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Vivo iQOO Neo3のレビュー!AnTuTu59万で約4.4万円!高コスパだけど敷居は超高かった!

Vivo iQOO Neo3

なに!?Snapdragon 865採用なのに価格が約4.4万円だと!?ハイエンドモデルながら究極の安さを誇るVivo iQOO Neo3は一体どんな端末なんだ!?

というわけでVivo iQOO Neo3をAliExpressで購入しましたので、ガルマックスの毒男ライター柳生がVivo iQOO Neo3の実機レビューをお届けします!

目次をクリックすると各項目へ移動します

Vivo iQOO Neo3ってどんな端末?

  • 立ち位置:中国メーカーVivoのハイエンドモデルかつ、2020年ハイエンドではかなりのコスパを誇るモデル
  • 特徴1:フラット、パンチホール形状で最大144Hzのリフレッシュレートに対応したディスプレイ
  • 特徴2:ストレージ規格はUFS3.1を採用し、アプリ、ファイルの読書速度が非常に早い
  • 特徴3:CPU周波数を高めるオーバークロックが可能。高いパフォーマンスを更に引き上げられる
  • 気にいった:144Hz表示のヌルサクさが満足度高い、あらゆる場面で不満を一切感じない性能の高さ、豊富なカスタム項目に各種エフェクトでグラフィカル
  • 気になった:Googleサービス導入がかなり手間。さらにランチャー変更などの設定はVivoアカウントを作る必要があり、他スマホより圧倒的に敷居が高い

↓ガルマックスジャッジ↓

総合評価 ★★★☆☆ 3点
性能 ★★★★★ 5点
カメラ ★★★★☆ 4点
ソフトウェア ★★★★☆ 4点
対応バンド ★★★★★ 5点
ディスプレイ ★★★★☆ 4点
サウンド ★★★★★ 5点
バッテリー ★★★★★ 5点

Vivo iQOO Neo3の詳細スペックや特徴

▼Vivo iQOO Neo3の詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。↓

Vivo iQOO Neo 3のスペック・対応バンドまとめ!SD865で約4.1万円。こんなん買ってまうわ!

外箱のクオリティが高い!部屋に飾りたくなるレベル

本来はあまり外箱について取り上げないんですが、あえて取り上げさせてください。というのもVivo iQOO Neo3の外箱、かなりこだわっているんです!模様はカーボン模様かつ手触りも上質。蓋の形はナナメに切り込まれた形。外箱のデザインはメチャクチャ・イイ!

Vivo iQOO Neo3
黄色いラベルはオリジナルシールが貼ってある!これも珍しいポイント
Vivo iQOO Neo3
カーボン模様はスポーティーでカッコいい!さらにリアルな感触で質感も満足モン
Vivo iQOO Neo3
フタは形状がナナメに切り込まれたスタイルとなっている。他スマホでは見られない高次元クオリティな作り込みは一見の価値あり。「開封時のワクワク感」もじっくり感じられた

付属品は充実構成!44W充電器も付属している

Vivo iQOO Neo3
付属品は「44W充電器」「ケーブル」「スタートガイド」「ロングタイプSIMピン」「ソフトなクリアケース」の嬉しいフルセット
Vivo iQOO Neo3
充電器はVivo iQOO Neo3に対応する超急速充電の44W出力に対応。端子が折り畳めないのは唯一気になる
Vivo iQOO Neo3
カバーはクリアなふにゃ~ふにゃ~タイプ。
Vivo iQOO Neo3
装着時の写真。Vivo iQOO Neo3の見た目そのままで使えるのが嬉しい!さらにカメラの出っ張りもフラットにしてくれるのもナイスなポイント

また、Vivo iQOO Neo3はデフォルトで輸送防止用のフィルムが貼ってありますが、あくまでオマケ程度の品質っす。なのでVivo iQOO Neo3を買ったあとは別途でフィルムを調達するのがオススメ!

Vivo iQOO Neo3の保護フィルムはPDA工房さんからリリース済みです!様々なフィルムタイプがリリースされております。

Vivo iQOO Neo3
PDA工房さんで購入可能なVivo iQOO Neo3の専用フィルム
Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3に実際に貼り付けた写真。反射低減タイプなので指紋が付きにくく、触り心地はとってもなめらか

Vivo iQOO Neo3の外観!

