iPad mini(第6世代)のレビュー!前機種の第5世代と使って比較してみた!

2021年9月24日に発売されたAppleの「iPad mini(第6世代)」は初めてデザインが大刷新され性能も大幅アップ!きっと気になっている人も多いはず!Wi-Fi版の実機が届いたのでレビューをお届けします!

良かった点

  • 性能がめっちゃ高い
  • スタイリッシュなデザイン
  • 横持ちに最適化されたスピーカー
  • 動画もより大きな映像で楽しめるディスプレイ

注意点

  • イヤホンジャックが無くなった
  • ホームボタンがなくなり操作性が変わった
  • スクリーンショットが撮りづらい

iPad mini(第6世代)のレビュー

iPad mini(第6世代)

iPad mini(第6世代)は、コンパクトな筐体が魅力的な小型なタブレットで、WEBブラウジングや漫画を読んだり動画を見たりビューアとして愛用している方も多いデバイス。

これまでデザインはほぼ変わらずマイナーアップデートを重ねていた感じでしたが、今回のiPad mini(第6世代)はフルモデルチェンジ!

これまでのモデルと大きく異なっている部分もあるので前モデルのiPad mini(第5世代)と比較しながらレビューをお届けします!

▼ファーストインプレッションの動画!視聴頂くことでよりレビューをお楽しみ頂けます!↓

iPad mini(第6世代)の付属品レビュー

iPad mini(第6世代)の付属品はこんな感じ。

iPad mini(第6世代)

  1. 本体
  2. PD充電器
  3. 充電ケーブル(USB-C)
  4. クイックガイド
  5. ステッカー

付属品は結構充実していて、高速充電に対応しているPD充電器、両端がUSB-Cの充電ケーブルなども入ってた!

オススメのアクセサリー

スマホより大型ディスプレイを搭載するiPad mini(第6世代)は画面へ傷が付くリスクも高いんで早めに保護フィルムを用意しておいたほうが良い!

PDA工房では様々なフィルムタイプがリリース済み!iPad mini(第6世代)購入に合わせて準備してきましょう!

▼他にもAmazonでは手帳型ケースとか購入可能なんでチェック!↓

iPad mini(第6世代)のデザイン・外観のレビュー

大きく変化したのがデザイン。パッと見た感じはiPad Air(第4世代)をギュッと小さくしたような感じですね!以前のデザインも好きでしたがフラットなサイドフレームを採用したこのデザインもスタイリッシュでカッコいい!

▼iPad mini(第6世代)は上下ベゼルが薄型になり見た目もシャープになった!ちなみにベゼル色はカラー問わずブラックの1色になってるみたいです。↓

iPad mini(第6世代)

▼iPad mini(第5世代)と比較するとこんな感じ!見た目の印象はかなり違いますね!これまでのiPad miniのデザインは流石に古臭さを感じてたんですが、今どきスタイルに洗練された!↓

iPad mini(第6世代)

▼右の側面には第二世代のApple Pencilがくっつくようになってます。↓

iPad mini(第6世代)

▼左側面はボタン類の配置はなしでシンプルな見た目。↓

iPad mini(第6世代)

▼下部にはようやく採用されたUSB-C端子!スピーカーも備わってます。↓

iPad mini(第6世代)

▼ボタン類の配置は大きく変わっていて、上部に音量とTouch ID付きの電源ボタンが配置。上部にもスピーカーを搭載してます。↓

iPad mini(第6世代)

▼重量はiPad mini(第5世代)からより軽くなり300g切りに!

iPad mini(第6世代)

▼厚みはわずか0.2mmほど厚くなってますが、旧モデルは丸みを帯びた形状なので厚みは数値以上に感じますね。けど、そこまで神経質に気にするほどでは無いと思います!これでもすっごい薄い!↓

iPad mini(第6世代)

iPad mini(第6世代)のベンチマーク

iPad mini(第6世代)のSoCはiPhone 13シリーズと同じ世代のA15 Bionicを搭載!iPad mini(第5世代)がA12 Bionicだったので性能がめっちゃ向上してる!

普段使い〜重量級ゲームまで快適に動作できるパフォーマンスをもっているんで、今後数年は買い換えることなく快適に使えそうです!

