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Teclast T40 Pro発表!他のT40シリーズとの違いは少ない!?詳細をチェック!

Teclast T40 Pro

Teclastが新型タブレットT40 Proを発表!もうすっかりお馴染みとなったUnisoc T618を搭載したタブレットです。

2022年12月15日追記:AmazonではT616版が販売されています。Android 12搭載となった様子。詳細はこちら

T40 Proの特徴

T40 Proの特徴は以下の通り!

T40 Proのハイライト

  • ミドルレンジ中位クラスのスペック
  • 18W PD充電に対応。バッテリー容量も微増
  • インカメラ、アウトカメラ共に画素数が向上

▼T40 ProのデザインはT40シリーズの伝統である板状デザインを踏襲。カメラ周りのデザインはT40 Plusに近い印象を受けますね。↓

Teclast T40 Pro

▼ジルコニウムを用いたサンドブラスト加工により新たな感触をもたらしているとのこと。↓

Teclast T40 Pro

サンドブラスト加工は成型時に発生したバリ取り以外にも艶消し効果を生み出し、均一に凹凸が発生することによる滑り止め効果が生まれたりと利点は多いです。

サンドブラスト加工自体は一般的によく行われている加工なので特別アピールする点ではないかもですが、Teclastとしては筐体にもこだわっているよという点をアピールしたいのじゃないかと思っています。

▼T40 Proに搭載されるSoCはUnisoc T618。Teclastのみならず競合他社でも採用例が多いミドルレンジSoCとなります。↓

Teclast T40 Pro

T618がミドルレンジとしてバランスに優れたSoCであることは間違いないですが、Proを名乗っておいて他のT40シリーズ(T40 5Gを除く)やM40シリーズと同じSoCを続投し続けるのは微妙だなぁと思ったり。

メモリ/ストレージも8GB/128GBとミドルレンジとしては多めとはいえ、T40 Plusから変更がないのも痛い点。せめてストレージ容量は256GBに倍増して欲しかったところです。

▼ディスプレイは10.4インチのFHD+(2,000×1,200)解像度。この辺りの仕様もT40 Plusとほとんど同じです。↓

Teclast T40 Pro

T40 Plusからあまり変化が感じられないのは残念ではありますが、ディスプレイの品質が悪い訳ではなさそう。

流石にハイエンドタブレット並みの品質ではないにしても、ミドルレンジタブレットに相応しいクオリティではないかと思います!

▼スピーカーも引き続きクアッド方式を採用。四隅に配置されているので、スピーカーを完全に塞いでしまう心配はなさそうです。↓

Teclast T40 Pro

耳にタコが出来るくらいタブレット紹介の際に書いている事柄なんですが、スピーカーの数と音質は比例しません。音質に関してはT40 Proの実機で聴いてみないと分からないのは留意しておきましょう!

T40 Proは念願の18W(9V/2A)PD充電に対応。T40 Plusは5V/2.5Aまでだったのでこの点は進化していると言っていいでしょう!↓

Teclast T40 Pro

バッテリー容量も6,600mAhから7,000mAhへ微増。400mAhしか増量していないですが、やっぱり多いに越したことはありません。この変更によるバッテリー持ちの改善にも期待できそうです。

▼電源周りの改善以外に大きな変更点がカメラ。アウトカメラに1,300万画素、インカメラに800万画素のカメラを搭載しています。

Teclast T40 Pro

カメラ性能は画素数だけで一概には言えないですが、T40 Plusではアウトカメラが800万画素、インカメラが500万画素のレンズを搭載していたので、画素数が向上した点は大きいでしょう。

▼インカメラの横には距離センサーも搭載。イメージ画像や文言から推測するにToFセンサー相当のものかなと推測しています。↓

Teclast T40 Pro

ただ、公式サイトには顔認証についての言及がないので、距離センサーが生かされているのかどうかは実機を触ってみないと分からないですね。

T40 Proは4Gに対応。T40 5Gと違い5G通信には非対応なのは注意です。↓

Teclast T40 Pro

4Gは通話も可能でDSDSも可能とありますが、SIM 2とMicroSDの排他利用になるのは注意が必要です。

また、バンド構成も公式サイトで記載はありませんでしたが、他のシリーズと同じ構成だと仮定するなら中国向けのバンドで固められていると思われますので、この点もご注意ください!

他のT40シリーズと比べて代わり映えしない構成。Proとはいかに?

Teclast T40 Pro

T40 Proの価格は公式で1,199元(約2.2万円)と「まぁこんなもんだよな」と感じる値段設定です。

他のT40シリーズと比較すると、スペック的には電源周りとカメラが変わったくらいでSoCやメモリ、ディスプレイなど主要な部分はほぼ変わらないので、新鮮味は非常に薄いです。

ですので、すでにT40シリーズのいずれかを使っている方はT40 Proに買い替える必要はありません。そのまま大事に使ってやってください。

逆にT20やT30など旧機種を使っている方はいい感じに進化しているのが分かると思うので、買い替え候補に入れてもいいんじゃないかと思います。

最後に、スペックが似通ったT40 ProとT40 Plusのどちらを購入した方が良いかについて書きます。

公式直販では同じ1,199元で設定されていますので、価格が同じならT40 Proを選んだ方がいいでしょう。逆にT40 Plusが安くなっているならT40 Plusを選んで問題ないでしょう。双方に価格差がある場合はどちらか安い方を買えば問題ありません。それくらいスペック上の違いはほとんど無いです。

Teclastさん、Tシリーズはせっかくのフラッグシップなんだから、違いの少ない金太郎飴の乱発はやめるかMシリーズに任せて、「これぞTシリーズ!」と感心するような製品をじっくり開発してください!これだけが私の願いです!!

▼T40 Proの詳細なスペック・対応バンドはこちら↓

Teclast T40 Proのスペックまとめ

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