Blackview Tab 16のレビュー!11インチの大画面は動画視聴もめちゃ快適!

Blackview Tab 16の試用機会を頂いたので実機を使った所感をレビューでお届けしますよ!

実際にBlackview Tab 16を使って気にいった・気になった点はこんな感じ!

気にいった点

  • ボディの質感が良い
  • 付属品が充実している
  • 見やすい大型の11インチディスプレイ
  • Widevine L1に対応している
  • スピーカーの音質がとても良かった

気になった点・注意点

  • 自動輝度調節が全体的に暗い
  • PCモードは動作は重たく感じた
  • バッテリー持ちが微妙
  • イヤホンジャック非搭載

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■メモリ8GB+容量256GB■
初出時価格→189.99ドル

Blackview Tab 16のスペック、ベンチマーク、検証結果まとめ!

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Blackview Tab 16のデザイン

▼なんかでけーなーって思ったらそれもそのはず、このBlackview Tab 16はディスプレイが11インチもあるんですよね。大抵10.5インチぐらいだったから、若干とはいえデカく感じました。↓

背面はサラッサラ。さわり心地スゲーいいです。指紋もつきにくい。↓

▼でもカメラ部分のデザインはメチャ普通って感じ。正直Blackview Tab 13みたいな個性的な意匠であってほしかったっすね。↓

▼重さは531gでした。側面がフラットになっているため持ち心地はソリッドな印象。ただデカいタブレットだから、小さいスマホと違って手に刺さる持ち心地は感じにくく悪くはないです。↓

各種ボタン配置は以下の通りです!

▼左側面に電源キー、その下に音量キーと充電端子。↓

▼上部にSIMスロットとスピーカー。音質については後述。↓

▼下部にもスピーカー。ただしキーボード接続端子はありません。キーボードは無線でのみ接続できるようです。↓

あと、中華製品あるあるともいえるんですが、Blackview Tab 16はとにかく付属品が凄いたっぷりです。

▼充電器、ケーブル、SIMピンはもちろん、手帳型のケースにガラスフィルム、スタイラスペンとものすげぇ豪華。なんでこれで2万円台とかいう安さを実現できるんだろうかね。↓

▼付属品として手帳型ケースがついているのもBlackview Tabシリーズならではの嬉しい部分。もちろん自立もできちゃいます。↓

このケース、タダでついてる付属品…とはいえ質感もよく出来ています。閉じると本体も反応してスリープ状態になってくれる機能もありました。

▼あとタッチペンは専用品じゃなく汎用タイプで、他デバイスでも使えました。このペン先が平らになってるタイプ。すっげー使いやすくてお気に入りです。タッチの感度もバッチリで電池不要!↓

ただ、欠点を挙げるとすればケースや本体にくっつけたり仕舞えるっていう収納性はないので、持ち運ぶときはかさばり常に紛失のリスクがつきまとうのは注意したいところですね。丸いからよく転がっちゃうし。

Blackview Tab 16の性能・パフォーマンス

AnTuTu27万点ともなれば、普段使いでの動作でほぼ不満はありません。サクサク動いてくれて快適です。

▼あとメモリ(RAM)が8GBと大容量。加えて最近流行りのRAMブーストも完備しており最大で6GBまでぶっ込めました。スライドする事で0.01GB単位で調節可能。中央に現在選択している拡張容量が表示されます↓

…ただ個人的にはRAMブーストがあってもなくても、体感で違いはわからなかったです(´・ω・`)。効果を感じにくい、ってだけで一応効果はあるんだと思うんですが、筆者はある種おまじないのようなものと考えてます。

▼またメモリを拡張していても、PiPを使ってYouTubeを流しながら別の作業をするなど高負荷な使い方ではカクつきは発生します。↓

プチフリとか処理が遅くなる…というよりは、純粋に画面のスムーズさが失われるって感じ。

いくら14GBメモリであってもSoCがミドルレンジなので、流石にPiP込みでマルチタスク動作はやや微妙といったところ。使えなくはないが快適ではない、といったところです。

Blackview Tab 16のゲーム性能

ガルマックスを読んでくれている方ならもはや性能帯で察しているとは思いますが、ゲーム性能は2D系や軽い3D系向けといったところ。

▼MinecraftとかAsphalt 9とかPUBG:Mobileみたいな、重い3Dゲームは厳しいです。カクカクで快適ではありません。↓

▼こういうミニゲーム的なものであればなめらかに動いて快適に遊べました。でけー画面だから一味違ったプレイフィールで中々楽しめた!↓

Blackview Tab 16の機能と仕様

Blackview Tab 16の機能・仕様についてはこんな感じです。

PCモードでマルチウィンドウ表示に対応

Blackview Tab 16、Samsung Dexみたくデスクトップ風のモードに切り替えられるのが特徴です。

▼モードを有効にするとこんな感じでマルチウィンドウ状態にすることができ、Windowsっぽい画面に切り替わります。↓

▼もちろんアプリの複数表示もばっちり。↓

この状態であれば、後ろで動画を再生していて別ウィンドウで作業も可能なので、YouTube Premiumでなくともバックグラウンド再生ができるようになります。

▼もちろんウィンドウを小さくすればYouTubeをPiP表示っぽく再生することもできます。が、下部に謎のスペースがどうしても入ってしまう。↓

あとPCモード自体結構負荷はあるみたいで、PCでないモードと比べると全体的に動作が緩慢な印象を受けます。普通にカクつく。

個人的にはPCモード、実用性はあまり感じなかったっす。ただ専用キーボードを試せていないので、仮にこれがあったらまだ評価は変わったかも。

SIMカードとGPS対応はマジで良いよね

筆者がタブレットに求めるのがSIMが使えてGPSがあるかって部分なんですが、Blackview Tab 16はどっちも満たしています。2万円台タブレットでこの機能性はマジで良い。

