FFF-ALPC2702のスペックまとめ!Core i3-1115G4搭載の一体型PC!でも11.5万円は高すぎない?
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FFF SMART LIFE CONNECTED「FFF-ALPC2702」が発売されたので特徴とスペックの詳細をまとめました!
FFF-ALPC2702の特徴
FFF-ALPC2702の特徴は以下の通り!
FFF-ALPC2702のハイライト
- 廉価帯のディスプレイに近いデザイン
- 第11世代CoreシリーズのCore i3-1115G4を搭載
- 27インチFHDディスプレイ搭載
- デュアルディスプレイ構成も可能
- 外部ディスプレイとしても使える
▼FFF-ALPC2702は一体型PCということもあり、パッと見ではただのモニターですか?って感じですね。↓
FFF-ALPC2702が搭載するプロセッサは第11世代CoreシリーズのエントリーモデルであるCore i3-1115G4が採用。2コア/4スレッドとコア/スレッド数だけで見ると物足りませんが、Skylake世代(第6世代Core)のCore i5と同等クラスとソコソコ動いてくれるんですよね。
ただ、内蔵グラフィックスはIris Xe GraphicsではなくUHD Graphics止まりですので、動画視聴などの軽作業なら大丈夫ですが、ゲーム用途には期待できないのは注意が必要です!
メモリはDDR4 2666MHz(SO-DIMM)が8GB搭載。最大64GBまで換装可能ということとメモリスロットが1つ空いているとのことなので、そのままメモリを追加したり、メモリを丸々換装したりと幅広く対応できるのは良いですね〜。
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▼ストレージはあらかじめNVMe接続のSSDが512GB搭載されているので、そのまま使うもよし、空いた2.5インチスロットにストレージをぶち込むもよしとメモリ同様柔軟なのは大きなメリットでしょう。↓
▼ディスプレイは27インチFHD解像度(1,920×1,080)、リフレッシュレートは最大75Hzと1〜2万円台のディスプレイでありがちなスペック。ちなみにノングレアなので、光沢加工のものよりも映り込みも抑えられます。↓
▼廉価帯のよくある一体型PCのディスプレイサイズは23.8インチが多数なので、それよりもサイズが少し大きいのは大画面でPCが欲しい方にとってメリットかもしれません!↓
スタンドも簡易的な設計の物のようなので、自動昇降などといったリッチな仕様には対応していないっぽいですね。ここら辺もエントリー相応のスペックかもしれません。
▼スタンドの固定はVESAマウント規格を利用しているので、別途モニターアームも利用できちゃいます!↓
FFF-ALPC2702のスタンドは廉価帯のディスプレイスタンドと同じく簡易的なものなので、柔軟な設置がしたい方はVESAマウントを活用しちゃいましょう!
▼本体に搭載されたDisplayPortを使用すればデュアルディスプレイ構成も可能。マルチタスクも快適にこなせそうですね!↓
▼FFF-ALPC2702にはHDMI-IN端子も用意されているので、FFF-ALPC2702を外部ディスプレイとして使うことも可能。イメージ画像のようにノートPCの外部出力先へしたり、ゲーム機用のディスプレイとしても使えます!↓
▼外部端子はこんな感じ。最近のPCにしてはUSB 2.0端子の数が多い気もしますねぇ。USB 3.2とUSB 2.0の数を入れ替えて欲しかったのが正直な所。↓
- USB3.2(Gen1) × 2
- USB2.0 × 4
- 有線LAN端子(2.5Gbps対応) × 1
- 3.5mmイヤホン端子× 1
- 3.5mmマイク端子 × 1
- HDMI 2.0(最大3,840×2,160ドット/60Hz対応) × 1
- HDMI IN(モニター入力用) × 1
- Display Port × 1
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あと、HDMIポートとHDMI-INポートはPCを利用時は専用HDMIケーブルで接続されているとのこと。
ということは、FFF-ALPC2702のディスプレイって言ってしまえば「ミニPCとHDMIケーブルで繋げているだけ」みたいな感じですね。まぁ別にいいんだけど、そんな力技でいいのかなぁ?
▼ちなみに、同梱品のキーボード、マウスは無線(USBレシーバータイプ)のものが付いてくるようです。2.5インチストレージ用のネジも付いてくるのもGOODですね。↓
発売日は6月23日。FFF-ALPC2702の記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ8GB+容量512GB:114,000円
FFF-ALPC2702はドン・キホーテのMONIPAや慶安の一体型PCのように、廉価な一体型PCとよく似たシルエットのPCですが、本機はCore i3-1115G4と先ほど挙げたPCよりも格段にパワフルなCPUを搭載しているのが強みと言えるでしょう。
メモリ、ストレージの換装が容易な所や、VESAマウントを活用した柔軟な設置ができるのも利点なんですが、個人的に突っ込みたいのはHDMI周りの仕様。
上述していますが、FFF-ALPC2702をPCとして使用するには専用のHDMIケーブルを接続しないといけなかったりと、他の一体型PCでは見たことが無い仕様になっているんですよね。
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FFF-ALPC2702を普通のディスプレイとして使用する場合は専用HDMIケーブルを抜いて出力したい機器のケーブルを挿したりとメッチャ手間なんですよね。設計の手間がかからないからこそこういう仕様になったものと思われますが、ユーザーに皺寄せが行ってるんだよなぁ…
また、メーカー希望価格が114,000円というのも目を疑ったポイントですね〜。メーカー直販では8万円台半ばだったりするので、建前上の価格だとは思うんですが、8万円台でも高すぎ感はすごいありますねぇ。
同じくらいの性能のミニPCに同じくらい仕様のモニターを組み合わせても8万円にはならないでしょうし、同じ8万円出せばもっといいスペックの一体型PCが購入できちゃうので、紹介しておいてなんですが、お買い得感は一切ありません。
普段はお買い得な商品をこぞって紹介するガルマックスですが、今回のFFF-ALPC2702に関しては「この機種を検討しているなら他に良い選択肢もあるよ」とアドバイスをするといった意味で執筆させていただきました。本記事が少しでも参考になれば幸いです。