iPhone7の感圧ホームボタンは皮膚接触が必須?!色んな物で押してみた。
iPhoneのホームボタンは今まで「物理ボタン」を採用してきましたが、遂にiPhone7では物理ボタンを廃止して「感圧式疑似ボタン」を採用しました。
今までは普通のボタンだったので、それこそ割り箸でもボタンを押すことが可能でしたが、iPhone7では今までの物理ボタンと使い勝手がどれほど変わるのか、様々な手袋でホームボタンを押してみました。
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iPhone7の感圧式ホームボタンは使いやすい?
まず、感圧式ホームボタンについてですが、ホームボタン自体はペコリと凹みません。iPhone7のホームボタンは表面ガラスから一段凹んだ形状で、押し込む圧力により内部のフィードバック機構が動いてコツっと振動を返して擬似的にボタンを押した感覚を得られます。
「iPhoneSEからiPhone7へ変えたら新たに体験できる事が多かった。」で書いた通り、私の使い方では感圧式ホームボタンは素晴らしい出来栄えに感じます。が、色々試した結果、欠点も見つけたのでTwitterでこんなつぶやきもしてます。
iPhone7シリーズから採用された感圧式ホームボタンの欠点見つけた。これ、爪で押せない(反応しない)から、押し方によってはすごく不便に感じるかもなー。#iPhone7
— GARUMAX (@GaruJpn) 2016年9月16日
ってことで、色んな物でiPhone7のホームボタンを押して反応を見てみたいと思います。
いろんな手袋で押してみた。
タッチパネル対応の手袋
タッチパネル対応の手袋は問題なくホームボタンが反応しました。
軍手
軍手は反応しませんでした。仕事で軍手を使うことが多い方は軍手を脱ぐ必要があります。
水玉形状のすべり止め付き軍手
すべり止めの付いている軍手も反応なし。
強力なすべり止め付き軍手
残念ながら駄目でした。お仕事で手袋を使っている方はかなり使い勝手が変わります。
洗い物用ゴム手袋
これも駄目でした。
でも、水に濡らした状態だと…
点灯しました。ホームボタンが反応しなかったその他の手袋も水に濡れている状態だと反応します。
なんだか楽しくなってきたので色んな物で押してみた。
割り箸
画面が点灯しません。ってことで割り箸では押せません。木材は駄目なようです。
シュコシュコの先端に付いてるプラスティック。
これまた画面が点灯しません。硬質なプラスティックでも駄目なようです。
タッチペン
おぉ!画面が点灯した!静電タッチパネル対応のタッチペンではホームボタンが動作します。
先端が金属のドライバー
もしやと思って金属のドライバーで押してみましたが駄目でした。
ユニクロのビニール袋
んんんんん!!!!!!ホーム画面まで辿り着いてる!ってことはユニクロのビニール袋はTouch IDの指紋認証まで可能!
※指紋登録していない指ではホーム画面に辿り着きません。ボタンが反応するのみです。
iPhone7の感圧式ホームボタンまとめ。
どうやらiPhone7から搭載された感圧式ホームボタンは、単に圧力だけを検知している訳では無いので皮膚接触が好ましいです。
あと、もう一つ検証してみましたが、タッチパネルに反応する布(布をiPhone7の画面に押し当てると画面が反応するもの)で感圧式ホームボタンを押してみましたが反応なし。
▼画面の操作では反応する布も…↓
▼ホームボタンは反応しませんでした。↓
今回の検証結果から、物理ホームボタンよりも感圧式ホームボタンの使い勝手は著しく低下していると言わざるを得ません。
ただ、感圧式のホームボタンになった事で、ホコリが詰まってボタンの反応が悪くなるという故障は無くなった事と、iPhoneを使っていくうちにガタがきてカチカチカチャカチャと鳴るような事は無いので、ライフスタイルによって評価が変わるところですね。私は常に素手でスマホを触るので、iPhone7の感圧式ホームボタンの評価は個人的に以前と変わらず高いです。
恐らく今後発売されるiPhone8なども感圧式ホームボタンを採用してくると思うので、iPhoneを使い続けるなら感圧式ホームボタンに合わせて我々がiPhoneの扱い方を変えるしかなさそうです。