4KアクションカメラMUSON「MC2」レビュー。台北の夜市を撮影してきた
最近は4K撮影が可能なアクションカメラも低価格で手に入るようになりましたね。以前、MUSONさんから頂いた「C1」の後継機であるMC2を提供頂きました。
MC2が届いた後、スクートで行く台湾ガジェット旅の企画が始まったので、台北に持っていって夜市にて4KとフルHDで撮影してきました。
▼MC2は4K25FPSですが、4K30FPSに対応したMUSON MC1Aが新登場。以下の記事で実機レビューを書いているので宜しければどうぞ!↓
【関連】MUSON MC1Aの実機レビュー。激安4K30FPS対応のアクションカメラを試す
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MUSON MC2の仕様・同梱物・外観をチェック!
MC2の同梱物は非常に充実した内容です。価格的には約8,500円ですが、セールなどで安くなる場合が有るのでAmazonの販売店で直接確認してみてくださいね!
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MUSONN MC2の仕様。
- 解像度:1080p/720P/4K/2.7K
- 広角レンズ:170°
- WI-FI:802.11b/g/n
- LCD:2インチ
- 言語オプション:日本語、英語等
- カード:Micro SDHC(付属なし)
- バッテリー容量:900mah(90分)
- 入力/出力:Micro USB/HDMI
- サイズ:(L*W*H)59.3×24.6×41.1mm
撮影可能な解像度とフレームレート
- 4K(3840×2160):25fps
- 2.7K(2716×1524):30fps
- 1080p(1920×1080):60/30fps
- 720p(1280×720):120/60fps
持ち運びに便利なケース付き。
▼箱をパカリと開くといきなりケースが出てきました。↓
▼ケースはハードケース。台湾に行った際にケースに入れて持っていきましたが中身が破損することも無くかなり頑丈。ケースには取っ手がついているので持ち運びにも便利。↓
色々な箇所に取り付けるためのアタッチメントがフル装備で入ってる。
▼ケースを開けると・・・ビックリするくらい沢山のアタッチメントが同梱されています。他に余計なアタッチメントを買わなくても良いのでお買い得。↓
説明書は日本語。写真を用いてアタッチメントの利用方法が記載されているので分かりやすい。
▼MUSONは日本市場に力を入れているので、外箱から同梱されている説明書まで全て日本語です。↓
▼説明書にはアタッチメントの組み合わせ方が写真付きで記載されているので非常に分かりやすい。↓
バッテリーは最初から2つ付いている。
▼日本向けのパッケージと海外向けのパッケージでは同梱物が若干違います。日本向けパッケージにはバッテリー2個(1つは本体に内蔵された状態)とバッテリー用の充電台、microUSBケーブルが付属しています。↓
▼充電台はmicroUSBケーブルと接続してスマホなどの充電器から充電可能。また、モバイルバッテリーからの充電も可能なので出先でもバッテリーの充電が可能なのもポイントが高い。MC2で撮影中も別で充電できるのはかなり評価が高いです。↓
▼仕様表でバッテリーは900mAhと記載されていましたが、付属のバッテリーは1050mAhの容量でした。↓
リモコンが凄く使いやすい。
▼MUSON MC2には写真撮影や録画の開始・停止が手元で行えるリモコンが付属。↓
▼こんな感じに同梱品のバンドを使って腕時計のように装着出来ます。例えばドローンで上空に飛ばした後に撮影開始することや、鞄にMC2を搭載して手元で撮影開始することが困難な状況でかなり便利。↓
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▼遠隔操作はスマホからも可能です▼
以前紹介したMUSON C1もスマホとWi-Fi接続して遠隔操作が可能でしたが、MC2も同様にスマホとWi-Fi接続して遠隔操作が可能です。
- スマホと連動した遠隔操作では、スマホ画面にMC2が捉えた映像がリアルタイムに表示されるので、ドローンに搭載して映像を確認しながら撮影開始や停止が可能。使い方は人それぞれですが、かなり便利な機能も搭載してます。
MC2の外観、非常にコンパクトです。
▼正面には4Kの文字が誇らしげに記載されてます。正面のボタンが電源ボタン。レンズは170°の範囲を捉える超広角レンズを採用してます。↓
▼本体背面は2インチの液晶。タッチパネルではありません。↓
▼本体上部には撮影開始・停止/決定のボタンが備わっています。↓
▼本体右側面に操作用のボタンが付いています。各種設定の選択移動時に利用します。↓
▼本体左側面にはmicroSDスロット(最大32GB/クラス10以上推奨)、充電用MicroUSB端子、外部出力用MicroHDMI端子が備わっています。↓
