Orbic「FUN+ 4G」のスペック・対応バンドまとめ!日本初上陸機はSnapdragon 680モデル

米国の携帯電話メーカー「Orbic」が日本上陸!スーパーウルトラハイエンドモデルを引っ提げて来るのかと期待していたんですが…ミドルローって感じでした。もう少し良いやつ持ってきてほしかった。。。まあ日本参入はおめでたいことなので、「FUN+ 4G」のスペックや特徴をチェックしてよう。

同時に「TAB8 4G」「TAB10R 4G」も発表されています!

FUN+ 4Gの特徴

FUN+ 4Gの特徴は以下の通り!

FUN+ 4Gのハイライト

  • ミドルレンジクラスのスペック
  • カラーは2色
  • 6.1型HD+液晶
  • メイン+マクロの2カメラ
  • 4,000mAhバッテリー
  • 4Gまでしか対応していない

▼本体のデザインはこんな感じ。カラーはブルーとホワイトの2色展開です。最近では珍しくなってきた背面指紋センサーを搭載してますね。↓

搭載するSoCはSnapdragon 680

AnTuTuだと総合スコアが約24万点、GPUスコアが約3.8点。去年流行ったSnapdragon 695 5Gが総合約39万点、GPUが約10万点なのでミドルレンジ帯でも性能は低めでエントリー寄りな感じですね。ちなみにメモリは4GB、ストレージは64GBとなっています。

▼ディスプレイは6.1インチの水滴ノッチ型で解像度は1,560×720のHD+。このあたりもミドルというよりエントリーって感じです。それにしてもベゼルが太い。。。↓

▼カメラは1,600万画素のメインカメラと200万画素のマクロカメラを搭載。超広角は残念ながらありません。↓

その他、バッテリー容量は4,000mAh、OSはAndroid 12、4Gまで対応する5G非対応機となります。

うーん、スーパーウルトラハイエンドじゃなくても、せめてミドルレンジの上位モデルかミドルハイくらいのモデルを投入してほしかったですね。スマホは使えりゃ何でもOKって人も最低限その程度のスペックは必要なので、正直扱いづらい性能帯です。

価格は24,800円なので安そうに見えるんですが、日本だとDimensity 700を搭載する5Gスマホが約2万円ほどなので、安価なスマホを探している人にとってもコスパ的な魅力が無いんですよね。一体、誰が買うんだろう…。とか正直おもっちゃいました。

まあ、とりあえず日本に上陸してくれたことはありがたいことなので、今後の展開に期待したいところです!

advertisement

Orbic Fun+ 4Gのスペック・仕様

Orbic Fun+ 4Gは2023年6月発売のOrbicのAndroidスマートフォンです。

製品情報
端末名 Fun+ 4G
発売年 2023年6月
発売地域 日本:SIMフリー
メーカー・ブランド Orbic
対応バンド・周波数・ネットワーク
3G W-CDMA:1 / 3 / 5 / 8
4G LTE FDD LTE:1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28
TD-LTE:34 / 38 / 39 / 40 / 41
5G NR 非対応
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth バージョン:5.0
コーデック:非公表
SIMサイズ・スロット デュアルスロット(Nano SIM×2)
本体仕様
ディスプレイ サイズ:6.1インチ
材質:液晶
画面占有率:非公表
形状:ノッチ(水滴)
最大リフレッシュレート:非公表
最大タッチサンプリングレート:非公表
解像度 解像度:1,560×720(HD+)
画面比率:13:6
画素密度 282ppi/ドットの粗さが気になるかも
サイズ 高さ:161.8mm
横幅:73.6mm
厚さ:9.83mm
重さ 192g
本体色 ブルー系、ホワイト系
システム仕様
OS Android 12
CPU(SoC) Qualcomm Snapdragon 680
AnTuTuベンチマーク

総合スコア:約240,000
GPUスコア:約38,000
(AnTuTu v9参考値)

メモリ/保存容量
組み合わせ メモリ4GB+容量64GB
ストレージカード MicroSDカード対応(最大1TB)
※片方のSIMスロットと共用
カメラ
背面カメラ デュアルカメラ
①1,600万画素(メイン、f/2.0)
②200万画素(サブカメラ)
手ぶれ補正:非公表
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
インカメラ 水滴ノッチ式インカメラ
画素数:800万画素(メイン、f/2.4)
センサーサイズ:非公表
PXサイズ:非公表
機能仕様
GPS GPS、A-GPS、GLONASS
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:非公表
センサー 赤外線センサー:非公表
加速度センサー:対応
近接センサー:対応
ジャイロセンサー:非公表
電子コンパス:非公表
光センサー:対応
防水/防塵・タフネス等級 防水/防塵:IP54
耐衝撃:非公表
イヤホンジャック あり
NFC NFC:非対応
FeliCa/おサイフケータイ:非対応
バッテリー
バッテリー容量 4,000mAh
充電 有線充電:10W(5V/2A)
ワイヤレス充電:非対応
逆充電:非対応
ポート USB Type-C
スペック表のソース
参照元

【公式サイト】Orbic Fun+ 4G – orbicmobile.jp

スペック表に関する免責事項

SoCはSnapdragon 680。メモリは4GB

Orbic Fun+ 4GのSoCはSnapdragon 680

SoCはSystem On Chipの略で、電子機器の頭脳であるCPUやGPUの他に通信モデムなど色々なパーツを集めた集積回路です。ここで端末の性能が決まります。

