カスタマイズできるスマホ「CMF Phone 1」日本上陸!但し対応バンドは貧弱

2024年9月27日より日本でもCMF Phone 1の予約販売がスタート!日本公式ストアでは本体+背面ケースのセットを44,800円で販売するほか、IIJmioではMNPにて34,800円で10月1日より販売開始します。

CMF Phone 1ってどんなスマホ?

CMF Phone 1は既に海外では発売済み。日本版もグローバル版も基本的に中身は変わりません。

▼最大の特徴は簡単に背面パネルを丸ごと交換できたり、アクセサリーを直接取り付けられること!↓

海外ではユーザーが3Dプリンターを使って背面カバーを自作するなど結構盛り上がってます。今後も色々なサードパーティ製パーツが出そうですね!

▼処理性能を左右するSoCにはDimensity 7300を搭載。AnTuTuだと総合スコアが約65万点、GPUスコアが約14.5万点のハイエンドに次ぐミドルハイ帯のチップです。↓

日本での販売価格を考えると非常にコスパは良いですね!日常使いはもちろん、ゲームも色々快適に動く水準です。

▼ディスプレイは6.67型で120Hzの高リフレッシュレートもバッチリ対応。ピーク輝度は2000nit。このあたりもハイエンド水準。↓

▼カメラはSONY製の5,000万画素カメラ+ポートレートカメラを搭載します。↓

▼バッテリー容量は5,000mAhと十分な容量。20分で50%充電できる33W充電にも対応。↓

▼更に詳しく知りたいという人は以下の記事で紹介しているので是非チェックしてみて下さい!対応バンドの解説なども確認できます。↓

CMF Phone 1のスペック・対応バンドまとめ!バックカバーが換装できる超楽しそうな1台が登場

対応バンドが貧弱なので注意

CMF Phone 1が日本で発売することは嬉しいんですが、注意点があります。それが対応バンド。

日本市場に正式投入される海外スマートフォンは、大体の場合だと大手キャリアの重要なバンドに対応させて投入しますが、CMF Phone 1はグローバル版のままなので対応バンドが貧弱です。

  • 5G:n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
  • LTE:B1/3/4/5/7/8/20/28/38/40/41/66
  • 3G:B1/4/5/8
  • GSM:850/900/1800/1900MHz

例えば、ドコモのプラチナバンドであるLTEの19や、auのプラチナバンドであるLTEの18/26は対応していません

プラチナバンドは電波の繋がりやすい周波数で、大手キャリアが”プラチナ”と呼んでることからも分かる通り非常に重要なバンドです。

これらが非対応なので、ドコモやau回線で使う場合は電波の掴みが著しく悪くなるおそれがあります。また、楽天モバイルではauローミングで18/26を使っていることから、楽天モバイルでも同様に電波の掴みが悪くなるおそれがあります。

日本で公開市場版として販売するなら最低限、どの大手キャリア回線でも安心して使える周波数に対応させてほしかったですね…。

というわけで、日本で公開市場版として販売はしますが、実質ソフトバンク回線向けなので購入時はご注意を。

CMF Phone 1の購入先

執筆時点ではNothing公式ストアにてケース付きのCMF Phone 1 Bundleが44,800円。ケースはセットですが、購入時にストラップ、スタンド、カードホルダーのいずれかをカートに追加すると無料で1つ貰えます。

▼公式ストアでの注文では10月初旬の発送を予定しています。↓

IIJmioでは通常価格39,800円で10月1日に販売開始。MNPの場合は34,800円で購入可能です。数量限定でワイヤレスイヤホン(CMF Buds)を付属した「【IIJ限定】発売記念BOX」が用意されていますが早いもの勝ち。

▼先述通り対応バンドが貧弱。MNPする場合、IIJmioではドコモかau回線を選ぶことになりますが、どちらも電波の掴みが悪くなるおそれが有るので注意。↓

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