Redmi-Note-14-Pro+-5G-1100x150

OSCAL PILOT 1の本音レビュー!超巨大スピーカーの音量がエグい

柳生です。久々のタフネススマホレビュー。BlackviewさんにOSCAL PILOT 1を提供いただいたんでレビューしていきますよ!見るからにイカツいロマン満載な1台ですが、実用する上でかなり便利に感じられた良機種でした。ただしソフトの作り込みは甘い‥

この製品を使った所感

  • Galaxyライクなカメラデザインと背面パネルの質感がGood
  • とてつもない重たさだけど割と持ちやすい
  • スペックは並でゲーム向きではない、日常使いならOK
  • Youtubeで何故か指紋センサーが反応してストレス
  • スピーカーが巨大ゆえ音量も素晴らしい
  • 巨大バッテリーだが電力効率は悪い。使えば使うほど電池が減るタイプ

OSCAL PILOT 1のスペック・ベンチマーク、検証結果

スペック表を表示
ベンチマーク結果を表示
各種検証結果を表示
付属品をチェック

デザインめっちゃいいじゃん!Galaxyライクなカメラが良い

タフネススマホって全体的に普通のスマホにはない雰囲気で筆者はそれが好き。OSCAL PILOT 1はその中でも結構スタイリッシュにまとまった印象です。

▼マジかっけえ。特にカメラ部分がGalaxyっぽい雰囲気なのが良き。↓

▼ディスプレイは6.67インチ。HD解像度なのでドットは粗めです。↓

90Hzの高リフレッシュレート対応なのはGoodで、価格の割に滑らかさとタッチの追従性はなかなか良い!IPSなのか視野角も広く色合いも思ったより良かった!

▼下部面は充電端子。キャップ付きです。てっぺんにはLEDライト2つが完備。↓

▼右側には電源キー(指紋センサー)と音量キー。面が広く押しやすい。↓

▼左側にはマルチファンクションボタンが配置!アプリのクイック起動が可能で便利なやつ。↓

▼右下にはストラップホールも完備。ストラップは付属しており手首にかけられるタイプ!着脱も楽ちん。↓

重たいけど持ち心地は悪くない

▼重量は540gとスマホとしてはとんでもない重さ。スマホ2~3台分は余裕であります。↓

しかし持ち心地は結構良い。長時間持ち上げるのは確かにキツイんだけど、OSCAL PILOT 1は厚みがあるから掴みやすいんですよ。薄いけど重たいタイプのスマホより億倍マシ!

あとそもそもMIL-STD-810H規格にも対応してて落としても壊れにくい頑丈さがあるので、よしんば落としても安心できるのもデカいです。

普段使い向けのHelio G81

OSCAL PILOT 1はMediaTek Helio G81というミドルレンジ帯チップを採用。この型番はあまり見られないんで調べてみたところ2024年8月ごろに発表されたようです。

なぜかこの個体はAnTuTuが回りきらず途中で初期画面に戻されちまうので測定不可だったんで参考値は出せていません。なぜなのか。

ちなみにこのG81、カスタム版が出回っており‥Redmi 14C(Helio G81-Ultra)やmoto g15 power(Helio G81 Extreme)の2つが存在。あちらは27万点ほどのAnTuTu参考値だったのでそれに近い性能帯と見ていいでしょう。

普段使いはまずまず動かせる

普段ハイエンドを使っている筆者からすれば普段使いでも若干遅さを感じてしまうんですが、昔の超ローエンドのようなプチフリ多発とか異様に遅いアプリ起動速度とかそんなもんはありません。

Twitter(X)とか2Dゲームの起動も気になる遅さはなく、ライトユースであれば全然問題はありません。WEBブラウザは若干読み込みが遅いので頻繁にニュースとか見る場合は気になるかも。総評すれば「まずまず」ってところです。

ゲームは2D向けだが、そもそも遊ぶのに適してないタイプ

ミドルレンジ帯ゆえにゲームは2Dに限定される挙動で原神とかは最低画質でもキツイ。

とはいえこの手のタフネススマホは長時間ゲームするのに適していないタイプなので個人的には無問題です。クッソ重たいし寝る時布団の上でにログボ受け取るために横向きながらこいつを持つのは結構シンドいし。暇つぶし程度のパズルを短時間程度ならアリ。

カメラはオマケ程度の画質

カメラのクオリティはタフネススマホ、ミドルスマホの域を超えないものといえます。

▼色合いは昔のスマホみたいな感じで、黄緑系統に寄っている傾向にあります。明暗差や影のある場所だとそれが顕著に現れます。最近のミドルスマホでももう少しマシだったような気がするが‥。↓

▼明るさのある場所であればいい感じ。↓

▼ナイトモード対応ですがやはり色褪せ感は強く解像感も低いです。↓

▼ただ明るさはよく出てて、白飛びの抑え具合も良好。色鮮やかさには未だ欠ける印象は否めないものの、昔のものより進化を感じられます。今後のモデルに期待できる。↓

▼あと、夜間でなくてもトンネルや屋内からの場合ナイトモードは必須となります。左が通常撮影、右がナイトモード。かんなり違う。↓

▼飯撮り。色が飽和している感じが否めません。↓

▼動画は意外にも手ぶれ補正に対応!しかしフレームレートが低いのかカックカク。色合いも褪せている感じでまるで使い物にならん。映画っぽい動画が撮れるかなってぐらいか‥↓