メモリ(RAM)は4GB、保存容量(ROM)は64GBとなっています。

メモリは作業領域なので多いほど動作が安定します。2023年現在、メイン機種として使うなら最低4GBは欲しいです。6GBあると安定しやすい。

保存容量は写真やアプリなど端末本体に保存できるデータ容量です。2023年現在、メイン機種として使うなら最低64GBは欲しいです。最初から1割くらいはシステム領域として使われています。

MicroSDカード等のTFカードによる保存容量の拡張に対応しています。最大対応容量は1TBです。

Orbic Fun+ 4G(Snapdragon 680)のAnTuTuスコア

AnTuTuスコアは性能の指標です。まだOrbic Fun+ 4Gの実機のAnTuTuスコアを収集出来ていないのでSnapdragon 680の参考ベンチマークをチェックしてみましょう。

※端末の処理性能はSoCで決まってくるので、同一SoCを搭載する端末のAnTuTuスコアで大体の操作感が予測出来ます。Snapdragon 680の参考スコアは以下の通り。AnTuTuアプリのバージョンは9で測定しています。

  • 総合スコア(CPU):247,843
  • ゲーム性能(GPU):38,493
▼以下は2024年現在、AnTuTuベンチマークスコアがどれくらいの動作・操作感を示すかの目安です。本端末の性能がどの性能帯に相当するか確認が出来ます。↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

Orbic Fun+ 4Gのカメラ

Orbic Fun+ 4Gの背面カメラは広角のメインカメラ(1,600万画素)、サブカメラ(200万画素)の2眼構成です。

  • メインカメラ(1,600万画素)
  • サブカメラ(200万画素)

インカメラの構成・画素数はメインカメラ(800万画素)のみの1眼構成です。

Orbic Fun+ 4Gのディスプレイ

Orbic Fun+ 4Gの画面はサイズが6.09インチ、解像度は1,560×720、ディスプレイは液晶を採用しています。画面形状はノッチ(水滴)となります。

  • サイズ:6.09インチ
  • 解像度:1,560×720
  • ディスプレイ:液晶
  • 画面形状:ノッチ(水滴)
  • リフレッシュレート:非公表
  • タッチサンプリングレート:非公表

Orbic Fun+ 4Gのサイズ・重量・カラー

Orbic Fun+ 4Gのサイズは高さが161.8mm、横幅が73.6mm、厚さが9.83mm、重量が192gとなっています。

  • 高さ:161.8mm
  • 横幅:73.6mm
  • 厚さ:9.83mm
  • 重量:192g

カラーはブルー系、ホワイト系の2色展開です。

  • ブルー系
  • ホワイト系

Orbic Fun+ 4Gの対応バンド

Orbic Fun+ 4Gは国内SIMフリースマートフォンです。

以下はカタログスペック上の対応バンドとなります。実際にそのバンドで通信できるかはキャリア・住環境・ソフトウェア等によります。

docomo回線の電波バンド対応状況

Orbic Fun+ 4Gはドコモ回線の4Gで重要なバンド1・3・19に対応しています。

またOrbic Fun+ 4Gはドコモで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするドコモ回線の格安SIMはこれ!↓

ドコモの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band19(4G FDD LTE/800MHz)重要
Band21(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n78(5G NR Sub6/3.6~3.7GHz)重要
n79(5G NR Sub6/4.5~4.6GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.4~27.8GHz)

Softbank・ワイモバイル回線の電波バンド対応状況

Orbic Fun+ 4Gはソフトバンク回線の4Gで重要なバンド1・3・8に対応しています。

またOrbic Fun+ 4Gはソフトバンクで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするソフトバンク&ワイモバイル回線の格安SIMはこれ!↓

ソフトバンクの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band8(4G FDD LTE/900MHz)重要
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band41(4G TD LTE/2.5GHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n3(転用5G NR/1.8GHz)重要
n28(転用5G NR/700MHz)
n77(5G NR Sub6/3.9~4.0GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/29.1~29.5GHz)

au回線の電波バンド対応状況

Orbic Fun+ 4Gはau回線の4Gで重要なバンド1・3・18・26に対応しています。

またOrbic Fun+ 4Gはauで提供されている5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼ガルマックスがオススメするau回線の格安SIMはこれ!↓

auの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band1(4G FDD LTE/2.1GHz)重要
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band18(4G FDD LTE/800MHz)重要
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要
Band11(4G FDD LTE/1.5GHz)
Band28(4G FDD LTE/700MHz)
Band41(4G TD LTE/2.5GHz)
Band42(4G TD LTE/3.5GHz)
n28(転用5G NR/700MHz)
n77(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz・4.0~4.1GHz)重要
n78(5G NR Sub6/3.7~3.8GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.8~28.2GHz)

楽天モバイル回線の電波バンド対応状況

Orbic Fun+ 4Gは楽天モバイル回線の4Gで重要なバンド3・18・26に対応しています。

またOrbic Fun+ 4Gは楽天モバイルで提供される5G NR(Sub6・ミリ波)に非対応の端末です。

▼月間20GBで3,278円、通話料は無料!↓

楽天モバイルの電波バンド(周波数帯) バンド対応
Band3(4G FDD LTE/1.8GHz)重要
Band18(4G FDD LTE/800MHz auローミング)重要
Band26(4G FDD LTE/800MHz)Band18を内包 重要
n77(5G NR Sub6/3.8~ 3.9GHz)重要
n257(5G NR ミリ波/27.0~27.4GHz)

Orbic Fun+ 4Gの価格・購入先

Orbic Fun+ 4Gのメーカー希望小売価格は以下の通り。

  • メモリ4GB/容量64GB:24,800円
ページトップへ