「LAVIE T11」発表!上位モデルはSnapdragon 730G搭載、発売日は2月頃

LAVIE T11

Lenovo傘下のPCメーカーであるNECが新タブレットのLAVIE T11を発表。上位モデルはSnapdragon 730G、下位モデルはSnapdragon 662とミドルレンジSoCを搭載したタブレットです!発売日は2月頃!

今回は兄弟機種であるLenovo Tab P11シリーズとの違いも紹介しますので、是非参考にしてみてください!

LAVIE T11(T1195/BAS)のハイライト
・ミドルレンジ中位クラスのスペック
・11.5インチ(2,560×1,600)有機ELディスプレイ搭載
・4スピーカーでDolby Atmos対応
・生体認証として顔認証と指紋認証の2種類を搭載

LAVIE T11(T1175/BAS)のハイライト
・ミドルレンジクラスのスペック
・11インチ(2,000×1,200)IPSディスプレイ搭載
・4スピーカーでDolby Atmos対応
・IP52の防塵/防水規格に対応

NECがLAVIE T11を発表

LAVIE T11の特徴は以下の通り!

T1195/BASはSnapdragon 730G、T1175/BASはSnapdragon 662を搭載!

Snapdragon

LAVIE T11シリーズはミドルレンジのSoCで構成されています。内訳としては上位モデルのT1195/BASはSnapdragon 730G、下位モデルのT1175/BASはSnapdragon 662と同じミドルレンジでも差別化が図られています。

ちなみに、ガルマックスではSnapdragon 730G、Snapdragon 662のAnTuTuベンチマークスコアも収集できていますので、参考までに記載しておきます!

  • Snapdragon 730G(参考):総合スコア(CPU):27万点、ゲーム性能(GPU):6.9万点
  • Snapdragon 662(参考):総合スコア(CPU):18万点、ゲーム性能(GPU):3.4万点

ちなみに、総合スコアではSnapdragon 730GがSnapdragon 835と同じくらい、Snapdragon 662はSnapdragon 820と同じくらいになるので、タブレットとしてはソコソコ高性能なSoCを搭載しているんですよね。

AndroidタブレットはエントリークラスのSoC、またはMediaTeKのSoCの採用がほとんどなので、SnapdragonのミドルレンジSoCが搭載されているってだけでも貴重ですよ!

高解像度ディスプレイを搭載。T1195/BASは有機EL方式を採用!HDR 10にも対応!

LAVIE T11

LAVIE T11は両モデルともにFHD以上の高解像度ディスプレイを搭載。

上位モデルのT1195/BASは11.5インチ(2,560×1,600)の有機ELディスプレイ、下位モデルのT1175/BASは11インチ(2,000×1,200)IPSディスプレイを搭載とSoCの性能差以上の差別化が図られています。

ただし、両モデル共にHDR 10には対応しているので、上位、下位問わずにHDR対応のネット動画やゲームを臨場感あふれる映像で楽しめるのは嬉しいポイントです!

4スピーカーでDolby Atmos対応!

LAVIE T11

上位モデルのT1195/BAS、下位モデルのT1175/BAS問わずに4スピーカーを搭載。Dolby Atmosにも対応しているので、臨場感あふれる音響体験が期待できそうです!

T1195/BASは指紋認証と顔認証の両方に対応!T1175/BASは顔認証のみ対応!

LAVIE T11

T1195/BASは生体認証として指紋認証、顔認証の両方に対応。顔認証も便利ですが、正確性と認証速度に優れた指紋認証も重宝されているので、両方使えるのはかなり便利な予感!T1175/BASは顔認証のみなので、ココも差別化されている点ですね!

T1175/BASはIP52の防塵/防水規格に対応!

下位モデルであるT1175/BASが上位モデルのT1195/BASよりも優れているのが防塵/防水性能。性能自体はIP52と最高ランクのIP68ではないものの、日常使いでは困ることがない具合。

キッチンでレシピを表示したいって方なんかは上位モデルを選ぶよりも下位モデルのT1175/BASの方が多少の水しぶきでも気にせず便利に使えること間違いなしですよ!

