「Snapdragon X2 Plus」発表!80 TOPSのNPU搭載のノートPC向けSoCが登場!

Qualcommから「Qualcomm Snapdragon X2 Plus」というノートPC向けのSoCが発表されました。
Snapdragon X2 Plusの概要
Snapdragon X2 Plusは、3nmで製造されるSoCで、Snapdragon Xシリーズの中間グレードに位置します。X2P-64-100と廉価版のX2P-42-100の2種類が用意されています。

CPU
CPUには第3世代のQualcomm Oryonを搭載、構成は以下の通り。
- X2P-64-100:6×プライムコア + 4×パフォーマンスコア、最大4.04GHz
- X2P-42-100:6×プライムコア、最大4.04GHz
先代のX Plusと比較して、シングルスレッド性能が35%、マルチスレッド性能がX2P-64-100は17%、X2P-42-100は10%向上したとのことです。
GPU
GPUにはQualcomm Adreno X2-45を搭載。
X2P-64-100は最大1.7GHzで動作し、先代と比較して29%のパフォーマンス向上が見られるとのことです。
X2P-42-100は最大0.9GHzで動作し、先代と比較して39%のパフォーマンス向上が見られるとのことです。
NPU
NPUにはQualcomm Hexagon NPUを搭載。1秒間に何回演算できるかを示す値のTOPSは80。先代の45 TOPSから78%もパフォーマンスが向上しています。
メモリ/ストレージ
対応メモリはLPDDR5X(9523MT/s)で最大128GB。先代はLPDDR5X(8448MT/s)で最大64GBまでだったので、より高速で大容量のメモリが使用可能になっています。
ストレージ規格は、NVMeがPCIe 5.0(Dual)、UFSがUFS 4.0です。先代はPCIe 4.0までだったので、ワンランク上の規格が利用可能になっています。
ディスプレイ
解像度とリフレッシュレートは4K@144Hzに対応しています。
通信/オーディオ
FastConnect 7800を搭載し、最新規格のWi-Fi 7をサポート。モデムにはQualcomm X75 5G Modem-RFを搭載しています。
Bluetooth 5.4に対応。
通信周りは全体的に型落ちモデルが使用されているようです。
まとめ
Arm PCは、従来のPCに比べてバッテリー持ちが良く、モバイルノートPCに最適です。
ある程度の性能がありつつ、コストが掛かりすぎないX2 Plusシリーズは普及に一役買うのではないかと期待しています。
ただ、Arm PCはソフトウェアの対応がどうしても追いついておらず、ほとんどのアプリがエミュレータ動作か動かないかの二択状態です。
そのため、筆者もまだ手を出せていません。うーむ、頑張ってもらいたいところです。