Realme 5iのレビュー!使って気になった・気にいったポイントまとめ!

日本市場でも端末をリリースするOPPOから独立したブランドであるRealmeから登場したRealme 5i。約21,000円で手に入るRealme 5iは一体どんな端末なのだろうか。
今回は海外ネットショップのBanggood様より端末実機をご提供頂いたので、実機レビューをお届けします。
なお、本記事はファーストインプレッションを経て最終的な実機レビューに内容が更新されます。更新時はTwitter・Facebookでお伝えするのでフォローをよろしくお願い致します。
【現在の記事の状況】
- 2020/4/4ファーストインプレッション公開しました。
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Realme 5iの詳細スペック
| 製品情報 | |
|---|---|
| 端末名 | Realme 5i | 
| 型番/別名 | RMX2030 | 
| 発売年 | 2020年1月 | 
| 発売地域 | 海外:SIMフリー | 
| メーカー・ブランド | Realme | 
| 備考 | 日本語対応 Googleサービス対応 日本のスマホと変わらない使い心地 ※実機で確認済み | 
| 対応バンド・周波数・ネットワーク | |
| 3G | WCDMA (B1/B5/B8) | 
| 4G LTE | FDD-LTE (Bands 1/3/5/8) TD-LTE (Bands 38/40/41) | 
| 5G NR | 非対応 | 
| Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac | 
| Bluetooth | 5.0 | 
| SIMサイズ・スロット | Nano SIM×2+MicroSD トリプルスロット 実機で確認済み | 
| ネットワーク関連備考 | 2回線同時待ち受け対応 4G+3G | 
| 本体仕様 | |
| ディスプレイ | 6.5インチ/液晶/画面占有率89% | 
| 解像度 | 1,600×720/HD+/画面比率19.5:9 | 
| 画素密度 | 269ppi/ドットの粗さが気になるかも | 
| サイズ | 高さ164.4mm 横幅75mm 厚さ9mm | 
| 重さ | 195g | 
| 本体色 | ブルー系/グリーン系 | 
| システム仕様 | |
| OS | Android 9ベースのColor OS 6.1 | 
| CPU(SoC) | Qualcomm Snapdragon 665 | 
| AnTuTuベンチマーク | AnTuTu V8(実機):総合スコア約172,886点、GPUスコア約33,381点 | 
| メモリ/保存容量 | |
| 組み合わせ | メモリ4GB+容量64GB※レビュー対象 メモリ4GB+容量128GB | 
| ストレージカード | MicroSD対応/最大256GB/独立スロットあり ※MicroSDの内部ストレージ化はできません | 
| カメラ | |
| 背面カメラ | 12MP+8MP+2MP+2MP 特性:通常+超広角+ポートレート+マクロ F値:非公表 AI:非公表 手ぶれ補正:非対応 センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 | 
| インカメラ | 8MP F値:非公表 AI:対応 手ぶれ補正:対応 センサーサイズ:非公表 PXサイズ:非公表 | 
| 機能仕様 | |
| GPS | GPS、Beidou、Galileo、A-GPS | 
| 生体認証・ロック解除 | 指紋認証:対応 顔認証:非公表 | 
| センサー | 加速度センサ、近接センサ、ジャイロ、コンパス | 
| 防水/防塵・タフネス等級 | 非対応 | 
| イヤホンジャック | あり | 
| NFC | NFC対応有無は非公表 | 
| その他機能 | リバースチャージ(逆充電)対応 | 
| バッテリー | |
| バッテリー容量 | 5,000mAh | 
| 充電 | 有線充電:対応 ワイヤレス充電:非対応 | 
| ポート | Micro USB | 
| スペック表のソース | |
| 参照元 | |
Realme 5iの開封と付属品チェック

Realme 5iの付属品は本体以外に充電器(海外プラグ仕様)、充電ケーブル(MicroUSB)、保護フィルム(貼り付けられた状態で付属)、SIMピン、クイックガイド系2種が同梱。海外スマートフォンの多くは保護ケースも付属しているので、Realme 5iは結構シンプルな内容だなという印象です。
▼付属の充電器は5V/2Aの10Wクラス。わざわざプラグ変換アタッチメントを用意してまで使いたいと思うほどの高スペックではありません。今使っている充電器が10Wクラスなら使いまわしてOKです。↓

▼どうしても付属の充電器が使いたいという方はプラグ変換アタッチメントの購入も検討しましょう。↓
▼保護フィルムは本体に綺麗に貼り付けられた状態で1枚付属していますが、日本でスペアが売っていなかったので僕の端末を使ってPDA工房さんに保護フィルムを作って頂きました。割引クーポンも発行しているのでスペアにどうぞ。↓

