Galaxy S21 5Gのレビュー!小型で軽量。片手でも操作しやすくてとっても快適!
SAMSUNGのハイエンドモデルである「Galaxy S21 5G」。実機をメーカーさんよりお借りできました!ありがとうございます!ってわけでウキウキしながら実機レビューをお届けいたします!軽量でコンパクトさがすごい魅力なハイエンドモデルでオススメ度も高いぜ!
※レビューで取り上げている製品は海外版の型番G991BでExynos 2100搭載モデルです!日本で販売するモデルとは異なる部分もあるのでご留意下さい。
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Galaxy S21の良かった点と注意点
立ち位置:Galaxy Sシリーズの2021年モデル。S21シリーズでもっとも軽量で小型なタイプ
良かった点
・独特かつ上質な外観デザイン
・コンパクトで軽量で持ちやすい
・機能豊富で扱いやすいOne UI搭載
・使い勝手の良いカメラ構成
注意点
・モデルによりExynos 2100とSnapdragon 888版があるので注意
・メインカメラで右上と左下がピンぼけする現象があった
Galaxy S21の詳細スペックや特徴は以下で紹介しています。
Galaxy S21の外観
▼とにかく初見でこのGalaxy S21 5Gをみた所感は「おもってたより小さい!!」でした。高さ151.7mmで横幅は71.2mm。厚みは7.9mmで重さは171gしかありません。↓
このGalaxy S21 5Gは「最高クラスの性能を持つAndroidハイエンドモデルで小型・軽量」という唯一無二とも言えるポジションを確立していると思います。
大きさはもちろん、その見た目、質感も最高。今回のカラーはパープル。かなり珍しい色合いです。しかもサラサラのマット加工なんです。パープルに加えて、ローズゴールドのサブカラーが設定されているのも見逃せない注目ポイント。
▼このサラサラのマット加工は見た目にやわらかさをもたせるのは勿論、指紋といったヨゴレがつきにくいので、汚れて見た目が残念になっちゃう…なんて心配も殆どありません。筆者の大好きなポイントです!↓
▼カメラ部分。今回のS21シリーズのカメラの見た目は独特なんですが、とってもお上品。形状も「土台に引っ込んでいる」という今までにない斬新な設計。土台の厚みはあるものの、ある意味iPhone 12のカメラの形状とは対照的に思えます。他のスマホと一緒にポケットに入れてもキズ付ける心配がなさそうで安心。↓
筆者からすれば先代のGalaxy S20シリーズは退屈でのっぺりしたような見た目で食指が向かなかったんですが、このGalaxy S21 5Gのカメラの見た目は今まででもずっとカッコいいと思います。これからのGalaxyスマホのデザインはこれがトレンドになりそうですね。
▼側面はサブカラーのローズゴールドで覆われています。マットの加工はされていませんので指紋はつきますが面積的な意味で気にはなりません。光沢があるため反射でゴールドカラーが輝くので、より存在感を感じられます(っ´∀`)っ。↓
▼Galaxy S21シリーズ以外では見ないであろう、このカメラの形状。側面から背面にかけてなめらかにカーブをえがいてます。森永のパルムみたいになめらかです。↓
▼ロゴはSAMSUNGメーカーロゴのみととってもスッキリしています。今後国内キャリア版で出る場合はたぶんGalaxyロゴになるかもしれないですね。自分としてはどっちでもいいけど。↓
付属品・同梱物
▼付属品は最低限。箱が妙にスリムだなって思ったら付属品は充電ケーブルとSIMピンとクイックガイドしかなく、他モデルにはあった充電アダプター、ケース、イヤホンが付いていませんでした(´・ω・`)。↓
▼唯一付属している充電ケーブルはどちらもType-Cとイマドキなタイプ。よく見かけられるUSBのType-A端子の充電器では使えないので注意。↓
「他のスマホでは充電器があるのに、Galaxy S21 5Gは付属していないなんてクソやん」ととるか「今まで付属していただけでもありがたいし、付属していなくても仕方ない」ととるかは皆さん次第。今後登場するモデルもおそらく充電器などを削ってくるかもしれません。
画面フィルムが貼り付けられていましたが、スペアを購入するならPDA工房さんのフィルムがオススメ!背面デザイン・傷防止のスキンシールも発売されています。
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Galaxy S21の機能・仕様の検証結果
通知ランプ | ✕ |
指紋認証 | ○:画面内蔵。速度・精度は申し分なし |