Vivo iQOO Neo3は6.57インチの大画面ディスプレイ、形状はフラットで右上配置のパンチホール型となっております!デカい&広い!

Vivo iQOO Neo3
他社ハイエンドとは異なり、エッジ形状ではなくフラット形状なのでとっても視認性がイイ

Vivo iQOO Neo3の外観はこんな感じ。カラーはブルー系となります!ボディは流石ハイエンドというべきクオリティですね!まるでオーロラみたいなルックスです。指紋が付きやすいのが気になるけど。

Vivo iQOO Neo3
角度によって色合いが青から紫に変化する。思わずニヤリとするような美しさ
Vivo iQOO Neo3
右側には指紋センサー一体型電源キーと音量キーが配置
Vivo iQOO Neo3
左側面は上部にSIMスロットが配置されている
Vivo iQOO Neo3
上部はノイズキャンセリング用マイク。さらに形状は若干ながらくぼみが入っており、より曲線美を感じさせるのも魅力
Vivo iQOO Neo3
下部はType-C端子、スピーカーとマイク、そしてイヤホンジャック。構成は充実しているが「そのまま穴を開けた」ようなデザインなので若干チープさも感じる
Vivo iQOO Neo3
カメラにはアクセントリングが入っている。ただこのアクセントリングは「そのまま印字した感」があり、ここも若干チープさを感じてしまう

SIMスロットはシンプルなデュアルSIMタイプとなっております!NanoSIMを2枚同時に挿せる形状っす。

Vivo iQOO Neo3
注意点として、ピンを挿す穴が深いため、ロングタイプのSIMピンが必要となる。Vivo iQOO Neo3付属のピンはなくさないようにしたい

Vivo iQOO Neo3の性能ってどんな感じ?

Vivo iQOO Neo3

性能、一切不満ございません。

Vivo iQOO Neo3の頭脳部分であるSoCは最高クラスのハイエンドSnapdrgon 865を搭載。それに加えてストレージ規格はUFS3.1を採用しているため、アプリの読み込みも超速い!これはマジで速い。

後述するAnTuTuスコアの点数も2020年モデルで最強クラスの点数をハジき出しており、この性能なら数年先でも安心して使えるでしょう!

ベンチマークで性能をチェック!

ド○ゴンボールでいう「スカウターで戦闘力を測る」コーナー。端末の性能を数値化するベンチマークで性能をチェックしてみましょう!

Vivo iQOO Neo3の実機でAnTuTu(Ver8)を測定しました!総合スコアは588,322点、GPUスコアは217,640点です!

Vivo iQOO Neo3

▼以下は現在市場で主流となっている各性能帯の参考スコアです。現時点で本端末の性能がどのランクに相当するか確認が出来ます!↓
AnTuTuスコア動作・操作感
総合スコア:約150万点以上
GPUスコア:約60万点以上
ヌルヌル、動作に不満なし
総合スコア:約100万点〜150万点
GPUスコア:約35万点〜60万点
重いゲームもなんとか
総合スコア:約50万点〜100万点
GPUスコア:約15万点〜35万点
軽いゲームくらいなら
総合スコア:約25万点〜50万点
GPUスコア:約5万点〜15万点
必要最低限
総合スコア:約25万点以下
GPUスコア:約5万点以下
サブ端末向き
▼ガルマックスでは色々なスマホのAnTuTuベンチマークがデータベース化されています。ユーザさんからもスクリーンショットを募集しているのでよろしければどうぞ。↓
実機AnTuTuベンチマークスコアまとめ[2020/05/28更新]

ストレージ速度はこんな感じ。流石UFS3.1を採用しているだけあって、ファイルの読書速度はとっても速い!特に読み込み速度は毎秒1.6GBの速さなので、アプリとゲームのロードもとっても快適。

Vivo iQOO Neo3

PUBGモバイルのスムーズ+極限はいける?

PUBGモバイルではクオリティを「HDR」まで設定できました。その時のフレーム設定はデフォルト「極限」となります!

Vivo iQOO Neo3
もちろんスムーズのクオリティでも極限フレーム設定に設定可能。どちらでも快適に遊べるが、発熱を抑えたければスムーズも検討してみよう!
Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3ならこんなに高画質でもサクサク遊べる
Vivo iQOO Neo3
やった!勝った!仕留めたッ!初めてのドン勝だッ!

Vivo iQOO Neo3の機能・仕様の検証結果

ガルマックスが力を入れている、実機レビューでしか分からない検証項目です!

