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LGがWQHD2枚分相当の変なディスプレイ「28MQ780-B」を発表!

LG 28MQ780-B

ディスプレイでお馴染みのLGから、WQHDディスプレイ2枚分を謳う縦長の変な27.6インチディスプレイ、28MQ780-Bが発表された模様です。

28MQ780-Bの特徴

28MQ780-Bの解像度はWQHD。ここまでは普通の高解像度ディスプレイで終わりですが、最大の特徴が16:18と変則的な画面比率。

通常のワイドディスプレイの画面比率は16:9なので、単純に16:9比率のディスプレイを縦に2つ組み合わせたような雰囲気になっています。

▼その比率からか、通常のワイドディスプレイと比べて2,560×2,880と縦部分の解像度の方が多くなっているようです。↓

LG 28MQ780-B

何故このような変則的すぎる画面比率になっているのか。LGによると、ソフトウェアを多数表示することの多いクリエイターや開発者の生産性を高めるために開発されたとのこと。

ブラウジングや情報量が多いテキストファイルなども、縦長の画面によって、一度に多く表示でき、スクロールの手間が省けることで、効率的な作業が可能とも謳っています。

また、PBP(Picture By Picture)にも対応しているので、ストリーマーの方も制作画面と配信画面を2画面で同時に表示するなど、マルチに使用することができます。

▼イメージのように映像編集の際でも、プレビュー画面を逐一確認しながら編集したりとクリエイティブ作業も快適にこなせそうですね!↓

LG 28MQ780-B

▼28MQ780-BはsRGBを135%、DCI-P3を98%カバーしているので、廉価なディスプレイと比べてもクリエイティブ作業でも正確な色合いで表示できるとのこと。↓

LG 28MQ780-B

また、LG独自の「Live Color Low Blue Light」を採用することで、従来のブルーライト低減モードの弱点とされていた実際とは異なる青色波長の色合いを改善し、正確なカラーを極限まで維持して表示できると謳っています。

そして、28MQ780-Bで忘れてはいけないのが自由自在な調整が可能なアームスタンド。

▼左右で335度のスイベル(横方向の調整角)、前後で25度のチルト(縦方向の調整角)、130mmの高さ調整やピボット(回転機能)に対応と通常のディスプレイでは考えられないくらい自由自在なポジションが決められるので、使用する環境を選びにくいのが特徴です。↓

LG 28MQ780-B

また、ケーブル類はすべてスタンドに格納が可能とのことで、デスク周りがスッキリしやすいのも利点ですね。

ディスプレイはいくら色表現など画面自体のスペックが良くてもスタンドやアームなどの使い勝手が悪いとなると、結局使いにくいと評価を下さないといけないのが事実ですので、ここまで調整可能なアームは個人的にはかなりの加点対象ですね。

▼28MQ780-Bは接続端子の数が豊富なのも魅力的。HDMIが2基、DisplayPortが1基の他、USB Type-C出力にも対応。さらにUSB端子まで完備とこれ以上ないくらい豊富な端子数です。↓

LG 28MQ780-B

▼28MQ780-Bに搭載されるKVM(キーボード、ビデオモニター、マウス)機能を使い、モニター本体にキーボードやマウスを接続すれば、PBP(Picture By Picture)で表示された2台のデバイスを一つにまとめて操作できるとのこと!すげえ!↓

LG 28MQ780-B

▼また、一つのPCに複数の出力端子がある場合、2本の映像信号ケーブルを2つの端子へ個別で接続すればデュアルモニターとしても使用可能。図のように書類を同時並行して仕上げるときは捗りそうな機能です!↓

LG 28MQ780-B

LGお得意の変なコンセプトの製品だが利便性は高そう!

LG 28MQ780-B

発売は2022年4月下旬頃で価格はオープン価格とのことですが、予想実売価格は95,000円前後を想定しているとのこと。所謂ハイエンドクラスのモニターと思っても良いでしょう。

LGは時たま変なコンセプトの機器を出すことで有名(筆者内で)ですが、今回の28MQ780-Bもその例に倣ってかWQHDディスプレイを縦に2つ連結させたような変なデザインのディスプレイに仕上がっていますが、仕様を見る限り結構使いやすそうなので個人的には気になっています。

価格が10万円弱とそこそこいいお値段を想定しているので、気軽に手が出せる製品ではありませんが、マルチディスプレイ環境の構築をお考えの方は28MQ780-Bの存在を頭の片隅に入れておいてもいいかもしれませんね!

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