ソフトバンク、ahamo対抗で1回5分の無料通話付き月額2,980円プランを明日発表か

ソフトバンクが22日にドコモの新料金プラン「アハモ」に対抗するプランを発表すると日経新聞が報じています。受付はオンラインのみ、また本家ソフトバンクのプランとワイモバイルの料金体系も値下げになる可能性があるとか。

ソフトバンクの新プランが明日発表、と日経の報道

ドコモがオンライン受付限定で店舗サポートなしの新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表したのが12月3日。auがその対抗とも言えないしょんぼりプランを発表したのが12月9日。

先ほど日経新聞が「明日22日にはソフトバンクが新料金プランを発表するよ」との記事を公開しました。

ソフトバンクは2021年3月にも、月額2980円の新料金プランの提供を始める。データ容量は20ギガ(ギガは10億)バイトで、手続きをオンラインで完結する割安プランの位置づけ。新プランは料金水準やデータ容量、オンラインに手続きを特化する点がNTTドコモが3日打ち出した新プラン「アハモ」と同じ。ソフトバンクは新プランでドコモに対抗する。

ソフトバンクも月2980円 20ギガ、ドコモ対抗

内容はアハモそっくり、LINEモバイルでの展開?

日経新聞のリークと言ってもいい内容ですが、報道内容はアハモと酷似しています。月間通信容量20GB、5分カケホ、オンラインのみ対応で月額料金2,980円。ただ5G対応かどうかは記述がありませんでした。

ちょっと気になる情報なんですが、日本経済新聞によると気になるワードが。

  • ソフトバンクがLINEモバイルを吸収合併して新サービスを開始する
  • 新プランは”ソフトバンクの通信回線を使う”

としてます。つまり、ソフトバンクの新プランはLINEモバイルが軸になるのでは。今後のソフトバンク系の料金体系はざっくり分けて以下の4つになる?

  1. ソフトバンク本家(店舗・オンライン)
  2. ワイモバイル(店舗・オンライン)
  3. LINEモバイル(店舗・オンライン)
  4. LINEモバイル新ブランド?(オンラインのみ)

LINEモバイルは仮想移動体通信事業者(MVNO・格安SIM)の会社なので、気になるのは通信品質面。

ahamoはドコモの新プランとして打ち出されたので通信の品質はまだ安心感があるんですが、ソフトバンクの新プランでLINEモバイルが軸となれば通信の安定性でahamoに劣るんじゃないかと懸念してます。

ソフトバンク本家・ワイモバイルの料金にも変化がある?

ソフトバンクの新プランが加わることで気になるのが、ソフトバンクの主力プランとサブブランドのワイモバイルの料金。

ドコモはahamoの発表後に主力プランであるギガホ・ギガホライトの値下げを行い、auやソフトバンクの動向が注目されていました。auは前述通り主力プランの拡充でデータMAX 5G with Amazonプライムを発表したので、残るはソフトバンクのみ。

ソフトバンクは50GBの容量+対象の動画SNSが使い放題のメリハリプランが主力ですが、現時点では唯一5Gプランで使い放題ではないので、ソフトバンクもテコ入れしてくると予想してます。

また、ソフトバンクの新たなプラン登場で立ち位置が微妙になってくるのがワイモバイル。既に20GBのプランを出していますが、LINEモバイルを軸とした新プランが登場するなら、今のままではちょっとお得感が無いですよね。

個人的にワイモバイルはソフトバンクの主力プランと新サービスの中間的料金に刷新され、高品質な通信と合わせて訴求してくるかも知れませんね。

ソフトバンクは2020年12月22日10時から「新しい料金サービスに関する発表会」をライブ配信するので、どのようなプランが発表されるか楽しみに待ちましょう。

▼ソフトバンクが新しい料金サービスを発表。以下で発表内容をまとめています。↓

ソフバンはデータ無制限で6,580円、ワイモバは値下げで5G対応、LINEモバイルは新ブランドでahamo対抗

ページトップへ