CMF Phone 2 Proのスペックまとめ!薄型軽量化してカメラも大刷新したカスタマイズスマホ第二弾

NothingのCMFブランドからスマホの第二弾の「CMF Phone 2 Pro」が正式発表されましたね!ということでスペックをチェックしていきます。

ちなみに執筆時点では日本でのアナウンスはありません。初代は日本でもリリースされたので今回も出るのかな?なお価格は米国価格で8+256GBが279ドル(約4万円)です!

CMF Phone 2 Proの詳細スペック

製品情報
端末名 CMF Phone 2 Pro
発売年 2025年4月
発売地域 海外
メーカー・ブランド CMF
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G W-CDMA:1 / 4 / 5 / 8
4G LTE FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66 / 71
TD-LTE:38 / 40 / 41 / 42 / 48
5G NR Sub6:n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n71 / n77 / n78
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth バージョン:5.3
コーデック:非公表
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2)
本体仕様
ディスプレイ サイズ:6.77インチ
材質:有機EL
画面占有率:非公表
形状:パンチホール(中央)
最大リフレッシュレート:120Hz
最大タッチサンプリングレート:1,000Hz
解像度 2,392×1,080
画素密度 387ppi/高精細でドットの粗さは気にならない
サイズ 高さ:164.0mm
横幅:78.0mm
厚さ:7.8mm
重さ 185g
本体色 ブラック、ホワイト、オレンジ
システム仕様
OS Nothing OS 3.2
Android 15ベース
CPU(SoC) MediaTek Dimensity 7300 Pro
AnTuTuベンチマーク

総合スコア:711,907
GPUスコア:-
(AnTuTu v10メーカー公称値)

メモリ/保存容量
メモリ規格 非公表
ストレージ規格 非公表
組み合わせ メモリ8GB+容量128GB
メモリ8GB+容量256GB
ストレージカード MicroSDカード対応(最大2TB)
カメラ
背面カメラ デュアルカメラ
①5,000万画素(メイン、f/1.88)
②800万画素(超広角、119.5°、f/2.2)
③5,000万画素(望遠、光学2倍ズーム、f/1.85)
手ぶれ補正:電子式(メイン、望遠)
センサーサイズ:1/1.57(メイン)、1/4(超広角)、1/2.88(望遠)
PXサイズ:非公表
インカメラ パンチホール式インカメラ
画素数:1,600万画素(メイン、f/2.45)
センサーサイズ:1/3
PXサイズ:非公表
機能仕様
GPS GPS、A-GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:非公表
センサー 赤外線センサー:非公表
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:対応
電子コンパス:対応
光センサー:対応
その他:X軸リニアモーター
防水/防塵・タフネス等級 防水/防塵:IP54
耐衝撃:非公表
イヤホンジャック 非公表
NFC 対応
その他機能 独自キー搭載
カスタマイズアクセサリー対応
バッテリー
バッテリー容量 5,000mAh
充電 有線充電:33W
ワイヤレス充電:非対応
逆充電:5W
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

【公式サイト】CMF Phone 2 Pro – cmf.tech

スペック表に関する免責事項

CMF Phone 2 Proの対応バンド

CMF Phone 2 ProはNanoSIMで利用できます。

対応バンド早見表を表示

CMF Phone 2 Proのデザイン

カラーはレッド、ブラック、ホワイトの3色が用意されているようです!前モデルのデザインを引き継ぎつつといった感じで、右下にはアクセサリーを固定するための巨大ネジも確認できますね。

▼今回はカメラレンズを拡張するようなアクセサリーも用意されているみたい!こりゃサードパーティー製のレンズとかもワンサカ出てきそうですねぇ。↓

▼側面にはNothing Phone (3a) でも搭載されていた「Essential Key」が搭載されてます。(詳細は機能の項目で書いてます)↓

あとですね、CMF Phone 2 Proは6.8型に迫る大画面を搭載しているんですが、重量はたったの185g。そして・・・厚さはなんと8mm切りの7.8mmとミドル水準のスマホとしてはめちゃくちゃ薄いです。最近は薄型がトレンド化しつつあるので、先取りしてる感あって良いですねぇ。

CMF Phone 2 Proの性能・パフォーマンス

SoCはDimensity 7300 Pro 5Gを搭載!AnTuTuは総合スコアが71万点オーバーとのこと!

初代はDimensity 7300でガルマックスの実機AnTuTuスコアデータベースによると総合スコアが約67万点なので少しパワーアップした感じかな。

Dimensity 7300 Proのスコア的には2025年時点でミドル水準なのでメインスマホとしても十分使えるパフォーマンス。ゲーム性能はミドル水準のスマホということで軽めのゲーム向き・動けばラッキーと思っておきましょう。

▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約200万点以上
GPUスコア:約70万点以上
(ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし
総合スコア:約150万点〜200万点
GPUスコア:約50万点〜70万点
(準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約30万点〜50万点
(ミドルハイ)重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約10万点〜30万点
(ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜10万点
(エントリー)必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
(ローエンド)サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

CMF Phone 2 Proのディスプレイ

ディスプレイは6.77インチでパネルはAMOLED(有機EL)で解像度は2,392×1,080、高リフレッシュレートは120Hz!

