Galaxy S22 Ultraのレビュー!実機を使って気にいった・気になったポイントと評価まとめ!
2世代ぶりに出たSペン完全対応スマホなGalaxy S22 Ultraがほしいなぁ~と指を咥えてみていたら、ボスからレビュー書けと依頼が!!!イヤッフゥ!!あざーす!
というわけでGalaxy S22 Ultraを使って気にいった・気になったポイントをレビューでお届けしますよ!
メリット・良かった点
- Galaxy Noteの遺伝子を受け継いだ美しいデザイン
- ソフトウェアの完成度が優秀
- Sペンの完成度も高い
- ディスプレイが高精細で見やすい
- カメラの望遠性能が段違いに高い
デメリット・注意点
- 付属品が乏しい
- 高級かつ大型ゆえに落下が怖い
- 横持ちの時にスピーカーを塞ぎやすい
- バッテリー持ちは良くない
- 価格がめっちゃ高い
目次をクリックすると各項目へ移動します
- Galaxy S22 Ultraの発売時期と価格!
- Galaxy S22 Ultraの詳細スペック!
- Galaxy S22 Ultraの付属品・同梱物のレビュー
- Galaxy S22 Ultraのデザイン・外観のレビュー
- Galaxy S22 Ultraの性能・パフォーマンスのレビュー
- Galaxy S22 Ultraの機能・仕様のレビュー
- Galaxy S22 Ultraのディスプレイ・画面のレビュー
- Galaxy S22 Ultraのサウンド・スピーカーのレビュー
- Galaxy S22 Ultraのカメラ・写真・動画のレビュー
- Galaxy S22 Ultraの電池・バッテリー持ちのレビュー
- Galaxy S22 Ultraのメリット・デメリットと評価まとめ
- Galaxy S22 Ultraの割引情報・購入先まとめ
Galaxy S22 Ultraの発売時期と価格!
Galaxy S22 Ultraは新世代SoCのSnapdragon 8 Gen 1を搭載した「Galaxy S22シリーズ」の最上位グレード!Sペンも完全対応しており、もはやGalaxy Note22 Ultraって言っても良いようなモデルでもありますね!
購入先や割引情報(あれば)は記事下部に記載しているのでチェックしてみて下さい!
Galaxy S22 Ultraの詳細スペック!
Galaxy S22 Ultraの付属品・同梱物のレビュー
- 本体
- 充電ケーブル
- SIMピン
- 保護フィルム(貼り付け済み)
付属品の少なさはネック。充電ケーブルのみは付いているものの、コンセントに挿すためのアダプターが無いため充電器はこれまでのを使うか、別途でType-Cに対応したものを用意する必要があります(´・ω・`)。
先代のS21 Ultraもそうだったんだけど、高級モデルでキズや破損が怖いだけに、ケースは付けてほしかったな~ってのが本音。もし購入を検討している方は、同時にケースを発注したほうが吉ですな。
▼デカイし重いし価格が高いし、落として壊すのがメチャ怖いんで、Amazonにて速攻で1,200円弱のリング付きケースをポチりました。1,200円にしてはリング付きだし全然良かった!↓
オススメのアクセサリー
▼Galaxy S22 Ultraの保護フィルムはPDA工房さんからリリース済み!様々なフィルムタイプがあるのでおすすめ!↓
▼Galaxy S22 Ultraはディスプレイがエッジ形状なので、エッジまで全面カバーするんであれば曲面対応がオススメ!ただ貼り付け難易度メチャ高かったんで、WET貼り付けキットも揃えておくとなおよしっすね。Amazonで550円でした。↓
500円以上のご購入時に適用すると100円オフ!
Galaxy S22 Ultraのデザイン・外観のレビュー
▼外観デザインは非常に個性的ながらもシンプルで、無駄がない…まさしくプロフェッショナルのような風合い。非常にカッコ良くて好きです。↓
▼カメラはそれぞれが独立しているという今までにないデザインになっています!配置やカメラ1つ1つのサイズ感は先代S21 Ultraと酷似していますね。↓
カメラが独立しているのは今までにないタイプで筆者としては好みなんですが、それぞれが出っ張っていることでポケットや収納ケースに入れる時にひっかったり、ホコリが付いたり…という欠点もありました。
▼土台より引っ込んでたS21 Ultraとは対照的。↓
さわり心地はすげー良いんですが、サイズ感はやはり「巨大」の一言。片手操作はまず不可能。手がでかくても滑り落とすのが怖いレベル(´・ω・`)。
▼あと230gでかなり重い。これにケース付けたらもっとデカい&重い。↓
▼ロゴはSAMSUNGのみが印字されております!おそらく今後出るかもしれん国内版ではここがGalaxyになるでしょうな。↓
▼上下はスパっとカットされており、側面はキレイに丸められています。ボタン・ポート類の配置は以下の通り!↓
▼SIMスロットはSIMピンで開けるタイプ。両面にSIMを入れる形状でした。やっぱりMicroSDは非対応。無念!↓
Galaxy S22 Ultraの性能・パフォーマンスのレビュー
Galaxy S22 UltraのSoCはSnapdragon 8 Gen 1です。端末の処理性能を数値化するベンチマークをチェックしてみましょう!
