IIJmioの最新料金プラン・手数料・仕様や特徴まとめ

IIJmioの最新料金プラン・手数料・仕様や特徴を解説。評判や通信速度もまとめてあります。

IIJmioの最新料金プラン

月間通信容量 データ通信SIM SMS対応SIM 音声通話SIM eSIM
(データ)
2ギガプラン 748円 825円 858円 440円
4ギガプラン 968円 1,045円 1,078円 660円
8ギガプラン 1,408円 1,485円 1,518円 1,100円
15ギガプラン 1,738円 1,815円 1,848円 1,430円
20ギガプラン 1,958円 2,035円 2,068円 1,650円

IIJmioの料金プランは2ギガプラン、4ギガプラン、8ギガプラン、15ギガプラン、20ギガプランの5つ。更にデータ通信SIMにはeSIMのプランがあるのが特徴で、eSIMの料金は通常のデータSIMよりも料金が安いです。

1GBプランはありませんが大容量を中心に低価格な事、そしてデータSIM限定ですが圧倒的に安いeSIMがあるのが特徴。

音声通話SIMの20GBで2,068円は破格ですね。大容量が必要で格安SIMの通信速度が許容できる人はピッタリ。

通話料・オプション料金

通話料 22円/30秒
みおふぉんダイアル通話料 11円/30秒
通話定額オプション 誰とでも3分&家族と10分:660円/月
誰とでも10分&家族と30分:913円/月
SMS送受信料 国内への送信:3.3~33円/1通
海外への送信:50~500円/1通
海外から送信:100円/1通

通話料は30秒ごとに22円がかかります。後述のみおふぉんダイアルアプリで通話できない3ケタ番号やナビダイヤルで通話する際はこちらの通話料となります。

みおふぉんダイアル通話料は専用アプリ「みおふぉんダイアルアプリ」で通話した時の料金。30秒ごとに11円と通常の通話料の半額で通話ができます。ただし110番など3ケタ番号やナビダイヤルには通話できません。

通話定額オプション(かけ放題)は、通常の電話であれば1回3分or10分まで無料ですが、同一mioID間で「みおふぉんダイアル」を使用して通話した場合は、1回の通話につき最大10分or30分まで国内通話料が何度通話しても無料になります。

SMS送受信料は文字数によって1通の料金が異なります。1~70文字(半角は140文字)までなら1通につき3.3円で、以降は「70文字ごとに料金が3.3円」ずつ上がっていきます。

初期費用・各種手数料

パッケージ価格/初期費用 3,300円
SIMカード発行手数料 タイプD(ドコモ回線):434円
タイプA(au回線):447円
eSIM:220円
SIMカード交換
SIMカード再発行
(サイズ変更)
SIMカードタイプ変更
(タイプD⇔タイプA)
2,200円
eSIMの再発行手数料 0円
音声通話機能解除調定金 0円
最低利用期間 利用開始日の翌月末日まで

パッケージ価格/初期費用は他社でいう登録事務手数料と同じ扱いで、これは契約時に必要な手数料です。大体どのMVNOを選んでも同じくらいの手数料。

SIMカード発行手数料は契約時にSIMを準備するという名目で徴収される料金です。他社ではSIM発行手数料と表記されている場合もあります。これも初期費用の1つ。

SIMカード交換、再発行、タイプ変更の手数料は回線変更などでSIMカードを変更する場合に発生する費用です。回線が変わるとSIMカードも変わるので、頻繁に回線変更するのはオススメしません。

eSIMの再発行手数料は無料となっています。ただしあくまで再発行手数料がかからないだけで、eSIMのSIMカード発行手数料(220円)は発行の度に必要です。

音声通話機能解除調定金は契約解除料とMNP転出手数料の総称。IIJmioではどちらも0円となっています。

最低利用期間は契約時にこれだけの期間使って下さいねというもの。IIJmioでは最低利用期間が「利用開始日の翌月末までは解約不可」となっており、2月15日に利用開始した場合は3月31日まで解約はできません。

IIJmioの仕様・特徴

MVNOでよくある機能がIIJmioで使えるか、特徴をまとめてみました。

データ繰越し 対応
eSIMプランは対象外
通信容量シェア 対応(2021年6月以降)
データ容量追加 220円/1GB
カウントフリー 非対応
バースト機能 対応
低速モード切替 対応
かけ放題オプション 対応
利用可能回線 ドコモ、au回線
制限時通信速度 最大300Kbps
支払い方法 クレジットカードのみ

