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Pixel 9シリーズはフラッグシップだけどミドルハイと思うことにした

私はPixel 9 Pro狙いなのでまだ実機は手元にない(Pixel 9 Proは9月4日発売)が、既に発売したPixel 9やPixel 9 Pro XLの実機情報が続々と公開されている!

で、AnTuTuなどの情報も色んなところから出ているんだが、これ、ハイエンドと思って購入すると面食らいそうである。

Tensor G4のAnTuTuスコアは約120万点前後

▼Xで情報収集していたら大体こんな感じである。↓

AnTuTuの総合スコアは115万点〜130万点くらい、GPUスコアは45万点前後という感じである。

▼ガルマックスで収集している実機AnTuTuスコアで同等スコアの製品はこんな感じ。↓

なるほど、2年前のハイエンドクラスなのか。

まあ2年の間にミドルハイも随分と性能が高くなり、ハイエンド寄りのミドルハイだと上記に近いスコアだから、感覚としてはハイエンドというよりもミドルハイって思ったほうが良さそうな気がしてきた。

▼ちなみにウチのランキングだと最近のハイエンドはこんな感じである。↓

そうそう、ストレージも最近のハイエンドはUFS 4.0を採用するってのがデフォなんだが、Pixel 9シリーズはUFS 3.1を搭載している(参照:Android Authority)との報告も挙がっていた。このあたりも、ハイエンドじゃないなと思うところである。

まあ性能的にはミドルハイだけど、最新AI技術という付加価値付けてハイエンド価格で売っているミドルハイのフラッグシップ機という印象だな。

Googleは性能よりも体験推し

Googleは性能よりも体験を推している。なので、「ベンチマーク?なにそれ?ウチのはAIがすげーんだぞ!」という感じである。

まあ確かにAI技術は凄いとは思う!私もどんな体験ができるのか楽しみ!

特にカメラは生成AIで凄くパワーアップしているらしいからな。AIを駆使するカメラとしては紛れもなく最新鋭。ただそれはもはや写「真」と言えないかもだが。

まあとにかくGoogleの最新AI技術を試してみたいという感じだったら凄く楽しめそうなんだが、それ以外だと逆にユーザー体験を損なう恐れもあるなと思った。

それがゲームだな。

ハイエンドと思ってたらギャップが過ごそう

まあTensorが登場したときから様々な検証でゲームに弱いとレッテルが貼られているわけだが、今回のTensor G4も調べた限りゲーム性能はSnapdragon 8 Gen 3のようなハイエンド水準ではないみたい。

あとやっぱりゲームする人にとってはUSF 3.1ってのも微妙だよなって感じである。

でも価格は普通にハイエンド水準なんだなこれが。

たぶん多くの人はハイエンドだと思って手を出すかも知れん。そうなると、「あれ?なんかゲームの動きが微妙じゃね?」と感じる人も出てきそうである。

まあ性能的には2年前のハイエンドクラスだから、下手したらゲーム性能下がったという人も出てくるかも。

もちろん、色んなところでハイエンド水準の技術なんかは使われていると思うんだが、でも普通の人はそんなこと知ったこっちゃない。高い金払って他のハイエンドと比べて劣るような体験をするとゴミレッテルを貼られる。もう貼られてるけど。

案外、ゲームって多くの人がスマホで遊んでいるからなあ。

ミドルハイにハイエンドカメラと最強のAIを搭載したスマホと思うことにした

普通の人だったら価格的にも「最強のハイエンド性能に付加価値として最強AIが搭載されたスマホ」という感じで捉えられそうだが、いざ実機情報を見てみるとその認識では面食らうと思ったので・・・

「ミドルハイにハイエンドカメラと最強のAIを搭載したスマホ」と思うことにしたら、なんか妙にしっくりきた!!!これだ!!!あ、ミドルハイよりも随分と高価なのはGoogle最新AI技術使用料ってことで。

という訳で、個人的にPixel 9シリーズに対するイメージはこんな感じでまとまった。

これから購入を検討する人も、Androidスマホとしては処理性能はミドルハイクラスと思っといたほうが精神衛生上よろしいかも知れん。

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