Galaxy S22 Ultraの実機ベンチマーク結果
▼Galaxy S22 Ultraの実機でAnTuTu(Ver9)を測定しました!総合スコアは971,355点、GPUスコアは420,094点でした!↓
▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | ヌルヌル、動作に不満なし |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームもなんとか |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | 必要最低限 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
▼その他、Geekbench 5、PCMark、3DMarkでのスコアは以下の通り!3DMarkはSling ShotがExtreme(高負荷な計測)でもMaxed Out表示になってました。↓
▼ストレージ速度は読み込みが1807.4MB/s、書き込みが1186.3MB/s。非常に速く、実際アプリの起動、ゲームのローディングも凄く早いです!↓
Galaxy S22 Ultraの普段使いの動作をチェック
普段使いは不満なくサクサク動きます。
動作の快適さはこれ以外に書くことがありません。なので発熱度合いと処理性能の制限設定について書くことにします。
発熱ですが、思ったほど暖かくはなりません。初回起動時やアップデートなど高負荷なシーンであっても、わずかにぬくさを感じる程度で不快な感じはまったくありませんでした!
▼また少し前、Galaxyのゲーム制御サービスがアプリの性能を制限していたことが問題視されていましたがユーザー側で制御できるためのアップデートが配信されており、これを制御できるような設定も組めるようになっています(`・ω・´)。↓
この処理性能は「最適化(デフォルト)」「高」「最高」の3つがあり、おそらく最高を選ぶことで制限なくフルパワーで動かせるんだと思います。
体感的には、WEBブラウジングで画像を読み込む時やTwitterのタイムラインのなめらかさでちょっと違うかな?って印象です。最高にした場合、僅かにあった引っ掛かりがなくなったように感じる!
なお、発熱の差は感じず、最高設定でも熱が気になることはありませんでした。ただバッテリー持ちへの影響はあるので、基本的には最適化で問題ないかな~って思いました。ぶっちゃけそれほど大きな違いがあるわけじゃあなかったですし。
Galaxy S22 Ultraのゲーム動作をチェック
▼PUBG:Mobileは90FPSいけるかな~って思ってましたが無理でした。スムーズ+極限まで。いずれ対応してくれるといいなぁ(´・ω・`)。ちなみに最高画質FHDだとウルトラまでになってしまい、極限は選べませんでした。↓
▼ゲーム動作もやはり快適。原神もしっかり動きます。筆者はほぼ全くやり込んでいないので簡易的なプレイフィールしか得られていませんが、筆者が遊んだ限り最低画質で60FPSの場合カクつきはほぼほぼ見られず安定している印象でした。↓
ただ、レースゲームのAsphalt 9では動作がカクカクで快適とは言い難かったっす。こっちよりもSnapdragon 865モデルのGalaxy S20 FEのほうがずっと快適。
▼設定項目に60FPSの有効化がありません。これ、Xiaomi 12でも同じ現象になっていたんで、おそらくアプリ側の最適化がされていないのかなと考えられます。Asphaltユーザーさんは注意。↓
Galaxy S22 Ultraの機能・仕様のレビュー
以下はGalaxy S22 Ultraの主な機能・仕様です。
通知ランプ | ✕ |
指紋認証 | ○ |
顔認証 | ○:2回登録できる |
ツインアプリ (デュアルアプリ) |
○:SNS(Twitterで確認) ○:メッセンジャー(LINEで確認) ✕:ゲーム(PUBGで確認) |
PCモード | ○:Samsung Dex |
戻るボタン入れ替え | ○:デフォルトは右 |
ジェスチャー操作 | ○:従来式、スワイプアップ |
クイックランチャー | ○:サイドパネル |
ゲームモード | ○ |
冷却システム | ✕ |
MicroSD 内部ストレージ化 |
-:MicroSD自体非対応 |
備考 | – |
Galaxy S22 Ultraの対応バンドと通信検証の結果
▼Galaxy S22 Ultraの対応バンドや通信仕様は以下の通り!↓
対応バンド | 3G:1 / 2 / 5 / 8 4G:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 66 / 34 / 38 / 39 / 40 / 41 5G:n1 / n5 / n41 / n78 / n79 |
VoLTE | ○:デフォルトで対応 |
技適 | 海外モデルのため✕ |
実際に4キャリア回線SIMカードを用いて検証したところ、電話・ネットどちらもバッチリ使えました(`・ω・´)。さすがGalaxyだぜ!