▼AnTuTuベンチマークの結果は以下!iPad mini(第6世代)が左、iPad mini(第5世代)が右。↓

iPad mini(第6世代)

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

iPad mini(第6世代)の良いところ・イマイチなところ

それでは早速実機を使ってチェックしてみましょう!

▼iPad mini(第6世代)のスペック詳細や前モデルとの比較は以下の記事をご確認下さい!↓

iPad mini 2021 第6世代のスペック・対応バンドまとめ

「iPad mini 2021(第6世代)」と「iPad mini 2019(第5世代)」の違いを比較

ディスプレイは縦に長くなり横が細くなった!

iPad mini(第6世代)はデザインが刷新されディスプレイサイズや比率も変化。これまでのiPad miniとはちょっと表示が異なる部分が多いです。

▼まずは縦持ち状態ですが、この状態だとiPad mini(第6世代)がより多くの情報を表示出来るようになってる!スマホの普及で縦コンテンツが多いからこの変化は進化ポイントと言えそうです。

iPad mini(第6世代)

▼一方で横持ち状態では表示できる情報量がちょっと少ないかなー。横持ちでWEBブラウジングすること多い人は知っときましょう!↓

iPad mini(第6世代)

続いて漫画はどうだろうか。これも若干違いが出てきました。

▼iPad mini(6世代)は「縦持ちだと同じ」「横持ちだとわずかに大きい」。余白の幅も異なる感じですが、ぶっちゃけこの差は旧モデルとあまり変わらない印象でした!

iPad mini(第6世代) iPad mini(第6世代)

▼ゲームではiPad mini(6世代)が上下方向の描画範囲が僅か広い!この差がどこまで勝率に繋がるかは定かではないですが、より広い範囲を表示できるほうが有利ではありますね。(気球の上の幅を見るとちょっと広いのがわかるはず)↓

▼YouTube動画でのiPad mini(第6世代)は「縦持ちは変わらない」けど「横持ちはより大画面」で楽しめるように!動画を沢山見る人には大きな魅力になるんじゃないでしょうか!↓


▼ちなみに画面比率が変わった事でYouTubeでのコンテンツ表示も若干違いがみられました。↓

iPad mini(第6世代)

ホームボタン廃止で操作性が変わる

iPad mini(第5世代)まではホームボタンを搭載してましたが、iPad mini(第6世代)では大画面化に伴いホームボタンが廃止となったので操作感もちょっと変わってます。

▼アプリを開くと下部に横長のバーが表示され、上にスワイプするとホーム、バーを左右にスワイプするとアプリ切り替え、バーを上にスライドして中央付近でホールドするとアプリ履歴が表示されます。↓

iPad mini(第6世代)

最近のiPhoneとかホームボタンの無いiPadとかはこの操作なんですが、若干操作しづらくなる部分も。

▼YouTubeを横持ち全画面で視聴しているとき、シークバーを動かす動作がアプリ切り替えの操作と似ているんで、シークバーを動かそうとすると画面が動いてしまうことも。↓

iPad mini(第6世代)

このあたりはホームボタン型から操作性が変わる部分なので使いながら慣れていくしか無さそうです。

マルチウィンドウ機能が便利!

iPad mini(第6世代)はiPadOS 15を搭載してるんだけど、これのマルチウィンドウ機能がマジで便利!

▼アプリ上部に並んでる「・・・」をタップするとマルチウィンドウメニューが表示される。↓

iPad mini(第6世代)iPad mini(第6世代)

▼2画面を並べて表示したり↓

iPad mini(第6世代)

▼フローティングウィンドウは右寄り・左寄りを選べるほか、不要なときは画面端へスワイプすることで一時的に格納することもできる。またフリーティングウィンドウを画面端へ移動すると2画面マルチウィンドウへも変更できる!↓

iPad mini(第6世代) iPad mini(第6世代)

複数のアプリを並べて使えるんでめっちゃ快適。

▼例えばSafariも2つ並べて使うことができるんで、商品購入前の比較なんかもはかどります。左右のディスプレイサイズも境目のバーを動かすことで柔軟に変更できるのも使いやすい!↓

iPad mini(第6世代)