ドコモ回線 データ通信:○
通話:○
ソフバン回線
ワイモバ回線
データ通信:○
通話:○
au回線 データ通信:☓(バンド表記では18と26に対応しているが、実機検証で接続できなかった)
通話:☓
楽天モバイル回線 データ通信:☓(バンド表記では18と26に対応しているが、実機検証で接続できなかった)
通話:☓
Rakuten Link:-
通知ランプ △:LEDランプ非搭載。フラッシュライトで着信、メッセージ、リマインダーを通知するタイプ
指紋認証 ○:側面式、電源キー一体型。速度・精度はバッチリ!
顔認証 ○:カメラ認証。とても高速で、暗所でも解除されやすい
アプリクローン ☓:項目はあるが中国アプリのみで、LINEやFacebookは非対応
PCモード
外部映像出力
戻るボタン入れ替え ○:ボタンのアイコンの変更も可能(3種類)
ジェスチャー操作 ○:従来式ジェスチャーとスワイプアップ方式が使える
クイックランチャー
DRMコンテンツ ○:SD/HDRなし
ゲームモード ○:ゲームターボ、画質、音質調整など細かな設定が可能
冷却システム
MicroSD
2回線同時待ち受け
ノッチ隠し △:一部アプリのみオンオフ切り替えできるが動作しない
高リフレッシュレート ○:スマート、60Hz、90Hz、120Hz、144Hz固定と柔軟に設定できる
表示モード ダークモード、読書モード対応。AoDは非対応
画質調整
逆充電
スピーカー デュアル:上部、下部のステレオタイプ
イヤホンジャック ○:本体下部
イコライザー ○:Super Audio、Hi-Fiイコライザー対応、聴覚最適化機能搭載
Photoshop Camera
備考 Googleサービス非搭載(別途インストール可能)、各種設定でVivoアカウントが必要

対応バンドではauおよび楽天モバイルに対応していますが、実際にau回線、楽天モバイルのSIMを挿しても圏外となり使えませんでした。もしVivo iQOO Neo3をお持ちで「au、楽天が使えた!」ということがありましたら、Twitterなどでおしらせいただけると幸いです!

日本語対応しているけどバリバリに中国仕様!

Vivo iQOO Neo3
待ち受けや設定はほぼ日本語に自動翻訳されているが、初期アプリやニュースフィードは中国語のオンパレードで、初見だと面食らう

このVivo iQOO Neo3、バリバリの中国仕様モデルなんです。ゆえに

  • 言語を日本語にしても初期アプリは九割九分九厘が中国語オンリー
  • デフォルトブラウザ、アプリストアも中国仕様のもの
  • キーボードも中国語のみ入力するタイプ
  • フォントも中国語のものなので、日本語言語でも漢字フォントが中国の簡体字に(変更可能)
  • Playストアを含め、Googleサービスが入っていない(ココ重要)

という部分が他のスマホと違うポイントかつ、扱いこなす上で大きな「ベルリンの壁」になってきます。

なので今まで通りの感覚で使おうとするとまともに使うことは非常に厳しく、敷居がメチャクチャ高いんですよね。ゆえにスマホ上級者向けで、人におすすめしにくいんです。まあ中国向けモデルだから仕方ないんだけど。

さらにタチの悪いことに、デフォルトランチャーの変更や外部アプリ導入(Googleサービス含む)などのカスタマイズを行う際には「Vivoアカウントを作成」しなければなりません。これけっこう…いや、ムチャクチャ面倒くさいっす。

Vivo iQOO Neo3
個人的に国内大手キャリアのSIMロックなみに嫌~な制約(´・ω・`)

Vivoアカウントはパソコンや他スマホで作成しよう

で、アプリのインストールなどに必要なVivoアカウント。Vivo iQOO Neo3からアカウントを作る際には電話番号が必要なんですが、その国コードに日本(+81)が入っておらず、Vivo iQOO Neo3本体からVivoアカウントを作ることは出来ないんです。これはひどい。

Vivo iQOO Neo3
「ほんならVivo iQOO Neo3でアカウント作成すればいいんでね?」って考えてた筆者。しかしそうはいかなかった…

ですが、パソコンや他スマホのブラウザ上では、「メールアドレスだけでVivoアカウントを作成できる」のが救い。ちなみにVivo iQOO Neo3のデフォルトブラウザだと中国語ばかりだし、おまけに検索エンジンも中国圏内のものなので、中国語がわからないとメチャクチャ厳しいです。パソコンか他のスマホで作ったほうがラクですョ。

