「iPad 2021(第9世代)」と「iPad 2020(第8世代)」の違いを比較
Appleの「iPad 2021(第9世代)」と前機種である「iPad 2020(第8世代)」の違いを比較しました。
iPad 2021(第9世代)とiPad 2020(第8世代)の性能を比較
iPad 2021(第9世代)は、iPadの中で最もベーシックなモデル。低価格ながらもハイエンドSoCを搭載することで他の追従を許さないほどのコスパを誇るモデルです。
また、iPadの需要は高く、売却時も高価に取引されることから新しいモデルに買い替えしやすいのも特徴です。
iPad 2021(第9世代)とiPad 2020(第8世代)の性能を比較した表がこちら。
製品情報 iPad 2021 第9世代(Apple A13 Bionic) : iPad 2020(第8世代)(Apple A12 Bionic) | ||
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端末名 | iPad 9 | iPad 8 |
発売年 | 2021年9月 | 2020年9月 |
発売地域 | 日本:SIMフリー | 日本:SIMフリー |
メーカー・ブランド | Apple | Apple |
対応バンド・周波数・ネットワーク iPad 2021 第9世代(Apple A13 Bionic) : iPad 2020(第8世代)(Apple A12 Bionic) | ||
3G |
Wi-Fi+Cellularモデルのみ対応 UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA:850 / 900 / 1,700/2,100 / 1,900 / 2,100MHz |
Wi-Fi+Cellularモデルのみ対応 UMTS/HSPA/HSPA+/DC-HSDPA:850 / 900 / 1,700/2,100 / 1,900 / 2,100MHz |
4G LTE |
Wi-Fi+Cellularモデルのみ対応 FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 66 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
Wi-Fi+Cellularモデルのみ対応 FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 11 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 21 / 25 / 26 / 29 / 30 / 66 / 71 TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
5G NR | 非対応 | 非対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth |
バージョン:4.2 コーデック:非公表 |
バージョン:4.2 コーデック:非公表 |
SIMサイズ・スロット |
▼Wi-Fiモデル↓ 非搭載 ▼Wi-Fi+Cellularモデル↓ シングルスロット(Nano SIM) |
▼Wi-Fiモデル↓ 非搭載 ▼Wi-Fi+Cellularモデル↓ シングルスロット(Nano SIM)+eSIM |
ネットワーク関連備考 | eSIM対応 | 2回線同時待ち受け対応 |
本体仕様 iPad 2021 第9世代(Apple A13 Bionic) : iPad 2020(第8世代)(Apple A12 Bionic) | ||
ディスプレイ |
サイズ:10.2インチ 材質:液晶 画面占有率:非公表 形状:ノッチなし 最大リフレッシュレート:非公表 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
サイズ:10.2インチ 材質:液晶 画面占有率:非公表 形状:ノッチなし 最大リフレッシュレート:非公表 最大タッチサンプリングレート:非公表 |
解像度 |
解像度:2,160×1,620(WUXGA+) 画面比率:4:3 |
解像度:2,160×1,620 画面比率:4:3 |
画素密度 | 264ppi/ドットの粗さが気になるかも | 264ppi |
サイズ |
長辺:250.6mm 短辺:174.1mm 厚さ:7.5mm |
高さ:250.8mm 横幅:174.1mm 厚さ:7.5mm |
重さ | 487g(Wi-Fiモデル) / 498g(Wi-Fi+Cellularモデル) | 490g(Wi-Fiモデル) / 495g(Wi-Fi+Cellularモデル) |
本体色 | スペースグレイ、シルバー | スペースグレイ、シルバー、ゴールド |
システム仕様 iPad 2021 第9世代(Apple A13 Bionic) : iPad 2020(第8世代)(Apple A12 Bionic) | ||
OS | iPadOS 15 | iPadOS 14 |
CPU(SoC) | A13 Bionic | A12 Bionic |
AnTuTuベンチマーク |
総合スコア約530,000点 |
総合スコア約465,000点 |
メモリ/保存容量 iPad 2021 第9世代(Apple A13 Bionic) : iPad 2020(第8世代)(Apple A12 Bionic) | ||
組み合わせ |
メモリ:非公表 容量:64GB / 256GB |
メモリ:3GB 容量:32GB / 128GB |
ストレージカード | 非対応 | 非対応 |
カメラ iPad 2021 第9世代(Apple A13 Bionic) : iPad 2020(第8世代)(Apple A12 Bionic) | ||
背面カメラ |
シングルカメラ ①800万画素(メイン) 手ぶれ補正:非公表 センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
シングルカメラ 画素数:800万画素 F値:2.4 フォーカス方式:非公表 |
インカメラ |
ベゼル内蔵式インカメラ 画素数:1,200万画素(メイン、122°、f/2.4) センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 |
ベゼル内蔵式インカメラ 画素数:120万画素 F値:2.4 |
