新型Snapdragon 7シリーズはDimensity 1200とSnapdragon 870の中間性能かも?
新型Snapdragon 7シリーズの性能に関する情報が出てきているようです。詳細は以下より。
新型Snapdragon 7シリーズの性能に関する情報がリーク?
スマートフォンに関するリーク情報をメインに取り扱っているYogesh Brar氏がTwitter上にて新型Snapdragon 7シリーズの性能に関する情報を投稿。
▼それによると、新型Snapdragon 7シリーズはDimensity 1200より少し高く、Snapdragon 870より下の性能とのこと。また、少なくとも3機種が新型Snapdragon 7シリーズを搭載することになるとしています。↓
New Snapdragon 7 series chip performance numbers are promising. It sits below Snapdragon 870 but a little higher than the Dimensity 1200 in performance.
Can see atleast 3 phones using it this quarter. This might turn out to be the next in-demand chip for mid-range phones.
— Yogesh Brar (@heyitsyogesh) April 15, 2022
また、このツイートを取り上げた海外メディアであるNotebookcheckは本来ライバルとして想定されているDimensity 8100は、性能面ではSnapdragon 888に匹敵し、電力効率では圧勝している点を挙げ、残念だとしています。
ただ、その意見に続けて、Dimensity 8100は珠玉のSoCなので、次期Snapdragon 7シリーズがこれに匹敵すると期待するのは無謀だろうとフォローしています。
新型Snapdragon 7シリーズはDimensity 8100に対抗する気があまり無いのかも?
今回公開された情報を元に推測するに、新型Snapdragon 7シリーズは無理にセミハイエンドモデルの位置を狙わずに本来の立ち位置であるミドルハイモデルを維持した性能に留まっているものと思われます。
また、Notebookcheckが言及していた「新型Snapdragon 7シリーズの本来のライバルはDimensity 8100」という点について、現状を見るにQualcommはDimensity 8100のライバルとしてSnapdragon 7シリーズにぶつけることはあまり考慮していないんじゃないかと筆者は考えています。
Dimensity 8100の位置するセミハイエンドモデルは当分の間は引き続きSnapdragon 870や888が担い、次期Snapdragon 8シリーズがリリースされたタイミングでSnapdragon 8 Gen 1をベースにセミハイエンドモデルをリリースするのかもとか思ったり。まぁ、これは筆者の妄想なんですけどね。
少なくとも言えるのは、新型Snapdragon 7シリーズは今までの7シリーズよりも高性能に仕上がっているかもしれないということ。新型Snapdragon 7シリーズの搭載が噂されているOPPO Reno8のリリースも近いようですし、続報に期待ですね!