Vivo iQOO Neo3
ちなみにVivoのデフォルトストアで「Google」と検索すると、アプリは出てくるがPlay ストアは出てこない

Google Playストアを突っ込むにはAPKファイルをパソコンからの導入がオススメ

パソコン上から「Google PlayのAPKファイル」を入手し、そのAPKファイルを直接Vivo iQOO Neo3に突っ込みましょう。USBケーブルでパソコンと接続すればVivo iQOO Neo3のディレクトリにアクセスできるので直接アプリを入れることができます。Google Playさえ導入できればバッチリ!

Vivo iQOO Neo3
ただしPlayストアの管轄外から直接APKファイルをダウンロードする際はウイルスなどのリスクもある。十分注意すること
Vivo iQOO Neo3
Playストアさえ突っ込めばあとはこっちのもの。ちなみに開発者サービスもPlayストアと同時にインストールされる

ランチャーを変更するには設定項目から変更を許可しよう

Playストアを導入できれば大半のアプリをいつもどおり使うことは出来ますが、ランチャーアプリ(Nova Launtherなど)を使って初期設定しても、デフォルトのランチャーを強制的にVivoランチャーに変えられてしまいます。厄介ッ!なのでここも設定で変更しなければなりません。

Vivo iQOO Neo3
【設定→セキュリティおよびプライバシー→その他のセキュリティ設定→システムランチャーの置き換え】からアクセスできる。オンにするには、例によってVivoアカウントのログインが必要。

充電時や顔認証などの各種エフェクトが豊富でチョー面白い

このVivo iQOO Neo3、他スマホよりも圧倒的に見栄えをカスタマイズ出来て面白い!充電時のエフェクトや顔認識中のアニメーションはもちろん、USBケーブル接続時のエフェクト画面オン/オフのアニメーションまで超細かく設定できるんです!これはすげぇなぁ。

Vivo iQOO Neo3
顔認証アイコンや充電時のアイコン、さらにUSBの接続エフェクトまで幅広く変えられるのが面白い

さらに、デフォルトランチャー上のみに限られますが、タッチした際に出てくる粒子のアニメーションまで設定できるんです。

Vivo iQOO Neo3
デフォルトのランチャー上でしか動作はしないのが残念だが、他スマホには見られない超グラフィカルな部分。一見の価値あり

ゲームモードの設定項目が豊富!ゲーマーさんにもオススメできる

Vivo iQOO Neo3はゲーミングスマホに劣らぬスペックはもちろん、ゲームモードも様々な設定を煮詰められるのも魅力です!e-Sportモードも搭載しており、ガチのゲーマーさん向けにも設定を煮詰められるのがスゴい。

Vivo iQOO Neo3
このゲームアシスタントはバックグラウンドアプリを制限したり通知、着信のブロックといったパフォーマンスを最適化してくれる。よりゲームの安定性を高めてくれるのだ
Vivo iQOO Neo3
着信、通知ブロックはもちろん、色合いを変更してより視認性を上げたり、解像度を落としてフレームレートを上げたりも可能
Vivo iQOO Neo3
ポップアップ画面を呼び出してのクイックな設定変更も出来る
Vivo iQOO Neo3
ナビゲーションジェスチャー操作に設定している際はヒントが表示される。「ヒントはありません」は「次回から表示しない」となる

CPUの周波数を高め最高のパフォーマンスを引き出すモンスターモードを搭載!ただし性能差はそこまで大きくない

Vivo iQOO Neo3、なんとCPUの周波数を最高にまで引き上げるモンスターモードに対応していました!ごく一部のゲーミングモデルでしか見かけないCPU周波数を高める機能が備わっているとは驚きっす。

Vivo iQOO Neo3
オンにすると炎のエフェクトが一瞬だけかかり、ホーム画面のアイコンはSFライクな見た目に変化!通知バーにもマークが出てくるのでオンオフ状態がわかりやすい

こちらでAnTuTuベンチマークスコアを測定したら、総合点数は596,218点、GPUスコアは216,483点でした!総合点数が7,800点ほどアップしておりますが、GPUスコアは1,150点下がっています。あまり大きい差ではないので、こだわりがなければモンスターモードはお好みって感じっす。

