そりゃ売れまくるわ。5万円以下最強コスパスマホ「POCO X7 Pro」の自腹レビュー

POCO X7 Proが日本上陸。これは絶対買って損は無いやつだと思ったので即購入。1週間ほど使ってるけど、これはヤバい。5万円以下スマホ全部ぶっ飛ばせそう。それでは本音を織り交ぜながらレビューしていく。

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POCO X7 Proのスペック・ベンチマーク、検証結果

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【同梱品】90Wの急速充電器も付属

▼同梱品はこんな感じ。↓

  • 保護ケース
  • 保護フィルム(貼付け済み)
  • 90W充電器
  • 充電ケーブル
  • SIMピン
  • クイックガイド

最近は価格を抑えるためか急速充電に対応していても充電器は別売りというパターンも多いけど、POCO X7 Proは5万円切りでも90Wの超急速充電が付属。優勝。やっぱりコスパは最強クラスだわ。

ケースもありがたいことに付属してるけど、評判がイマイチなグレーのタイプ。理由は美しい背面が全く見えない&油脂目立ちまくりだから。まあお気に入りのケースを買うまでのつなぎ用。

【デザイン】イエローだけずるい

▼カラーはブラック、グリーン、イエローの3色展開。イエローはPOCOのカラーだから露骨に特別仕様になってる。↓

▼なのでPOCOカラーのイエローを購入。↓

イエローだけ背面がレザーっぽい感じでずるい。質感は他のヴィーガンレザーよりもちょっと固めな感じで爪でガーッとやるとあとが付くくらいには柔らかい感じ。ブラックでレザー調ならそっち買ってた。イエローだけずるい。

▼カメラ性能は控えめだけど出目金みたいに出っ張ってない。イエローゴールドのカメラリングが良い感じに成金感を演出して宜しい。↓

▼イエローはボタン部分もイエローゴールドで特別仕様。イエローだけずるい。↓

▼重量は実測値で200g。iPhone 16と比べると大きく感じるけどAndroidスマホとしては割と標準的なサイズ。片手操作いけるかと思って頑張った結果落としたからやっぱり片手は無理。↓

【性能】めっちゃ性能高い

POCO X7 Proは処理性能を左右するSoCというパーツにDimensity 8400‐Ultraを採用。型番的にはハイエンドの一つ下にあたるミドルハイ帯だけど、ビックリするくらい性能が高い。5万円以下だと無双。

パフォーマンスが高いSoCは長期的に利用しても安定した動作を維持しやすいから、買ったら2年以上は絶対使うという人はPOCO X7 Proクラスの性能を持つスマホがオススメ。

ゲーム以外はハイエンドと遜色ない動き

▼ホーム画面操作、WEBサイト閲覧、動画視聴はこんな感じ。↓

これハイエンドだっけ?と思うほどサックサク。さすがオールビックコア設計のDimensity 8400‐Ultra。

5万円切りだけどメモリはLPDDR5X、ストレージはUFS 4.0とハイエンド級。このあたりもアプリの立ち上がりの速さや操作感に繋がってる感じ。

▼放熱性能も高いみたいでAnTuTuを3回連続で走らせてもド安定。↓

原神は高負荷時に48FPS

▼原神の画質「中」設定で高負荷時のフレームレートは48をマーク。性能的にはもう少し踏ん張れそうだから最適化待ちといったところ。↓

原神の画質「中」で下限30FPSを上回るとほとんどのゲームは快適に遊べるので個人的には合格ライン。最近ハマってるアーチャー伝説2なんかどれだけ弾幕張られてもビクともせん。ド安定。

一方で原神を最高設定で60FPSの維持は無理。

最高設定+60FPS設定のベンチも兼ねて遊びたいって人はやっぱりハイエンドSoC一択。POCO X7 Proはゲームをベンチではなく”普通にプレイを楽しみたい”って人ならOK。

【ディスプレイ】屋外でも見やすい・ヌルヌル

▼ディスプレイはパンチホール型でフィルムの貼りやすいフラットタイプ。↓

▼パネルは当然のように有機EL。屋外でもめっちゃ見やすい。↓

あと一般的なディスプレイの2倍滑らかな120Hz表示にも対応していてスクロールも超ヌルヌル。

開発者オプションでリフレッシュレートを表示して色んなアプリを試したけど基本的に120Hzで動いているので動作も特に問題ない感じ。名ばかり高リフレッシュレートのPOCO C75とは違う。