SIMカードはLINEMOと楽天で検証したところ、どちらも電話とネット通信ができましたが、バンド対応表記的にはソフバンの主要バンドしか対応していないのでそれ以外のSIMに不向きなんで注意っす。

▼とはいえSIMが使えるってだけでもやはり価値はデカい。固定電話代わりに使えますからね。↓

GPSも搭載しておりカーナビとしても使えるのも良かった。コンパスは無いから方向を向くことはできないんですが、GoogleマップやYahoo!カーナビであれば進んだ方向に向いてくれるので実用上問題は無し。

Blackview Tab 16のディスプレイ

OSCAL Pad 10のディスプレイはサイズが11インチ、解像度は2,000×1,200でディスプレイはIPS液晶を採用しています。長所と短所を挙げるとこんな感じ。

視認性とても良く色合いと解像度もGood

▼ディスプレイ部分に関しては大満足!ベゼルは若干ですが薄く、しかもコーナー部分もキュッとカーブしており高級感ある見た目で、使うたびかっけーなーって感じられてテンション上がるっすよ。↓

▼11インチサイズで迫力は満点。解像度も十分高く色合いも設定でブーストがかけられるので、鮮やかな動画視聴もできました。↓

Widevine L1でプライムビデオのHD再生ができた!

なんとBlackview Tab 16、Widevine L1対応、さらにプライムビデオのHD再生に対応していました!

▼でけー画面で高画質でしっかり楽しめる。これはアニメとかドラマとか映画を見る人にも勧めやすいわ。↓

輝度の自動調節は暗くなりがちで使えない

輝度の自動調節は対応しているのはいいんだけど、ぶっちゃけ使い物にならなかったです。その調節度合いがかなり暗めになってしまい、明るい部屋でも暗く表示されるので全然見えにくい。

▼この調節は手動でスライダーをいじれば学習してくれるモデルもあるんですが、Blackview Tab 16の場合は全然改善の兆しが見られませんでした。アプデでの改善に期待です。↓

Blackview Tab 16のカメラ

▼メインカメラは1,300万画素のシングルカメラ。写真写りはこんな感じです。ピントが合いにくい。↓

▼やはり安物なりのカメラといったところで、撮影時は青空の晴天下なんですが青さはなくなり白っぽくなりがちになっています。↓

▼一方、インカメラの写真写りは明るければ悪くはない印象。WEB会議でカメラがわりとしても活用できそうだね!↓

Blackview Tab 16のバッテリー関連

発表記事でも予測していたんですが、Blackview Tab 16は前モデルよりも大画面でありながらバッテリー容量が少なくなってます。

記事でも電池もちの感覚が変わりそうと伝えてたんですが、予想通りバッテリー持ちはあまり良くありませんでした。

▼動画再生の場合、公称値通りで5時間ほどでバッテリーが尽きますね。ただ、急速充電18Wに対応しているのは有難い。充電ペースも早く、大体2時間半ほどで満充電できました。↓

ただSIMカードを突っ込んでいるとこれよりも減るペースが早くなりました。なので車載カーナビとして使うなら充電器を繋ぎっぱなしにしたり、また急速充電アダプタを用意するといった一工夫が必要になってきます。

Blackview Tab 16のスピーカー・サウンド関連

Blackview Tab 16のスピーカー、クアッド式だけあって臨場感はバッチリ。

しかも音質自体もスゲー良かったです!低音から高音までよく聴こえてくるため、音楽も動画もバッチリ楽しめました。最大音量も十分出ますね。

▼ただイヤホンジャックが無いのは非常に残念。最近イヤホンジャックないタブレットは増えてきているとはいえ、先代までにあったイヤホンジャックがなくなったのはやっぱ惜しいわ。音質はいいからまだ許せますが。↓

Blackview Tab 16の評価まとめ

最近ではSIM、GPSを搭載したタブレットが増えてきていますが、その中でもBlackview Tab 16は特にメディア視聴用途にも適した1台に思えます。画面でかいしプライムビデオのHD対応はマジで強いよ。

しかも他タブレットよりも付属品も揃ってるし、安いモデルの割には性能も十分足りてて、「これで十分かな」って感じました。

重いゲームには不向きですが明確な弱点はそのぐらいで、3万円以内の予算で買えるタブレットとしては良い線いってます。筆者はイヤホンジャックさえあれば完璧…とは思いましたがね(´・ω・`)。

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Blackview Tab 16の割引情報・購入先まとめ

▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で確認して下さい!↓

■メモリ8GB+容量256GB■
初出時価格→189.99ドル

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