Vivo iQOO Neo3
もうちょっとで60万点の大台だった!惜しい!

iQOO UI自体の使い勝手はイイカンジ

独自OSであるiQOO UI。前々から気になっていたんですが、これ結構使いやすいしカスタマイズ性も豊富でイイカンジ!たとえば設定画面。片手でも操作しやすいように中央より下からの項目表示にも対応しております。

Vivo iQOO Neo3
片手でも操作がしやすく、けっこう気に入っている。ただ上部の紙飛行機のデザインは変えられないのでちょっともどかしい
Vivo iQOO Neo3
アプリ履歴画面は純正OSと同じだが、いつでも「すべて終了する」ボタンが表示されているのは高評価

リフレッシュレートは柔軟に変更できる!

Vivo iQOO Neo3は最大144Hzのリフレッシュレートに対応しており、まさにハイエンドらしいリッチな表示を味わえるのも魅力的!最大144Hz表示にしてしまうとメチャクチャヌルヌルサックサクでなめらか。もう60Hzに戻れないってレベルっす。スクロールするたびに「ああ、これはハイエンドなんだなぁ」と思わされるぐらいには。

さらに60Hz、90Hz、120Hz、144Hzと柔軟に切り替えもできるので、バッテリー消費と見た目の美しさでお好みで決められるのもポイント!

Vivo iQOO Neo3
デフォルトではスマートスイッチになっている。スマートスイッチはアプリごとに自動で切り替わるタイプだが、基本的には高リフレッシュレートで動く模様

Vivo iQOO Neo3のカメラはどんな感じ?

Vivo iQOO Neo3

構成 48MP(メイン)、8MP(超広角)、2MP(マクロ)
AI 設定画面からオン、オフ切替可能
撮影モード 48MPモード、ビデオ、写真、縦向き(ポートレート+ビューティー)、夜景、プロフェッショナル(マニュアル)、コマ取り(タイムラプス)、パノラマ、スローモーション、スーパーマクロ
ズーム デジタル。2倍にワンタップ切り替え可で以降はスライダーで最大10倍まで対応
シャッター音の消音 設定から可(音自体はカチッという控えめな音)
マニュアルの設定幅 ISO:50〜3200、WB:2300〜7500、SS:32〜1/12000、露出:-2〜+2
写真解像度 12Mまたは48MP
ビデオ解像度 720P/30FPS、720P/60FPS、1080P/30FPS、1080P/60FPS、4K/30FPS
スローモーション 720P/120FPS、720P/240FPS、1080P/120FPS、1080P/240FPS
手ブレ補正 720P/30FPS、1080P/30FPSのみ強力な手ブレ補正が利用可

昼間に撮影した屋外写真!iPhone 11と比較してみた

明るい昼間に撮影した写真です。iPhone 11と比べるとちょっと青っぽいかな?って印象ですが、これはわざわざ見比べなければわからないかも。みなさんも見比べて実用的か判断してみてください!

Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 通常撮影
iPhone 11
iPhone 11 通常撮影

超広角撮影!歪み補正機能搭載が嬉しい

超広角カメラで撮影!通常カメラと比べてぐぐーんと視える範囲が広がり、国道17号線の看板も視えるようになりました!歪み補正もしっかり機能しており立派っす。

Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 超広角撮影

ズーム:2倍までワンタップで切替可能

Vivo iQOO Neo3は超広角と2倍ズームまでワンタップで切替可能となっております。また望遠カメラがないためすべてデジタルズームとなります!2倍までであれば見た感じ悪くはない印象。

Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 2倍ズーム撮影

ポートレート撮影:状況次第でムラがあり

筆者柳生の家にあった渋谷凛ちゃんフィギュアとアキバ公園の看板を撮影。一枚目のしぶりんフィギュアでは品質は一流ですが、二枚目の看板では左の建物がボケずにそのままになってます。撮影状況で品質にむらがあるかなって思った!なので実際撮影する際は、写真を撮ったあとすぐにプレビューで出来栄えを確認することをオススメします!

Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 ぼかし(ポートレート)撮影
Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 ぼかし(ポートレート)撮影

マクロ撮影:目視3~4cmまで近づける

通常撮影よりも近距離で撮影可能なマクロ撮影。海外の紙幣で試してみました。通常との撮り比べを行った結果、結構近づけるのはもちろん、クオリティもイイカンジな印象!やっぱりマクロカメラは独自搭載に限るぜ!

Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 通常撮影
Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 マクロ撮影

料理を撮影した写真:AIがしっかり効いている

料理を撮影してみました。AIがバッチリ効いております!基本的には暖色みがあり、温かい料理と相性が良いなと思うんス。

Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 AI撮影(食べ物)
Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 AI撮影(食べ物)

ナイトモード・夜景撮影:白飛びをしっかり抑えててGood

Vivo iQOO Neo3で光量の少ない暗い場所で撮影。Vivo iQOO Neo3はナイトモードオン、iPhone 11もナイトモード3秒が発動している状態です。

これは…筆者からするととてもイイ。iPhone 11と比較すると色味は薄めですが、ホテル、ビルの看板といった照明はしっかり白飛びを抑えられております!みなさんも見比べてみてください!

Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 ナイトモード
iPhone 11
iPhone 11 ナイトモード3秒

自撮り:ビューティーモード設定項目がやたら豊富

Vivo iQOO Neo3はビューティーモードはもちろん、その項目もかなり多くて面白いっす。肌のきれいさ、色、目の大きさ、口の大きさ、輪郭と細かく調整可能。

Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 セルフィー撮影。ビューティーモードOFF
Vivo iQOO Neo3
Vivo iQOO Neo3 セルフィー、ビューティーモードのレベルを全開にして撮影。輪郭まで変えているため背景はちょっと歪んでる

さらにVivo iQOO Neo3は顔だけでなく目まで認識してくれるのはもちろん、そのアイフォーカス時のアニメーションまで変えられてとっても面白い。さらに撮影補助として様々なポーズのガイド線まで表示できるので、よりイイカンジな自撮りも楽しめます。

Vivo iQOO Neo3
左はアニメーション設定画面、右は撮影時のガイド表示の画面。Vivo iQOO Neo3は自撮りの性能がバッチリ

動画撮影時の手ブレ補正

1920×1080/30FPSで撮影した動画です。手ブレ補正が適用される範囲内の設定でiPhone 11と比較してみました。動画で実用的か否かを判断してみてください!

筆者目線。iPhone 11ほど手ブレ補正は効いていませんがチラツキが少なく品質的には「ハイエンドにしてはまあまあ」という印象です。歩きでもわりと揺れるんで、歩き撮影主体ならジンバルを検討してみましょう!

付属の充電器での充電は早いけど、設定環境で左右されやすいみたい

Vivo iQOO Neo3に付属していた充電器は最大44W対応。これまでの18Wや27W充電よりも格段に高い規格な超急速充電方式に対応しております!

44Wの超急速充電で実機計測したところ、1分あたり1.6%ほどの充電ペースで、大容量バッテリーながらもバッチリな速度!

ただ公式では「20分で50%充電できる」とあったので、ペース的にはちょっと残念。おそらくアプリや設定で結構左右するんだと思います。使う際は念頭においておきましょう。

Vivo iQOO Neo3
充電を行うとバッテリー残量が少数第二位まで表示される。非常にコンスタントに数字が動き、しっかり「充電している感」を感じられるのが面白い!ちなみに小数第二位は結構めまぐるしく動く

Vivo iQOO Neo3のまとめ。約4.4万円で異例のハイエンドスペック

Vivo iQOO Neo3

伝説の超コスパモデルであるVivo iQOO Neo3。なんでここまで安いんだろうって思ってましたが、実際使って謎は解けました。

上述にもあるようにGoogleサービス非搭載という点は、ユーザーさんにとっては大きく響きますね。特にVivoアカウント関連は別のスマホ、あるいはパソコンがないといった環境次第でかんなり難航しそう。「せめて最初からGoogle積んでくれれば…あるいは、グローバル版を出して欲しいな」と思うんス。

が、逆に言えば環境が揃ってて扱いに慣れている玄人なユーザーさんからすれば、Vivo iQOO Neo3はスペックに違わぬ高パフォーマンスを発揮してくれるので、かなり有力といえますよ!

さらに2020年の他社ハイエンドよりも圧倒的に安いのは勿論、豊富な設定項目にUFS3.1ストレージ搭載、イヤホンジャック搭載などなど、使い勝手の良さも非常に魅力です。ある意味このVivo iQOO Neo3はハイエンドモデルでもダークホース的な存在。かなりクセはありますが、使えば使うほど面白くなる、スルメのような美味な機種でした!

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