▼Galaxy S22 Ultraの通信検証結果は以下の通り!↓
ドコモ回線 | データ通信:○ 通話:○ (ahamoで検証) |
ソフバン回線 | データ通信:○ 通話:○ (LINEMOで検証) |
au回線 | データ通信:○ 通話:○ (povoで検証) |
楽天モバイル回線 | データ通信:○ 通話:○ Rakuten Link:○ (楽天モバイルで検証) |
2回線同時待ち受け | ○ |
備考 | – |
対応バンドやVoLTE対応は申し分なく良かったのですが一個だけ不満があり、SIMスロットの穴の配置がマイクと隣り合わせになっています。間違ってSIMピンをマイクに入れてしまうって事故も起こりやすい…。
▼マイクを別の場所に配置してほしかったっす。↓
指紋認証・顔認証
指紋認証、顔認証についての評価は「概ね不満なし」。
▼指紋認証は正直言って、扱いやすくはありません…何故かと言うと位置が高く、手探りで認証する時に一苦労することが度々あったためなんすよ。目視で慣れるまでかなり苦労する。した!↓
さらに、認証速度自体もお世辞にも早くありません。S20 FEと体感同じ速さに感じます。この部分に関しては精度といったセキュリティ上の理由もありそうなので仕方ないかな~って思うけどね。
また認証した瞬間に振動する…というレスポンスは一切無く、「ここがセンサーで合っているかな?」って一瞬迷ってしまったりもします。その点も扱いにくさに拍車をかけているという感じが否めないです(´・ω・`)。
また、顔認証の速度は思ったほど早くはありません。電源キーを押して最速で認証させても、一瞬ロック画面が出るためスムーズさには欠けます。Snapdragon 8 Gen 1モデルという期待を考えるとむしろ遅いとも思えました。
▼あと登録時にメガネを判別して認識してくれますが、マスクを着用したままでは顔認証は通りませんでした。クソッ残念!↓
One UI、やはり至高で扱いやすい
Galaxy S22 Ultraに限った話ではないんですが、SAMSUNGカスタマイズOS「One UI」はやはり優秀すぎるOSに思えます。
▼インターフェースデザインはシンプルですが、片手で扱いやすくしてくれる下部寄せ表示は特に大画面なGalaxy S22 Ultraとの相性良し!↓
純正OSでは不可能なスクショ音やカメラ音の無音化(海外モデルのみ)も出来るため、出先や電車内などでスクショしたい時も、時刻表や撮影OKな展示物などを撮りたい時に音を気にせず撮影できるってのはやはり使ってて気持ちいい。
▼ナビキーではなくジェスチャー操作もスワイプアップ方式が使えるのもGood。アプリ操作との干渉の心配がなく直感的に扱えるのも気に入っています。操作バーも消せるので焼付きを気にしなくて済むのも良い!↓
Sペンに完全対応
▼Galaxy S22 Ultraは「Galaxy Sシリーズで初めてSペンに完全対応した」のがやはりキモといえる部分でしょう。スロットは画面から見て左下に配置されています。↓
スリープ中に引っこ抜くことですぐに書き込める画面オフメモ…やはり便利!思い立ったことややることリストを書き留められるのが気に入っています。で、書いた後ペンをしまえば保存されてスリープに戻るという仕組み。
しかも、書き心地がすっげー良い。マジもんの鉛筆とかそういう感触ですし、画面の反応速度も高いため入力遅延も感じられません。思わずカキカキしたくなる衝動に駆られちゃうレベル!
メモの他にも「選択範囲をキャプチャ」「スクショに直接書き込んでから保存」「文字を書いて入力」といった使い方ができます。筆者的には選択範囲をキャプチャってのが気に入ってて、画像の文字から文字起こしができるのが凄く良かった!