500円以上のご購入時に適用すると100円オフ!
Realme 5iの外観とデザイン
Realme 5iの背面パネルは流行のツルツルしたガラスのような素材ではなく、エッチング加工が施された滑りにくい素材を採用しています。肌触りはサラリとしており上質。光のラインとエッチング模様、グリーンカラーも相まって想像以上にお上品な見た目なので価格から考えると十分満足できる仕上がりです。
▼背面パネルは指紋汚れが付きにくく、見た目も上品なのでケースなしで良いかもと思っちゃいます。↓
 
  
  
  
  
  
  
  
 
▼ディスプレイサイズが6.5型なので片手操作は厳しいです。Realme 5iの背面はエッチング加工が施されているので背面に貼り付ける落下防止リングは剥がれやすいのでオススメしません。↓

Realme 5iのパフォーマンス
Realme 5iの性能が決まるSoCというパーツにSnapdragon 665を採用しておりミドルレンジの中でも上位に位置します。WEBページの閲覧、動画視聴、LINE、SNS、ニュースアプリなど一般的な使い方で大きな不満はありません。
▼端末の性能を数値化するAnTuTuベンチマークテストでは総合スコアが172,886点、GPU性能が33,381点です。↓

| AnTuTuスコア | 動作・操作感 | 
|---|---|
| 総合スコア:約200万点以上 GPUスコア:約70万点以上 | (ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし | 
| 総合スコア:約150万点〜200万点 GPUスコア:約50万点〜70万点 | (準ハイエンド)サクサク、重いゲームもOK | 
| 総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約30万点〜50万点 | (ミドルハイ)重いゲームもなんとか | 
| 総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約10万点〜30万点 | (ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら | 
| 総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜10万点 | (エントリー)必要最低限 | 
| 総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | (ローエンド)サブ端末向き | 
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/05更新]
※その他、Geekbench 5、PCMark、3DMark、ストレージ速度が気になる方は後日情報をアップデートするので少々お待ち下さい。
一般的な使い方で大きな不満が無い一方、Realme 5iのゲーム性能はそれほど高くないのでPUBG mobileなど美しい3Dグラフィックを多用するゲームではパワーが足りません。
▼PUBG mobileも動きますが、パフォーマンスが足りないので常にフレームレートの低さを感じます。ゲーム性能をそこまで重要視していないのであれば良いのですが、スマホでゲームを沢山遊ぶ方は注意したいポイントです。↓
 
  
 
Realme 5iの機能や仕様

Realme 5iは海外モデルなので【おサイフケータイ】【防水防塵】【テレビ】は対応していません。また、ソフトバンクとワイモバイルで通話・データ通信できる事を実機で確認していますが、技適のない製品ですのでこの点もご留意下さい。
▼Realme 5iは海外モデルですが、日本語対応、日本ロケール設定可能、Googleサービスもプリインストール済み、日本圏のプレイストア利用可能、日本語キーボード対応と国内SIMフリースマートフォンとなんら遜色ない使い心地で、海外モデルの中で扱いやすさは最高ランクです。↓

▼OSはAndroidをカスタマイズしたColor OSを搭載しています。どちらかと言えばiPhone寄りの操作感なので、ピュアなAndroid OSを使っている方は慣れが必要です。↓

▼仕様で注意したいポイントですが、DRMコンテンツ(NetflixやAmazon Primeビデオなどデジタル著作権管理コンテンツの視聴)は最大解像度がSDまでしか対応していません。YouTubeは問題ないですが、DRMコンテンツを視聴される方は低い解像度で視聴することになるので注意が必要です。↓

Realme 5iの機能を検証した結果
ガルマックスで毎回確認している機能の有無など検証結果は以下です。
※お詫びと訂正:記事公開時に同時待ち受け機能を4G+4GのDSDVと記載しておりましたが記載の誤りで正しくは4G+3GのDSDSでした。修正してお詫び申し上げます。
| 項目 | 検証結果 | 
| 通知ランプ | ☓ | 
| 指紋認証 | ○:背面に搭載。解除速度は速い | 
| 顔認証 | ○:カメラ認証。暗所でも解除されやすい | 
| 高リフレッシュレート | ☓ | 
| アプリクローン | ○:メッセンジャー、SNS系のみ | 
| PCモード | ☓ | 
| 外部映像出力 | △:ワイヤレスのみ対応/ケーブル出力不可 | 
| 戻るボタン入れ替え | ○:他にジェスチャーも選択可 | 
| クイックランチャー | ○:スマートサイドバー | 
| ワイヤレス充電 | ☓ | 
| DRMコンテンツ | △:L3/SDまで対応/HDRなし | 
| ゲームモード | ○ | 
| 冷却システム | ☓ | 
| 防水防塵 | ☓ | 
| FeliCa | ☓ | 
| テレビ | ☓ | 
| MicroSD内部ストレージ化 | ☓ | 
| 2回線同時待ち受け | ○:4G+3GのDSDS | 
Realme 5iのカメラ

