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15.6型ノートPC「T-Bao T-BOOK X10」のレビュー!Athlon Gold 3150Uは想像以上にパワフルだった

T-BOOK X10

2020年に発表されたAMD Athlon Gold 3150Uを搭載するT-Baoの15.6型ノートPC「T-BOOK X10」をBanggoodさんにご提供頂きました!初めて触るCPUの製品なので楽しみ!

T-BOOK X10の良かった点と注意点

T-BOOK X10

15.6型の大型ディスプレイを搭載したノートパソコン。キーボードにテンキーを備えるなど据え置きの事務機としても使い勝手良さげなモデル。Pentium Goldに対抗したAMDのAthlon Gold 3150Uを搭載する。

Banggoodでの価格は以下の通り。価格は変動するので記事の最後に現時点の価格も記載しています!

  • メモリ8GB+容量128GB:469.99ドル
  • メモリ8GB+容量256GB:529.99ドル
  • メモリ16GB+容量512GB:599.99ドル(レビュー機)

良かった点

  • Athlon Gold 3150Uの性能
  • 16:9比率の大画面
  • 高速なストレージ

注意点

  • US配列しか選べない
  • ストレージ換装がめんどくさい

T-BOOK X10の詳細スペックは以下の通り

製品情報
端末名 T-BOOK X10
発売年 2021年3月
発売地域 海外
メーカー・ブランド T-bao
対応バンド・周波数・ネットワーク
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.0
本体仕様
ディスプレイ サイズ:15.6インチ
材質:液晶
画面占有率:非公表
最大リフレッシュレート:非公表
解像度 解像度:1,920×1,080(FHD)
画面比率:16:9
画素密度 142.12ppi
サイズ 高さ:216mm
横幅:318mm
厚さ:21mm
重さ 1.8g
本体色 シルバー系、ブルー系
システム仕様
OS Windows 10 Home
日本語言語パックのダウンロード可能
CPU(SoC) Athlon Gold 3150U
メモリ/保存容量
組み合わせ メモリ8GB+容量128GB
メモリ8GB+容量256GB
メモリ16GB+容量512GB
ストレージカード MicroSDカード対応
※専用スロットあり
カメラ
背面カメラ シングルカメラ
①1MP(メイン)
機能仕様
生体認証・ロック解除 指紋認証:対応
顔認証:対応
イヤホンジャック あり
その他機能 スピーカータイプ:デュアルスピーカー
バッテリー
バッテリー容量 5000mAh
充電 有線充電:65W対応
ポート USB-A(3.0)×2
USB-A(2.0)×1
USB Type-C×1
HDMI×1
スペック表のソース
参照元

T-BOOK X10 – Banggood

T-BOOK X10の外観

T-BOOK X10は15.6型ディスプレイを搭載する大型な部類のノートパソコン。画面比率は16:9で横長タイプ。なので、筐体はとっても横幅が長く、キーボードはゆとりあるので最近のノートパソコンには珍しい「テンキー」も備わってます。

▼普段持ち歩いているMacBook Pro(13.3)と比較。かなり大きいので据え置き機として使うのが良さそうね。↓

T-BOOK X10

▼大型のディスプレイは動画視聴と相性が良さそう!ディスプレイはかなり開くようになってるので使い勝手も良さげですね!↓

T-BOOK X10

T-BOOK X10

▼キーボードはゆとりある配列。便利なテンキーも搭載。タッチパッドには指紋センサーも埋め込まれてます。↓

T-BOOK X10

カラーは本製品のブルー以外にシルバーも選べます。ブルーは落ち着いた色合いでなかなか渋い。全体的な質感は悪くないですね思っていたよりもスリムでスタイリッシュ。

▼天板はロゴ入り。スリムでデザインも悪くない。↓

T-BOOK X10 T-BOOK X10

ポートはUSB-A(3.0)×2、USB-A(2.0)×1、USB-C×1、HDMI×1、イヤホンジャック、MicroSDスロット、充電用ポートと充実。PCの左右にUSB-Aが備わってるので使いやすいです。

▼左側面↓

T-BOOK X10

▼右側面↓

T-BOOK X10

底面は大型のダクトを搭載。このサイズになるとSSDへ簡単にアクセスできるようになってるのかな?と思ってたんですが、残念ながら底面パネル全て外さないとアクセス出来ないようです。

▼底面はこんな感じ。SSDスロットの別蓋が付いてたら良かった。↓

T-BOOK X10

付属品・同梱物

  • ACアダプター(65W・日本のコンセント非対応)
  • 保護フィルム(貼り付けた状態で付属)
  • 説明書
  • プラグ変換アダプター(日本のプラグ形状ではない。。)

▼同梱物は充電器+ACアダプター+説明書。充電器のプラグ形状は日本のコンセントと違うのでオマケでプラグ変換アダプターが入ってましたが、これも日本のプラグ形状ではありませんでした(笑)なので変換アダプタを用意しましょう!↓

T-BOOK X10 T-BOOK X10

T-BOOK X10を実際に使って分かったこと

T-BOOK X10は15.6型のディスプレイ、テンキー付きのキーボード、Athlon Gold 3150U搭載がウリのモデル。実際にどのような使い方が向いているのか実際に使いながら分かったことを共有したいと思います!

