NVISEN FU01発表!第11世代Coreプロセッサを搭載するファンレス仕様のミニPC!
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NVISENが新型ファンレスミニPCのNVISEN FU01を発表!第11世代Coreプロセッサを搭載しながらもファンレス駆動を実現したミニPCの登場です!
NVISEN FU01の特徴
NVISEN FU01の特徴は以下の通り!
NVISEN FU01のハイライト
- 第11世代Core(Tiger Lake)シリーズ搭載
- Wi-Fiルーターを彷彿とさせるデザイン
- ファンレス駆動を実現
- 端子類はミニPCでは標準的
- Thunderbolt 4端子搭載。外付けGPUも接続可能
▼NVISEN FU01は上部は溝が複数切られ、底面が湾曲していて個性的なデザイン。アンテナが左右端に2本ずつ立ててあるからかWi-Fiルーターのように見えるのは私だけでしょうか?↓
▼イメージ画像を見る限り、アンテナが邪魔な時でも取り外しができそうです。ただ、それに伴って電波強度が落ちる可能性があるのはご留意を。↓
▼NVISEN FU01は第11世代Coreプロセッサを搭載しながらもファンレスを実現。筐体が放熱板を兼ねているからこそ、恐らくこのような溝まみれでギザギザなデザインなのかもしれませんね。明言されていないから推測ですけど。メーカーもこのあたりをもっとアピールしようよ!↓
▼NVISEN FU01の搭載プロセッサは第11世代CoreシリーズであるCore i3-1115G4、Core i5-1135G7、Core i7-1165G7の3種類が用意。どれも10nmプロセスのTiger Lake世代ですね。↓
ガルマックスでも上記プロセッサを搭載したPCを紹介したのは何回目だろう?ってぐらい搭載例の多いモデルで、ブラウジングやオフィスユースなど普段使いでは全く困りません。
商品ページを見るに最大TDPである28Wで動作することが伺えますので、消費電力の兼ね合いでTDPが落とされることの多いノートPCよりも本来のポテンシャルが活かせる可能性は高そうです。
内蔵グラフィックスはこれまたお馴染みのIris Xe Graphicsなんですが注意点が一つ。
Banggoodの商品ページではCore i3-1115G4にもIris Xe Graphicsが内蔵されているような表記になっていますが、実際にCore i3-1115G4に内蔵されているのはUHD GraphicsとIris Xeよりもランクが低いものなんですよね。
UHD Graphicsでもオフィスユースなどでは早々困る場面は無いとは思いますが、パワフルな内蔵グラフィックスを期待していると肩透かしを喰らう可能性もありますので、ご留意ください!(ゲーム目的でCore i3-1115G4を選ぶ人は少ないとは思いますけどね)
メモリ、ストレージはプロセッサによって2パターンが用意されている模様。以下が2パターンの内訳です。
- Core i3:DDR4-2666MHz 8GB / M.2 SSD 256GB
- Core i5/Core i7:DDR4-2666MHz 16GB / M.2 SSD 512GB
と、こちらも内蔵グラフィックスと同じようにCore i3とそれ以外との差が出ています。
「プロセッサはCore i3でいいんだけど、メモリやストレージが足りないな」という方や「とりあえずメモリとストレージはガンガン積みたい」方にも朗報。NVISEN FU01はメモリは最大でDDR4-3200MHz 64GB、ストレージは最大1TBまで換装に対応しています!
▼NVISEN FU01はHDMI、DisplayPort、Thunderbolt 4の3種類からの映像出力に対応し、各種端子に接続することで4K解像度でトリプルディスプレイが実現可能と謳っています。↓
▼NVISEN FU01の外部端子類は以下のとおり。全体的に見るとミニPCとしては可もなく不可もなくといったところでしょうか。↓
- USB2.0×2
- USB3.0×4
- Thunderbolt 4×1
- HDMI 2.0×1
- DP×1
- LAN端子×1
- 3.5mmイヤホンジャック×1
- DC端子×1
▼Thunderbolt 4端子は外付けGPUにも対応しているので、GPUボックスなどを用いてグラフィック性能の底上げが可能。Iris Xeでは物足りないとお考えの方も安心の仕様ですね!↓
競合のMINISFORUM TL50が強すぎて印象が薄い…
Banggoodでの価格は以下の通り。
- Core i3:106,403円
- Core i5:115,713円
- Core i7:133,004円
あくまでもベース価格であることと、執筆時点では割引販売も行われているようなので、実際の支払額はもう少し安くなると思われます。
ただ、筆者的にはセール価格を加味した上でも目立った割安感はあまり無いように思います。
NVISEN FU01の中位モデルが搭載しているものと同じCore i5-1135G7搭載のミニPCならMINISFORUM TL50が8万円台で購入できるので、余計にそう感じるのかも。ただし、TL50はメモリの増設ができないので、換装の自由度はFU01の方に軍杯が上がりますね。
また、ファンレス駆動を実現しているのも消音化を目指している方は必見でしょう。メーカーがそのものズバリな特徴画像を用意してまでアピールしていないのが気になるんですけどね。もう少しこの点をきちんと明記してくれたら大きなアピールポイントになっただけに勿体ないです。
以上より、NVISEN FU01は「オススメ!買い!」とまではいかないまでも、競合モデルと比較検討する場面で候補に挙げておく….みたいな感じで頭の片隅に留めておくのがいいのかもしれないですね。