CHUWI「CoreBox 4th」レビュー!Intel Core i3-1215Uは想像以上にパワフルやった!
CHUWIさんがリリースしている人気ミニPCシリーズの最新モデル「CoreBox 4th」の試用機会を頂いた!これ触ってみたかったんや!嬉しい!ありがとう!CHUWIアイシテル!というわけで、レビューをお届けする!
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CHUWI CoreBox 4thのスペック
CHUWI CoreBox 4thの付属品
▼付属品はこんな感じ。SATAケーブルとネジはストレージ増設用ね。↓
- 本体
- ACアダプター
- 電源コード
- ストレージ増設キット
- クイックガイドとか
CHUWI CoreBox 4thのデザイン
CHUWI CoreBox 4thはミニPCだからデスクトップPCと比べるとめちゃコンパクトやけど、ミニPCの中では大型なタイプ。まあこのサイズなら置き場所には困らんでしょ。
▼このデザインは好き!安っぽさも全く感じんしエアーフローも良さそう。質感もめちゃくちゃエエやん!↓
▼なんか公式では縦置きの画像が結構使われてたけど、ゴム足はこっちなんや。割と軽いし縦置きの安定性はそんな高くないから平置きで使おっと。↓
CHUWI CoreBox 4thのベンチマーク
CHUWI CoreBox 4thはCPUにIntel Core i3-1215Uを搭載。なにやらCore i7-1165G7よりも性能が高いとかなんとか。
▼で、Geekbench 5の公式サイトでCore i7-1165G7のスコアをチェックしてみたらこんな感じ。シングルコアスコアが1357点、マルチコアスコアが4410点。↓
▼Intel Core i3-1215Uはどんなもんじゃい!ってことでCHUWI CoreBox 4thにGeekbench 5をぶち込んで測定してみたら・・・え、これマジ?↓
ちょっと待って、CPU性能高すぎちゃいます?噂にはシングルコア性能がめちゃ高いって聞いてたけど、マルチコア性能も高いって感じ?
ビックリして編集部のみんなに伝えたら、どうやらこの世代のi3はホンマに凄いらしい。おっちゃんビックリやわ。
▼とりあえず他のベンチマークもやったんで掲載しとく!ええやん、ええやん!↓
CHUWI CoreBox 4thを使って感じたこと
ここからは使って感じたことを残しておく!
アース棒付きプラグは扱いづらい
付属していた電源コードのプラグなんだけど、アース付き。
PCの電源コードは基本的にアース付きやから別に良いねんけど、CHUWI CoreBox 4thのはプラグからアース棒がニョキッと出てるタイプなんよ。
▼よく見るこのタイプなら普通のコンセントにぶっ挿せるんだが・・・↓
▼CHUWI CoreBox 4thのはこれ。3穴のコンセントなんかウチに無いねんけど!↓
普通にアース線タイプかポッキンアース棒だったら嬉しかったなー。
▼ってことで、そのへんに転がってたこれ使って普通のコンセントにぶっ挿した。↓
▼なお、上記のはプラグ形状を変えるだけだからアースは使えんくなる。アース使うならこっちのが良い。↓
フロントにもUSBポート欲しいわ
▼ポートはこんな感じ。ポート数も充実しているし一式揃ってるんで利用する上でポート数に不満は無い。↓
▼けれど、フロントにもUSB欲しいわこれ。USBメモリとかでデータ抜くときも面倒だし。↓
▼ってか、CHUWIのHiGameってモデルはフロントにThunderbolt 3付いとるやないか!なんでCHUWI CoreBox 4thにはないねん。↓
デスク下に置くデスクトップならハブ使えばいいけど、これデスクに置けるサイズやし、たぶんデスクに置いて使うやろうから、フロントに何個かUSBポートあったほうが絶対使いやすいって。ホンマに。
ってことで、次期モデルではフロントにThunderboltじゃ無くてもいいから、普通のUSBポートくらい追加して欲しい!CHUWIさん頼むわ!
▼とりあえずハブぶっ挿したけど現状こんなんやねん。フロントにUSBあったらもっとスッキリするのに!↓
そそ。裏にハブ挿したけどこんなことなってる。フロントには欲しいよなー pic.twitter.com/K65WR6qp6J
— GARUMAX (@GaruJpn) December 16, 2022
増設はストレージだけで十分っしょ
サイドパネルを固定している4つのネジを外すと簡単に内部にアクセスOK。これ、ネジの1箇所に封シールあったけど、内部にアクセスするだけで保証切れるの?教えてCHUWIさん。
▼とりあえず蓋はずした。内部はこんな感じ。ストレージは取り外せるけどメモリは交換不可。↓
CHUWI CoreBox 4thはメモリが16GB。パワー的にメモリ16GB以上を使うような使い方なんてまあせんし十分っしょ。ストレージも換装できるっちゃできるけど512GBあるし、換装するのも面倒だから容量足りなくなったらデータ保存用のストレージを増設するくらいになりそうやなー。
最近は2.5インチのSSDも随分と安くなったし、SATA接続で速度はめちゃ早って訳では無いけどデータ保存用なら十分っしょ。なので、512GBの容量がパンパンになったら増設する予定。たぶん512GBも使い切らんけど。
▼ちなみにストレージは蓋の裏に固定できるようになってた!↓
単体で最大3画面出力できるのが良い
CHUWI CoreBox 4thは本体にHDMIが2つ、外部映像出力もできるUSB-Cを搭載していてトリプルディスプレイ環境に対応してる。ええやん!