▼注意点として、Sペン自体は細く本物のペンのように持ちにくいため工夫が必要。ボタンも付いているんですが小さいので結構押しにくい。本格的なイラストとか、そういう用途だったらGalaxy Tabのほうが良いかもです。↓
バイブの振動もキメ細かくなって上質な感じ
地味な部分かもしれんですが、すごくクオリティ良いな~って思えた理由として「振動の心地よさ」も挙げられます。振動の強弱がかなりキメ細かくなっているんす!
タッチ操作や文字入力などでは短いながらもレスポンスを感じさせる振動なので操作していて実に楽しいです。
▼更に、通知音に合わせたバイブを鳴らす機能が追加されております!ピコーン的な音だったら「ブブーン」と、「ポポポポッポ」って音だったら「ブブブブッブーンッ」といった具合で、タイミングをあわせ振動してくれます。楽しいなこれ。↓
Galaxy S22 Ultraのディスプレイ・画面のレビュー
画面 | 3,088×1,440/有機EL |
DRMコンテンツ | Widevine:L1 Amazonプライムビデオ:HD(高画質)で再生を確認 Netflix:FHD画質で再生を確認/SD画質で再生を確認 |
高リフレッシュレート | ○:60Hz、120Hzで切り替え可。LTPO方式 |
外部映像出力 | ワイヤレス出力:○ HDMIポートへの出力:○ ディスプレイポートへの出力:○ |
ディスプレイは非常に良く、欠点らしい欠点はありません。WQHD解像度のため文字や小さなアイコン、画像のプレビューなどがはっきりしており、もはや見ているだけでニヤニヤしちゃうレベル!
さらに輝度が高いおかげで、屋外で使ってもバッチリ見えます(`・ω・´)。使用場所を問わずストレス無く使えるってのは快適!
今のスマホはほとんどがFHD解像度(短編が1,080の解像度)で十分キレイですし、WQHD解像度と見た目の違いは無いんじゃないか?って思うこともあったんですが、実物を見たらそんな事無かったです。文字のフチとかマジでパリってしてて違いを感じた。
側面はエッジ形状なので好みが分かれる部分ではあるものの、筆者的には問題なく感じます。高級感あってカッコいいし、操作性も気になることはありません。側面部のタッチもしっかり応答してくれます。
▼もちろんエッジのせいで、Sペンで書き込む時に端っこが書きにくい欠点はあるので、書き込む場所を調節する工夫は必要。しかしメモとか軽い書き込みしかしない筆者にとっては問題になりませんでした。↓
▼ちなみに高リフレッシュレートはこれまで通りの120HzですがGalaxy S22 UltraはLTPOに対応しているため、静止時は24FPSに落とすことでバッテリー消費を抑えられる仕組みです。バッテリー持ちについては後述。↓
Galaxy S22 Ultraのサウンド・スピーカーのレビュー
スピーカー | ステレオ |
イコライザー | ○ |
Bluetoothコーデック | SBC、AAC、LDAC、apt-X、Scalable Codec ※開発者オプションで確認 |
スピーカーは音質、最大音量ともに良好!低音から高音までまんべんなく音を放つため、ゲームや音楽、話が主体なYouTube解説動画も満足に楽しめました。
▼ただ注意点として、上下面がフラットかつ下のスピーカーが左に寄っている配置なので横持ちした時に塞ぎやすいです。これ、Sペンのスロットと入れ替えて右側に配置してほしかったなぁ(´・ω・`)。↓
▼イヤホンジャック非搭載なのはもう仕方ないです。DAC対応変換ケーブルを買うなど工夫が必要です。なおGalaxy S20 FEのようにDAC対応のアダプターでないと使えませんので注意。↓
Galaxy S22 Ultraのカメラ・写真・動画のレビュー
構成・画素数 | 1億800万画素(メイン)、1,200万画素(超広角)、1,000万画素(望遠)、1,000万画素(ペリスコープ望遠) |
撮影モード | ビデオ、写真、ポートレート、夜景、プロ(マニュアル)、コマ取り(タイムラプス)、パノラマ、スローモーション |
ズーム | 光学3倍、光学10倍ズーム対応 最大100倍ズームが可能 |
シャッター音の消音 | マナーモードで消音可 (海外モデルで確認)BixBy Routineを組めば自動で消音可能 |
マニュアルの設定幅 | ISO:50〜3200、WB:2300〜10000、SS:30〜1/12000、露出:-2〜+2、フォーカス焦点:0.0~1.0 |
動画解像度 | 8K/24FPS、2160P/60FPS、1080P/60FPS、720/30FPS |
手ブレ補正 | 設定でオンオフ切り替え可 スーパー手ブレ補正対応(1080P/30FOS、1080P/60FPSで可能) |
Galaxyスマホ特有の現象として設定でシャッター音が消せないのはネック…なんですが、サイレント(通知をミュート)モードにすれば音を消すことができます。
自動化アプリのBixBy Routineで「カメラ起動時に自動でサイレントモードにする」設定を組めば、自動的にカメラ音を消音できるのでオススメ!