▼WidevineもバッチリL1。Netflixなど著作権コンテンツも高画質で再生OK。↓

【スピーカー】イコライザーで結構音質が変わる

▼スピーカーの位置はここ。横持ちでゲームを遊ぶ時に手で塞ぎやすいけど、ステレオスピーカー搭載モデルの9割この配置なので別にデメリットって訳ではない。↓

デフォルト状態のサウンドは低音が弱くてショボいんだけど、サウンド設定のグラフィックイコライザーを調整してやれば結構化ける。ロックとかにしてやると低音も少しマシになるので設定してみて。

▼グラフィックイコライザーではマニュアルでチューニングできるほか、シーンに応じて複数から選べる。↓

というわけで、スピーカーサウンドはイコライザーでのチューニング込みならまあまあ良いって評価。さすがにiPhone 16には完敗。

【カメラ】広角の画質は十分な水準

POCO X7 Proのカメラは5,000万画素の広角と800万画素の超広角の2カメラ構成。

5万円のスマホなのでぶっちゃけそこまで期待はしてなかったけど、広角は想像してたよりもずっと良い感じ。まあ夜に撮影した写真をグワッと拡大したらややディテールが崩れてるけど、5万円のスマホってことを忘れるくらいには綺麗。

▼カメラのUIはこんな感じ。望遠は無いけどよく使う2倍にワンタップで切り替えられて便利。ちなみにシャッターオンはカシャっと高音で鳴るので割とウルサイ部類。↓

▼撮影後のAIを使った編集も面白い。これは拡張という機能で本来は写ってない範囲をAIが生成してくれる機能なんだけど、結構自然に仕上がる事も多くてビックリした。もう何が真実なのか分からん時代になった。↓

明るい昼間の撮影は相当綺麗に撮れる

▼広角で撮影。SNSで承認欲求を満たすためにせっせと写真を加工しなくても良いくらいに鮮やかに映る。これはこれで好き。↓

▼広角カメラは背景ボケが強烈。玉ボケがいっぱいでた。↓

せっかっくなので仕事用で持ち歩いているiPhone 16(価格は12.5万円くらい)とも比較してみる。

▼左がPOCO X7 Pro、右がiPhone 16。どっちも写真としては綺麗。色味の違いはあるけど、もはや好みの域。何が凄いって5万円のスマホでiPhone 16とどっちが良いか悩めるほどには画質が良い。↓

▼次は超広角で撮影した写真。広い範囲を撮影できるから風景とかの撮影にも役立つ。iPhone 16eでは撮れないやつ。解像感は低いけどスマホで撮影してスマホで見る分には良いかなと言う感じ。↓

▼iPhone 16みたいなハイエンドと違うのはカメラ間の色味の違い。これはPOCO X7 Proの広角と超広角を比べたものだけど、レンガの色とかが全然違うのよね。↓

▼一方でiPhone 16はカメラ間での色味が結構近い。同じ被写体をカメラを切り替えながら撮影してもあまり違和感がないのがハイエンドの良いところ。↓

こんな感じでPOCO X7 Proは広角と超広角で色味のギャップがあるから、1つの被写体で画角を切り替えながら撮影することが多い人は気になりそう。

ただ5万円クラスのスマホはカメラ間でギャップがあるのは当たり前だし、妥当っちゃ妥当。

夜の撮影は広角での撮影がオススメ

続いては夜の撮影。

▼まずは広角で撮影した写真。昼間と同じく肉眼よりもだいぶん華やか。↓

次はiPhone 16と比較

▼左がPOCO X7 Pro、右がiPhone 16。iPhone 16のほうが地味だけど目で見た色味に近い。↓

これも昼間の写真と同じで華やかな写真をSNSでアップしたいならPOCO X7 Proのほうがパッと見のインパクトは強い。

▼続いては超広角で撮影した写真。流石にキツイ。道路のっぺりしているし、解像感も低くてぼんやりした印象になってしまった。↓

▼これはPOCO X7 Proの広角と超広角を並べたやつ。夜になると画質も色味も超広角は安もんカメラ感が出てしまってる。夜に撮るなら広角一択。↓

料理も綺麗に撮れる。2倍での撮影がオススメ

次は料理の撮影。

POCO X7 Proの広角カメラは背景がボケるのが良いところでもあるけど、それが料理撮影では逆に邪魔になる。

▼これは広角の1倍で撮影。奥の方(エビフライとかレタスあたり)が結構ボケてボンヤリした写真になってるのよね。↓

料理撮影は全体的にピントをあわせて撮影したほうが良いので、全体的にシャキッと撮れる2倍での撮影がオススメ。

▼これは広角の2倍で撮影。奥のボケ方がかなり抑えられて良い感じになった。↓

▼こっちはリアル飯。ステーキあさくまで撮影した一枚なんだけど、久しぶりの外食でテンションあがって撮影する前に無意識に食っちまってた。ちなみに少し薄暗い店内だったけど綺麗に撮れたので実用十分って感じ。↓