▼本体下部にはバッテリースロット。バッテリーは2個付属していますが、1つはこの中に収まっています。↓
水中撮影可能なケースも付属。
▼水中でもMC2で撮影可能な防水ケースが付属。各ボタン操作も可能です。(防水ケースを利用する為に画面はタッチパネルじゃ無かったんですね。)↓
▼ケースは上部からストッパーを外す事で開くタイプ。↓
▼防水ケースはパッキンを利用することで外部からの浸水を防ぐのですが、パッキンは劣化します。MUSON MC2にはパッキンが取り付けてあるバックパネルがまるごと1セット予備で同梱されているのはかなり嬉しいポイント。↓
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▼防水ケース利用前には防水性能のチェックを▼
防水ケースは実際に利用する前に防水性能が保たれているかチェックしましょう。防水性能が保たれているかのチェック方法はMUSON C1の記事に書いているのでどうぞ。
- 【関連】防水カバーは本体を外して水に沈めよう。
MUSON MC2で台湾の夜市を撮影。
▼スクートで行く台湾ガジェット旅にMUSON MC2を持っていって撮影してきました。当日は雨が降っていたので防水ケースを取り付けての撮影。音質が若干篭っていますがご了承下さい。↓
今日は台湾ガジェット旅のメインイベントの日。ガジェット散策に行ってきます!夜市などはMUSONさんから頂いた4Kアクションカメラで撮影してきまーす!#スクートガジェ旅#MUSONpic.twitter.com/6aTvq96bse
— GARUMAX (@GaruJpn) 2017年2月25日
僕の持っている一眼レフ用のハンドグリップを取り付けています。MUSON MC2はカメラ用のアクセサリーも簡単に取り付け可能です。
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▼こちらが4K解像度での撮影。You Tubeにアップしているので圧縮されている状態ですが、映像的にかなり綺麗に撮影出来ます。これは台北の夜市で僕がミラクルショットを決めた瞬間。↓
▼フルHDでの撮影。夜間でもかなり明るく撮影が可能です。今回は雨だったのが残念でしたがそれでもすごい数の人で賑わってました。↓
MUSON MC2で撮影してみての所感。
まず、4K解像度では負荷が高いのか長時間録画しているとたまにカクつきます。比較的動きの少ない場面では美しく撮影出来ますが、街歩きなどでは不満が出るかも。(仕上がった映像にMC2が処理落ちしている状態がカクつきとして現れる)
一方で、4K解像度も何とか撮影できるだけの処理能力を有している事から、負荷の軽いフルHD撮影(60FPS)では処理が一時的に落ち込むこともなく、かなり美しい映像を記録出来ます。フレームレートも60FPS設定でかなりヌルヌルな映像を撮影できます。
この事から、4K撮影をメインで利用するというよりも、あえてフルHD解像度狙いで利用したほうが吉。
フルHDが上限のアクションカメラよりも確実に処理性能が高いことから、フルHDで映像を撮影したい方は余力のある4KカメラでフルHD撮影したほうが総合的に満足度の高い映像が残せます。
手ブレ防止が欲しい方はスタビライザーがオススメ。
MUSON MC2は写真撮影では手ぶれ補正が効きますが、動画撮影では手ぶれ補正がありません。夜市でもかなり本体を揺らさないように気を配ってました。
手ブレのない美しい映像を撮影するならスタビライザーは必須だなと痛感。(これは本機でなくてもスマホや他社のアクションカメラでも同じように感じる)
【Amazon】スタビライザーの一覧
MUSON MC2の評価。
僕は基本的に4Kディスプレイも持っていないし、4Kの恩恵を得る環境が無いことから、フルHDでの撮影用にMC2を利用したいと考えています。
もちろん、4K撮影も15分~20分くらいなら美しく撮影できますが、それ以上は熱が出て処理性能が落ち込むので、4Kは短時間撮影での利用が現実的かと思います。また、仕様表からも分かりますが、4K解像度での撮影では25FPSとなるので、滑らかさがイマイチ。
本格的に4K撮影のみを目的としているならオススメはしません。あくまでMUSON MC2の4K撮影能力はオマケと考えておきましょう。
MUSONは複数のアクションカメラをリリースしていますが、本機の半額ほどで手に入るC1と比較して同梱物が魅力的であったり、フルHDでの撮影ではかなりの長時間美しく記録出来ることから、個人的な満足度は高め。
アクションカメラは超広角レンズを搭載している事が多いので、写り方や動画撮影の構図を考えたり、水中での写り方を研究したり等など、アクションカメラの入門用としてMUSON MC2を検討してみても良いかと思います。
記録用のMicroSDは別途購入が必要ですが、その他の装備は一通り揃ってしまうのでこれからアクションカメラで撮影したい!という方はチェックしてみてくださいね!
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