ミドル水準のモデルですが、真の黒色を表現できる有機ELや、HDではなく標準的なFHDクラスの解像度の採用、一般的なディスプレイの2倍滑らかな120Hz表示に対応するなど仕様もGoodです。

輝度は3000nitと記載されてますが、これはピーク輝度(閃光のように画面の一部がピカッと光る演出時に一瞬だけ出せるピークの輝度)。スペック表を確認すると屋外では1300nitまでみたいなので常用できるのはこのあたり。↓

なんだよーって思われそうですが、屋外で1300nitでたら個人的には十分ですねぇ。ってことでパネルは結構明るいタイプを搭載してます。

CMF Phone 2 Proのスピーカー

スピーカーについてはスペック表にウルトラボリュームスピーカーと記載があってなんだか大音量が出せそうな感じではあるんですけど、モノラルなのかステレオなのかは記載がありませんでした。

ちなみに初代のCMF Phone 1はモノラル…。最近はミドル水準のスマホでもステレオが当たり前になっているのでCMF Phone 2 Proもステレオであることを期待したいんですが、うーん、ちょっと公式スペックでは判断しきれません。

知っている方、教えて頂けると嬉しいです!

CMF Phone 2 Proのカメラ

カメラは5,000万画素の広角カメラ、5,000万画素の光学2倍望遠カメラ、800万画素の超広角カメラの3カメラ構成に大刷新!

初代のCMF Phone 1は5,000万画素の広角カメラ+ポートレートカメラの実質シングルカメラだったので、CMF Phone 2 Proはガラッと変わってます。

ただ、CMF Phone 2 Proは「Pro」が付いていて初代は無印って感じだったので、CMF Phone 2が出るなら初代を引き継ぐ形になるのかな?ちょっとそのあたりは分かりませんが、Proモデルはカメラもパワーアップしているので使い勝手も良さそうです。

あと上述したように後付レンズも用意されていて、広大なエリアを捉えられる魚眼撮影や被写体にグッと近づいて撮れるマクロ撮影も必要であればカスタムして搭載することができちゃいます。

レンズを取り付けている画像を見ると最も高画質なメインカメラに後付レンズを付けられるようなので、画質も結構良いかも知れませんねぇ。

後付レンズ自体は昔からありますが、カメラにあまりコストをかけられないミドル水準のスマホで画質の良いメインカメラを用途に応じて切り替えできるのは凄くいいアイディア!サードパーティー製レンズもガンガン出て欲しい…!

▼そういえばNothing Phone (3a) で凄く使いやすかった自分好みのカメラ設定をプリセットにできる機能も搭載されているみたいです!↓

CMF Phone 2 Proのバッテリー

バッテリー容量は5,000mAhで充電は33Wの急速充電に対応!…なんですが、仕様は前モデルのCMF Phone 1から据え置き。

最近は6,000mAh、中には7,000mAhを超えるスマホが出てくるなどバッテリー超大容量時代に突入しているので、ちょっと物足りないですね…。

ここはカスタマイズできる特性を活かして背面にペタッとくっつけるサブバッテリーみたいなアクセサリーの登場に期待したいところ。(とか言いつつ、僕は5,000mAhで全然十分なんですけどねw)

CMF Phone 2 ProのOS・機能

OSはAndroid 15ベースのNothing OS 3.2を搭載!

▼こんな感じでNothingらしさ全開のデザインがソフトウェアにもガッツリ入り込んでます。↓

Essential Spaceに対応

上述していたEssential Keyをポチッと押すとスクリーンショットがEssential Spaceに保存、ボタンを押し続けた場合はスクリーンショットに加えてボイスメモも保存出来るようになってます。

▼こんな感じ。↓

この機能はNothing Phone (3a) で体験したんですが、何が便利ってEssential Spaceに保存されたスクリーンショットやボイスメモをAIが分析・整理・要約してくれるんですよ。

スクリーンショットに記載されている文章を要約してテキスト化してくれたり、残したボイスメモからToDo化してくれたり、執事のような仕事をしてくれます。

まだまだ発展途上なので出来ることは限られてるですが、思ってた以上に便利だったので手に入れたらぜひ試してもらいたいですねぇ。

対応バンドがめちゃくちゃパワーアップしてる!

初代のCMF Phone 1は対応バンドが貧弱でした。そして・・・日本でリリースされた日本版も何故かグローバル版と同じ貧弱な状態で上陸…。

といった感じで日本に上陸したのにソフバン系しか重要なバンドに対応していないという失態を犯しながら日本でリリースされました。あちゃー。

このような経緯があったので対応バンドには期待していなかったんですが、めちゃくちゃパワーアップしてるじゃないですか!!!

これだったらそのまま技適付けて日本でリリースしても全然OK。

CMF Phone 2 Proまとめ

CMF Phone 2 Proの価格は以下の通り。ちなみに公式サイトのスペック表には8+128GBの記載もあるんですが価格は不明です。

  • メモリ8GB+容量256GB:279ドル(約4万円)

それにしても、よくこんな価格で出せたなぁって感じですねぇ。(まあ日本は超絶円安なので執筆時点だと約4万円ほどになりますが…。)

筐体は薄型軽量化されつつカメラも広角や望遠が備わるなど大刷新、パフォーマンスも少しだけどパワーアップ、カスタマイズ性もしっかり残しつつEssential Spaceなどの新機能も詰め込まれて・・・大変良く頑張りました!!!

日本の公式サイトにアクセスするとトップ画像は出てませんがCMF Phone 2 Proの情報は確認できるので、日本でも出そうな雰囲気満々。という訳で日本での公式アナウンスを楽しみに待ってみたいと思います…!

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