ちなみにメインカメラは1億画素ですが、他社スマホで見かけられる「1億画素モード」が見当たりませんでした。12MP(4,000×3,000)解像度で写真が保存されます。解像度ではなく作例に充てている模様。筆者としては1億画素モードは使わんかったし無問題です。(もし1億画素モードらしいのあったら報告します。)
あとAIも対応なんですが、Android 12ベースのOne UIでは「被写体のマーク」が表示されなくなっています。アップデートでも表示されなかったことから仕様だと思います。被写体を認識して色合いを変えているかがわかりにくくなったのはちょっと不便。
Galaxy S22 Ultraで撮影した写真
Galaxy S22 Ultraはハイエンドかつ高級なSAMSUNGスマホだけあって、ものすごい安定してキレイな写真が撮れます。
▼作例はご覧の通り非常に安定してキレイな写真が撮れます。AI、HDR対応もあり、逆光でも明暗差のあるような場所であってもパリっとして見栄えのいいクオリティを手軽に撮れるのがとても楽しい(`・ω・´)。↓
▼安いモデルのカメラだとピンクだったりボヤボヤ気味になってしまう難しい被写体である真っ赤なお花もご覧の通り、すごく忠実でキレイに撮影できています!こりゃぁすげぇ。↓
▼色合いも忠実。高精細ながら地味さもなく絶妙な印象。ご飯も色合いはかなり自然。美味しそうです。↓
▼超広角カメラの色合いもメインカメラと同じで違和感もありません。広範囲かつ歪みも補正されています。一言で言えばキレイ!左が通常、右が超広角です!↓
Galaxy S22 Ultraには望遠カメラが2つ搭載されており、1つは光学3倍、もう1つが光学10倍が出来るカメラ!3倍ズームと10倍ズームは劣化がなくキレイに撮れます。
3倍ズームはある程度離れていても大きく撮影できるため日常生活で扱いやすいっす!ちなみに焦点距離が近すぎるなどでピントが合わない場合はメインカメラのデジタルズームでの3倍となりますんで注意。プロモードでカメラを固定するのが良いですね。
▼左が通常(1倍)、右が光学3倍ズームの写真。↓
▼ペリスコープ望遠は光学10倍ズームができるため、遠くの被写体もご覧のようにデカデカと撮影できつつ超キレイ!マジで魔法みたいで楽しい(`・ω・´)。↓
▼すべて同じ場所から撮った場合だとこんな感じ。上からメイン、3倍、10倍そして100倍です!100倍はややボヤけはありますが、目視4~5m先の文字もでかでかと撮れるって凄く良い。↓
▼なお30倍以上のズームの場合は左上にプレビューが出てくるほか、このプレビューを押すことで手ブレを抑えてくれるのも親切!筆者の体感的には30倍ぐらいであっても結構きれいめな印象でした!使えるぞこれ!↓
▼夜景を明るく撮れるナイトモードはメインカメラだと撮影に2秒とそれほど時間もかからず、撮影後のクールタイムもありません。サクサクと撮れる。手持ちでも凄くキレイで良かった!↓
▼超広角カメラもメインとあまり色合いは変わりません。左が通常、右が超広角のナイトモードです!超広角の場合4秒ほど時間がかかります。↓
▼ただ、照明がかなり少ないと暗めになるようです。比べてみたらわかる。でも比べなかったら気づかない。といったところ。筆者にとっては気になることはありませんでした。左がメイン、右が超広角です!↓
▼そして望遠モードでもナイトモードが使えました!遠くのビルやネオンを写したい時や画角を絞りたい時に良さげ。ズーム倍率は最大20倍です。左が3倍ズーム、右が10倍ズームです!↓
▼背景をボカすポートレートは物撮りも対応。さらに被写体以外のボケの部分は濃度、エフェクトを後から変更することもできます。↓
▼自撮りもポートレート対応です!切り分けも良いですし、背景を単色に出来るため証明写真とかアイコン用としても使えて便利でした。↓
Galaxy S22 Ultraで撮影した動画
写真だけでなく動画の撮影性能も段違いに良かった。非常に推したい気持ちがあります(`・ω・´)。