顔認証 | ○:カメラ認証。暗所でも解除されやすい |
ツインアプリ (デュアルアプリ) |
✕:SNS(Twitterで確認) ○:メッセンジャー(LINEで確認) ✕:ゲーム(PUBGで確認) |
PCモード | ○:SAMSUNG Dex対応、解像度は1,920×1,080まで |
外部映像出力 | ○:有線で対応を確認 |
戻るボタン入れ替え | ○:デフォルトは右 |
ジェスチャー操作 | ○:スワイプアップジェスチャー対応 |
クイックランチャー | ○:エッジパネル |
ゲームモード | ○:パフォーマンスが上がるタイプではない |
冷却システム | ✕ |
MicroSD 内部ストレージ化 |
-:MicroSD自体非対応 |
Photoshop Camera | ○ |
PUBGモバイル グラフィック設定 フレームレート設定 |
スムーズ設定時→スムーズ+極限 最高クオリティ&フレーム設定→HDR+ウルトラ |
スピーカー | ステレオ |
イコライザー | ○ |
備考 | – |
ソフトウェア・ハードウェアの特徴
最新のOne UI 3.1搭載
▼Galaxy S21 5Gは搭載OSが執筆時点で最新鋭のAndroid 11をベースとしたOne UI 3.1となっています。Android 11搭載モデルは執筆時点でまだまだ少ないので、Android 11を触りたい!って人にもオススメ。↓
▼さらに、Galaxy S21 5G自体が片手で持ちやすいのはもちろん、片手で操作しやすいようにUIが調整されるため非常に操作性が良いのです!ユーザー視点で使い勝手をよく煮詰めているからこそ、世界シェアでトップを取れる秘訣なんだろうか?と思える。↓
ワイヤレス充電対応。逆充電も可能
Galaxy S21 5Gは有線充電以外にワイヤレスによる無線充電に対応!これはハイエンドだと標準的なんですが、Galaxy S21 5Gはさらにワイヤレス逆充電にも対応しております!
ワイヤレス充電対応のスマホやワイヤレス充電に対応しているアクセサリーも端末背面に置くだけで給電できるのでとても扱いやすくて優秀です(`・ω・´)。
ディスプレイ:丁度いいサイズで見やすさもバッチリ
DRMコンテンツ | Widevine:L1 Amazonプライムビデオ:HD(高画質)で再生を確認 Netflix:FHD画質で再生を確認 |
高リフレッシュレート | ○:120Hz(最適化)と60Hz固定の2つ |
表示モード | ダークモード、ブルーライトカット |
画質調整 | 「配色」から柔軟に設定可能 |
備考 | – |
ディスプレイはハイエンドモデルらしく有機EL採用なので、ウン十万クラスの高級テレビなみの色彩と発色の良さを堪能できます。本体サイズがコンパクトとは書きましたが、画面サイズ6.2インチなんで、みやすさも十分な絶妙なサイズ感。
▼さらにS20にあった画面端のエッジも廃止されて、フラットディスプレイになったのも高評価。デカいS21 Ultraならまだしも、小型サイズはやはりフラット形状に限りますね!一応、解像度はS20(WQHD+)よりも下がりましたが、精細さとか違いがわからない意味で気になりません。↓
▼リフレッシュレート(画面更新速度)も120Hz表示に対応しているのでとってもサクサク動く感じもたまらなく好きです(`・ω・´)。ただリフレッシュレートは60Hz固定か最適化しか選べないので、120Hzや90Hzの固定で表示といったことはできないです。↓
▼一点だけ気になったのはパンチホールの位置。パンチホールのサイズ自体は小さく目立ちにくいとはいえ、個人的には中央じゃなくGalaxy S10(S10e)のように片方に寄せてほしかった。中央配置だと「水滴ノッチとたいして変わらねーよ」って印象を抱いてしまうんですよね(´・ω・`)。↓
サウンド:音質バッチリ。ステレオスピーカー搭載
Galaxy S21 5Gはデュアルスピーカーを採用しており、上下から音が出る仕組みとなっております。片側から音が鳴るシングルスピーカーと異なり、格段に音の広がりと迫力、ステレオによる臨場感を感じる上質なタイプ。
音質自体も良好。上位モデルのGalaxy S21 Ultraと音質の違いは、ぶっちゃけ筆者の耳では感じないです。
イヤホンスキーなユーザーさんにとっては、イヤホンジャックが無く、付属品にイヤホンもイヤホン変換アダプターも無いので、3.5mmのいつものイヤホンだけではどうしようもできないのが痛いところにはなります(´・ω・`)。復活はもうしないんでしょうかね。
Galaxy S21のカメラをレビュー
構成 | 12MP(メイン)、12MP(超広角)、64MP(望遠) |
