中国向けOPPO K10は初のDimensity 8000搭載機種になるかも?

先日発表されたDimensity 8000ですが、初搭載機種はOPPO製のスマートフォンとなりそうです。詳細は以下より。

中国市場向けOPPO K10の仕様がTENAAで公開

海外メディアのMysmartpriceは中国電信設備認証センター(TENAA)で公開されたOPPO製スマートフォンの情報を紹介しています。

当該記事によると、中国市場向けのOPPO K10は初のDimensity 8000搭載スマートフォンになるとのことです。以下、TENAAで公開された情報から読み取れたとされるスペックとなります。

  • 型番はPGJM10
  • SoCにDimensity 8000搭載
  • メモリは8GBと12GBの2パターン
  • ストレージは128GBと256GBの2パターン
  • ディスプレイは6.59インチのFHD+解像度、高リフレッシュレートにも対応
  • インカメラは1,600万画素、パンチホール方式で左上に配置。
  • 背面カメラは6,400万画素:メイン、800万画素:超広角、200万画素:マクロのトリプル構成
  • 寸法は164.3(縦)×75.8(横)×8.7mm(厚み)、重量は約205g
  • 5,000mAhのバッテリーを搭載、高速充電に対応

競合のセミハイエンドモデルに対抗し得る実力がありそう!

実はOPPO K10自体はインドで先行発表されているのですが、あちらはSnapdragon 680を軸にメモリは8GBまで、ストレージは128GBまで搭載と普通のミドルレンジ仕様のスマートフォンであり、今回紹介した中国市場向けモデルとは全くの別物になっています。

OPPOを含めた中国メーカーはたまーに同じ名称の機種でも国によって全く仕様が異なった製品をリリースしたりする傾向があるので、ユーザーからすると結構ややこしいんですよね。(国を跨いだ仕様のものを購入するユーザーは少ないだろ的なツッコミは別として)

と、個人的な愚痴はさておき、今回TENAAで公開された仕様を見る限り、Dimensity 8000シリーズの対抗馬と想定されているSnapdragon 870や888など、いわゆるセミハイエンド(今考えました)モデルのライバル足るようなスペックに仕上がっていることが期待できます。

Dimensity 8000のベンチマークスコアは上位モデルのDimensity 8100と比べてあまり出回ってはいないものの、仕様から察するにSnapdragon 888と同等か少し劣るくらいでSnapdragon 870よりは性能が上と思われます。

ですので、中国仕様のOPPO K10を含めたDimensity 8000搭載機種は、設定価格次第でセミハイエンドモデルとして猛威を振るっているSnapdragon 870のシェアを奪うことになるかもしれないですね!

ページトップへ