▼ちなみに僕はこんな感じで普段はデュアルディスプレイ。サブはモバイルディスプレイ使ってるんやけど、USB-C接続で映像も給電もケーブル1本だから楽ちん。↓
思ってたよりもファンの音が気になる
CHUWI CoreBox 4thは静音設計で公式ではフル稼働でも35dBをアピってるけど、これ静かな環境だと割りとファンの音が割と気になるなー。スタンバイ状態だと少し静かになるけど、使ってる最中は基本的にファンがフル稼働してるっぽいし。
▼ちなみに30cmほど離れた場所でファンの音をチェックしてみたらこんな感じ。公式のアピってるのとほぼ変わらん感じ。↓
まあ、普段はMacBook Proを使ってて動画をエンコードするときくらいしかファンが回らんから余計に気になってるだけやとは思うけど、小さいのにまあまあファンの音が気になるなーって感じね。
WEB閲覧も動画視聴もめちゃ快適!
これまでintel CPUは廉価版のCeleronかCore i7しか使ったことが無く、Core i3ってどんなもんじゃい!とか思って仕事用PCとして使ってみたんやけど・・・めちゃ快適やないかこれ!
- WEBブラウジング
- 動画視聴
- スプレッドシートとか
- メール
- ブログの記事執筆
- 写真の簡単な加工
こんな感じのライトな使い方はウルトラサックサク。WEBブラウジングとか割とシングルコア性能が重要やけどシングルコア性能が高いからかめちゃキビキビ動いてる。
動画編集機としてはちょっと厳しいけど、上記のような軽い使い方が中心なら普段使い用のPCとしては合格。
ゲームも割と動くやないか!
GPU性能はそんなに高くないけど、せっかくなんで色々ゲームを入れて試してみた。でさ、ゲーム動かして分かったんだけど、想像してたよりも結構動いちゃうこれ。
- GTA 5:FHD/低設定/平均70〜90FPSくらい
- GRID(2019):FHD/低設定/50〜57FPSくらい
- APEX LEGENDS:HD/低設定/50〜60FPSくらい
ぶっちゃけ所詮Core i3だしゲームは起動する程度っしょとか思ってたら、GTA 5なんか普通にゲームを楽しめるレベルで動いてる。
まあ「想像していたよりも」ってことで、本格的にPCゲームを遊びたいって人にCHUWI CoreBox 4thをオススメはせんけど、ゲームは試して遊べたらラッキーって思ってたんで、割りと動いて驚いた。やるやんIntel Core i3-1215U。
▼CHUWI CoreBox 4thでGTA 5をプレイしている様子は以下。画像荒いけどそれはイーロン・マスクのせい。↓
Intel Core i3-1215U搭載のCHUWI CoreBox 4thでGTA 5をプレイ。ちなFHDね。PCゲーム遊びたい人にはオススメせんけど、思ってたよりもゲーム動くわこれ pic.twitter.com/FaOKD6DjkY
— GARUMAX (@GaruJpn) December 17, 2022
CHUWI CoreBox 4thまとめ
Intel Core i3-1215Uの性能ってどんなもんじゃ!所詮Core i3やろ!とか思って触り始めたんやけど・・・いや、凄いやん。めちゃ性能高いやん。
ゲームとか動画編集とか馬力のいる使い方には向かんけど、ライトな使い方(WEB閲覧とか動画視聴とか表計算とかね)では、もうめちゃくちゃ快適。
まあここまではCHUWI CoreBox 4thというよりIntel Core i3-1215Uが凄いって話なんやけど、CHUWI CoreBox 4thはと言えば、やっぱりフロントにUSBは欲しいし使い勝手はあと一歩って感じやなぁ。
ミニPCって中身の構成がほぼ同じってのはよくある話で、あとは価格はもちろんアフターサポートだったり、デザインだったり、使い勝手だったりが結構重要になってくるからね。
このサイズやとデスクにおいて使う人も多いだろうし、アクセスしやすいフロントにUSBポート、もっと言えばカードスロットとかあったら個人的には嬉しかったなぁ。まあ、カードリーダー付きのハブ使えば良いだけやからそんなに困らんけど。
細かい不満点はあれど、この仕上がりなら実際に買っても僕は後悔しないな。ってか、レビュー依頼来てなかったら普通に買ってたわ。ちゃんと技適もあるし。
ちなみに執筆時点だと349ドル、日本円だと約4.8万円って感じ。この価格だと日本ではセレロン機ってのもあるし、この価格でこの性能やったらかなり旨いと思う。欲しい人はセール価格で買っといたほうがエエよ!
CHUWI CoreBox 4thの購入先まとめ
■メモリ16GB+容量512GB■
初出時価格→449.00ドル
過去最安値→349.00ドル
▼[CHUWI公式ストア]↓