AI | あり |
撮影モード | ビデオ、写真、料理、ポートレート、ポートレートビデオ、夜景、プロ(マニュアル)、コマ取り(タイムラプス)、パノラマ、スローモーション、スーパースローモーション、ディレクターズビュー(前後同時録画) |
ズーム | ハイブリッド光学3倍ズーム対応。3倍にワンタップ切り替え可で、切り替え後に4倍、10倍、20倍、30倍のボタンが出てくる。ピンチアップで柔軟に倍率変更も可能 |
シャッター音の消音 | 海外版は出来ました(システムサウンドに依存。システムサウンドをオフにすれば消音可) Bixby Routineで「カメラを起動時にサイレンド切り替え」を組めば擬似的に消音可能 |
マニュアルの設定幅 | ISO:50〜3200、WB:2300〜10000、SS:30〜1/12000、露出:-2〜+2 コントラスト、ハイライト、シャドウ、色彩、色合いの調整も可能 |
写真解像度 | 12Mまたは64MP |
ビデオ解像度 | 720P/30FPS、1080P/30FPS、1080P/60FPS、4K/30FPS、4K/60FPS、8K /24FPS |
手ブレ補正 | 1080P/30FPS・1080P/60FPSのみ強力な手ブレ補正が利用可 |
・昼間:ズーム性能は4倍まで実用的。極稀に撮影に失敗する
・夜景:超広角、望遠でも使えて便利。極稀に撮影に失敗する
・ポートレート:ボケの切り分け精度良好。各種エフェクト適用可
・自撮り:画角変更、ポートレート、ビューティー対応
・動画撮影の手振れ補正:バグなのか補正されない部分があった
昼間に撮影した屋外写真:極稀に失敗することがあったけど許容範囲
これは撮影タイミング的なものかもしれませんが一部の作例で右上と左下がピンボケする現象がありました。
▼いつもの秋葉原の風景。とっても天気が良かったです(`・ω・´)。それはさておき、Galaxy S21 5Gのカメラは色合いもいいしディテールも…あれ?なんか中心以外がボケてるぞ?左がGalaxy S21、右がiPhone 12 Pro Maxです。↓
▼別アングルから撮影。こちらはボケがないため無問題。ディテールもいいし色合いも忠実。暗所も明るく撮れており肉眼で見た感じそのまんま。iPhone 12 Pro Maxと比べても全く負けていません。↓
超広角カメラ:歪み、画角はもちろん色も出ている
▼広範囲を撮影できる便利オブザ便利な超広角カメラ。メインカメラと色合いが変わりませんので、違和感なくどんどん使っていけます(`・ω・´)。左がGalaxy S21、右がiPhone 12 Pro Max。↓
ズームカメラ:ハイブリッド光学3倍ズーム搭載。マクロ撮影もできる
Galaxy S21 5Gの望遠カメラは6,400万画素と超高画素!精細さがとても大きいため、ズームではこれを利用し遠くの被写体もキレイに撮影できる手法をとっています。
ただ、完全な光学ズームではなくあくまで光学とデジタルズームを掛け合わせた「ハイブリッド光学」なんです。ここがS21 Ultraとの大きな違いですね。
▼ズーム性能はハイブリッドといえどバッチリ。Galaxy S21 5Gはワンタップで3倍ズームが出来るボタンがあるため、ポチッと押すだけで遠くの被写体もキレイに撮影できるのが大変便利。↓
▼実用的なのは4倍まで。最大30倍ズームは流石にガビガビで実用的ではないかなぁって思います。遠くの字が読めるぐらいか(´・ω・`)。↓
▼なお、ズーム時も画質がキレイなのでマクロカメラ代わりにもなります。近づかずにズームするだけで手軽ですし影ができにくいのも魅力!通常撮影とズーム撮影はどちらも同じ地点から撮影しています。↓
ポートレート:様々なエフェクトも使える
Galaxy S21 5Gの背景ボケモードであるポートレート撮影機能。ライブフォーカスって名前からポートレートに名前が変わってました。一眼レフみたく背景をボカして撮影出来るモードです。
▼フィギュアなどの物撮りに対応するのはもちろん、切り分けもボケ味も良い!デフォルトではズームされますが、通常撮影と同じ画角でも撮影できます。近づきすぎず、遠すぎず、撮影しやすいのも魅力ですね(`・ω・´)。↓
▼エフェクトも用意されており、背景をボカすだけじゃなく白黒にしたり、特定の色を背景にしたりもできるんで、証明写真風やSNSのアイコン用など色々使えそう!ただこのモードは距離感をつかむのがむずかしく、まだまだ使いにくい印象す。↓
ナイトモード・夜景撮影:通常、超広角、望遠で綺麗に撮れる
ナイトモードは通常カメラ以外に超広角、望遠でも利用可能!ナイトモードって通常カメラのみって機種も少なくないので、すべてのカメラで利用できる点が利点に感じました!
