Nothing Phone (3a) Liteのスペックまとめ!中身は殆どCMF Phone 2 Pro

Nothingから「Nothing Phone (3a) Lite」というDimensity 7300 Pro搭載のスマホが登場しました!最廉価モデルながらNothingの特徴であるGlyphやEssential Keyなどの機能を搭載しています。
■Nothing Phone (3a) Lite■
初出時価格→249ユーロ
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Nothing Phone (3a) Liteの詳細スペック
| 製品情報 | |
|---|---|
| 端末名 | Nothing Phone (3a) Lite |
| 発売年 | 2025年10月 |
| 発売地域 | 海外 |
| メーカー・ブランド | Nothing |
| 対応バンド・周波数・ネットワーク | |
| 3G | W-CDMA:1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19 |
| 4G LTE | FDD LTE:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 66 / 71 TD-LTE:38 / 40 / 41 / 42 / 48 |
| 5G NR | Sub6:n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n28 / n38 / n40 / n41 / n66 / n71 / n77 / n78 |
| Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
| Bluetooth | バージョン:5.4 コーデック:非公表 |
| SIMサイズ・スロット | Nano SIM×2 |
| ネットワーク関連備考 | 日本版:eSIM対応 |
| 本体仕様 | |
| ディスプレイ | サイズ:6.77インチ 材質:有機EL 画面占有率:非公表 形状:パンチホール(中央) 最大リフレッシュレート:120Hz 最大タッチサンプリングレート:1,000Hz |
| 解像度 | 2,392×1,080 |
| 画素密度 | 387ppi/高精細でドットの粗さは気にならない |
| サイズ | 高さ:164mm 横幅:78mm 厚さ:8.3mm |
| 重さ | 199g |
| 本体色 | ブラック系、ホワイト系 |
| システム仕様 | |
| OS | Nothing OS 3.5 Android 15ベース |
| CPU(SoC) | MediaTek Dimensity 7300 Pro |
| AnTuTuベンチマーク | 非公表 |
| メモリ/保存容量 | |
| メモリ規格 | 非公表 |
| ストレージ規格 | 非公表 |
| 組み合わせ | メモリ8GB+容量128GB メモリ8GB+容量256GB |
| ストレージカード | 非対応 |
| カメラ | |
| 背面カメラ | トリプルカメラ ①5,000万画素(メイン、f/1.88) ②800万画素(超広角、119.5°、f/2.2) ③200万画素(マクロ、f/2.0) 手ぶれ補正:電子式(メイン) センサーサイズ:1/1.57(メイン)、1/4(超広角) PXサイズ:非公表 |
| インカメラ | パンチホール式インカメラ 画素数:1,600万画素(メイン、f/2.45) センサーサイズ:1/3 PXサイズ:非公表 |
| 機能仕様 | |
| GPS | GPS、GLONASS、BDS(BEIDOU)、GALILEO、QZSS |
| 生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:対応 |
| センサー | 赤外線センサー:非対応 加速度センサー:対応 近接センサー:対応 ジャイロセンサー:対応 電子コンパス:対応 光センサー:対応 その他:X軸リニアモーター |
| 防水/防塵・タフネス等級 | 防水/防塵:IP54 耐衝撃:非対応 |
| イヤホンジャック | なし |
| NFC | NFC:対応 FeliCa/おサイフケータイ:非公表 |
| その他機能 | デュアルスピーカー搭載 冷却機構搭載 独自キー搭載 |
| バッテリー | |
| バッテリー容量 | 5,000mAh |
| 充電 | 有線充電:33W ワイヤレス充電:非対応 逆充電:非公表 |
| ポート | USB Type-C |
| スペック表のソース | |
| 参照元 | |
Nothing Phone (3a) Liteの対応バンド
Nothing Phone (3a) LiteはNanoSIMで利用できます。
Nothing Phone (3a) Liteの筐体・ボディー
▼カラーはWhite(ホワイト系)、Black(ブラック系)の2色。↓

同じ廉価モデルの(a)シリーズのNothing Phone (3a)というより、上位モデルのNothing Phone (3)を連想させるデザイン。
Nothingらしいメカメカしいデザインがあしらわれていて良いですね。蓋が外れて乾電池でも出てきそうなこのデザイン、結構好きだぜ!
Nothing Phone (3a) Liteの性能・パフォーマンス
▼SoCにはDimensity 7300 Proを搭載。メモリは8GB、ストレージは128GB/256GB。AnTuTuスコア(v10)は70万点ほどのSoCで、ブラウジングやSNSなどの日常使い程度であれば問題なく使える性能があります。↓

