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BingのAIチャットが便利すぎて検索の新時代が来たと実感。精度の高い答えに導くコツなど

話題沸騰中のChatGPTですが、MicrosoftもAIをBingに組み込んだAIチャットを展開。これがめちゃくちゃ便利です。今まではGoogleでググることが多かったんですが、最近は割とBingのAIチャットで質問することも多くなってきました。スマホでも簡単に使えます。

スマホでBingのAIチャットを使う方法

利用方法は至って簡単で、Bingアプリをスマートフォンに入れるだけ。

▼アプリを起動して下部のBingアイコンをタップするとチャット画面が表示されます。マイクのマークがデカデカと出てますが、右端のキーボードボタンを押すと文字入力もできます。↓

あとはチャット欄に質問したいことを入力するとAIが答えを返してくれます。質問に対して深堀りする場合もありますが、現時点では1発目の質問から10回まで深堀りできます。質問するとチャット欄の右下に1/10とカウントが始まります。

青いホウキのボタンをタップすることで質問はリフレッシュされ、また1/10から質問が出来るます。リフレッシュしての質問は1日120回制限がありますが、そんなに日常で調べることってまれなので実質使い放題みたいなもんですね。

2023/03/14追記:1回の質問で10回まで会話できましたがこれが15回に、1日120回の利用制限が150回に緩和するとBingが発表しました。

WEB検索結果も駆使するので最新情報が手に入りやすい

僕はChatGPTをLINEで気軽に使える「AIチャットくん」も利用しているんですが、こっちは結構古い情報で止まっている印象です。

ガルマックスユーザーに分かりやすく伝えるなら、発売したばかりのスマホのAnTuTuデータを知りたい場合、BingのAIチャットはリアルタイムの情報、LINEで使えるAIチャットくんは古い情報が出てくることが多いです。

▼これは結果を見ると分かりやすいです。左がBingのAIチャット、右がLINEで使えるAIチャットくん。↓

BingのAIチャットは適切に実機のAnTuTuスコアを提示していることに対し、LINEで使えるAIチャットくんは、「発売前なので情報がない」と事実とは異なる回答に加え、「テキトーなAnTuTuスコア」を返しています。何がテキトーって、この端末、SoCがHelio P90じゃありません。UNISOC T616です。なのでスコアも間違った回答となっています。

このように、BingのAIチャットはリアルタイムでネットにある最新情報を組み込んで精度と鮮度の高い答えを返してくれる点が凄いところ。

今回は発売したばかりのBlackview TAB 16のAnTuTuスコアを知りたいと質問したんですが、ガルマックスはレビューで取得した実機のAnTuTuスコアを掲載していて、それをBingのAIチャットは情報の引用元として引っ張っていることが分かります。

もちろん、BingのAIチャットも完璧ではないので、こちらがミスに気づきツッコミを入れると「勘違いしていました」と返ってくることもあるので過信は禁物ですが、それでも検索を絡めた結果をアウトプットする方法は衝撃的です。

解決策を探すスピードと精度がレベチ

知りたいことを調べるためにググることってよくあると思うんですが、中々求めている答えに届かないことってありますよね。検索結果で答えがありそうなWEBサイトにアクセスして探してもベストな答えが無い。あるあるです。

こんな感じの解決策を探すようなシーンでもBingのAIチャットはネット情報を参照して答えを引っ張ってくるので、答えにたどり着くスピードと精度がレベチ。いままで血眼になってになってネットを這いずり回りながら情報を探していた労力は一体何だったのか、と思ってしまうほど。

ただ、精度の高い答えを導くには「質問するコツ」をユーザーは身につける必要があるなと思いました。

今までググる時は重要なキーワードと欲しい答えを組み合わせて検索していました。例えば「エラーコード」+「回避方法」みたいな感じですかね。

BingのAIチャットでは、もっと具体的に人に症状を伝えるような感じで質問すると精度が高くなります。例えば「○○していた時に〇〇をクリックしたら○○のエラーコードが出たのでエラーの出ない手順を教えてほしいです」みたいな感じ。

こんな感じで質問するとそれに沿う答えを探してくれるので、結果としてユーザーはより素早く求めている答えにたどり着けるようになります。

情報は鵜呑みにせず引用元を確認することが重要

ChatGPTが誤った情報をいかにも正しいように回答することがあってリスクの一つとして取り上げられていますが、BingのAIチャットも先述通り間違えることもあります。

▼これは4K/120HZのパススルーモードを搭載したHDMIキャプチャーは市場に存在するのか質問した時にBingのAIチャットが「これです!」と返したモデルが4K/60Hzだったので突っ込んだときの返答。↓

なぜこれに気がつけたのか。

それはBingのAIチャットが答えと一緒に添付している引用元のリンク先情報を参照したからです。

LINEで使えるAIチャットくんは、こういった引用元が提示されないので答えを鵜呑みにしてしまうリスクがあります。先述したBlackview Tab 16のSoCがUNISOC T616ではなく何故かHelio P90と記載されていた点も、知らない人が見てしまうと正しいのか間違っているのか判断できません。

BingのAIチャットも同様に間違えることがあり完璧ではありませんが、ネットで検索した引用元を提示してくれるので、出された答えの裏とりが出来るわけです。

というわけで、答えが返ってきたらチャットの文章だけではなく、引用先の情報もしっかり確認することが誤った情報をインプットしないための重要なフローだと思いました。

まとめ

今回はMicrosoftのBingのAIチャットをピックアップしましたが、Googleやappleも同じようなアプローチのシステムを作っていると聞きます。

先発で使えるようになったBingのAIチャットだけでなく、LINEで利用できるChatGPTを利用したAIチャットくんを使った感じだと

  • AIチャットはネットの検索結果を引用するタイプのほうが鮮度が高い情報が手に入る
  • ちゃんと引用元を提示してくれるAIチャットのほうが誤った情報を鵜呑しづらい

って事が分かったので、僕は現時点でAIチャットを利用するならBingのAIチャット一択って感じです。BingのAIチャットは次世代の検索を体験するにはピッタリなので、気になる方はぜひお試しあれ。

Microsoft Bing 検索

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