▼夜景撮影ではブレやすくなるんですが手持ちであってもこの通り。色もしっかり出ているし、白飛びでロゴや文字が削れるなんてこともありません。とにかくスマホで手軽に、ここまでキレイに撮れるってのは時代の進化を感じますね(`・ω・´)。↓
▼続いて三脚モードで交差点と橋の風景を撮影!左がGalaxy S21、右がiPhone 12 Pro Maxです。Galaxy S21 5Gは白飛びを抑えているけど暗め。iPhone 12 Pro Maxは明るいけど白飛びがある、という結果になりました。↓
▼ナイトモードで超広角撮影!流石に色合いは変わってますが皆さんは許容範囲でしょうか?左がGalaxy S21 5G、右がiPhone 12 Pro Maxです!↓
▼さらに過酷なシチュエーションの暗いシーンで撮影してみました。が、こちらのシーンでも明るいシーンで起こった謎のピンぼけ(右上と左下)が起こってしまいました。やっぱり何枚か撮影しといたほうが安心かもです。↓
▼暗いシーンでの超広角撮影は綺麗!クリアで色合いも良い!↓
▼望遠カメラもナイトモードに対応していました!3倍以上はガビガビ感が出るので、ナイトモード撮影は3倍ズームまでが吉。↓
自撮り:2種類の画角がある
▼Galaxy S21 5Gのインカメラはシングルカメラなんですが、通常と広角の2種類の画角が選べます。通常画角は顔のみを撮影したい場合にちょうどよく、広角は背景、友達込みで撮影したい場合…といった感じで選べるのがいいね(`・ω・´)。↓
▼背景ボケのポートレート撮影に対応は勿論、手のひらを向けると自動で撮影してくれるのも便利でいいね!これデフォルトで搭載してほしいぐらい便利っす。↓
動画撮影時の手ブレ補正:手ブレ補正は強力
補正は歩きはもちろん、走り撮影でもブレを抑えられているぐらい優秀なんですが、2シーン目の高架下では一定時間手ブレが補正されないという謎現象が発生。まったく補正されずブレブレです。少し経つと戻りました。これも不具合かな?アプデで治りますように。
強力手ブレ補正は超広角カメラを使い、トラッキングを駆使して手ブレを抑えるという手法。歩きも走りもブレをバッチリ抑えていますが、最後のビルの左右カメラパンでは、初速も停止も非常に緩慢な動きになっています。きびきびした動きをする撮影では不向きかなって思います。
歩きやダッシュしながらの撮影であれば強力手ブレ補正、そうでなければ通常の撮影と使い分けると良いです!筆者的にはそのほうが使いやすかった(`・ω・´)。
▼Galaxy S21 5Gの動画撮影の手ブレ補正のきき具合をチェックしてみました。手ブレ補正は通常の補正と超広角カメラを使った強力式の2つがありますのでどちらもチェック!↓
Galaxy S21の実機レビューまとめ
最上位版のS21 Ultraと迷ってたけど、どうしてもこのコンパクトさがクセになる。実にそそられる魅力的な1台です。
他ハイエンドには存在しない「ハイパワー」と「コンパクト」を両立できている、Androidスマホにおいては希少であり貴重な存在。まるで元WBCフライ級世界王者の内藤大助や、GRヤリスRZのようです。それぐらいすごいんです。
カメラでは謎のピンぼけや動画撮影時の安定性など気になる点はありましたが、これらはアップデートで改善できるポイントでもあるので今後のアプデに期待したいところです。
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Galaxy S21の口コミ・評判
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端末名:Galaxy S21
#ガルマックスユーザレビュー