巨大スピーカーの音量がエグい

▼OSCAL PILOT 1の大きな特色なのがこのスピーカー。背面配置で1つしかありませんが34.5mmサイズと、スマホの尋常じゃないくらいデカいです。↓

▼公称値によれば最大音量138dBとのこと。銃撃音に迫るレベルの音量のデカさ。こんなもんスマホで出していい音じゃない。

その破壊力は凄まじく、最大音量だとアパートじゃあまず近所迷惑だし一軒家であっても使えるか怪しいレベルです。しかもこれ、音量50パー程度でも他スマホの最大音量レベルのデカさなんで、本当にヤバい。

それ故広い公園とか野外での実用性は申し分なく、遠くでもかなり聞こえます。こりゃ山で遭難した時もキャンプでのラジオでも使える。

音の大きさは最強でダイナミックなので動画の流し見にももってこい。5,000円のPCモニターとどっちを使っているか一瞬わからんくなることもありました。マジで迫力すごい。

しかしその弊害としてディテールは低く、細かい音は聞こえにくいです。1基しか無いので低音から高音まで全部これ1つでこなすため、低音がすごいと他の音を潰してしまうんですよね。音質を求める場合は無線イヤホンの使用が吉。

電池は大容量だがモリモリ減る

バッテリー容量は脅威の15,000mAhと大容量!普通のスマホ3つ分という大きさでもはやモバイルバッテリーと言えるレベルです。

ただし電池持ちはスマホ3台分というわけではありません。電力効率は悪く、SoCは12nmプロセッサでモリモリと電池を食います。SNS程度なら余裕で1日は持ちますが、動画流しっぱなしだと1日は持ちません。かなり極端。

せめて6nmのやつを採用してほしかったところですが、安いから仕方ない。ヘビーユースには適さず、サブスマホ向けでしょう。

モバイルバッテリーとして安心して使えるってのがでかい

大容量バッテリー搭載スマホの一番の便利ポイントが逆充電機能。OSCAL PILOT 1自体をモバイルバッテリーとして活用できるのが非常に嬉しい!

特大容量なので、充電しすぎによる電池切れの心配がないのも‥普通のスマホにはないありがたいメリットです(`・ω・´)。

ただ充電速度は遅いので注意。満充電ともなると3~4時間はかかるため、この点は余裕を持っておきたいところですね。

上部のライトはかなり明るい!懐中電灯としての用途もOK

上部に備わっているLEDライトはかなりの明るさでした。普通のスマホのライトよりもすっと遠くまで照射できるんでマジの懐中電灯と遜色なく使える。

暗所で歩く時とか修理・作業とかはもちろんなんだけど、クルマの傷を発見するのにも有用。筆者は毎回社用車の傷をチェックするんで、その際にOSCAL PILOT 1が役立つんですよね。

▼あと上述したように独自キーがあり、それを懐中電灯の起動に充てられるのも良い。ただこの独自キーはアプリの起動だけで懐中電灯オンオフまでは動作してくれませんでした。Doke OSってこういう微妙なところに手が届かんのがネックなんだよなあ。↓

Doke OS 4.0を搭載

OSCAL PILOT 1のソフトウェアは、他の中堅メーカーとは異なりAndroidOSそのままのOSはBlackviewが独自にカスタマイズしたDoke OS 4.0となっています。

▼戻るボタンの入れ替えだったりアプリの一括消去ボタンの常時表示があったり、あとタフネスモデルなのでコンパスや角度系、音量メーターといったツールが使えるのがGood。↓

▼指紋認証なんですが、認証速度自体はミドルスマホ並で非常に速いわけではありません。しかし指ごとにロック解除やアプリ起動といった役割を充てられるようになっております。これも結構良い機能で、PayPayをサクッと起動したいときに重宝した!↓

Youtubeでは指紋センサーの挙動がおかしい

▼他メーカーのモデルにはなかった挙動なんですが、Youtubeアプリを使用中に指紋センサーに触れると何故か再生コントロール画面が出てくる上に自動で消えなくなるというわけわからん現象が起こります。↓

指紋認証の機能が悪さしてんのかと思って指紋データ消したり機能をオフったんですがいっこうに解消されず。挙動は側面の電源キー一体型、それゆえに結構指で触れることは多いんで結構ストレス。アプデで治るといいんだが治るかな。

OSCAL PILOT 1のレビューまとめ

OSCAL PILOT 1はスマホでありながら「モバイルバッテリー」「懐中電灯」「スピーカー」にもなりえる1台!それでいて価格も2万円台というお手頃で、上述の便利機能を加味すると結構コスパは良い!「道具として使える利便性」が魅力に感じられました。

しかし重さもあるし性能は低め。カメラのクオリティも低く、メインスマホとしては厳しいのでサブスマホ用途で買うことをオススメします。

筆者は懐中電灯代わりや音楽・ラジオ垂れ流し、あとモバイルバッテリー用途として運用していきます。メインスマホは別にあるので、補助で持っておくとかなり心強い。やっぱタフネススマホって良いわ!

OSCAL PILOT 1の購入先まとめ

▼価格は変動するのでリアルタイム価格は以下からチェックしてね!↓

■OSCAL PILOT 1■

初出時価格→279.98ドル

▼[AliExpress(リーベイツ対応!忘れずに)]↓

■OSCAL PILOT 1の中古相場をチェックする■

ページトップへ