超ミニPC「Minisforum EM680」が中々のハイコスパ。ゲームも遊べるRyzen 7 6800U搭載で約6.2万円
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Minisforumが手のひらサイズのミニPC「Minisforum EM680」を発表したんですが、これが中々のコスパです。搭載するCPUはRyzen 7 6800U。
Ryzen 7 6800U搭載で61,580円
執筆時点では予約段階で2023年6月下旬発送予定。通常価格は79,980円ですが、いきなり割引されていて61,580円になってました。
Minisforum EM680はゲーム性能が非常に高いRyzen 7 6800UというCPUを搭載しているんですが、2023年1月にONEXPLAYER mini Pro Ryzen版のレビュー。やっと快適といえるゲーム性能になった!で紹介した携帯ゲームPCと同じCPUなんですよね。
ONEXPLAYER mini Pro Ryzen版の価格は当時162,800円だったんですが、Minisforum EM680は61,580円。これは中々インパクトある価格ですね。
Ryzen 7 6800Uは先述通り携帯ゲームPCのフラッグシップモデルでも採用されるCPUなんですが搭載するGPU「AMD Radeon 680M」は、オンボードGPUの中ではとにかく性能が高いです。
以下はONEXPLAYER mini Pro Ryzen版でのデータなんですが、FHD解像度でもかなりのフレームレートが出ていました。これまでのオンボードGPUはHDで30FPSでたらバンザイって感じでしたからね。
ゲーム名 | FHD | HD+RSR有効 |
APEX | 70〜80FPS | 100〜120FPS |
GTA 5 | 80FPS〜90FPS | 100〜120FPS |
Shadow of the Tomb Raider | 55〜65FPS | 75〜90FPS |
Skyrim | 60FPS張り付き | 60FPS張り付き |
AMD Radeon 680MはRSR(アップスケーリング機能)が使えるので、解像度をHDに下げてRSRを有効にすると100FPS超えのゲームもちらほら出てきます。
こんなにハイパフォーマンスなのに筐体サイズはわずか80×80×43mmの手のひらサイズ。ミニPCの中でもすごく小型な部類です。
筐体がとっても小さいので排熱は大丈夫かな?と思っていましたが、金属筐体を採用したり、CPUとヒートシンク間に液体金属を使っていたり、メモリやSSDにアクティブ放熱システムを搭載するなど熱対策には相当こだわっている様子。確かにこのサイズで排熱対策は疎かにできないですからね。
ポートは配置的にあまり使いやすそうではありませんが最大3画面出力できたり、MicroSDスロットが備わっていたりUSB-Aが3ポート備わっていたりと、サイズの割に充実しています。ちなみにPD充電に対応しているのでモニターのUSB-Cと繋げばケーブル一本で給電と映像出力OK。
その他、WiFiはWi-Fi 6Eに対応、メモリはLPDDR5‐6400MHzで16GBまたは32GB、ストレージはM.2 2230 PCIe4.0 SSDで容量は512GBか1TBを選べます。OSもWindows 11 Proが付いてます。
ゲームも遊べるミニPCを探しているならMinisforum EM680をチェックしてみて下さい。これは仕様もコスパも結構良いですよ。