Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading VersionのCPU/GPUのスペックとゲーム性能、実機動作まとめ

2026年5月に登場したSoC「Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Version」のスペック、実機での処理性能とゲーム性能、実際の動きをチェックしてみました。

なお、本記事で紹介する内容は「目安」です。スマートフォンやタブレットはSoC以外に画面の解像度、メモリ搭載量、ストレージの速度などで動作が変わってきます。

Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading VersionのCPUとGPUのスペック

SoC Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Version
CPU 最大4.74GHz
GPU 最大1.3GHz

Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionの処理性能

▼ガルマックスではSoCを6つの性能帯に分けています。Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionは記事執筆時点で最上位クラスのハイエンド帯にあたるSoCです。

今回、処理性能の検証に使用した機種はREDMAGIC 11S Pro/メモリ16GBです。

REDMAGIC 11S Proの本音レビュー!原神144Hzプレイも快適!ゲーム以外でも日常スマホとして優等生

Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionの実機AnTuTuスコア

端末の性能を数値化するAnTuTuベンチマークで実機測定してみましょう。

▼Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionの実機AnTuTuのスコアは総合スコアが4,173,497点、GPUスコアは1,546,350点、UXは878,503点となっていました。↓

Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionは、Snapdragon 8 Elite Gen 5のクロックアップ版で、CPUクロックは4.61GHz→4.74GHz、GPUクロックは1.2GHz→1.3GHzとなっています。

手っ取り早く処理性能を向上させるにはクロックアップが有効で、Snapdragon 8 Elite Gen 5比でAnTuTuスコアも総合スコア・GPUスコア共に向上していました。

クロックアップは処理性能を向上しますが、それと引き換えにより発熱します。このあたりは各社の冷却システムに左右される部分なので、購入前にしっかり発熱状況を確認しましょう。

▼以下は2026年現在におけるAnTuTuベンチマークスコアの動作目安です。本端末がどの性能帯に相当するかチェックしてみましょう。↓
AnTuTuスコア(V11)動作・操作感
総合スコア:約270万点以上
GPUスコア:約80万点以上
(ハイエンド)ヌルヌル。動作に不満なし
総合スコア:約200万点〜270万点
GPUスコア:約60万点〜80万点
(準ハイエンド)サクサク。重いゲームもOK
総合スコア:約140万点〜200万点
GPUスコア:約30万点〜60万点
(ミドルハイ)重いゲームもなんとか
総合スコア:約70万点〜140万点
GPUスコア:約15万点〜30万点
(ミドルレンジ)軽いゲームくらいなら
総合スコア:約40万点〜70万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
(エントリー)必要最低限
総合スコア:約40万点以下
GPUスコア:約5万点以下
(ローエンド)サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
スマホの実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ

Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionのゲーム以外の動き

Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionを搭載するスマートフォンでゲーム以外の動きをチェックしてみます。

▼ホーム画面操作、WEB閲覧(Yahoo!ニュース)、動画視聴(YouTube)の動作はこんな感じでした。動作は許容範囲でしょうか。↓

上のようなライトユースではストレスフリーです。日常使いはパワー不足に悩まされることなく長期的に使っていける性能です。

Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionのゲーム性能

ライトな使い方は先程検証しましたが、次はゲームを試してみます。検証では重量級ゲームの原神、最重量級のアークナイツ:エンドフィールドを使います。

なお検証結果により他ゲームでの大体の動作目安も分かります。

  • 大部分で30FPS未満は画質やフレームレートを妥協する必要があったり、それらを妥協しても遊べないゲームが出てくる。
  • 大部分で30FPS以上が出ていれば大多数のゲームは遊べるレベルで動作する。画質を妥協することで大多数のゲームは快適に動作する。
  • 下限FPSが60FPSに近づくほど画質と高フレームレートを維持しやすくなる。また下限50FPSを超えるとと大多数のゲームは快適レベルで動作する。(Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionはこれに該当します)

計測結果で平均FPS(AVG)と下限平均FPS(5%Low)が10FPS未満なら快適判定、10FPSを越えるなら画質調整を行ってフレームレートの底上げがオススメです。

▼原神は最高設定+60FPSでも軽すぎるので、REDMAGIC 11S Proのゲーミング機能からフレーム補間を有効化して144FPSでプレイしてみました。結果は平均144FPS、下限平均FPSが140.8FPSと144FPSプレイも全く問題ありません。↓

▼続いて最重量級のアークナイツ:エンドフィールドで検証します。こちらはフレーム補間に対応していないので、画質最高設定+60FPSで測定。結果は平均60FPS、下限平均FPSが59.2FPS。最重量級ゲームもビクともしないほどハイパワーです。↓

ゲームの画質設定について
ゲーム性能の検証でよく見かける原神での画質最高+60FPS設定はSoCの底力を見るためのベンチ的な設定です。このような設定は発熱も高くなり電池持ちも悪くなります。ベンチ的な楽しみ方ではなく、「ゲームを楽しみたい」という目的の方は、ゲームの画質設定は妥協できるまで下げてFPSを上げる方向性の煮詰め方をガルマックスはオススメしています。

Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionの動作目安まとめ

Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionは2026年6月時点で世界最高峰の性能を誇るSnapdragon 8 Elite Gen 5をさらにパワーアップしたSoCです。

有り余るパワーを持っているのでゲーミングモデルによっては、より高いフレーム補間に対応するなどリッチな体験ができるSoCです。

懸念点は発熱です。クロックアップしているのでスマホメーカー側の発熱対策だけでは不十分な場合も想定されるので、外付けの冷却ファンなどの併用も考えておきましょう。

ゲームで高画質と高フレームを両立したいと考えている人、ゲームで頂点を目指している人、圧倒的な映像美でゲームを楽しみたい人に申し分ないSoCです。

Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Version搭載製品の一覧

Snapdragon 8 Elite Gen 5 Leading Versionを搭載する製品は以下です。

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