スピーカーが劇的に進化したけどイヤホンジャックは廃止に

iPad mini(5世代)は、縦持ちしたときに下部にL/Rスピーカーが配置となる設計だったんですが、iPad mini(第6世代)は横持ち状態で左右にL/Rが配置される設計に進化。

▼スピーカーグリルが左右に2つ、計4つあるんですが、音が鳴るのは横持ちしたときに下部側のみ。クアッドスピーカーでは無いんでお間違えのないように!↓

iPad mini(第6世代)

音質ですが横持ちではステレオスピーカーの広がりあるサウンドに、縦持ちでは音の偏りを極力無くすようなチューニング。横持ちで視聴したほうが臨場感が高いのは当然ですが、縦持ちでも音質が良いのでYouTubeも快適に見れてます!

iPad mini(第5世代)と音質を比較すると低音の鳴りがよくなってますね。あと、サラウンド感も強くなってるんで音質はグッと底上げされている印象です。

残念だったのはイヤホンジャックが遂に廃止になってしまったこと。充電不要でサクッと使える有線イヤホンは結構重宝してるし、自宅では有線イヤホンでもわりかし邪魔にはならないんで愛用してたもんだからこれは残念だなー。

Touch IDの反応は良い!けど、スクショが撮りづらい

iPad mini(第5世代)はホームボタンにTouch ID(指紋認証)が埋め込まれてたんですが、iPad mini(第6世代)では電源ボタンに組み込まれました。認証精度、速度は申し分なし!

これによりベゼルが薄型化され大画面化となったので良い変更点だと思います。

▼一方で、スクリーンショットの撮影では電源ボタン+音量アップボタンの同時押し。全て上部にボタンが配置されているiPad mini(第6世代)では結構押しづらいです・・。スクショ沢山取る人はやや扱いづらさを感じるかも。↓

アウトカメラはメモ撮影向き、インカメラは広い範囲を撮影できる!

iPad mini(第6世代)はインカメラが結構進化したポイント。

これまでのモデルは広角カメラを搭載していたんですが、iPad mini(第6世代)はより広い範囲を撮影できる超広角カメラを搭載してます。

▼画角は広角と超広角を切り替え可能。めっちゃ広い範囲を捉えることが出来るんで複数人でのグループビデオチャットでも活用できますね!↓

iPad mini(第6世代)

また、新たにセンターフレームにも対応。FaceTimeなどセンターフレーム機能に対応するツールではビデオチャット時に被写体を中央に捉え続けてくれます。が、若干画質がノイジーになる点はご留意を。

▼アウトカメラは画質がそこそこなんでメモ撮影向きかなー。周囲の光量が少ないと結構ノイジーになるんで、撮影するときは明るいところで!↓

iPad mini(第6世代)

ぶっちゃけ、Wi-Fi版よりCellular版のほうが良かった

購入時はこれまで使ってたモデルと同じようにWi-Fi版を購入したんですが、Wi-Fi版は外で利用する時に毎回ポケットWi-FiやらiPhoneの共有やらの設定で利用までワンクッションを挟む必要があるんですよ。

外でもスマホと同じように画面付けたら即通信ができるCellular版のほうがWi-Fi版よりスマートな体験が出来るので、Cellular版にしときゃ良かったと若干後悔してます。。

ちなみにiPad mini(第6世代)のWi-Fi&Cellular版は5Gにも対応しているしeSIMも使えるんです。

最近は自宅でサクッと開通できるeSIMも活気が出てきてるので、これまでWi-Fiモデルを使ってきた方はちょっと高いですがWi-Fi&Cellular版が個人的にはオススメです!

レビューまとめ

iPad miniを使ってる方、これは買いです。5世代使ってる人も今すぐ乗り換えて良いレベルです。

デザインが刷新されスタイリッシュになっただけでなく、最新世代のSoC、横持ち状態に特化したサウンド、大画面を活かせるマルチウィンドウ機能など劇的に進化してます。

Appleでは下取りもやってるんで古いiPad miniはAppleに引き取ってもらって最新のiPad mini(第6世代)を手に入れましょう。これは良い買い物になるはず。

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