動画の手ぶれ補正も結構強力

カメラテストの最後は動画の手ぶれ補正をチェック。1080P/60FPSで撮影。

▼歩き撮影でもステップノイズを割と吸収してくれる。↓

動画の手ぶれ補正はもっと強力なShootSteadyも選べるけど、低スペの超広角じゃ荷が重いみたいで広角カメラをクロップして補正幅を広げているから画角がめっちゃ狭いのよね。これだといつもの感覚で動画撮影するとはみ出しまくるから、日常的に使う範囲ならデフォ設定での撮影が扱いやすい。

【バッテリー】電池持ちは良い。充電も早い

バッテリー容量はなんと6,000mAh。遂に日本でも本格的に6,000mAh時代がやってきた。

バッテリー持ちの検証はいつも通り、輝度を専用機器で決められた輝度に設定、YouTubeをストリーミングで1時間再生して100%から何%バッテリーが減ってるか確認しているけど1%しか減らん。

もっと電池を消費するような検証に切り替えなければいけないかも。まあそのあたりはおいおい。

▼充電も良い感じ。120Wの神ジューデンほどではないけど、90Wでも十分早いしほとんどの人は困ることなんてない水準。↓

▼あとバッテリー保護機能も搭載してる。バッテリーは満充電すると劣化が早くなると言われているんだけど、80%で充電を止めることで劣化を遅らせるってカラクリ。↓

バッテリーが5,000mAh時代は80%だと1日使うには電池持ちが心配なレベルだったけど、6,000mAhだと80%でも1日持ちそう。まあこのあたりは使い方次第ってところではあるけれど。

【機能】AI字幕が便利。FeliCa無しは残念

AI機能ってまだまだお試しな感じなので本当に便利なものって限られるけど、英語の動画をリアルタイムで翻訳して字幕にしてくれるAI字幕は楽しめるコンテンツの幅がグッと広がるから試して欲しい。

例えば、スマホの発表はだいたい海外で行われていてだいたい英語だけど、AI字幕を使えば内容を把握できるくらいには楽しめるのよね。

▼ちなみにAI機能はこんな感じのが搭載されてる。↓

そう言えば設定のAIサービスって項目は各AI機能の設定ができる訳ではなくてAI機能の紹介だけなのよね。謎。例えばAI字幕をオンにするにはAIサービスの項目じゃなくて追加設定で行う感じ。謎。なんでそんな面倒くさいことになっとるんやろうか。謎。

他に機能的なことではFeliCa非搭載なのが残念。何が残念って、FeliCaを使っている人はFeliCa非搭載を知った時点で「あ、おサイフ使えないの?じゃあ論外」って感じで見向きもしない。

日本はFeliCaを使っているユーザーも相当居るから、対応するだけでもっと注目されたはずなのにもったいない。こんなに良いスマホなのに。なので次期モデルではFeliCa搭載を実現して欲しいところ。

POCO X7 Proのレビューまとめ

POCO X7 Proは海外で発表されたときからコスパ良いなと思ってたけど、日本でもまさかの驚きプライスで出た。これで5万円はヤバすぎ。色んなメーカーのスマホが淘汰されかねん。

かろうじてFeliCa非搭載という欠点を残してくれたおかげで他社スマホにも光が当たるけど、それを差し引いても強すぎ。売れまくってるのも納得するしかない。

とりあえずFeliCa使ってなくてスマホに強いこだわりがなければ、POCO X7 Proを選んでおけばOK。性能もめっちゃ高いから2年以上余裕で使えるし、日本で販売しているモデルだからサポートも手厚い。

ただPOCOも飛ばしに飛ばしまくって凄いの出してきたから、次期モデルも相当気合入れないといかんな。とりあえずスマホ価格が高騰している日本にこんなハイコスパスマホを投入してくれたPOCOに感謝したい。

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