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結構良いじゃん!Dimensity 700搭載のコスパ機「UMIDIGI F3 5G」のレビュー!

UMIDIGI F3 5G

UMIDIGIは一時期タフネスモデルに力を入れていたが、久しぶりにスタンダードモデルが出た。その名も「UMIDIGI F3 5G」であるッ!

そんなUMIDIGI F3 5Gの試用機会を頂いたのでレビューする!ちなみにTwitterで言ってた手書きの「JP」と技適ナンバーがペケポンだった件は試用端末だかららしい。

そんなんおっさん知らんがな!ちゃんと言っといてや!ビックリしたわ!一応念の為に「一般販売のやつは大丈夫なの?」と聞いたら、ちゃんとなってるらしいから安心してくれとのことである。

UMIDIGI F3 5Gのスペック、ベンチマーク、検証結果まとめ!

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調べたら割と希少でコスパ良さげな機種だった!

Dimensity 700搭載モデルは2021年頃からポロポロ出ていたわけだがその多くがメモリ4GB+容量64GBで、SoCはそこそこパワフルなのにメモリと容量はエントリーな感じが一般的だった。

でだ、調べてみたら2022年9月時点だと近場で発売されるのがドコモやauで10月下旬発売のGalaxy A23 5Gってモデルなのだが、これも例に盛れずメモリ4GB+容量64GB。

そう考えるとSIMフリーで技適もあって周波数も充実、しかもメモリ8GB+容量128GBとミドルハイクラスの仕様を詰め込んでいるUMIDIGI F3 5Gは割と希少なモデルなのである。

ちなみにSIMフリーモデルだとモトローラのmoto g50 5Gが価格32,800円で売ってるが、執筆時点でUMIDIGI F3 5Gは約3.15万円。ちょっぴり安いのにメモリは2倍にパワーアップ、しかも超広角カメラまで使えるってんだからコスパも中々ではないだろうか。

▼執筆時点の価格は218.99ドル。このとき1ドル144.08円だから日本円にすると31,552円だ。なお価格はコロコロ変わるから記事下部の購入先からチェックしてみてくれ!↓

最大のウリは5G対応!楽天モバイルは繋がらんかった

UMIDIGI F3 5Gのウリと言えば製品名にも入っている通り「5G」が使えることである。

は?いまさら5G対応がウリ?とか言うでないぞ。UMIDIGIにとって大事なことなんだ。なんせ、(俺の記憶が正しければ)スタンダードタイプのUMIDIGIスマホでは5Gモデルがなかったからな!(ちなみにタフネスでは5G対応モデルはある)

▼ってことで、UMIDIGIのスタンダードタイプスマホで5Gに対応した歴史的モデルなのだ。見よ!光り輝く5Gのピクトアンテナを!↓

UMIDIGI F3 5G

まあ5G対応ってのは2022年だとパンチがめちゃくちゃ弱いが、今後、UMIDIGIのスタンダードスマホでも5Gモデルがザクザク出てくるかも?と考えたら良いことではないか。頑張れUMIDIGI。俺は応援しているぞ!

どのキャリアで利用できるかは少し戻ってもらうと検証表があるのでそこに書いているが、なぜか楽天モバイルだけ繋がらなかった。なので!もし、「UMIDIGI F3 5Gで楽天モバイル使えたぜ!」という方は知らせてくれ!

日常使い向けの性能。ゲーム用途なら物足りん

UMIDIGI F3 5Gを1週間ほどメインスマホとして使ってみたが、割と快適に動いてくれる。これもメモリ8GBのおかげなんだろうか。

WEBブラウジング、SNS、TikTok、スマニューなど俺が使う範囲では普通に使える。性能もそこそこ高いから人によってはメインスマホとしても十分使えそうだな、という印象である。

ちょっと気になったのはスクロールの滑らかさ。これ、高リフレレートではないんだけど、なんだか60Hzすら出てないような…。60HzのiPhone 13 miniと比較しても明らかに滑らかさが劣るんで人によっては気になるかもしれん。まあ俺は許容範囲だから大丈夫だけど。

▼3Dゲームは苦手だな。APEXはライトに遊ぶくらいなら良いけど、本格的に遊ぶならパワー不足である。↓

UMIDIGI F3 5G

▼原神ではデフォルト「最低」設定。この状態でフレームレートを60に設定してFPSを測定してみた。ローディングは遅め、元素爆発時の最低FPSは33。↓

全てのゲームが、という訳ではないが、スマホの使い方でゲームが上位に入っているのであればもう少し性能の高いモデルを選んだほうが良いんじゃなかろうか。

カスタムボタンが便利!PayPay用に使ってる

UMIDIGI F3 5Gはカスタムボタンを本体左側面に搭載しているんだが、アプリなんかもショートカット起動できる。

▼俺はPayPayを登録。ワンクリックだと誤爆しそうだからダブルクリックで発動するようにしている。↓

UMIDIGI F3 5G

これでレジで「あれ?PayPayアプリどこだっけ」ってな感じでモタツクこともない。

UMIDIGI F3 5Gってサイドバー的なクイックランチャーが無いからカスタムボタンは俺的に結構ありがたかったところである。是非活用してくれ。

あれ、結構カメラ綺麗じゃん!

