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iPhoneSEの端末負担額が高くなるプランの組み合わせに注意。

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docomo、au、SoftBankで、iPhoneSEの予約が開始され、執筆時点でauとSoftBankでiPhoneSEの端末価格と実質負担額が判明しました。

ちなみに、auとSoftBankのiPhoneSE実質負担額は、仲良しこよしの同額横並び。16GBが10,800円、64GBが16,200円だそうです。

最近、バババーっと広がっているiPhoneSEの実質負担額は、確かに端末の性能から考えると非常に安いのですが、この価格は最安値ということをお忘れなく。

auとSoftBankで、1GBプランと組み合わせると「端末代金の割引きがない」。

4月1日より、auとSoftBankはライトユーザー向けのデータ通信容量1GBプランを提供開始します。

実は、auとSoftBankの1GBプランは、2年間毎月利用料金を割引く月々の割引サービス適応外のプランなのです。実質負担を下げるには、キャリア指定のデータ通信プランに加入しなくてはいけません。

iPhoneSEの実質負担額も安いし、4月1日から1GBプランにデータ容量を落として、更に節約出来るわ♪とか考えていた方は、注意しましょう。端末代金は冒頭の負担額では買えません。

例えば、auですと「au、1GBプランは「毎月割」適応外で端末代金が激高。場合によっては3GBプランの方が安上がり。」でも書きましたが、あえて大きな容量を選んだほうが、端末によっては結果的に安上がりになります。

auの場合どうなるのか計算。比較してみました。

auのiPhoneSE/16GBモデルを、毎月割が適応される3GBプランと、毎月割が適応されない1GBプランで比較。

項目16GB
(毎月割適応)
16GB
(毎月割なし)
分割支払金毎月割適応で
月々450円
総額10,800円
全額負担で
月々2,370円
総額56,880円
データプラン毎月割を適応する為、3GBプランを選択
4,200円
1GBプランを選択
2,900円
通話プラン5分以下かけ放題
1,700円
5分以下かけ放題
1,700円
接続料300円300円
合計6,650円7,270円

なんということでしょう。1GBプランのほうが、毎月の負担が高い!

今回は、auで比較しましたが、SoftBankも同様です。つまり、1GBプランとの組み合わせは節約どころか、実は毎月の負担額が上がってしまうんですよね。

docomoはちょっと特殊。

docomoは1GBプランを提供しない代わりに、家族向けのシェアプランを展開しています。つまり、家族でデータ通信を分け合うタイプ。3人家族の場合、5GBのシェアプランを利用することで、最安値の4,500円で利用できます。

一人あたり1GB以上使えて、月々の割引きも適応されるので、auやSoftBankの1GBプランよりも安く利用できることは確かなのですが、なんせ家族を巻き込みます。

家族を巻き込めるなら、docomoのシェアプランが一番安上がり。

ただ、家族を巻き込みます(大事なことなので2回書きました)

契約前に本当に安くなるかどうかを、しっかりと確認して下さい。

4月1日より、ライトユーザー向けのプランが提供開始するとのことで、ライトユーザーさんはiPhoneSEに端末交換するタイミングで1GBプランを検討している方も大勢いらっしゃいます。

ちなみに、私の友人のお母様も今回の件と同様の事を言っていました。

「新しいiPhone安いし、パケットも使ってないから1GBのプランにすると凄く安くなる!」と興奮気味に。。。

残念ながら、そこまで大手キャリアは甘くないんですよね。こうやってカラクリを仕込んで取れるところから取ろうというアコギな商売が大っ嫌いです。

ライトユーザーさんが適切な価格で利用できるよう用意したという1GBプラン。しっかりとお金を回収できるカラクリを仕込んだプランです。結果的に安くありません。

というわけで、auやSoftBankで1GBプランを検討されている方は御注意下さい。

ライトユーザーさんは家族を巻き込んでdocomoに行くか、格安SIMを検討しましょう。

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