まず、手ブレ補正はすごく効く。これは通常の手ブレ補正(設定から有効にできるやつ)と、超広角カメラを使ったスーパー手ブレ補正の2種類が用意されています。
▼階段、歩き、走りそしてパン(横振り)で検証。通常手ブレ補正でも走りのブレを結構抑えてくれてます!↓
Galaxy S22 Ultraの手ブレ補正を検証。走ったりしてみた pic.twitter.com/ckBXGc8Wv2
— GARUMAX (@GaruJpn) March 31, 2022
ただ、後半のスーパー手ブレ補正は非常に補正が強く、むしろカメラを動かす時に非常に動きがまったりになるので使い所が逆に難しくもなります。スマホが向いている方向を写せていないこともあるんで、普段使いなら普通の手ブレ補正が使いやすいと感じました。
▼また手ブレ補正以外にも「全カメラで1080P/60FPSを撮影できる」というのも非常に魅力的に感じました!撮影中もズームを切り替えられて、遠くの被写体を捉えたい時も高画質かつなめらかに撮影できるのが非常に楽しかったぜ!↓
Galaxy S22 Ultraで動画撮影。ズームはこんな感じ pic.twitter.com/YXF4k3zwhV
— GARUMAX (@GaruJpn) March 31, 2022
Galaxy S21 Ultraで出来るかは不明ですが、少なくともこれが出来るおかげで動画撮影がメチャクチャ楽しいです。望遠が強いってだけで使い所に可能性を見いだせる。撮影に熱中するあまり事案にならんか心配になりそう。
なお、FHDより1段落高いUHD(2160P)でも全カメラで撮影はできるものの、撮影中のカメラの切り替えが出来ませんでした。なんでだろう(´・ω・`)。
Galaxy S22 Ultraの電池・バッテリー持ちのレビュー
バッテリー容量 | 5,000mAh |
ワイヤレス充電 | ○:逆充電もいける |
バッテリー持ちは思った以上に良くはないです。使えば使うほどドンドン減っていくな~って印象。
特に楽しすぎるカメラでパシャパシャ撮っていると、半日ほどで20%切っちゃうレベルです。マジで減るし減りまくる!当たり前ですが1日と持ちません。LTPO対応とはいえ高解像度でハイエンドモデルなので仕方ないのだろうか…(´・ω・`)。
充電頻度が少ない状況であれば、省電力モードをオンにしたり、解像度やリフレッシュレートを落としたりする工夫は必要となりますね。モバイルバッテリーも欲しくなる。
▼PCMarkのバッテリー持ちを検証してみました。満タンから20%までは9時間50分でした!↓
Galaxy S22 Ultraのメリット・デメリットと評価まとめ
Galaxy S22 Ultraは長らく望まれていたGalaxy Noteの後継モデルとして相応しい出来栄え。欠点こそあるものの、登場当時から期待を裏切らない素晴らしい1台でした!
Sペンだけでなくカメラ、ディスプレイのスペックやOSの仕上がりも非常に良くできており、Androidスマホでもトータルスペックがバッチリ高い印象でした。触っててマジで満足で、特にカメラ撮影が楽しかったです。
Galaxy Note20以来のGalaxy Noteが欲しいという方や、高い金を出してでも安定したスペックを求める方であれば選ぶべきでしょう!また、なかなか見かけないようなレアで高級で最高レベルなスマホを持ちたいってニーズにも応えられるはずです。
しかし電池もちやデカすぎるサイズ、そして高すぎる価格設定は大きなネック。特に価格に関しては折りたたみモデルを除いたAndroidスマホでは尋常じゃない高さで、お求めやすさはワーストクラスです。
ここからは「キャリアで出るであろう」筆者の予想なんですが、今後ドコモあたりで出た場合、キャリアや家電量販店などの値引き(とおサイフケータイ対応)と合わせて買うってのが良いと思います。
でも、海外モデルの場合はストレージやカメラの消音が出来て無駄なキャリアアプリや古臭いドコモ顔文字がないっていう利点もあるので、筆者だったら海外版買うかな…( ‘ω’ )分割払いコースで。技適無いんで人にオススメはしませんが。