[購入レビュー]Amazonっ子の僕がGoogle Home Miniを買った結果
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どうも、ガルマックスの猶木(なおき)です。
テレビを見ればGoogle HomeのCM、電車に乗ればGoogle Homeの広告、電気屋に行けばGoogle Homeの宣伝。もう、至る所で大々的にアピールされているので知っている方も多いと思うAIスピーカーのGoogle Home。
僕も試したくて6,000円くらいで手に入るGoogle Home Miniを購入して早速使ってみました。
ネットを見るとGoogle Homeバンザイ的な記事が非常に多かったので、ここはAmazonっ子の僕が切り口を変えて「注意すべき点」をビシバシ書いてみたいと思います。
どちらかと言うと、Google Home Miniの魅力を発信という内容ではなく、Google Home/Miniが気になっている方が知名度や話題性だけで購入した場合、困ってしまいそうな部分である「対応サービス・コンテンツ・製品」についてまとめています。
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Google Home Miniを完全に使いこなすなら「対応サービス・コンテンツ・製品との連携」が必須
さて、Google Home Miniを手に入れた僕ですが、以前「Google Home Miniを予約!何が出来るのかスマホで体感してから購入を決めよう!」で書いた通り、Google Home Miniで出来ることはスマホの音声認識機能を利用して大体のことは体感することが出来ます。
僕は普段からスマホのGoogle音声アシスタント機能で「天気予報」「○○ドルは何円」「タイマー」「店の開店時間」などを調べるのに利用していたので、Google Home Miniは音声のみのやり取りで完結出来ることが魅力的に感じ購入してみました。(スマホのアシスタント機能は結果がディスプレイ表示となることが多いんです。)
確かに、音声だけで様々なやり取りが出来るので使い勝手が良い。しかし、「Google Home Miniが対応しているサービス・コンテンツ・製品」が僕にとってそれほど魅力的ではありませんでした。
僕、利用しているコンテンツやデバイスがAmazon一色なことに気が付きました
Google Home MiniだけでなくAIスピーカーの魅力の1つは「対応サービスや製品との連携」です。
音声で曲を流したり、映画のタイトルを検索したり、音声で電気をつけたり、様々なコンテンツや製品と連携することで音声操作出来る事が一気に増えます。
しかしながら、僕は「音楽」や「映画」など普段利用しているサービスはAmazon一色。もうチャッキチャキのAmazonプライム会員なんですよ。
さて、Google Home Miniのパートナーとなるサービス・デバイスをチェックしてみましょう。2017年10月末現在だとこんな感じです。
- 音楽:Spotify、Google Play Music
- スマートホーム:PHILIPS hue
- ToDoリスト:Googleカレンダー
- ストーリーミングデバイス:Google Chromecast、Google Chromecast Audio
- ニュース:ラジオNIKKEI、毎日新聞、Voicy、朝日新聞アルキキ、ニッポン放送 FM93 AM1242、TBSラジオFM90.5 AM954、スポニチ、J-WAVE
対応するコンテンツは今後も増えるそうなので「Google Home Miniのアプリとパートナー」でチェックしてみましょう。
筋金入りのAmazonっ子な僕は使えるサービスが殆ど無かった
分かってました。この様な結果になるのは分かってましたよ!!!!
僕は、音楽に「AmazonプライムMusic」、映画に「Amazonプライムビデオ」、リビングのテレビには「Amazon Fire TV Stick」。
既に様々なコンテンツはAmazon一色なので、Google Home Miniを使い倒すにはコンテンツや対応デバイスの乗り換えが必要なんです。
Google Home Miniの対応するコンテンツへの乗り換えは、めっちゃ固定費がかさむ
さて、Amazonっ子な僕はAmazonプライム会員の年間プランを契約しています。
Amazonプライム会員は月間プランの場合、400円(税込)、年間プランの場合、3,900円(税込)です。僕は年間プランなので月額だと、たったの325円。
325円で音楽や映画、書籍が読み聴き観放題、Amazonで買い物する時の送料だって一般会員よりベラボウに安いです。Amazonプライム会員で出来る事は以下からチェックしてみて下さい。
せっかくGoogle Home Miniを買ったんだから、音楽くらい試してみようと思ってGoogle Play Musicを申し込んでみました。30日は無料で使えるんですって。
しかし、30日後は月額980円。年間だと11,760円・・・・。いやー、これは乗り換えきついですわ。
あと、Google Home MiniはChromecastと連携出来るのですが、ChromecastではAmazonビデオに対応していないので代替となる定額映画配信サービスを利用する事となり、そうなるとChromecastの購入費+Chromecastに対応する定額映画配信サービスの利用費で更に費用がかさむ。
いやー、きついっす。
じゃあ、Amazonっ子の僕はGoogle Home Miniで何が出来るのよ?
