GoogleのSoC「Tensor」がExynosのカスタムチップなら性能はExynos 2100より高いかも
Googleの最新スマホ「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」は、自社開発したSoC「Tensor」を搭載と話題を呼びましたが、その中身はSAMSUNG Exynosシリーズのカスタムチップではないかと情報が挙がってます。
Tensor = Exynos 9855かも
そういえば、2021年4月頃にSAMMOBILEなどでもGoogleとSAMSUNGが共同でカスタムチップを作っていると情報が出てたんですよね。その時に話題となっていたのがExynos 9855って型番のチップ。
そして、Google Pixel 6シリーズ発表後、GalaxyClubはGoogle Pixel 6シリーズが搭載するTensorは、SAMSUNGのExynos 9855だと主張してます。
性能はExynos 2100以上、Exynos 2200未満くらいかも
型番を見てみよう。
- Exynos 2100はExynos 9840
- TensorはExynos 9855(仮)
- Exynos 2200はExynos 9935
こんな感じの並びになるんだけど、世代的にはExynos 2100と同じっぽい。型番的に性能はExynos 2100以上だけど、次世代となるExynos 2200のExynos 9935以下って感じかも。
ちなみにTensorがExynos 9855だとすると、SAMSUNGでは「Exynos」を付けて呼んでいるってことになるから、Tensorは1からの独自開発ってわけではなくて多くの部分がExynosベースになっているはず。
イメージとしては独自のオーダースーツを展開する洋服店を作ったのではなく、洋服の青山のオーダースーツサービスを使って自身にピッタリのスーツを作りました!って感じよね。
既製品よりも柔軟性は「ある程度」あると思うけど、SoC製造に関してはGoogleよりもSAMSUNGのほうが圧倒的にノウハウがあるんで、本当ならかなり深い部分までSAMSUNGが開発に関わってるんじゃないかなー。
SoCって完全に独自の開発だと動作させるソフトウェアなどで整合性が必要だったり、まぁ、色々と大変。個人的には良い意味で枯れている技術をこねくり回してカスタムしているってほうが日常的に使うスマホでは安心感が高いです。
なので、SoCの製造・開発で中身がなんであろうと、Googleが思い描いていることを実現でき、それが他を圧倒出来るのであればOKなんじゃないかなと!
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