良く使う機能といえばカメラ。このクラスのカメラはオマケ程度ってのが多いんだが、UMIDIGI F3 5Gは割と使える印象である。

▼AI対応で結構綺麗に撮れる。室内でも明るく撮影できた。案外使える。「カメラそんなに使わんしこのくらいの画質で十分だわー」って人も多そう。

メインカメラで撮影。AIオンで青空が色鮮やかになった
超広角で撮影。AI使えないから結構暗くなった。これは微妙だな。
メインカメラで逆光撮影。割と頑張ってるではないか。
メインカメラで撮影。フレンチブルのロッタちゃん。
メインカメラで室内撮影。これ招き猫。8,000円。高い。
白色の皿が青くなってしまった
マクロ撮影。500万画素だからそこそこ高精細
Nightモードで撮影。スマホで見るくらいなら十分

さすがにカメラ推しのスマホには敵わんが、俺みたいに記録撮影がてら写真を撮るくらいなら十分であろう。

YouTube視聴機としては使える

UMIDIGI F3 5Gは6.7型の大画面を搭載。液晶だが発色も悪くないし普通に綺麗。でだ、大画面と言えば動画視聴である。ってことでYouTubeを視聴してみたが特に問題なし。普通に見れる。という訳でYouTube試聴機としては合格である。

▼続いてはNetflix!って思ってたが…おい。Netflix対応してないじゃないか!

UMIDIGI F3 5G

ってことでNetflixはapkファイルからインストール(非推奨)して視聴しているんだが、このあたりは初心者だとちと厳しいんじゃなかろうか。なのでYouTubeやTikTok見るくらいが良いところであろう。

質感はそんなに悪くない!けどデザイン古め

UMIDIGI F3 5Gの質感はそんなに悪くない。丸みを帯びたデザインで大画面ながら持ちやすいし、大きさの割に軽めだから大画面モデルとしては扱いやすい。

ただ、デザインは古め。インカメラも水滴ノッチだしな。あと背面のデッカイロゴは好みが分かれそうである。↓

懐かしの水滴ノッチ
背面にはデカロゴ
左にSIMスロットとカスタムボタン
右は音量と指紋センサー付きの電源ボタン
上部にイヤホンジャック
下部にUSB-Cとスピーカー

ボタンの配置とかは結構良かった。大画面モデルだが各種ボタンがサイドフレームの中央付近に備わっているから操作性は良好である。

バッテリー持ちが良い!2日は余裕で持ってる

まあバッテリー持ちは使い方によりけりではあるが、ゲームをしないなら結構電池もちが良い。ちなみにバッテリー搭載量は5,150mAhだから一般的なスマホよりも大容量である。ライトユーザーなら2日、いや、3日は余裕で持つんじゃなかろうか。

▼あとチャージャーは18Wが付属。ちゃんと穴開きの日本向けプラグなのでそのまま使える。↓

UMIDIGI F3 5Gまとめ

付属品は本体以外に透明ケース、18Wチャージャー、USB-Cケーブルが入っていた

実際に触ってきたがゲーム以外なら割と快適だし、カメラもそこそこ使えるし、日本で手に入るDimensity 700搭載機を検討しているならUMIDIGI F3 5Gは想像以上に魅力的な選択肢と言えよう。この価格でメモリも容量も大盛りだしな。

ただ、Netflixをapkからインストールする必要があったり、楽天モバイルで通信ができなかったりとクセがあったのは事実だからこのあたりが問題なければの話だけどなッ!

あと、このクラスになると「値段の安さ」がダイレクトに旨味に変わってくる。初売りセールが199.99ドル(2.8万円)とアホみたいに安価で売られていたが、この価格ではもう手に入らんかも知れん。

そうなってくると3万円強くらいが現実的に旨味のある価格になってくる。けっこう価格がコロコロ増減しているから以下から価格をチェックして3万円前後であれば検討してみてくれ!

UMIDIGI F3 5Gの割引情報・購入先まとめ

■メモリ8GB+容量128GB■
初出時価格→218.99ドル
過去最安値→199.99ドル

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