ははは(笑)皆さんお察しの通り、関連サービスは殆ど使えてません(笑)「ねぇGoogle 今日も可愛いね」って話しかけて口説いてるくらいです。残念ながら脈なし的な反応で寂しいです。
確かに、Google Home Miniを利用することで、音声のみのやり取りで完結出来るのは便利ですが、自身が利用しているコンテンツやサービスにより大きく評価が変わるのだなーって感じました。
ちなみに、Google Home/Miniの欠点ですが、外部からの入力系統がないのでPCの音をGoogle Home/Miniで流す事が出来ません。あと、Bluetoothにも対応していないのでBluetoothスピーカーのような利便性も期待しないほうが良いでしょう。
Amazonっ子がGoogle Home/Miniを活用するならIFTTTしかない
IFTTT(イフト)はアプリケーション間の連携を行うサービスでGoogle Homeにも対応してます。
既に多くの音声コマンドが作られているので便利そうな音声コマンドを追加してもいいですし、自分で音声コマンドを作ることも出来ちゃいます。
僕は音声だけでツイートできるコマンドを作ってみました。通常では利用できない「ねぇGoogle ツイート ○○○(○は投稿したい内容)」という音声コマンドで以下の様に音声だけでツイート出来るように。
音声 で ツイート できる よう に なっ た – Google Home MiniからIFTTTプログラムのテスト
— GARUMAX (@GaruJpn) 2017年10月30日
機械的ではありますが、こんな感じにGoogle Home Miniが対応していないコンテンツもIFTTTを利用することで連携可能なので、色々作ってみたいと思います。
あ、そうそう。LINEのAIスピーカー「Clova WAVE」は音声でLINEにテキストメッセージが送れますが、Google Home MiniもIFTTTでTwitter同様音声コマンドで専用のトークルームにテキストメッセージの発信が出来ちゃいます。
という訳で、デフォオルトで連携していないアプリケーションの操作はIFTTTを活用して、誰かが作ったコマンドを利用するか、無いなら自分で作るしかありません。
また、IFTTT自体の柔軟性も未知数なので、IFTTTを利用したところで自身の利用しているストーリーミングコンテンツが利用できるのかは現時点で分かりません。
Amazonっ子ならAmazon Echo(Alexa)買った方が良いよね
僕もそうですが、殆どの方はIFTTTで小難しい音声コマンドを作成して連携するよりも、デフォルトで利用できるサービス・コンテンツ・製品が充実していたほうが良いに決まってます。
特に、日本だとAmazonプライム会員ユーザーも多いので、Amazonっ子はAmazonの音声認識サービス”Alexa”を搭載したEchoを待った方が良いでしょう。(ちなみにAlexaもIFTTT使えるんでGoogle系サービスと無理やり連携することもできちゃう)
勿論、Google Home/Miniで対応しているコンテンツを普段から利用されている方は、様々なコンテンツと連携することで非常に便利に使えます。
最近はGoogleだけでなくAmazonやLINEもAIスピーカーを出していますが、結局のところ、自身が頻繁に利用しているコンテンツを軸に製品を選んだほうが幸せです。
AIスピーカー全般に言えることですが、「各AIスピーカーで出来る事は似ているけど、AIスピーカーに対応するサービス・コンテンツ・製品を自身が利用しているかが要」なので、話題性だけで選んではいけません。
という訳でAmazonっ子の僕が超ライバルとなるGoogle Home Miniを実際に利用してみて感じた所感でした。
おしまい