5G対応のBlackBerryスマホでるかも?!OnwardMobilityが進捗を報告

キーボード付き携帯端末の代名詞とも言えるBlackBerry。そのライセンスを引き継いだOnwardMobilityが進捗を報告しています。詳細は以下より。

「世間一般に信じられていることに反して、我々は死んでいない」

BlackBerryのライセンスを引き継いだOnwardMobilityが現地時間2022年1月6日に公式サイトのニュースを更新。

それによると、「2022年を迎えるにあたり何らかの形で報告する義務があると思い更新した。マーク・トウェインの言葉を借りるなら、世間一般に信じられていることに反して、我々は死んでいない」といった旨を冒頭に述べています。

To all of you who have patiently waited so long for updates from OnwardMobility, we are humbly aware that we owe you some form of communication as we enter 2022. And to misquote Mark Twain, as so many do, “Contrary to popular belief, we are not dead.”

Contrary to popular belief, we are not dead. – onwardmobility.com

ちなみにマーク・トウェインはアメリカの小説家の名前で、彼の代表作はトム・ソーヤーの冒険などが挙げられます。歴史的にかなり著名な作家ですね。

続いて、前回の発表からユーザーが続報を楽しみにしていただろうが、2021年は新しいスマートフォンを発売するには本当に難しい年と述べており、ユーザーの方々の不満はもっともである上に純粋に共感できるともしています。

そして、2021年には出荷できなかったが、今月からは前以上に定期的に更新を行い、キーボード付き5Gスマートフォンについての情報を明らかにした上で、ユーザーの質問に答える予定としています。

更に、近日中にニュースリリースを配信する予定なので、楽しみにしていてほしいとも記述していました。

本当に無事リリースされるの?

OnwardMobilityはスタートアップ企業ということもあり、資金面や製造メーカーとの提携面で大手企業より不利なのは理解できます。

ただ、前回のニュース更新が2021年1月のグローバルの営業チームを拡大した件で、そこから1年間何もニュースリリースを出していなかったんですよね。

BlackBerryはiPhoneよりも前から携帯端末をリリースしていた歴史あるブランドですが、2010年代からはiPhoneやAndroidに駆逐され、2016年からは自ら製造・開発を行わず、TCLにライセンスを貸し出していました。

そのTCLも2020年にライセンス延長をせずに製造・販売も終了といよいよ終焉かもといった流れだっただけに、OnwardMobilityが引き受けたのは朗報と見る方も多かったはずです。

しかし、当初予定していた2021年のリリースには到底間に合わず、続報もおざなりの現状を見ると、事情があったとしても進捗を報告できたはずなのになぜやらなかったのかと思っちゃうんですよね。

しかも、キーボード付きAndroid端末はキックスターター発のUnihertz Titanがあったりと絶対数は少ないながらもオンリーワンの特徴ではなくなっています。

正直言いますと、現状の様子では、最悪「努力していたけどやっぱ無理でした〜!」となる未来も考えられるのではないでしょうか。

果たして無事に新しいBlackBerryスマートフォンがリリースされるのか?というかそもそも近日中に続報が出るのか?とりあえず待ちましょう!

ガルマックス編集長
1月4日に自社OSのサポートが終了になったんだけど、1月6日にニュースリリースが更新されたのを見ると、今後、何かしらの展開に期待しちゃうよね〜。続報に期待です。
ページトップへ