価格据え置きで容量倍増、SoCもパワーアップした「iPad（A16）」発表。スペックまとめ！

約2年半ぶりに無印iPadの新型モデル「iPad（A16）」が発表されました！本記事では変わった点をメインに紹介していきます！

同時に「iPad Air（M3）」も発表されています！

iPad（A16）の詳細スペック

SoC	A16（5コアCPU/4コアGPU）
メモリ	非公表
容量	128GB/256GB/512GB
ディスプレイ	11インチ、液晶、2360×1640、500ニト
アウトカメラ	1200万画素（メイン）
インカメラ	1200万画素
バッテリー	28.93Wh
サイズ	248.6×179.5×7mm
重量	477g/481g（Wi-Fi+Cellular）
対応バンド	4G FDD：1/2/3/4/5/7/8/11/12/13/14 17/18/19/20/21/25/26/28/29/30/32/66/71 4G TDD：34/38/39/40/41/42/48 5G：n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n14/n20/n25/n26 n28/n29/n30/n38/n40/n41/n48/n66/n70/n71/n75/n76/n77/n78/n79
OS	iPadOS 18（初期OS）
備考	–

スペック表に関する免責事項

筐体は前モデルと共通。カラバリも変化なし

iPad（A16）の筐体ですが、寸法・重量ともに前モデルから一切変化はありません。カラバリもシルバー、ブルー、ピンク、イエローの4色と全く変わらず。

同時発表のiPad Air（M3）もそうでしたが、せめてカラバリくらいは手を入れて欲しかったのが正直なところですね〜…

GPUコアを削減したA16搭載

iPad（A16）のSoCはA16（Bionic）とiPhone 14 ProやiPhone 15で採用されていたプロセッサを採用。

AnTuTuの総合スコアでは約150万点ほどなので、前モデルで搭載されていたA14 Bionicからかなりのスペックアップを果たしています。

ただし、GPUコアは4コアとiPhoneで搭載されていた5コアから1コア分削減されているので、前述のiPhoneよりもグラフィック性能は少し低くなるかもしれないのは注意しておきましょう！

そうそう、A16はNeural Engineこそ内蔵しているものの、Apple Intelligenceに対応していないので注意しておきましょう。

恐らく製品の立ち位置やコストとの兼ね合いのためのApple Intelligence非対応でしょうが、iPadでApple Intelligenceを利用したいなら最低でもiPad mini（A17 Pro）かM1以降のiPadを選ぶようにしましょう！

▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓

AnTuTuスコア	動作・操作感
総合スコア：約150万点以上 GPUスコア：約60万点以上	ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア：約100万点〜150万点 GPUスコア：約35万点〜60万点	重いゲームもなんとか
総合スコア：約50万点〜100万点 GPUスコア：約15万点〜35万点	軽いゲームくらいなら
総合スコア：約25万点〜50万点 GPUスコア：約5万点〜15万点	必要最低限
総合スコア：約25万点以下 GPUスコア：約5万点以下	サブ端末向き

▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓

スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

ディスプレイサイズが11インチへ0.1インチ大型化

地味に変わった点を挙げるとするならディスプレイ。というのも、前モデルは10.9インチとiPad Air（第4世代）と同じサイズでしたが、iPad（A16）では11インチと現行のiPad Airと同じサイズへグレードアップしているんです。ちなみに解像度や輝度も同じだったりします！

ただ、反射防止コーティングやフルラミネーションといった仕様は相変わらず非対応な上、色域もsRGB準拠（iPad AirやiPad ProはDCI-P3対応）なので、映像品質は上位モデルよりも劣ってしまう点は注意が必要です！

まぁ普通に映像を楽しむくらいならそこまで気にはなりにくいとは思いますけどね！

最小ストレージが128GBからに！512GBも追加されているぞ！

商品ページでもしっかりアピールされていたのがストレージ。

前モデルでは最小構成では64GBと執筆時点では心許ない容量でしたが、iPad（A16）では最小構成で128GBからとストレージが倍増しています。

また、ストレージは最大でも256GBでしたが、新たに512GBも追加されている模様。エントリーモデルのiPadでそこまでいるの？と思わなくもないですが、選べる選択肢が増えたのはありがたいですね！

iPad（A16）まとめ

iPad（A16）の発売日は3月で記事執筆時点の価格は以下の通り。

• 容量128GB：58,800円
• 容量256GB：74,800円
• 容量512GB：110,800円

日本での価格は最小構成で58,800円と前モデルと変わらずですが、ストレージ容量が倍増しているので実質プライスダウンと考えていいのかも？でも新設された512GBモデルは11万円ほどと超高いですけどね。

発表前はApple Intelligenceをサポートするのか否かについて意見が分かれていたようですが、Appleの答えは「エントリーモデルではまだApple Intelligenceに対応しなくてよい」ということでしょう。

お値段据え置きで色々な部分が進化しているので、iPad（A16）は新しいiPadを少しでもお安く買いたい人に向いたモデルと言えそうです。

もちろんエントリーモデルなので、ディスプレイ品質がAirより劣っている点、Apple Pencilが未だに第1世代止まりという点、そしてApple Intelligenceに対応していない点が上位モデルとの大きな違いになるので、このあたりが必要ならiPad Air以上を選びましょう！

まぁあちらはあちらで最小構成でも10万円くらいするのでかなり価格帯が違うんですけどね…

iPad（A16）の購入先

▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で必ず確認して下さい！↓