専用キーボード、デジタルペンに対応

LAVIE T11

LAVIE T11シリーズはLAVIE Tabシリーズ初の専用のキーボードとペンに対応。

キーボードはT1175/BAS、T1195/BASともにタッチパッド付き。スタンド機能もあるので、角度調整も可能になっています。

デジタルペンは4096段階の筆圧感知に対応しているので、繊細なタッチでも余す事なく表現してくれるはず。イラストを描くときにはかなり重宝しそうです!

兄弟モデルのLenovo Tab P11シリーズとの違いを紹介!

NECはLenovoグループの傘下だけあり、今回紹介したLAVIE T11シリーズとLenovo Tab P11シリーズは兄弟関係にあります。そこでLAVIE T11シリーズとLenovo Tab P11シリーズに違いはあるのかを紹介していきます!

T1195/BASとLenovo Tab P11 Pro:違いはカラーリングくらい!

最初に上位モデルであるT1195/BASとLenovo Tab P11 Proの違いを紹介していきたいんですが、実は違いはカラーリングくらいなんですよね。

▼T1195/BASはシルバーベースのツートンカラー、Lenovo Tab P11 Proはブラックベースのツートンカラーと正反対のカラーリングで、同じデザインでもガラッと印象が変わっています。↓

LAVIE T11

Lenovo Tab P11 Pro

価格に関してもLenovo Tab P11 Proの定価はT1195/BASの予想価格ともほぼ同じ。Lenovo直販では少し割引されていますが、執筆時点では大幅に価格が変わっていないので好みで選んでもいいかも。

T1175/BASとグローバル版Lenovo Tab P11:違いはLTE対応とメモリバリエーション、カラーリング!

Lenovo Tab P11は執筆段階では日本版のアナウンスがないのでグローバル版をベースにして違いを紹介します。

Lenovo Tab P11はLTEに対応。モバイルデータ通信を使えばWi-Fiが無くてもネットが使用可能です。メモリバリエーションもLenovo Tab P11は6GBモデルが用意されているのでマルチタスクでも有利だと思われます。

▼カラーリングは先述のT1195/BASとLenovo Tab P11 Proの関係と同じく、NEC側がシルバー、Lenovo側がブラックも選択可能と差別化が図られているのがポイントです。↓

LAVIE T11

Lenovo Tab P11

特にT1175/BASの背面デザインは使用されている素材が違うのかT1195/BASよりも色のコントラストがクッキリしているのが特徴ですよ!

価格はT1175/BASは4万円台後半を予定しているのに対し、Lenovo Tab P11が200ドル台前半からと1万円以上の開きがあります。

現状ではLenovo Tab P11の日本展開が発表されていない為、一概にLenovo Tab P11の方が単純な価格差では測れないですが、輸入する手間は惜しまないからT1175/BASと同じ構成のタブレットをとにかく安く買いたい方はLenovo Tab P11の方がいいかも。

NEC初のミドルレンジスペック大型タブレット。検討する価値はあるかも!

T1195/BAS、T1175/BASともに発売日は2月頃。

ベースはLenovo Tab P11シリーズとはいえ、NECでは初のミドルレンジスペックの10インチ越え大型タブレットであるLAVIE T11。

T1195/BASはSnapdragon 730Gにメモリ6GB/ストレージ128GBの大容量メモリー、4スピーカー、そして高解像度の有機ELディスプレイと魅力的な要素が盛り沢山。まさにプレミアムタブレットに相応しい仕上がりになっています。

T1175/BASはT1195/BASからSoCやディスプレイなどのスペックを落としつつ、4スピーカーなどプレミアムな仕様はそのままの準プレミアムなタブレットになっています。

価格はT1195/BASが6万円台半ば、T1175/BASが4万円台後半とソコソコいいお値段ですが、NECのサポートは勿論の事、LAVIE Tabは家電量販店で取り扱いされているパターンが多いので、実機に触れられるのを考えると悪くは無いのかなぁと思います。

数が少なくなったプレミアムなAndroidタブレットを実機を実際に目で見て、触って検討したい方は検討する価値はありますよ!

▼LAVIE T11の詳細なスペック・対応バンドはこちら↓

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