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レビュー:超小型なのに超高性能なMiniPC「GEEKOM A8」を試す

ずーっと気になってたモンスターCPU「Ryzen 9 8945HS」を搭載するMiniPC「GEEKOM A8」。流れ星に欲しいなとお願いしたら、メーカーさんから試す機会を頂きました!願ってみるもんだなぁ。という訳で実際に使ってどうだったかレビューでお届けします。

ちなみにGEEKOMはMiniPCで世界トップクラスのシェアを誇るメーカーさん。A8はトップブランド品ですな!もちろん日本にも参入しているので手厚くサポートしてくれます。

スペック・ベンチマーク、検証結果の一覧

スペック表を表示
ベンチマーク結果を表示

めっちゃコンパクトなボディー

これぞ・・・MiniPCのサイズ感!

最近はMiniPCと言いつつ結構大きい筐体のモデルも沢山ありますが、GEEKOM A8は「うんうん、MiniPCってこのサイズ感だよね」というコンパクトさ。

▼手のひらにも置けるサイズ感です。↓

▼iPhone 15 Proと大きさを比べると、小ささが伝わるはず。↓

▼こんなにコンパクトな筐体ですが、ポート類は結構充実してます。↓

▼僕みたいなコンテンツ制作者に嬉しいSDカードスロット付き。これは有り難い装備ですな。↓

このサイズ感なら小さめのデスクでも置けちゃうし、VESAマウントも付属しているのでモニターの裏に固定して一体型PC風としても使う、なーんてことも出来ちゃいます。

▼ACアダプターも結構コンパクトですねぇ。↓

▼電源コードはアース棒付きなので変換アタッチメントが必要な人は用意しておきましょう。↓

▼こんなやつ↓

いつも通りセットアップ後はUS配列キーボード

これあるあるなんですが、海外メーカーのPCをセットアップするとUS配列キーボードになることがあります。GEEKOM A8もなってました。これ、日本語キーボードの印字と違う記号が入力されるんで面倒なんですよね。

でも何でこうなるんですかねGEEKOMさん?

おそらく皆も同じ事になると思うから変更方法も書いておきます。

セットアップ後に設定→時刻と言語→言語と地域→日本語と書いている部分の右にある「…」を押すと表示される言語オプション→キーボードレイアウトを「日本語キーボード(106/109きー)」に変更して再起動しましょう。

漲るパワーのRyzen 9 8945HS

筐体は超小型でも中身はモンスター。それがGEEKOM A8。搭載しているCPUはAMD Advancing AI内蔵で話題のRyzen 9 8945HS!キタコレ!

上にベンチマーク時のスクショを掲載していますがスコアはこんな感じです。

Geekbench 6
CPU 2,641(シングル)
13,503(マルチ)
GPU
(OpenGL)
31,923
GPU
(Vulkan)
35,396
PCMark 10
総合スコア 7,357
Essentials 10,637
Productivity 10,191
Digital Contents
Creation
9,969
3DMark 10
(TimeSpy)
総合スコア 3,428
Graphics 3,051
CPU 11,503
Chinebench
R23 1,793(シングル)
16,042(マルチ)
2024 107(シングル)
943(マルチ)
FF XIV ベンチマーク
(黄金のレガシー)
標準画質
1,920×1,080
フルスクリーン
5,404(評価:普通)
FF XV ベンチマーク
標準画質
1,920×1,080
フルスクリーン
3,173(評価:普通)
ドラゴンクエスト Ⅹ ベンチマーク
標準画質
1,920×1,080
フルスクリーン
13,187(評価:すごく快適)
BLUE PROTOCOL
中画質
1,920×1,080
仮想フルスクリーン
7,524(評価:やや快適)

ベンチマークと実際に使ってみた感じは以下。

WEBサイト閲覧やメール等の日常使い 超快適
エクセルやワード等の事務作業 超快適
ガンガンマクロ組んでも大丈夫
動画や写真の編集 快適
4Kソースも編集OK、1080Pならエフェクトもいける。写真はRAW現像も問題なし
ゲーム 1080Pで標準画質なら遊べるタイトルが多い

うんうん、凄くパワフル!人によっては10年戦えそう。ゲームも普通に遊ぶ分には結構いろんなゲームを楽しめますね〜。すごい時代になったもんだ。

APEXはFHDで軽量設定だと平均80FPSで遊べる

僕はAPEX専なので、このタイトルでゲームの動作をチェックしたんですが、FHDの軽量設定だと平均80FPSほどでます。フレームレートの変動はそこそこ激しいんですが、だいたい60〜100FPSくらいの間で遊べちゃいました。

このくらいの動作であればAPEXは十分遊べます。アップスケーリング使わなくともこのレベルで動作しているのが凄い…!

Ryzen 9 8945HSはアップスケーリング機能も使えるので試してみました。

ディスプレイ 1,920×1,080
ゲーム側の解像度 1,280×720
アップスケーリング 1,280×720

1,920×1,080

この状態だとAPEXは平均100FPSを超えてくる感じ!ただ、携帯ゲームPCと違って接続するディスプレイが大きいので、8インチ前後の携帯ゲームPCほど精細感はないですねぇ。

まあアップスケーリングを使わずとも画質設定を煮詰めればいろいろ遊べる水準だったので、アップスケーリングはどうしてもパワーが足りないって時に使えばよろし。

放熱性能は結構高いけどファンの音は気になるかも

放熱性能は良好ですね。筐体は熱くなるんですが、MiniPCは筐体自体が放熱フィンの役割も担っているのでコンパクトな割に結構熱を外に逃がせてます。ファンの助けもあって安定性は良い感じ。

高負荷時はファンの回転数が上がりますが、ファンの音は50cmほど離れて45dB前後でした。僕はもっと煩いゲーミングPCを使ってるんで耐性あるんですけど、普通の人だとサーッというファンの音が気になるかもですねぇ。

たぶん使ってもらうと、「あー、GARUさんが言ってたの分かるわ」って思うはず。

GEEKOM A8のレビューまとめ!

GEEKOM A8はゲームも楽しめるMiniPC。とにかくコンパクトでパワフル&ゲーム性能の高いモデルが欲しい!という人に注目してほしいモデル。

このサイズなら最高峰クラスの性能なので、多くの人は日常使いはもちろん、事務作業に動画や写真の編集、ゲームまで楽しめるはず!

個人的には動画編集にチャレンジしたい人にもオススメしたいですね。

4Kでも映像をジェットカットしてテロップやBGMを入れるくらいなら全く問題ないし、1080Pならエフェクトまでいけちゃいます。フォトショも快適に動くしコンテンツ制作マシンとしても結構使えると思いますよこれ。

個人的には仕事用として乗り換えても全然OKレベルですねぇ。めちゃくちゃ小さいのに超パワフルなMiniPCを探している人は是非検討してみて下さい。僕もこれはオススメしたい。

GEEKOM A8をお得に買える購入先まとめ!

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