データ繰越しは翌月までOK。ただし「eSIMプラン」は対象外なので注意。IIJmioでは「クーポン(データ量)繰越し」という機能名で対応しています。

通信容量シェアは親回線の契約している容量を子回線で使える機能です。子回線のSIMカードを発行する必要があります。IIJmioでは2021年6月以降に対応予定。

データ容量追加は1GB/220円です。契約しているデータ容量が足りなくなった場合に必要な容量を追加購入しましょう。毎月容量を追加しているなら容量の多いプランへの変更も検討しましょう。IIJmioでは「データチャージ」という機能名で対応しています。

カウントフリーは「特定の通信は容量を消費しない」という仕組みです。IIJmioでは非対応です。

バースト機能は「容量を使い切るなどして速度制限がかかった際や低速モード時に通信開始のわずかな時間だけ高速通信して快適にWebにアクセスできる機能」です。IIJmioでは「バースト転送」という機能名で対応しており、最初の75KB分まで高速で通信します。

低速モード切替はIIJアプリから切り替えできます。通信速度は制限されますが契約している容量を消費せず通信ができるので、SNSのテキストのやり取りやテキストメインのサイトを閲覧する時に便利。IIJmioでは「通信速度の制御」という機能名で対応しています。

かけ放題オプションは3分(mioID間で「みおふぉんダイアル」を使用して通話した場合は10分)と、10分(30分)の2つのかけ放題に対応しています。大手キャリアのような時間制限のないかけ放題が選べないのでご留意を。

利用可能回線はドコモ、auの2回線から選択可能です。これらの回線を利用している方は同じ回線へ乗り換えるとエリアも変わらないので、基本的に現在使っている回線を選べばOK。なおeSIMはドコモ回線のみの対応となっています。

制限時通信速度は300Kbpsです。契約している容量を使い切っても低速で通信ができますが、テキストベースのWebページを見たり、LINEで文字メッセージ送る程度の速度しか出ないので高速通信を引き続き行いたい場合は通信容量の追加も検討しましょう。

支払い方法は契約する本人名義のクレジットカードのみです。口座振替は対応していないのでご留意下さい。

日本の通信をリードしてきた老舗

IIJ(インターネットイニシアティブ)は老舗の通信会社。格安SIMブランドのIIJmioだけでなく通信に関する幅広い事業を展開しています。

技術的な事からユーザ交流まで中の人によるテックブログやオンラインミーティングなど対外的な発信も多く、通信事業への熱意は並々ならぬものがあります。2018年には日本で初めてのフルMVNO事業者に。

技術力からくるサービスの信頼感は格安SIM会社の中でもトップクラスと言っていいでしょう。

eSIMにも対応のギガプラン

IIJmioはMVNOとしていち早くeSIMに対応。現在はデータ通信SIMのみですがこれがまた安い。なんと2GBで440円、4GBで660円。

eSIMに対応のスマホを持っているなら電話番号は今のSIMをそのまま使いeSIMにIIJmioを追加して通信する事も可能。

記事執筆時点でeSIMに対応しているのは楽天モバイルのみ、格安SIM会社ではIIJmioのみです。

IIJmioの評判・通信速度

届いたSIMをスマホに挿入してAPN設定(通信設定)を行うだけで即使えます!IIJmioのAPN情報は以下です。

IIJmioのAPN

  • 名前:任意
  • APN:iijmio.jp
  • ユーザ名:mio@iij
  • パスワード:iij
  • 認証方式:CHAPまたはPAP

▼格安SIMは混雑する時間帯に通信速度が落ちる代わりに安いSIMなので、利用者が増えると通信速度も変わってきます。IIJmio利用者さんの通信速度に対する口コミは以下。↓

▼良い評判はファミリー割引や料金の安さなど色々ありましたが、格安SIMでeSIMが利用できる点が良いという評判が多い傾向です。データ回線としてIIJmioのeSIMは人気のようです。↓

▼悪い評判。2021年6月から始まる5GオプションにeSIMが非対応でな点、eSIMで音声通話プランが選択できなくて利用できない点について声が挙がってます。↓

まとめ:格安SIMでeSIMならIIJmio

IIJmioは記事執筆時点でMVNO唯一の格安eSIMを利用できるブランドです。

eSIMのエリアはドコモと同じなので、エリアの狭い楽天モバイル回線にIIJmioのeSIMを組み合わせてデータ通信エリアをカバーするような使い方も多くなってきています。

SIMカードプランの利用料金も安く、データをシェアできたり、固定回線セットの割引があったりと使い勝手の良いブランドなので、初めての格安SIMとしてもオススメです。

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