「HONOR MagicPad 13」発表!Snapdragon 888搭載の13型ハイエンドタブレット

HONORが中国向けにHONOR Pad V8 Proを発表しました。13インチのデカデカ画面とSnapdragon 888ハイエンドSoC、8基のオクタスピーカーを搭載と存分に豪華な味付けがなされているAndroidタブレットです。

SoCはじめハイエンド性能を持つタブレット

HONOR Pad V8 ProはSoCにSnapdragon 888を搭載しており、AnTuTuは約80万点クラスのハイエンド性能を持ち合わせています。低性能が多いAndroidタブレットでハイエンドってのはかなり貴重ですね。

とはいえ888って2020年末にリリースとなった型落ちチップなので現行ハイエンドほどの性能はなく、発熱と消費電力もネックなので3Dゲームをやり込むにはちと不安ではある。あくまで3Dゲームの話なので、普段使いとか動画とか電子書籍だったらまず快適なことは間違い無いでしょう。

▼外観デザインはデュアルカメラ風デザインが目を引く見た目、カラーは3色です。中華メーカーってこの手のカメラをデカくするデザイン好きだよね。女子が自撮りで目をデカくする的な。↓

▼ディスプレイは名前の通り13インチサイズとなっておりタブレットとしては大型サイズ!解像度も2,880×1,840と高く10.7億色表示も対応とかなりキマっているスペックっすね。↓

デカさだけでなくベゼルも薄いのが良いですよねぇ。どこぞのミドルレンジタブレットならまずベゼル詐欺を疑うんだけど、HONORって大手だし性能と品質も結構良いって筆者は思ってるんでこれは信頼できる。

リフレッシュレートもゲーミングモデル並の144Hzに対応。タッチレート(タッチに対する反応速度)も240Hzなので、タッチの追従性も十分良さそう。

ただ有機ELではなく液晶なのはちと惜しい。黒色表示において白っぽさをどうしても感じてしまいますし、高級テレビのような臨場感には至らないかも。とはいえ10.7色表示対応のIPS液晶なので色の鮮やかさと忠実さは良さそうですね。

▼スピーカーはなんと計8基のオクタスピーカー搭載。多すぎて笑う。これが65インチとかバカでかいテレビならまだしも、13インチのタブレットでそこまで要る?って思っちゃうレベル。↓

とはいえ音質も臨場感も相応にスゴそうなんで実際に聴いてみたいもんですね。ちなみに8基搭載モデルは前にも出てて、それが同じメーカーのHONOR Pad V8 Proっちゅうやつでした。HONORしかこういうことしてない気がする。

その他、バッテリー容量は10,050mAhとはぐれメタルの経験値なみにデカく、また急速充電も66W対応とGoodなスペック。電池持ちも充電の速さも期待がかかります。

価格は以下の通り。

  • メモリ8GB+容量256GB:2,999元(約5.8万円)
  • メモリ12GB+容量256GB:3,299元(約6.4万円)
  • メモリ16GB+容量512GB:3,699元(約7.2万円)

現時点で中国向けモデルのみなので、グローバル版も出てほしいもんですね。

というのも中国版だとGoogleサービス入ってないし導入も面倒。また導入できてもデフォルトアプリとかアシスタントとか、アプリの設定とか諸々で不便なこともままあるので。

あとHONORってもともとHUAWEIのサブブランド。HUAWEIは制裁の影響によりGMSが無い上に後からの導入もできないことがあるんですが、HONORはどうなんでしょうかね。それ繋がりで弾かれないか気になる。

泥タブでは貴重なハイエンド、なおかつデカ画面でオクタスピーカー搭載という点はかなりいいだけに、ぜひともグロ版出てほしいところ。ましてこの性能で5.8万円ってクッソ安いしなおさらです。

SoC Snapdragon 888
メモリ 8GB/12GB/16GB
容量 256GB/512GB
ディスプレイ 13型/液晶/2,880×1,840/144Hz
アウトカメラ 13MP
インカメラ 9MP
バッテリー 10,500mAh/66W
サイズ 291.71 × 191.12 ×6.49mm
※PU版は厚さ6.84mm
重量 660g
※PU版は673g
対応バンド
OS MagicOS 7.2
Android 13ベース
備考
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