CUBE iPlay 8の(自腹)レビュー!6千円台で購入可能な激安8インチタブレット

CUBE iPlay 8

どうも、ガルマックスレビュアーのtatsuです。

みなさん、11月11日の独身の日セールはどうでしたでしょうか?いい収穫はありましたか?

タブレット好きな私はGearBestさんのメルマガ経由にて、6千円台で購入できる激安タブレットCUBE iPlay 8を購入いたしました。

ということで今回は自腹レビュー第2弾でお送りします。

※GEARBEST様よりガルマックス読者様向けの特別割引クーポンを頂いています。クーポン適応で5,560円となりますので、是非ご活用下さい。クーポンは記事の最後に記載しています。(もし、使えない場合はTwitter等でご連絡下さい。クーポンがあれば個別に対応可能です。)

CUBE iPlay 8の総合評価

[良かった]

  • 軽量に感じるボディ
  • 4:3と電子書籍に最適のアスペクト比
  • 中華パッドではおなじみHDMI端子搭載

[イマイチ]

  • 電池の消耗が早い
  • スピーカーがチープ

[総合評価]

一言でまとめると、質感やスピーカーから発せられる音がチープなど、安いなりのタブレットではあります。

しかし、液晶は色変化の少ないもので、なおかつアスペクト比4:3の電子書籍閲覧に向いている仕様、HDMI端子搭載でテレビにも出力できるなど、きちんとポイントは押さえています。

価格も実際安いですし、メインではなくおもちゃとして使うなら選択肢にも登ってくるのかなと感じました。

▼執筆時点での通常価格は6757円。11.11セールや突発的なフラッシュセールで安くなる事が有るのでリアルタイム価格は以下からチェックしてみて下さい。↓

CUBE iPlay 8のスペック

項目 仕様
OS  Android 6.0(日本語で使えます)
ディスプレイ  7.85型IPS(1024 x 768 )
SoC  MTK8163
メモリ  1GB
保存容量  16GB(最大128GBのMicroSDに対応)
カメラ  アウト:2M/イン:0.3M
バッテリー  3500mAh
Wi-Fi  802.11a/b/g/n wireless internet

SoCはMediaTekのMT8163に1GBRAM&16GBROMのローエンドな仕様。

なお、MT8163搭載タブレットは代表的なものでASUS ZenPad 8やAmazon Fire HD8(2016)が挙げられます。ちょっとしたことくらいならこなせますが、ゲームでバリバリは厳しい性能になっています。

7.9インチ(仕様的には7.85インチ)で解像度が1024×768にアスペクト比4:3は初代iPad miniを彷彿とさせます。きちんとIPS液晶なのがグッド!