▼YouTubeではテンポ良く見られる凝縮レビューも公開中!質感・カラー・雰囲気は実機動画でチェック!↓

OSは日本語に切り替えが必要

T-BOOK X10が届いて電源をオンにしたら初回セットアップの画面が表示されるのではなく、adminアカウントで既にセットアップ済み。僕は勝手にセットアップされるのは好きじゃないので工場出荷状態に戻す予定。

で、とりあえずセットアップ済みのアカウントで起動したんですが、この状態ではOSの言語がEnglishに設定されてました。

▼もちろんOSはマルチランゲージに対応しているので設定さえすれば日本語で利用可能ですが、言語パックのインストールが必要です。↓

T-BOOK X10

▼以下の記事で日本語への切替方法を紹介しているので参考にしてみて下さいね!↓

海外Windows10搭載モデルの購入前に注意すべきポイントと日本語化方法

15.6型のディスプレイは動画視聴も作業も捗る!

普段使っているノートパソコンが13.3インチなんだけど、T-BOOK X10が届いて画面をパカッと開いた瞬間、「画面でけぇ!」ってのが第一印象。

解像度はFHD(1,920×1080)で十分。比率は16:9なので液晶テレビと同じ比率です。YouTubeなどの動画は16:9がほとんどなので画面いっぱいに映像を再生できて迫力満点。

▼ガルマックスの動画も16:9/FHDで作っているので、画面いっぱいに綺麗な映像が流れて感動。動画視聴するならデカイ画面が良いね!↓

T-BOOK X10

デフォルト状態での拡大率は125%。これが推奨なのですが、僕は15.6型だと拡大率100%でも文字が読めるので変更してデスクトップ領域を広げて使ってます。この広さになると様々なウィンドウを開いての操作も快適。

大型なので毎日仕事で持ち運ぶのはしんどいですが、自宅内での移動くらいなら全然問題なし。

ほとんど家から出さないから大きめのディスプレイを搭載するノートパソコンがほしいなら、このサイズは動画視聴時の迫力や作業のしやすさなど利点も多々あるので悪くない選択だと思いました。

▼調べ物しながら記事を書く、などのマルチウィンドウ作業も超快適。在宅ワークも捗りそう↓

T-BOOK X10

キーボードは打鍵感良好。でも、US配列だから注意

T-BOOK X10は大型の筐体を活かしてテンキーを搭載するフルサイズのキーボードが備わってます。テンキーが備わっているのでテンキー以外の入力やタッチパッドは左寄りになってますが、慣れりゃ全く問題ない。

打鍵時は若干カチャカチャと音がするんですが、長文タイピングは快適にできてます。タッチパッドも大型で操作しやすいですが、こっちもクリック時の音が結構ちゃっちい。

▼キーボードの配列はこんな感じ。たわみは少なめだけど打鍵音はちょっと安っぽい感じ。↓

T-BOOK X10

▼タッチパッドとiPhone 12 Proを比較。かなり大きいので操作性は良いけどクリック時の音がこっちも結構安っぽい。↓

T-BOOK X10

キーボードはUS配列のみなので残念ながら日本語配列のキーボードは選択不可。まぁ、ローマ字入力だから問題ないんだけど、US配列は「半角/全角キー」が無いから切り替えは「Alt」押しながら「〜」を押して切り替えなくちゃいけないのが面倒。

そのあたりが問題ないよーってんならキーボードに対する大きな不満は無いかな!

▼キーボードはUS配列でよく使う「半角/全角」キーは備わってない。↓

T-BOOK X10

PD対応USB-C、バックライトキーボード、指紋認証など便利な仕様が充実

価格の安いノートパソコンは便利な機能が省かれがちなんですが、T-BOOK X10は色々と備わってます。

まずはPD対応のUSB-Cポート。このポートは万能でUSB-C→HDMIの変換ケーブルを利用すると映像出力もできます。また、PD対応のチャージャーやモバイルバッテリーに接続すると充電もできちゃう。

▼付属のACアダプターが破損しても日本で手に入るPD充電器やUSB-Cケーブルで充電できるのは安心感が高い。↓

T-BOOK X10

続いてはバックライトキーボード。暗いシーンでもキーボードが美しく輝くことで視認性も増し使い勝手がグッと向上。バックライトカラーも淡い紫のような色でお上品。安いノートパソコンだと備わってないモデルが多いんですが、これも使えます。

▼美しく輝くバックライトキーボード。↓

T-BOOK X10

ログイン時に便利な指紋センサーも搭載。タッチパッド左上に備わっているので右手の指紋を登録しておけばスムーズにロック解除できます。実際に使ってますがロック解除速度・精度も申し分なし。超快適。

▼指紋センサーはログイン時に面倒なパスワード入力を省けるので重宝してます。↓

T-BOOK X10

もちろんインカメラも搭載。画質は最低限という印象なんですが、コロナ禍でビデオ会議が増えたのでカメラ搭載はありがたい。良かった点は利用時にカメラ横のランプが点灯すること。利用している状況が視覚的に分かるのは良いね!

