ドコモ、スマホ値上げで2万程の負担増へ。毎月の支払い増えますよ。
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1/12にSNS等で携帯ショップがキャッシュバック終了と伝え騒がれましたが、このタイミングでドコモが主要機種を中心にを1万~2万程値上げして実質0円を廃止すると日本経済新聞が報じています。
利用料金の値下げ案に盛り込まれた実質0円の廃止は総務省とのお話で決まった方針ですので、ドコモに限らずauやソフトバンクも追随するでしょう。
ドコモでは既に約2,400のドコモショップに実質0円や独自のキャンペーンを廃止するように通達してます。
値上げで困ったなぁ。
ドコモユーザー必見:ドコモ公式の「キャッシュゲットモール」のキャッシュバックが凄い
1/30追記:今までは日経などのメディアが実質0円廃止について報じてきましたが、ドコモ社長が「2月から実質0円をやめる」と明言しました。
また、ドコモの5,000円以下に収まる値下げ案も発表。しかしながらその恩恵は「限りなく一部ユーザー」向けの内容。簡単にいうと複数契約(3回線契約)で家族シェアプランでないと5,000円以下になりません。下の記事で詳しく執筆していますのでどうぞ。
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iPhoneやXperiaなどの主要機種から値上げ。
日本で揺るぎない人気を誇るiPhoneやXperiaなど、主要な機種から順次値上げするそう。日本経済新聞の報じた内容によると、新規契約者とMNP契約者が値上げ対象のようです。
実質0円のカラクリを簡単にお話すると、機種代金を2年分割した月々の分割代金を、「月々サポート」で機種代金を割引き相殺してしまう方法。
月々サポートはドコモのサービス名ですが、auやソフトバンクでも同様の割引きがあり、主にMNPでの契約者に対して実質0円になるような大盤振る舞いをしてました。
話を戻しますが、端末代金の負担が1万~2万程増えるということは、月々サポートが減額になるということですね。端末の定価が上がるわけでは無いので。
月々サポートは一括だろうが、分割だろうが同額を割引きます。
つまり、機種代金値上げ後に購入した方は2年分割で機種を購入しようが一括で購入しようが月々サポート減額で毎月の支払が少なからず増えます。
まだまだ序の口。段階的に機種代金は上がる方針。
いきなりドカンと値上げすると大変なので、徐々に値上げする方針です。
現状では機種変更に対して新規契約とMNP(乗りかえ)が優遇されている状況ですので、どのような契約でも機種代金の負担は同じ水準になるまで値上げするのでは無いでしょうか。
そもそも実質0円の廃止は新規契約やMNPでの負担減サポート金を長期契約者が肩代わりするようなシステム且つ、長期契約者の機種変更では機種代金の負担が多かった事で不満が上がったためのバランス調整ですしね。
MNPに対して少しの優遇は残るかもしれませんが、不満が出ないくらいには平坦になるかと。
機種代金増額分の恩恵は一部利用者。
大雑把ですが現状はMNPや新規契約者に対して機種代金が値上げです。
値上げしたお金の使い方は各社で違うようですが、ドコモは1月末に家族割引きの新プランを発表するようです。
また、他社に先駆けてソフトバンクがデータ容量の少ない1GBの安いプランを発表しました。ドコモも検討中のようです。
長期契約者に対する処置は何処へ行ったのでしょうか。これだと家族持ちやライトユーザー以外の長期契約者は現状と何も変わらないですよね。
多数の方が機種代金負担増による単なる値上げ。
利用料金引き下げは家族割引きやデータ量の小容量プランなど、恩恵を受けるのは一部のユーザーに留まります。
現在は電波が悪くて他社にMNPするというよりも、機種代金の負担軽減の為というユーザーが多数。悪いことなんかしていません。「実質0円」という提供されているものを利用していただけなのですから。
反発を食らうかもですが、MNP制度を利用して「実質0円」で機種を購入してきた方はお財布から出るお金の負担軽減に対して賢い選択をして動いてきたと捉える事もできます。
その様な選択をしてきた方にとってはキャリアに振り回されて甚だ迷惑。
しかし、決まってしまった事は仕方がないので、MNPや新規契約で買い替えを検討している方は、実質0円やキャッシュバックなど無くなる前に利用できるものは利用しておきましょう。
追記:複数台の契約でキャッシュバック額上乗せみたいです。まだかろうじて間に合うのでお早めに!