Realme 5iは4つのカメラが搭載されていて、通常撮影以外に【超広角】【マクロ】【ポートレート】撮影できることがウリです。
ファーストインプレッションですが、若干ピント調整が甘いかな?という印象。スマホで見ると結構キレイなんですが、PCに出力して大きくすると粗が目立つという感じです。カメラが異なると若干色合いも変わりますが、この価格帯なら頑張ってる感じです。
写真は人それぞれ感じ方が異なるので、まずはパパっと撮影してきた写真を見て画質をチェックしてみて下さい。
▼AIオフ(左)とAIオン(右)。AIは見た目のイメージを壊さない程度にやや色が濃くなるくらいのライトなチューニングのようです。↓
▼通常カメラ(左)と超広角カメラ(右)で撮影した写真。歪みも気にならないレベルに仕上げてくれました。↓
▼料理の写真。見た目より少し白っぽいかな?という感じ。↓

▼通常撮影(左)ポートレート(右)。ややエッジ処理の甘さが見られます。↓
▼マクロカメラで撮影した写真。若干色合いの違いが気になりました。↓
▼一通り使ってみたのですが、カメラの操作感は微妙です。通常撮影以外に倍率を1倍、2倍、5倍に切り替えるボタンは搭載されていますが、デフォルトでは広い範囲を撮影出来る超広角カメラへの切り替えは画面上部、マクロカメラや夜景モードへの切り替えは格納されているリスト、ポートレートはシャッターボタン上のクイックメニューから選択するようになっていて覚えるのが超絶面倒くさいです。シャッターボタン上のクイックチェンジ出来る項目も編集できないので慣れるしか無いかなという印象でした。↓

その他、夜間撮影や動画、インカメラが気になる方は後日のアップデートをお待ち下さい。
Realme 5iのディスプレイ
▼Realme 5iのディスプレイは一般的なFHDクラスよりも解像度が低いHDクラスを採用。使い始めは「やや荒いかな」と感じましたが、しばらく使っていると目が慣れてしまい僕は気にならなくなってしまいました。↓

▼Realme 5iはノッチ表示を隠す機能が搭載されているのですが、一括ではなく個別で表示を切り替えられるのはGoodです。表示がおかしいアプリのみで適用させることが出来るのはありがたい。↓

Realme 5iのサウンド関連
▼Realme 5iのスピーカーは本体下部のみに搭載されているシングルスピーカー仕様です。音質はスッカスカで結構大きな音量は出せますが価格なりといったところです。ステレオで楽しみたい場合はイヤホンジャックも搭載しているのでヘッドホンやイヤホン使いましょう。↓

ちなみにヘッドホンなどを接続するとサウンド項目でReal Original Sound技術とやらが使えるみたい。このモードではイコライザーが使えたりサウンドエフェクトが利用できるみたいです。この点が気になる方は後日検証して情報アップデートしますのでお待ち下さい。
Realme 5iのバッテリー関連

それほど使い込んでないので肌感覚で申し訳ないのですが、しばらく使う限りバッテリー持ちは悪く感じません。バッテリー容量も5000mAh搭載しているのと、端末のパフォーマンス的にそれほど高負荷な使い方はしないので、僕の場合は2日ほどバッテリーが持ちそうです。
あと、ワイヤレス充電に非対応なのですが、この価格帯のスマートフォンなら普通なので特に問題視はしてません。バッテリー関連の特別な機能としてリバースチャージ(Realme 5i自体をモバイルバッテリー代わりにして他のスマホなどを充電する機能)が備わっているようですが、MicroUSBのOTGケーブルがどっかに行って捜索中なので、気になる方は後日検証して情報をアップデートしますのでお待ち下さい。
Realme 5iまとめ

ファーストインプレッションで触る限り、Realme 5iで十分と感じる方がとっても多いんじゃないかと感じます。個人的に低価格なモデルで気になるのは【端末の質感】【普段使いでのパフォーマンス】【カメラ画質】なのですが、どれも約2.1万円という価格から考えると「お、なかなか頑張っているな。」という印象を持つことが多い端末でした。
対応バンドの少なさや、おサイフケータイ、防水防塵などに非対応であることは海外スマホのご愛嬌として、その他の使い勝手は国内SIMフリースマートフォンと大きな違いはなく非常に扱いやすい部類の海外スマートフォンです。
これから更に検証して情報をお届けしますが、ガルマックスの基準ではなかなかの優良端末です。それでは情報アップデート時はTwitter・Facebookでお伝えするのでフォロー宜しくおねがいします。
Realme 5iの公式サイト
Realme 5iの公式サイトは以下です!