▼カメラを使っているとランプが点灯するのでセキュリティ的にもGood↓

T-BOOK X10

普段使いは十分な性能。ゲームはキツい

さて、肝心の性能なんですが、思っていたよりも快適に動いてくれてます。Athlon Gold 3150U頑張ってる感じ。メモリも16GBだし普段使いでは十分。

例えば、WEBブラウザーで完結するような使い方なら全く不満なし。YouTubeやNetflixなどの動画視聴、ブログの更新やスプレッドシートの編集など快適。

ガルマックスではYouTubeで凝縮レビューを配信しているんですが、この程度の動画編集なら全く問題なし。快適に編集〜エンコードまで出来てます。

動画編集ではこんな感じでした。

  • FHDソースの映像を約70カットインポートして編集
  • 映像表示はフルに設定
  • カット・字幕入れ
  • 仕上がりは約5分の映像
  • H265/FHDで書き出し(ハードウェアエンコード)

書き出し時間は同じ動画でMacBook Pro(M1)が2分30秒ほどに対し、T-BOOK X10は5分。約2倍の書き出し時間ではありましたが、端末価格を考えると十分かな。編集中は動作の鈍さも感じることなく作業出来たのでGood!

▼大画面なので13.3インチのMacBook Proよりも編集は快適に感じた。↓

T-BOOK X10

普段使い〜簡単な動画編集程度なら大きな不満なく使えているんですが、ゲームはちとキツイ。基本的に僕はFHDでゲームをプレイするんですが、この解像度だと古めのスカイリムでも冒頭シーンでフレームレートが20FPSを切ることもありました。

もちろん、画面解像度を下げるなどの調整で快適度は向上しそうなんですが、そもそもゲーミングモデルでは無いので、ゲーム用途も含んでノートパソコンを探している方にT-BOOK X10はオススメできないかな。

▼スカイリムは快適ではないけど一応動いた。かなり設定を煮詰めて画質を妥協すると遊べなくもない。↓

▼ベンチマークも回して見たのでチェックしてみて下さい。ストレージ速度はハイエンドクラスに匹敵するので起動やシャットダウン、アプリの立ち上げなどが早く体感速度はかなり早く感じます。↓

T-BOOK X10

T-BOOK X10

T-BOOK X10

T-BOOK X10

メモリ・ストレージの増設/換装ができる

T-BOOK X10はメモリ・ストレージがマザボ埋め込みではなくスロット式なので増設/換装OK。但し、これらにアクセスするには背面パネルを取り外す必要がありまして、その際に封シールを破らなきゃいけません。

パカッと背面を開いてみると、512GBのMVNeストレージ、8GB×2のメモリ(空無し)の状態でSATA M.2 SSDのみ空きスロットとなってました。

背面パネルもネジを外すだけなので比較的簡単にアクセスは出来るんですが、せめてSATA M.2 SSDスロットへのアクセスは別蓋を用意して簡単に増設できるようになっていれば良かったなぁって思います。

▼背面パネルを取り外すとメモリ・ストレージにアクセスできる。↓

T-BOOK X10

T-BOOK X10の実機レビューまとめ

T-BOOK X10は思ってた以上に快適に動作してくれたので、ライトな使い方が中心なら長期的に愛用出来るんじゃないかと感じました。

15.6型の大画面ディスプレイを備えているので、「広いデスクトップ領域で作業したい方」「動画など迫力ある映像で楽しみたい方」にオススメ。但し、サイズが大きく重量もあるので、自宅で利用すること前提で検討して下さいね。

パワーも思っていた以上にあったので、FHD解像度の映像+BGM+字幕+効果音のシンプルな構成の動画編集も想像以上に快適にできたので、YouTube動画編集の入門用PCとしても良いかも。画面大きくて作業しやすいしね。

日本で同じCPUを搭載するモデルと比較すると、T-BOOK X10はとってもお得にこの性能が手に入るので是非検討してみて下さい!

■メモリ8GB+容量128GB■
初出時価格→469.99ドル
過去最安値→399.99ドル
▼[Banggood]割引クーポン適用で459.99ドル!↓

■メモリ8GB+容量256GB■
初出時価格→529.99ドル
過去最安値→489.99ドル
▼[Banggood]割引クーポン適用で489.99ドル!↓

■メモリ16GB+容量512GB■
初出時価格→599.99ドル
過去最安値→469.99ドル
▼[Banggood]セール価格で494.99ドル!↓

T-BOOK X10の口コミ・評判

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#ガルマックスユーザレビュー

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