EBLポータブル電源1000のレビュー!これからは一家に一台あったほうが良いかも
- レビュー
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EBLさんから「EBLポータブル電源1000」を触る機会をラッキーなことに頂いたので、実際に使って感じたことをレビューでお届けします!
気にいった点
- 容量の割にコンパクト
- 最大1000Wまで使える高出力
- ライトやワイヤレス充電搭載
気になった点・注意点
- 購入するにはまだ勇気のいる価格
- 使えない家電もある
- 出力の高い家電はビックリするくらい電池減るのが早かった
▼執筆時点の通常価格は79,900円なんですが、結構ガッツリ安くなっている場合もあるんでリアルタイム価格は以下からチェックしてみて下さい!↓
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EBLポータブル電源1000のスペック
バッテリー仕様 | 純正弦波 270,000mAh(999Wh) リチウムバッテリー 充電サイクル回数600回 コンセントだと7〜8時間で充電 シガーソケットだと10〜12時間で充電 PSE適合 |
サイズ | 290mm × 202mm × 202mm 8.5Kg |
出力 | AC×3は最大1000W(瞬間最大1000W) USB-A×3は最大18W(QC3.0対応) USB-C×1はPD60W ワイヤレス充電は10W シガーソケット出力は14V/8A DC55×2出力は14V/8A |
容量に対して割とコンパクト
ポータブル電源を触るのはAlfawise S420k(60,000mAh)が最後で久しぶりなんですが、最近のはめちゃ容量が多くなっててビックリしました。
箱を受け取った時のズッシリ感、箱から出した時の巨大な筐体に若干ビビってたんですが、このサイズって大きいの?小さいの?と気になり調べてみたところ、EBLポータブル電源1000は容量に対してコンパクトでした。
▼iPhone 14 Proと並べるとこんな感じです。↓
他のポータブル電源の仕様を見て回ると、同じくらいの容量なら一回り大きく、容量3割減くらいのワンランク下の製品との比較ではわずかに大きい感じ。AmazonとかのレビューでもEBLポータブル電源1000は「容量の割にコンパクト」って感じで評価されているみたいです。
ってことで、ポータブル電源を探していて容量の割にコンパクトなやつを探しているならEBLポータブル電源1000はチェックしたほうが良さげなモデルかも!
ライトやワイヤレス充電機能が嬉しい
個人的に良いなって思ったのがライトとワイヤレス充電台。真っ暗な夜でもライトを点けるケーブルを挿しやすいし、スマホもポーンと置くだけで充電できるのがGood。
▼ライトは赤い電源ボタンの右に専用のボタンがあるので、それをポチッと押すだけでOK。↓
▼天板はワイヤレス充電台。出力は10Wと低めだけど置いとくだけで充電できるのはやっぱり便利。ただ最近のスマホはカメラが出っ張ってるから充電できる位置合わせが結構シビア。↓
アウトドア派じゃ無くても持っておきたいポータブル電源
ポータブル電源ってアウトドアに行く人向けの製品よね?って思っている方も多いんじゃないでしょうか?僕もその一人でした。
アウトドア派の人なら活用するシーンも多そうなんですが、生粋のインドア派の僕からすると「そこまで重要な製品じゃないよね?」って思ってたんですよね。
ただ家を見渡すと、あちらこちらに「災害時用グッズ」が置かれてます。その中にはスマホを充電するためのポータブルバッテリーも入っているんですが、被災した時のことを思い返すと
- 電気毛布使ってた
- 小さい冷蔵庫も使ってた
- ちょっと暖かくなってきたら扇風機も使ってた
などなど、自身が阪神淡路大震災の被災時に大きな体育館で色んな家電が使われていたなーっと思い出しました。
あのときも共用の電源はあったけど、やっぱり近場に電源ってあったほうが良いに決まっているんで、EBLポータブル電源1000を触ってたらアウトドア派じゃない僕も「被災時用」としてポータブル電源は持ってたほうが良いんじゃないかな?って思うようになってました。
(おいおい、前にレビューしたAlfawise S420はどうしたんだ?って突っ込まれそうなんですが、プレゼント企画で読者さんにあげちゃったw)
バッテリー容量は270,000mAhのモンスタークラス
さてさて、EBLポータブル電源1000はポータブル電源の中でも大容量な部類で270,000mAhもの容量を誇ります。大容量なモバイルバッテリーが10,000mAhくらいなんで、その容量の多さはモンスター級。
大容量ってのは率直に「安心感」に繋がる部分もあるので、最初は大きく重たいEBLポータブル電源1000にビックリしてましたが、「あまり動かすものでも無いし」と思い始めたら大容量って正義!って認識になってました。
使えないモノもある
モバイルバッテリーと違ってコンセントが使えるってのがポータブル電源の良いところなんですけど、やっぱり普通のコンセントと同じ感覚では使えないなーって感じました。
色々と試していたら
- 電子レンジは使えない:基本的に電子レンジは温める出力の2倍の出力が必要だからウチのでは動かず
- ドライヤーは全開で使えない:最大出力が1,200Wなので全力は無理。750Wのヒートケアモードなら使えた
- パネルヒーターもHiでは動かず:550WのLoモードだと使えるけど1000W(実際には1100Wくらい)のHiモードは使えなかった
などなど、やっぱり使い方は考慮する必要があるなと。まあこのあたりはポータブル電源の出力と家電製品の出力なんかを照らし合わせることで、ある程度は使える使えないが判断できるはず。
バッテリーの減りは750Wだと1分約1%の消費だった
スマホのモバイルバッテリーは、「スマホが○mAhだから10,000mAhのモバイルバッテリーだと○回は充電できそうだな」って感じでスマホの使える時間を大体把握できるんですが、家電ってのは使える時間がピーンと来ません。
ってことでドライヤーのヒートケアモード(750W)で試してみたところ、1分で大体1%のバッテリー容量消費って感じでした。おおお、結構バッテリー消費早いんですね。
消費電力の高い製品は電池の減りも早いし、消費電力の低い製品だと無限に使える気がするくらい電池が減らないのは当然っちゃ当然なんですけど、各家電を使った時のバッテリーの減り方を把握しておかないとアッという間にバッテリーがなくなっちゃいます。
だからこそ、購入した時は利用するであろう家電を一通り繋いでバッテリーの減り方をチェックしながら「ドライヤーは一人○分まで」みたいなルールを作ったほうが良いんじゃないかと思いました。
EBLポータブル電源1000を使ってみた所感
久しぶりに本格的なポータブル電源を触ったんですが、個人的にはアウトドアだけでなく被災時の電源として持っておいても良いかなって感じです。
ただ、スマホのモバイルバッテリーみたいな感覚で家電を使うと、270,000mAhって容量は(使う家電にもよるけれど)割と早くなくなるんだなーって感じたので、購入したら使ってみたい家電を一通り試してバッテリーの減り具合(何分使えば何%減るか)をチェックしたほうが良いですね。
あとは価格。ウチは製品を触る機会を頂いてレビューしているんですが、購入するとなると高価な買い物になってきます。ポータブル電源も年々安くはなっているんですが、まだまだ取っつきにくい価格ではあるので、欲しい人はクーポンとかセールとか安く手に入るタイミングを狙って購入するのがオススメです。
EBLポータブル電源1000も執筆時点で通常価格は約8万円くらいしますが、時期によっては6万円台で手に入るみたいなので価格幅が無視できないほど広いんですよね〜。
記事の最後にリアルタイム価格がチェックできるリンクを残しているんで、欲しい方安い時にお買い求め下さい!