▼Dimensity 7300 Proがどの程度動くSoCなのか以下の記事で解説してるのでどうぞ!↓
▼以下は2025年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
| AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
|---|---|
| 総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし |
| 総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK |
| 総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか |
| 総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら |
| 総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 |
| 総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き |
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ
Nothing Phone (3a) Liteのディスプレイ
▼ディスプレイは6.77インチの有機EL。解像度は2392×1084で、リフレッシュレートは120Hzに対応しています。↓

Nothing Phone (3a) Liteのカメラ
▼リアカメラは50MP(広角、f/1.88)+8MP(広角、f/2.2)+2MP(マクロ、f/2.4)のトリプルカメラ構成。フロントカメラは16MP(f/2.45)。↓

メインカメラには1/1.57″のGN9、超広角には1/4″のGC08A8を搭載。まあここまでは良いんです。問題は2MPのマクロ。”Triple camera system”と名乗るためだけにチープで低品質なカメラを搭載しています。
まあなんでこんなにあたりが強いかと言うと、Nothingの過去の発言と矛盾しているからなんです。
NothingはNothing Phone (1)登場時に公式ブログで以下のように明言していました。
Camera quality is everything. Naturally. Unlike what some brands would have you believe, quality doesn’t mean more camera. They stack cameras. Think more is more. But more just means more cameras of lower quality. For an illusion of innovation.
(カメラの品質が最も重要である。一部のブランドが信じ込ませようとしている「カメラの数が多い=高品質」というものは正しくない。彼らはカメラの数が多いほど良いと考えているが、単に低品質なカメラが増えるだけだ。それは革新に見せかけたまやかしだ。※意訳)
今回の2MPマクロのような低品質なカメラを搭載して”Triple camera system”などと名乗ることを批判しているんですよね。
▼CEOのCarl Peiも同様の発言をしています。↓
experience > specs
2 good cameras > 1 good + 3 cheap cameras https://t.co/cQFN3ewi0m
— Carl Pei (@getpeid) July 8, 2022
▼Nothingの共同設立者は「2MPのサードカメラセンサーは21世紀最大の詐欺だ!」とまでいっていますからね。↓

私は深度カメラ、モノクロカメラ、マクロカメラこれらを搭載して、カメラの数を多く見せることにいい印象は抱いていません。なので、Nothingがこの方針だと知った時めっっっっっちゃ感動したんですよね。
彼らが築きあげてきた自らのブランドを無下にするような製品を出すのは非常に残念です…頼むぜNothing!
Nothing Phone (3a) Liteのバッテリー関連
▼バッテリー容量は5000mAh。有線充電は33Wに対応しています。↓

Nothing Phone (3a) LiteのOS・機能
OSにはAndroid 16ベースのNothingOS 3.5を搭載。
6年間のセキュリティアップデートに対応しています。ミドルレンジクラスで6年間の長期サポートに対応しているのはかなり優秀!
▼本体側面にはEssential Keyを搭載。ボタンを押すことで画面が記録され、Essential Spaceに保存されます。Essential SpaceではAIが保存した情報を整理し、提案などをしてくれるそうです。↓

▼Nothingの象徴であるGlyph Lightも搭載していますよ!通知などに合わせて光らせることが可能です。たった1つの小さなライトだけどこれも立派なGlyphだよね、うんうん。↓

Nothing Phone (3a) Liteまとめ
Nothing Phone (3a) Liteの発売日は2025年10月で記事執筆時点の価格は以下の通り。
- メモリ8GB+容量128GB:249ユーロ
薄々感じてらっしゃる方も多いと思いますが、これって望遠カメラを失った代わりにGlyph Lightを得たCMF Phone 2 Proですよね…笑
ちなみに価格は同じ249ユーロ。CMF Phone 2 Proも自社から競合が出てくるとは思わなかっただろうなぁ。
記事執筆時点で日本発売に関する情報は発表されていませんが、Nothing Japanの公式Xが反応していることや、スペック表にeSIMはJapan onlyと記載があることから日本での発売もかなり期待できますね。
CMF Phone 2 Proはメモリ8GB+容量128GBが42,800円で販売されていましたので、こちらも同じような価格で販売される可能性が高そうです。手頃な価格でNothingを体験したい方には有りかもしれません~。
▼価格は変動するのでリアルタイム価格はリンク先で必ず確認して下さい!↓
■Nothing Phone (3a) Lite■
初出時価格→249ユーロ
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