機能仕様 iPad 2021 第9世代(Apple A13 Bionic) : iPad 2020(第8世代)(Apple A12 Bionic) | ||
GPS |
▼Wi-Fiモデル↓ 非公表 ▼Wi-Fi + Cellularモデル↓ GPS / GNSS |
▼Wi-Fiモデル↓ 非公表 ▼Wi-Fi + Cellularモデル↓ GPS対応(詳細規格は非公表) |
生体認証・ロック解除 |
指紋認証:対応 顔認証:非対応 |
指紋認証:対応 顔認証:非対応 |
センサー |
赤外線センサー:非公表 加速度センサー:対応 近接センサー:非公表 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 その他:気圧計 |
赤外線センサー:非公表 加速度センサー:対応 近接センサー:非公表 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:非公表 光センサー:対応 その他:気圧計 |
防水/防塵・タフネス等級 |
防水/防塵:非公表 耐衝撃:非対応 |
防水/防塵:非公表 耐衝撃:非対応 |
イヤホンジャック | あり | あり |
NFC |
NFC:非公表 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
NFC:非公表 FeliCa/おサイフケータイ:非対応 |
その他機能 | デュアルスピーカー搭載 | ステレオスピーカー搭載 |
バッテリー iPad 2021 第9世代(Apple A13 Bionic) : iPad 2020(第8世代)(Apple A12 Bionic) | ||
バッテリー容量 | 非公表 | 32.4Wh(8,757mAh) |
充電 |
有線充電:20W ワイヤレス充電:非対応 逆充電:非公表 |
有線充電:対応(規格非公表) ワイヤレス充電:非対応 逆充電:非公表 |
ポート | Lightning | Lightning |
スペック表のソース iPad 2021 第9世代(Apple A13 Bionic) : iPad 2020(第8世代)(Apple A12 Bionic) | ||
参照元 |
【公式サイト】10.2インチiPad – Apple(日本) |
【公式サイト】10.2インチiPad – Apple(日本) |
スペック詳細記事 | iPad 2021(第9世代)のスペック・対応バンドまとめ | iPad 2020(第8世代)のスペック・対応バンドまとめ |
iPad 2021(第9世代)とiPad 2020(第8世代)の違い
ざっくり言うとこんな感じです。※iPad 2020(第8世代)の価格は発売当初の価格です。Wi-Fi+Cellularは単体通信できるモデルです。
容量&発売価格 | iPad(第9世代) | iPad(第8世代) |
32GB (Wi-Fi) |
✕ | 38,280円 |
32GB (Wi-Fi+Cellular) |
✕ | 49,280円 |
64GB (Wi-Fi) |
39,800円 | ✕ |
64GB (Wi-Fi+Cellular) |
57,800円 | ✕ |
128GB (Wi-Fi) |
✕ | 54,800円 |
128GB (Wi-Fi+Cellular) |
✕ | 65,780円 |
256GB (Wi-Fi) |
56,800円 | ✕ |
256GB (Wi-Fi+Cellular) |
74,800円 | ✕ |
iPad 2021(第9世代)は、
- A13 Bionicを搭載(iPad 2020(第8世代)はA12 Bionic)
- 容量は64GB/256GB(iPad 2020(第8世代)は32GB/128GB)
- True Toneに対応(iPad 2020(第8世代)は非対応)
- 1,200万画素の超広角インカメラ(iPad 2020(第8世代)は120万画素の広角)
- インカメラでセンターフレームに対応
- ベゼルカラーが黒に統一
iPad 2020(第8世代)はiPhone XSシリーズで搭載していたA12 Bionicでしたが、iPad 2021(第9世代)ではiPhone 11やSEに採用されているA13 Bionicを搭載。総合性能・GPU性能ともに処理性能が向上しています。
iPad 2020(第8世代)では最小構成が32GB〜でしたが、iPad 2021(第9世代)では容量2倍の64GB〜となりました。僅か1,520円の差額で容量が2倍の64GBが手に入る点は嬉しいポイントです。
ディスプレイは引き続き10.2インチですが、iPad 2021(第9世代)では周囲の環境光に合わせて色合いを調整するTrue Toneに対応しました。合わせて色域がsRGB相当へ拡張されカバーする色域が広がりました。
インカメラはiPad 2020(第8世代)と比較して大きく進化したポイントです。iPad 2020(第8世代)では120万画素の低画素な広角カメラを搭載していましたが、iPad 2021(第9世代)では1,200万画素になり高精細な撮影が楽しめるようになっています。
またインカメラは広角よりも広い範囲を撮影できる超広角カメラを採用したので、テレワークでのビデオ通話も広々と映像を捉えることが可能となりました。
その他、エントリー向けiPadシリーズで初となるセンターフレームに対応。インカメラが超広角となったことでビデオ撮影中に画角を調整できるようになり、被写体がフレームアウトしないように調整してくれます。
外観のデザインに大きな変化はありませんが、iPad 2020(第8世代)はカラー毎にベゼルのカラーが異なることに対し、iPad 2021(第9世代)はどのカラーを選んでも黒色のベゼルに統一されました。
まとめ
iPad 2021(第9世代)はiPad 2020(第8世代)と比較して性能が向上。インカメラも飛躍的に仕様・性能が向上しています。
iPad 2020(第8世代)では最小構成の32GBは少なすぎる、かと言って128GBではサブ機としては不要との声もあったことから、32GBから僅かな価格差でサブ機として扱いやすい64GBモデルが選べるようになったのは嬉しいポイントです。
従来から引き続きApple Pencilや便利なSMART KEYBOARDが使えるので、様々なスタイルで利用可能であることも魅力です。
性能が非常に高いので長期的な利用でも不満が出ることが少なく初めてのiPadとしてもピッタリ。是非検討してみて下さい。
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