Wi-Fiは11a/b/g/nに対応と幅広く対応をしているのが地味に強みではあります。

CUBE iPlay 8の同梱品をチェック

それでは早速開封していきましょう。

▼梱包はきちんとエアパッキンがされており、安心です↓

CUBE iPlay 8の梱包は非常に丁寧で硬めのエアパッキンに入って届きました。

▼外箱。真ん中にALLDOCUBEと書かれていますが、かなりシンプルです。↓

CUBE iPlay 8の外箱は非常にシンプルですが硬めの外箱で印象は良かったです。

▼外箱裏。中国語と英語と2つ並んでいます。↓

CUBE iPlay 8は海外製品なので外箱には英語と中国語のみの記載でした

▼付属品はmicro-USBケーブル、保証の紙類、マニュアル類↓

CUBE iPlay 8の同梱物は非常にシンプルな内容

これでもかとばかりに質素な感じになっています。マニュアルは残念ながら中国語と英語の2種類しか書いてありませんでした。

▼最後に中身全部。いかに同梱品が少ないかがわかると思います。↓

CUBE iPlay 8の付属品は充電用のケーブルと本体、簡易の説明書など必要最低限です。

CUBE iPlay 8の外観をチェック

それでは、外観のチェックといきましょう。

曲線を生かした上品なデザイン

▼まずは正面から。正面はホームボタンを排除したiPad miniのようなデザインになっています。↓

CUBE iPlay 8はiPhoneチックなデザインで好印象。安いですが保護フィルムもバッチリ付いていました。

デザインは安心感がありますね。なお、保護フィルムを剥がすと、あらかじめキズ防止用のフィルムが貼られていたのはGOODです。

▼背面はこんな感じでプラ感バリバリの外装。↓

▼イヤホンジャック付近の接合部の処理の甘さなど、ここで価格を感じてしまいます。でも6,000円台という価格が全てを許してしまいます。

CUBE iPlay 8の仕様と性能をチェック

次に、CUBE iPlay 8の仕様と性能をチェックしていきます。

Android6(Marshmallow)搭載。AOSP寄りのUI

▼ホーム画面です。画面上部の『検索』以外は独自のアプリもなく、かなりシンプルに仕上がっています。

CUBE iPlay 8のホーム画面は非常にシンプルで必要最低限の構成となっています。

▼初期アプリはこんな感じ↓

CUBE iPlay 8の初期アプリも非常に少ないです。

目立つところでは、スクリーンショット,音量調整がオンスクリーンキーでできるところぐらいで、独自要素が限りなく薄く寂しいくらいです。

欲を言えば、CUBE iPlay 8はタブレットなだけに画面分割が正式にサポートされているAndroid7(Nougat)を搭載して欲しかったところです。

アップデートは現時点ではこんな感じ

▼最新のバージョンでのスクリーンショットです。↓

CUBE iPlay 8を購入した時点で最新アップデート済みの状態で、Androidは6.0でした

私が購入した時点で最新のアップデート状態でした。セキュリティパッチは表示されていませんが、おそらく9月に現在のファームが公開されているものと思われます。

しかし、アップデートに関しては、低価格品ですので期待は禁物ですね。

ディスプレイは低価格なりに頑張っている

▼YouTubeで動画を再生してみました。まずはゲーム動画。↓

CUBE iPlay 8のディスプレイは価格なりに頑張っている印象です。
『レイジレーサー』は10年以上前の古いゲーム(初代プレステのゲーム)で、なおかつ暗めの色調ということもあり、上位の機種と比べてもあまり粗が目立ちにくい印象を受けました。

▼お次はミュージックビデオ。↓

以前、AXON 7 miniでも紹介したものと同じPVですが、全体的に暗めで鮮やかさ、解像度が物足りずディスプレイ品質の差が出てきました。

しかし、格安タブレットでは真っ先に削られるディスプレイにIPS方式を搭載しているので、上下左右からの色変化には強く、解像度が足りないながらも目が疲れにくいディスプレイに仕上がっています。CUBEさん分かってらっしゃる!!

▼電子書籍(漫画はこんな感じ)↓

福本伸行氏の『金と銀』1巻の一ページから抜粋しました。漫画は問題なく読めるレベルですね。

バッテリーは心もとない

バッテリーですが、3500mAhとタブレットとしては少々心もとなく、実際に使う時には結構減っていきます。

スリープ時の減りは緩やかですが、バリバリ使うとなれば1日持ちませんので、注意が必要となります。

スピーカーはオモチャレベル

格安タブレットの宿命とも言えますが、スピーカーからの音はチャチで、下手すると100均のイヤホンより酷いレベルです。長時間聞くのはちと辛いですね。

ベンチマーク結果。ギリギリミドルローを攻めていく形

▼ベンチマークはこんな感じ↓

CUBE iPlay 8実機AnTuTuベンチマークスコアは総合が31760点、3D性能が3799点。

クラスとしてはミドルローの位置付けとなっています。Snapdragonだと425あたりに相当するでしょうか。後述しますが、3D性能も低いので、あまり負荷がかかる作業は得意ではないってところですね。

ストレージアクセス速度は遅め

▼ストレージアクセス速度はこんな感じ。コストカットがここにも表れています。ストレージの読み書き、両方とも遅い結果となりました。↓

せっかくネットワークが速くても、書き込みが遅い=アプリのインストールに時間がかかる
読み込みが遅い=通常使いの体感速度に差が出るので、ちょっと残念ではありますね。

ゲームを動かしてみた

みんな大好き(?)ゲームを動かしてみました。

▼ASPHALT 8 AIRBORNEを動かしてみた↓

CUBE iPlay 8でアスファルト8エアボーンをプレイ

3Dバリバリのレースゲームですが、ちょこちょこカクつきながら動いた結果となりました。メニュー画面の動作も少し重かったので、3Dゲームはちょいと厳しいかもしれないですね。

▼DJMAX TECHNIKA Qを動かしてみた。↓

CUBE iPlay 8でDJMAX TECHNIKA Qを動かしてみました

背景にアニメーションが流れるリズムゲームですが、ASPHALT8とは逆にこれといった遅延もなく快適です。判定のズレもほとんど無いレベルでした。

以上、2種類のゲームをやってみましたが、やはり3Dのゲームを動かすのはキツいという結果に終わりました。2Dのあまり負荷がかからないようなゲームならそこそこ動くのではないでしょうか。

写真を撮ってみた

UIはandroid標準のもので、機能もパノラマや美顔モードなど必要最低限のレベルにとどまっています。

▼CUBE iPlay 8で撮影した写真は以下。オート撮影で縮小加工のみです。やはり画素数が低いこともあり、ぼんやりとした写真になってしまいました。

CUBE iPlay 8のまとめ

如何でしたでしょうか?

厳しいこともたくさん書きましたが、特筆すべき点は値段です。

アンダー1万円(しかもセールでは驚異の5千円台、通常価格でも6千円台)で、液晶はIPS方式とツボを押さえつつ、筐体の質感などコストを削れるところを突き詰めていった、ある意味電子書籍やデジタルフォトフレームに特化している端末だと感じました。

特化型と書いたように、これ一つで何でもこなせるわけではありません。スペックはローエンドですし、スピーカーは貧弱です。

CUBE iPlay 8はあくまでもサブ機として、子供用のおもちゃとしてガシガシと使うのが向いてるのかなと感じました。

CUBE iPlay 8が気になった方は以下からどうぞ。

※GEARBEST様よりガルマックス読者向けの特別割引クーポンを頂いています。通常価格は6757円ですが、クーポン適応で5560円で購入可能です。是非ご購入の際はご活用下さい。

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▼本記事のジャンル以外の製品も数多く実機レビューを書いています。宜しければどうぞ!↓
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