30%近くアップしたとのこと!通常のスマホ向けのSoCと異なりゲームに振り切った造りになっており、ゲームプレイ時の安定性も非常に期待できますよ!
▼AnTuTuスコアの実測値は2,103,894点!先代では168万点だったので、約42万点ほどのスコアアップとなりました。↓
▼ランダムアクセスは、読み書きどちらも1GB/秒を超えており非常に高速。ゲームの立ち上がりからローディング時間の速さもバッチリです。↓
▼実際に原神をプレイしているのを見せてもらいました。ガチゲーマーな方のアカウントで実際にエフェクトが激しいシーンでも安定性がダンチ。↓
▼筆者もマイクラで試遊しました。おいおいマイクラは動くだろって思われがちなんですが、今回は公式シェーダーをオンにして試遊。このシェーダーをオンにすると原神よりも重くなるんですね。↓
というのも影付きマイクラ、ハイエンドゲーミングタブレットのREDMAGIC Astraで試したら、原神よりもクッソ重たかったんですよ。原神は60FPSで安定していたのに対し、影付きマイクラだと45FPSほどしか出なくなってた。
▼表示チャンクは12、木の葉、雲の表現といったものはすべて高負荷な設定。こちらはほとんど60FPSで動いてくれました。さすが最適化されたSoCよ‥。強いて言えばチャンク(景色)の読み込みで若干FPSが下がったのですが、気になったのはそれぐらい。↓
当然、影をオフにした普通のマイクラなら超快適に動きます。でも、せっかくだし影付きできれいなマイクラを楽しみたい!‥なんてクラフターさんの欲にも存分に付き合ってくれる実力を持ち合わせていることは確か(`・ω・´)。
でかい物理冷却ファンを内蔵しているために冷却性能も大変に良く、スマホやタブレットだと結構発熱しちゃうところでもAYANEO Pocket S2はほんのり程度の熱で済むのも強い。コントローラー部分はほぼ熱くならずプレイフィールも快適です。
あと、このモデルはグレードが2つあって、廉価グレードだとメモリ12GB、ストレージ容量が256GBのみなんですね。この他にもバッテリー容量にも差はあるんで選ぶ際はその点も注意したいところ。
しかーしこのモデルは全グレードでSoCは同じだし、なんだったらMicroSDスロット搭載も共通なんで、その点を割り切れば廉価も全然あり!廉価ながらSoCを共通にしてくれてるの‥マジでありがてえっすよAYANEO。
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
6.3インチの大きめディスプレイは発色良好
ディスプレイ自体は6.3インチサイズになり先代モデルから若干大型化。小型ながらも解像度が2,560×1,440と高精細。IPS液晶で視野角も広く色も鮮やかで大変に良きでした。
ただ惜しいところがリフレッシュレート。スマホではほとんどが対応している90-120Hz帯に対応しておらず、60Hzのまま。まぁスマホと比べるもんではないんだけど、スクロールのなめらかさには掛けますんで注意。とはいえAndroidOS向けで120Hz以上に対応してるゲームってそうそうないから妥当なところではあるか。
▼もちろんタッチ操作にも対応しているんでスマホっぽく使うことも可能。ゲームプレイ時でもタッチ操作とコントローラー操作の同時入力が可能となっており、よりテクい芸当も可能。かなり変態向けな気はするが。↓
バッテリー容量と充電スペックはグレードで異なる
電源周りのスペックは廉価グレードだと8,000mAhで最大40WのPD充電対応、対しProグレードだと10,000mAhで最大60WのPD充電対応となります。
先代よりデカくなったとはいえそれでも持ち運びやすいモデルではあり外に持ち出す頻度を考えれば上位グレードが断然良いでしょう。
またバイパス充電にも対応しているんで、長時間ゲームしたい場合は充電器をつなぎっぱなしにしてOK。電池に給電しないため負荷を抑えられ、電池のヘタれを抑止できるのもGoodです。
Android 14を内蔵している。Windowsではないので注意
上でも書いた通り本機はAndroid内蔵のモデル。そのためスマホアプリが使えたり小型画面でも最適化されたUIで扱いやすいのが利点。もちろんスマホと違ってSIMもGPSも非対応ですが。
あとWindows搭載ではないためSteamから直接ゲームを遊ぶってことはできません。スマホ向けにリリースされたゲームタイトルをコントローラーと最高レベルのスペックで味わいむしゃぶり尽くしたい人向けとなっています。
SteamやEpicといったPC向けゲームサービスで直接遊べないものの、Steam LinkやGeForce Nowといったクラウドゲーミングを利用すればOK。遅延はあるものの、パソコンで遊んでいるゲームをAYANEO Pocket S2上でも遊ぶ、なんてこともできちゃいます。
AYANEO Pocket S2まとめ
AYANEO Pocket S2の発売日は2,025年9月下旬発送予定。記事執筆時点の価格は以下の通り。また8月8日までの先行予約割引もありますのでカッコ内の価格に値引きされた価格も記載しています。気になった方は早めにポチっちゃおう。
- メモリ12GB+容量256GB:88,000円(79,200円)
- [Pro]メモリ16GB+容量512GB:108,000円(97,200円)
- [Pro/レトロ]メモリ16GB+容量1TB:118,000円(106,200円)
Android内蔵のハンドヘルドゲーム機の中でも抜群のスペックを誇り、原神や影付きマイクラといった高負荷な3D系ゲームも遊べる快適さを持ち合わせている1台!スマホでゲームしているけど、もっと快適にプレイしたいという方なら要注目ですよ!
▼先代モデルのAYANEO Pocket Sの実機レビューは以下からどうぞ!↓
▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で必ず確認して下さい!↓
■AYANEO Pocket S2■
初出時価格
・メモリ12GB+容量256GB:88,000円
・メモリ16GB+容量512GB:108,000円
・メモリ16GB+容量1TB:118,000円
▼ハイビーム公式オンラインストア:8月8日までの先行予約で割引中!↓
▼Amazon:8月8日までの先行予約で割引中!↓
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